おすすめの「白黒映画」まとめ。モノクロだからこその良さがある作品をご紹介

白黒映画の中には、名作と呼ばれる有名な作品が数多くあります。今回は、白黒映画の中で特におすすめな作品をいくつかまとめてご紹介します。レトロなおしゃれ映画から、古き良き時代を堪能できる映画、モノクロが活きるホラーなど、バリエーション豊富にピックアップ!

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おすすめの「白黒映画」まとめ。モノクロだからこその良さがある作品をご紹介
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ライター

小さくて可愛いものに目がない、30代の4歳ママです。シルバニアファミリーとセボンスター、90年代サンリオグッズの収集に子供以上にハマっています。話題のファッションやヘアスタイル、その他のあれこれについて、分かりやすくご紹介します。

おすすめの白黒映画を大特集♪

白黒映画の中には、名作と呼ばれる有名な作品が数多くあります。今回は、白黒映画の中で特におすすめの作品をいくつかまとめてご紹介しますよ。

レトロなおしゃれ映画から、古きよき時代を堪能できる映画、モノクロが活きるホラーなど、バリエーション豊富にピックアップ!日本映画、洋画と分けてお届けしますので、ぜひお楽しみください。

おすすめの白黒映画|日本

おしゃれなファッションも魅力の恋愛映画

「月曜日のユカ」は、日本で有名な加賀まりこさん主演の白黒映画です。

加賀まりこ演じるユカは、同世代の彼氏の他にパトロンも携える自由奔放な女の子。60年代の日本を背景に、そんなユカの強く儚い生きざまが描かれます。

白黒でも伝わるおしゃれなファッションやメイクが可愛く、レトロな魅力に引き込まれることお墨付きです。

日本のおしゃれな白黒映画を観たい!という方におすすめ。


 

 

明治時代の悲恋を描いた恋愛映画

いつの時代も、恋愛の悩みは変わらないもの。「野菊の如き君なりき」は、明治時代のある若者の悲恋を描いた物語です。

映画は老人の回想で始まりますが、白枠という手法を通して描写される回想シーンは、白黒のノスタルジックな雰囲気をぐっと盛り上げます。

絵本のような感覚で楽しめる、清廉な世界観にひたりたい方におすすめの白黒映画です。


 

家族愛のもろさを実感させるヒューマン映画

日本映画「東京物語」は、世界でも名作として人気の高い白黒映画です。

時間を経た家族の心が離れていくさまを、子供に会いに尾道から上京した両親の視点で描きます。

全編ロー・アングルで撮影されており、白黒ながら登場人物たちに感情移入がしやすい工夫がされているのもおすすめポイント。

ヒリヒリとした痛みが胸に残る、感傷的なラストも秀逸です。


 

師弟の絆が涙をさそう名作映画

教師と教え子の絆を描いた、日本の白黒映画「二十四の瞳」。戦時中の混乱の中、教え子に愛情を注ぎ続けた女教師に胸打たれる感動の名作です。

のどかな小豆島と穏やかな学校生活に対し、子供たちの貧困や家庭問題、そして容赦なくおそいかかる戦争の対比が痛々しく、師弟愛の深さがより一層美しく際立ちます。

人と人との関わりが鮮明に感じられるのは、白黒だからこそです。


 

幕末を舞台に繰り広げられる喜劇映画

白黒映画というと陰鬱としたイメージもありますが、「幕末太陽傳」はひと味違います。時代は幕末。

一文なしで遊郭に遊びに来た男が巻き起こす、破天荒で爽快なドタバタコメディが楽しい気持ちにさせてくれますよ。

落語をそのまま映画化したような、テンポのよさもみどころ。また、着物や小物などの再現性も高く、その点も注目したいポイントです。


 

少年少女の交流に心が染みるドラマ映画

80年代の日本映画はカラーが主流でしたが、監督の意図で白黒となった映画もあります。中でもおすすめなのが、「泥の河」。

太宰治賞を受賞した小説をもとに映画化され、アメリカアカデミー賞にもノミネートされた名作です。

戦後の日本を舞台に、少年少女のひと夏の交流を描いた物語は、淡いだけでなくどこかやりきれなさを感じさせる奥深いものとなっています。


 

生き方を再考できる青春映画

現代にあえて白黒で撮影した映画もおすすめですよ。「ボレロ」は、バンドにいそしむ若者の青春と恋愛を描いたほろ苦いストーリーです。

現実逃避として音楽に没頭する主人公の姿と白黒映像が、見事なまでに調和している作品。

そんな彼に待ち受けている非情な現実が、音楽との向き合い方、そして生き方に変化をもたらします。

モノクロにより引き出される、青春の閉塞感とひたむきさが印象的な映画です。


 

おすすめの白黒映画|洋画

混沌とした世界観が美しいドラマ映画

ひとりでじっくりと精神世界に閉じこもりたい…そんな気分を後押ししてくれるのが、白黒洋画「8 1/2」です。

仕事に行き詰った中年の男を主役に、まとまりのない夢の中にいるようなノスタルジックな世界観を堪能できますよ。

白黒のシンプルな映像に、洗練された構図もおすすめのポイント。監督自身を投影したとも後に語られている主役の男の風貌も味があり、引き込まれます。


 

1日限りの身分差恋を描いた恋愛映画

「ローマの休日」は、世界的にも有名なアメリカの白黒洋画です。

オードリー・ヘップバーン演じるアン王女と新聞記者のたった1日の恋愛が、鮮やかな表現で描かれます。

ローマの観光スポットとしてポピュラーなスポットが随所に出てくるため、洋画をあまり見ない方にもおすすめです。

白黒でも伝わるローマの華やかさ、オードリーの美しさに、ほれぼれする作品ですよ。


 

コーヒー映画としても人気のオムニバス映画

ジム・ジャームッシュ監督が10年にわたって撮りため、2003年に公開された「コーヒー&シガレッツ」。

さまざまな俳優が演者となる、11編のオムニバス形式の洋画となっています。

タイトル通り、コーヒーとたばこを嗜みながらつむがれる独特な世界観は、白黒であることで雰囲気たっぷりの物語に。

喫茶店で隣の客の会話を盗み聞くような、まったりと心地よいおすすめ映画です。


 

グランドホテル形式の先駆けとなったドラマ映画

ホテルを舞台にさまざまな人生模様が同時進行で描かれる映画は、日本でも人気がありますね。

その先駆けとなった「グランド・ホテル」は、そんな忙しくてハッピーな映画が好きな方におすすめです。

ベルリンの一流ホテルであるグランド・ホテルに集まったのは、バレリーナや社長など多彩なキャラクター。

登場人物たちの波乱万丈な人生が交錯する過程を、白黒でお楽しみください。


 

エンタメ性の高いコメディドラマ映画

2011年に上映された白黒映画「アーティスト」は、モノクロ&無音が主流だった1927年のハリウッドが舞台です。

白黒無声映画のスターであった男優と、駆け上がりの女優による恋物語、そしてトーキーへの移行により明暗を分ける2人の人生が描かれます。

直接的に心に訴えかけてくる演技は、音のない世界だからこそ。完成度の高い表現とエンタメ性で、アカデミー賞でも数々の賞を受賞しました。


 

男たちの友情を丁寧に描いたドラマ映画

タイトルの「ダウン・バイ・ロー」とは、兄弟のような関係という意味。この白黒映画では、男たちの友情がのんびりと穏やかなタッチで描かれます。

ひょんなことから刑務所の同じ房に入れられた3人は、1人の提案により脱獄することに。

あてもなく露頭をさまよう3人の間に、徐々に友情が芽生えていきます。1人でまったりと心に染みる映画を観たい、そんなときにおすすめの白黒洋画です。


 

古典的幽霊屋敷のホラー映画

洋画の白黒映画といえば、ホラーもおすすめ。中でも幽霊屋敷の元祖とも言える白黒映画「たたり」は、幽霊や心霊現象が好きな方ならきっと楽しめることでしょう。

恐怖の館として恐れられる洋館へ、超感覚をもつ女性2人と乗り込む超常現象研究家。屋敷で起こる不可思議な現象と対峙します。

白黒の映像は恐怖を増長しながらも、古典的であるが故に際立つ演技のすばらしさもポイントです。


 

おすすめの白黒映画を大特集♪

白黒映画のおすすめを、多岐にわたってお届けしました。白黒だからこそ美しい映像を楽しめたり、また想像の幅が広がったりという楽しみもありますね。

日本映画から洋画まで、白黒で魅せる名作は豊富にあります。ご紹介した映画を観て、モノクロのよさを体感してくださいね♪

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