小学生におすすめの読書感想文の本をご紹介!
小学生のお子さんの宿題に読書感想文がでると、どの本を選んでいいか悩んでしまいますよね。この記事では、小学生におすすめの読書感想文の本を紹介しています。また、本の選び方もお伝えしているので参考にしてください。
読書感想文は、本を理解して自分の思ったことや考えを文章に落とし込み相手に伝えるために書くものです。ぜひ、小学生のお子さんが興味を持って読み進められる本を見つけて読書感想文を完成させてくださいね。
小学生向け読書感想文の本の選び方
内容が想像できる
小学生の読書感想文を書く本を選ぶときは、本のタイトルや絵を見てお子さんが内容を想像できる本がおすすめです。
読書感想文は内容を理解して自分の感じた気持ちや考えを文章にするので、はじめにどんな本かを想像することが大切。
例えば、小学生に身近な図書館を題材にした「としょかんライオン」。もしライオンがいたらと想像することで本の理解が深まります。
第一印象は役立つので、本を読む前にたくさん想像するのがおすすめ。
サブタイトル付
タイトルだけで想像できな場合は、サブタイトルがついている本を選ぶのも小学生の読書感想文の本を選ぶときにおすすめです。
タイトルは本全体を表す地図、サブタイトルは方向性が分かる方位磁針のようなもの。
名作の小学生に人気のスイミーは、「ちいさなかしこいさかなのはなし」というサブタイトル。
スイミーだけのときよりたくさんのことを想像できます。間違っていても想像と違ったことを書けるので、自由に想像してください。
目的を設定
どんな目的で読むかを決めるとより本の理解が深まります。
読み流してしまうと内容が入ってこないので、本と対話をするようにすると読書感想文が書きやすくなるからです。
「オランウータンに会いたい」を題材に選んだなら、オランウータンのことか筆者の気持ちが知りたいのかで、読み方が変わり読書感想文の内容も変わってきます。
本から何を知りたいか、簡単でいいので目的を持つことが小学生が読書感想文を書くときは重要です。
身近なテーマ
小学生の読書感想文は身近なテーマの本を選ぶと、想像や目的設定も簡単になります。
自分で経験したり体験したことで意見や感想を言いやすいのは、小学生のお子さんも同じで、読書感想文にも同じことが言えます。
「ぐらぐらの歯」は小学生なら多くの子が経験したり、お友達の歯が抜けたりと、とても身近な題材です。
お子さんの身近な題材の本を選ぶことで、ぐっと情報が集めやすくなり小学生でも読書感想文が書きやすくなりますよ。
本選びはお子さんに
お子さんに本を選ばせることが小学生が読書感想文を書くことで一番重要です。
つい口を出してしまいたくなりますが、タイトルから想像し目的があれば、どんな本でも読書感想文は書くことができます。
「りゆうがあります」は鼻をほじったりするので感想が書けなそうですが、親子関係を良好にしてほしいという筆者の願いが込められた本。
小学生の目線で感じる筆者の願いを探すためにも、お子さんが本を選ぶことが大切になってきます。
小学生におすすめの読書感想文の本《低学年》
しごとば
在宅ワークが急増している近年、家でご両親が働いている姿を見て仕事に興味を持ったお子さんにおすすめなのが「しごとば」シリーズの本です。
仕事の内容や道具など絵や写真を使って詳しく紹介され、小学生の低学年でも楽しく読めます。
タイトルや表紙からも想像がしやすく、自分がなりたい職業として読んだり、両親はどんな職場で働いているんだろうと目的も明確に持ちやすい。
小学生でも身近に感じれるので書きやすい題材の本です。
どこからきたの?おべんとう
第67回の読書感想文コンクールの小学生低学年の部に選ばれた「どこからきたのお弁当」。
食の生産や流通がわかりやすくまとめられ、社会的なことも学べるのはもちろん、たくさんの人が食に関わっていることが分かる一冊です。
お弁当という小学生に身近な題材なので色んな想像ができ読書感想文も書いやすく、仕事目線や自分目線で読めるのも◎。
普段何気なく食べていたお弁当の秘密を知れ、ワクワク感を楽しめる本になっています。
りんごかもしれない
お家時間が長いからこそ、お家にいながら小学生の目線で読書感想文を書ける本もありますよ。「りんごかもしれない」は、もしかしたらりんごはメカかもしれない、お家かもしれないと、たくさんの発想力を教えてくれる一冊。
イラストが非常に細かく書いてあるので、小学生の低学年でもイメージがつかみやすく、自分ならどう思うか、他のものならどうなるかなど多角的な視点で読めるので、読書感想文が書きやすい内容となっています。
なまえのないねこ
数々の受賞歴のある「なまえのないねこ」。
一匹の野良猫は他の猫に名前があることを羨ましがりますが、本当に欲しかったのは名前ではなく…。ラストは大人でも涙する人も多い人気作品で、感情移入しやすい本です。
タイトルも明確でリアルな猫の表情からも様々なことを想像でき、ストーリーもわかりやすいので、小学生の低学年の読書感想文におすすめの本となっています。
また、社会問題となっている捨て猫にも言及できる良書です。
番ねずみのヤカちゃん
番ねずみってなんだろうと想像が膨らむこちらの本は、世界傑作童話シリーズ作品で、読書感想文におすすめの本。
屋根裏で暮らしているねずみの一家はバレないよう必死ですが、子ねずみのヤカちゃんはいつも大きな声を出してしまい一家は大ピンチ!
ドキドキするシーンが満載で読みやすく、感情移入しやすいので小学生の低学年の読書感想文におすすめ。
冒険やファンタジーが好きなお子さんに手に取ってもらいたい一冊となっています。
小学生におすすめの読書感想文の本《中学年》
ふたりはともだち
小学生の教科書にも採用された「ふたりはともだち」。
がまくんとかえるくんの凸凹コンビが繰り広げるユニークな話が5話に分けられ、飽きずに読める工夫のある作品。教科書では「おてがみ」が掲載されましたがその他4話も必見です。
ストーリー展開も多彩で、相手はどんな気持ちなのか、自分ならどうしたかなど、小学生の中学年になると深くまで推察できる力がついてきますよね。
気持ちをどんどん表現するのにおすすめの一冊です。
どうするどうするあなのなか
猫とねずみが必死に穴から這い上がろうとする表紙のこの本は、普段は敵同士の二組が知恵を絞りあう内容で読書感想文を書くのにおすすめです。
まるでトムとジェリーのような掛け合いは、小学生の中学年のお子さんでも楽しめる内容。
普通に読んでもいいのですが、せっかく知恵を絞り出している猫とねずみが登場するので、ページをめくる前にお子さんならどう思うか、質問しながら読むと理解が深まり感想がぐっと書きやすくなります。
天気のふしぎえほん
異常気象という言葉を数年前からよく耳にしているので、天候や自然に興味のあるお子さんにおすすめなのが「天気のふしぎえほん」です。
天気の普段の疑問を図解入りで詳しく紹介してくれているので、中学年でも分かりやすい内容となっています。
天気という身近な題材で、タイトルのふしぎというキーワードからもお子さんが感じ取るものは多いでしょうし、疑問を解決できた内容は相手に伝えやすいので読書感想文にぴったりの本です。
つみきのいえ
アカデミー賞など様々な賞を受賞したアニメーションを絵本にした「つみきのいえ」。
表紙をよく見ると、家にぴったりとつけられた船や外につけられた階段など、どこか違和感を感じますよね。
実は海面が上がってきてしまい上へ上へと家を積み上げていくしかなくなった老人が、昔に思い出を振り返る話ですが、環境問題にも警鐘を鳴らした本で読書感想文におすすめです。
本の内容が難しい場合は、アニメーションと合わせてみるのも◎。
わたしたちのカメムシずかん
タイトルを見ると、カメムシ?と敬遠してしまいますが、岩手県にある小学生たちが奮闘した実話を元に制作。
タイトル、サブタイトルともに情報量が多く疑問や想像がしやすく、読書感想文も書きやすい一冊となっています。
虫が好きな子はもちろん、研究心や探究心のある中学年のお子さんにも、小学生たちの観察する姿は身近に感じられるのでおすすめですよ。
また、内容が具体的なのでチャレンジ精神も湧いてくる内容となっています。
小学生におすすめの読書感想文の本《高学年》
文章教室
文章を書くのに苦手意識のあるお子さんは苦手なのではなく、書き方がわからない場合がほとんどです。
小学生の高学年の宿題で読書感想文が出されたら、かなりストレスを感じてしまうかもしれません。そんなときにおすすめなのが「文章教室」です。
堅苦しいイメージですが、主人公に猫が文章の書き方を教えるという斬新な設定で、物語調で非常に読みやすい本です。
文章の書き方も物語も両方楽しめる、おすすめの一冊となっています。
ルドルフとイッパイアッテナ
迷子になってしまった黒猫のルドルフが、ボス猫のイッパイアッテナに出会い、成長してく冒険物語。
タイトルの「イッパイアッテナ」や、表紙の黒猫の堂々とした表情など想像できるポイントが多く、好奇心旺盛なお子さんにおすすめです。
ページ数が多いですが、ワクワクする冒険物語はどんどん読み進められるので小学生の高学年の読書感想文も最適な一冊。
また、映画化もされているのでわかりにくい時は映像も見てみるといいですね。
二分間の冒険
259ページもある本なのに冒険は二分間?と、タイトルから様々な想像が湧き出てくる「二分間の冒険」。
異世界・魔法・竜との対決・謎が盛り込まれた内容なので、どんどん惹き込まれていき、男の子はもちろん女の子にもおすすめの小説。
読みやすさも大事ですが、様々な仲間たちとも出会う内容なので、友情や勇気を感じられる部分も満載。主人公は6年生なので感情移入しやすく、小学生の高学年の読書感想文にぴったりの一冊です。
ワンダー
いじめを題材にした「ワンダー」は全世界で感動を巻き起こし300万部も販売されいる本です。
ワンダーは病気のため何度も顔の手術を受けており、その外見からいじめにあってしまうところから物語が始まります。
主人公、家族、いじめる側など様々な視点から読み込める本なので、読書感想文も書きやすくなっていあます。
デリケートな内容ですが、小学生でも視野を大きく広げる一冊なので、チャレンジ精神旺盛なお子さんにおすすめ。
こどもSDGs
地球上の誰一人取り残さないというコンセプトの元立ち上げられたSDGs。ニュースで取り上げられたり、様々な企業が参加し目にすることも多くなった題材です。
貧困、医療、エネルギーなど17項目の問題をわかりやすく解説。
世界ではどんなことが起こっているのかを知り、自分に何ができるかを考える。
難しそうですが、小学生の高学年の視点から、どの様に見えるかを書けばいいので、読書感想文におすすめの一冊となっています。
小学生におすすめの読書感想文の本まとめ
今回は、小学生におすすめの読書感想文の本を紹介してきました。タイトルや表紙から色んな想像ができる本を選ぶと目的も定まるので、自分の感想もどんどん出てきます。また、小学生のお子さんの興味や関心がある身近なテーマの本を選ぶことも重要。
読書感想文は、本を一度理解することが必要なので、文字と絵どちらが情報が引き出しやすいか一度話し合ってみて本を選ぶといいでしょう。素敵な読書感想文ができるよう願っています。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物