いま読まれている、おすすめのノンフィクション本。ジャンル別に名作をお届け

ノンフィクション作品には、真に心に響く名作があります。今回は、おすすめのノンフィクション本をご紹介。感動を呼ぶ本、社会問題に迫った本、実際の事件を綴った本などを厳選しました。おすすめノンフィクションの名作を、存分に楽しんでください。

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いま読まれている、おすすめのノンフィクション本。ジャンル別に名作をお届け
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ライター

海沿いの町で夫と子ども達と暮らしながら、英語を使った仕事をしています。映画・キャンプ・海・手作り・本・エクササイズ、色んな事が大好きです。Let’s try anyway!とにかく何でもやってみよう。

おすすめのノンフィクションの本をご紹介

「事実は小説よりも奇なり」。ノンフィクション作品には、真に心に響く名作があります。今回は、おすすめのノンフィクション本をご紹介。

感動を呼ぶ本、社会問題に迫った本、実際の事件を綴った本などを厳選しました。本の中の人物が存在していたという感動、今もどこかの社会で起きている問題。

ノンフィクションには、作品をリアルに体感できる魅力があります。おすすめノンフィクションの名作を存分に楽しんでください。

おすすめのノンフィクションの本|感動

ノンフィクション本①人生最後の授業

毎週火曜日に行われる、モリー先生と著者の2人だけの授業。

難病と闘い、自分の死期を悟っているモリー先生の「人生」を語る言葉は、深いというひと言では表せないほど胸に響くものばかりです。

自分の生き方に迷いを感じている人にもおすすめの名言がたくさん。

押し付けがましさのまったくないモリー先生の授業は、誰の心にもストンと落ちるでしょう。アメリカでは長期ベストセラーとなったおすすめの名作です。


 

 

ノンフィクション本②スタバが変えた人生

64歳で挫折を味わったエリート男性の人生は、スターバックスによって一変します。どん底に落ちてからの著者の心の変化がリアル。

ノンフィクションということを忘れるほど、物語としてとても面白く読みやすい作品です。

人は大人になるほど、独りよがりな概念や偏見を持ってしまいがち。

いくつになっても新しい考えを受け入れ学んでいきたいと思える、おすすめのノンフィクション作品です。


 

ノンフィクション本③犬たちの持つ力

日本で初めて盲導犬育成を試みた更生施設を、7年以上取材したおすすめのノンフィクションです。

子犬と関わっていく中で、受刑者たちにはさまざまな変化が。

長年にわたって受刑者一人一人の心を開いていったであろう、著者の丁寧な取材に胸が熱くなります。

人間と動物が共に暮らしていく意味の大きさを教えてくれる作品。子どもから大人まで多くの人に読んでほしい、おすすめの名作です。


 

ノンフィクション本④自然と共存

探検家であり写真家・星野道夫さんのアラスカでの暮らしを綴ったおすすめの名作。ページを捲るごとに、広大なアラスカの情景が頭に浮かびます。

日々の忙しさやデジタルな暮らしに押しつぶされそうな時は、ぜひこの本を手に取ってみてください。

自然の美しさや脅威、豊かさに心が動かされるかもしれません。著者のすっきりとして穏やかな文章は、読むたびに新たな感動を与えてくれるでしょう。


 

ノンフィクション本⑤「死」を悟った時

絵本作家・佐野洋子さんが、余命2年の宣告を受けてからの心境を綴ったノンフィクション作品。

死期を知ったあとも、明るく楽しく生きる様がかっこよく、感動を呼びます。

「死」というテーマを明るくリアルに綴っていて、自分の「死」、親の「死」などを考えるきっかけにも。

著者の息子さんが「お袋は死ぬ気まんまん」と言ったことから、このタイトルが付けられたそうです。感動の傑作をぜひ。


 

おすすめのノンフィクションの本|社会問題

ノンフィクション本⑥命の尊さ

愛媛県の動物愛護センターで、犬の殺処分に関わる職員たちの苦悩を綴ったノンフィクション本。

殺処分される動物を1頭でも減らしたいと日々奮闘する人たちの、リアルな日常が描かれています。「生き物の命」について多くの人の心に響くでしょう。

この本には胸が痛くなるほどの辛い現状が出てきますが、目をそらさずにたくさんの人に読んでほしい作品。ペットを飼っている人にもおすすめです。


 

ノンフィクション本⑦政治との関わり方

国や政治について時にはじっくり考えてみたい、そんな時におすすめなのがこの作品。

なぜ日本国民は政治に期待を持てないのか、辛辣な文章でズバッと語られます。

今の政権に批判的な人もそうでない人も、一度は読んでほしいジャンル。読み終わる頃には、政治への自分の考え方が改めてはっきりとわかるかもしれません。

最近政治に興味を持ち始めた人にもおすすめのノンフィクション本です。


 

ノンフィクション本⑧スポーツ界の人種差別

人種差別が多いと言われるヨーロッパのサッカー界で実際に起こった事例や、差別と闘う団体を取り上げたおすすめノンフィクション。

2014年にはJリーグでも、サポーターによる人種差別行動が原因で無観客試合になっています。

一方で、海外で活躍する日本人選手が差別を受けることも。

差別をなくすには?を考えるきっかけとなる本書は、サッカーやスポーツを愛するすべての人におすすめの名作です。


 

ノンフィクション本⑨温暖化の真相

二酸化炭素による地球温暖化という、すでに常識となったテーマを根底から覆すノンフィクション作品。

この本の中では、温暖化は進行しておらず今後は寒冷化が進むとのデータも出ています。

海外では、温暖化の原因が二酸化炭素であるというそもそもの説が疑問視されている今、おすすめの1冊。

温暖化対策に多くの税金が使われているからこそ、身近な問題として考えたいですね。


 

ノンフィクション本⑩「親」と「介護」

映画監督である著者が、自身の親の介護を追い続けたドキュメンタリー映画の書籍版。認知症となった母親と、その家族たちを描いています。

親の介護という現実に直面した著者。その素直な心の声がストレートに胸に響きます。家族の深い温かさを存分に味わってください。

「介護はまだ先のこと」と考えている人にもぜひ読んでもらいたい、おすすめのノンフィクション作品です。


 

 

おすすめのノンフィクションの本|事件

ノンフィクション本⑪戦後最大のミステリー

1968年12月10日、東京都府中市で現金輸送車が襲われた「三億円事件」。戦後最大の完全犯罪と呼ばれています。

関連作品がたくさん出されている中で、事件の経緯について詳しく書かれているのがこちらの本。事件を一から知りたい人におすすめです。

いまだ真犯人は明らかになっていないこの事件。ノンフィクションといえども、信じるかどうかはあなた次第です。


 

 

ノンフィクション本⑫女性視点の傍聴記

2007年〜2009年にかけて起きた連続不審死事件の裁判傍聴記。犯人のインパクトの大きさ、その手口や内容から、連日メディアを賑わせていました。

この本は事件の裁判を100日傍聴した女性記者が、独自の視点で書いています。女性ならではの目の付けどころが面白いのもおすすめポイント。

彼女はなぜ複数の男性を騙すことができたのか、気になっていた人におすすめの作品です。


 

ノンフィクション本⑬獄中からの告発

収監中の元暴力団組員からの告発をもとに記者が執念の取材をし、複数の殺人事件を摘発した「上申書殺人事件」。

この作品は、その一部始終を書き記したノンフィクションの名作です。

自分の足で現場を訪れ、独自の取材を重ねた記者のバイタリティーには感嘆のひと言。

社会を大きく揺るがせたこの事件は、のちに映画化もされています。重厚な本物のミステリーをお望みの人におすすめです。


 

ノンフィクション本⑭ジョンFケネディ入門書

1963年に暗殺された、第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディ。暗殺された2日後に容疑者が死亡したことから、いまだ謎に包まれています。

ケネディ元大統領の人となりを交えながら書かれているこの作品。これまであまりJFK関連の本を読んだことのない人に、特におすすめです。

没後60年近く経ってもなお謎の多いこの事件。関連作品をいろいろ読んでみるのもおすすめですよ。


 

ノンフィクション本⑮コロンバイン高校の真実

1999年にアメリカ・コロラド州のコロンバイン高校で起きた、銃乱射事件の詳細を追ったノンフィクション本。

犯人である高校生2人の性格や事件の背景などが、著者の丁寧な取材により明らかにされています。

事件を起こした少年たちはどんな環境で育ったのか、どのように社会とかかわってきたのか。

思春期の年頃の子どもを持つ人にも読んでほしい、おすすめのノンフィクション作品です。


 

おすすめのノンフィクションの本|その他

ノンフィクション本⑯大統領夫人の素顔

強く聡明な女性の作品が読みたい人には、こちらがおすすめ。全世界で1000万部を突破した名作です。

アフリカ系アメリカ人として、初のファーストレディーとなったミシェル・オバマ。

この作品には、子ども時代のこと、人種差別に苦しんだ学生時代、結婚、出産、仕事と、ミシェル・オバマの人生が詰まっています。

多くの女性におすすめしたい、名作ノンフィクションです。


 

ノンフィクション本⑰ニューヨークの人々

ジャーナリストとして活動する著者が、ニューヨークで暮らす人々を描いたおすすめエッセイ。

大都会で生きる人たちとの温かでリアルな交流が人気を呼び、全9シリーズが出ている名作です。

実際の経験をユニークに書いた文章の所々には、ためになるネイティブの英語フレーズが。

読書のついでに英会話も学びたい人におすすめの作品です。ニューヨークで暮らしている気分で読んでみてください。


 

ノンフィクション本⑱名作キューバ旅行記

オードリー若林正恭さんの旅行記エッセイ。若林さんの声が聞こえてきそうな文体が面白く、読書初心者にもおすすめです。

キューバの情景が浮かび、まるで一緒に旅をしている気分。力が抜けているようで心に響くその筆力に、初めて読んだ人は圧倒されてしまうでしょう。

キューバへ行きたい人も、オードリーを知らない人も、あらゆる人に読んでほしいおすすめの名作。本当におもしろいです。


 

ノンフィクション本⑲NIKE創業者の自伝

2018年のビジネス書大賞を受賞したナイキ創業者による自伝は、すべての働く人におすすめの名作。

世界的ブランドの創業に大きく関わっていた日本の企業についても綴られています。

自分の信じる道を突き進む彼の執着心は、仕事に対するひたむきさを思い出させてくれるでしょう。

もしあなたが今人生の岐路に立っていたり、何かに迷っていたりするのなら、この本を読むことをおすすめします。


 

ノンフィクション本⑳宇宙飛行士になった妻

日本人女性初の宇宙飛行士となった向井千秋さんの夫・向井万起男さんによるおすすめエッセイ。

宇宙飛行士を目指し、そして実現させた妻を愛情たっぷりに支える様子に心が温まります。

夫でなければわからない、向井千秋さんの人となりやエピソードも魅力的。

普段なじみのないNASAの人たちが、なんだか身近に感じられてしまいます。笑って泣ける、おすすめの名作ノンフィクションです。


 

おすすめのノンフィクションの本まとめ

今回はおすすめのノンフィクションをご紹介しましたが、気になる作品はありましたか?

ノンフィクションの名作には、小説を越えた感動を味わえる魅力があります。その一方で、目をそらしたくなるようなリアルや、人間の本質に直面することも。

しかし、自分の知らない現実の世界を知ることも、時にはおすすめです。たくさんの名作に触れてさまざまな人の考えを知り、人間力をあげていきたいですね。

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