手作りリース&スワッグで、クリスマスを迎えたい。おすすめ花材と作り方をまとめました

岡山県倉敷市にあるドライフラワー専門店「土と風の植物園」さんと一緒に贈る連載。第14回目はクリスマスに向けて、スワッグやリースを手作りする際のヒントになる情報についてご紹介します。

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手作りリース&スワッグで、クリスマスを迎えたい。おすすめ花材と作り方をまとめました
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手作りリース&スワッグで、クリスマスを迎えたい。おすすめ花材と作り方をまとめました

岡山県倉敷市にあるドライフラワー専門店「土と風の植物園」さんと一緒に贈る連載。

第14回目はクリスマスに向けて、スワッグやリースを手作りする際のヒントになる情報についてご紹介します。

text : ASAKO SAKURAI


 

 

クリスマススワッグ&リース、手作りの良さ

いよいよクリスマスシーズンがやってきました。この時期になると、様々な場所でリースやスワッグなどを作るワークショップが開催されます。

自分でイチから揃えるのは不安、作り方が分からない、という方はそうした場所に足を運ぶのもおすすめです。

自分の手でつくられたリースは、きっとこれまで以上に愛着を持つことができるはず。

さらに生の花材でつくるリースなどは、しばらくはお部屋の中で香りごと楽しむこともできますよ。

今回の連載では、クリスマスリース&スワッグを手作りする方に向けて、おすすめの花材や作り方などをご紹介します。


 

クリスマスにおすすめの花材って?

~赤~

サンキライ

小さな赤い実がたっぷりとついた、サンキライ。ジグザグとした枝の間から花開くように、実がつきます。

その分トゲがあるので、手作りする際には取り扱いに注意が必要です。手袋などをつけて作業をしたほうが良いでしょう。


 

ばらの実

ばらの実

野ばらの実やセンセーショナルファンタジーなど、実はいろいろな種類があります。実際に花屋さんなどで聞いてみても楽しいですね。

 

ばらの実k

ばらの実が入ったスワッグは、こんな感じに仕上がります!

 

~緑色~

モミ

モミ

「クリスマス」といえば、やっぱりモミの木。香りがさわやかで、この香りを嗅ぐとなんだかクリスマスが来たな~と感じます。シルエットもユニークで、リースやスワッグづくりのベースとなる花材として人気です。

 

ネズ枝

ネズ枝

クールな印象のつぶつぶとした実がかわいらしい、「ネズ枝」と呼ばれる花材。全体の色のトーンを落として、落ち着いた印象にしたいときのアクセントに最適です。

 

サツマ杉

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ぽてっとした印象のモミよりも、ふわふわとしていて比較的お手頃価格なサツマ杉。リースやスワッグにボリュームを出したいときにもおすすめです。

 

~実物~

松ぼっくり(松笠)

松ぼっくり(松笠)

もしかしたら一番私たちの身近かもしれない実物が、じつは松ぼっくり。ビッグサイズのものから、ホワイトや蝋がかけられたものまで。様々な加工が施されているものがあるので、見ているだけでも面白いですよ。

 

コットンフラワー

コットンフラワー

コットンフラワーはその名の通り、コットンのふわふわとした形が、「雪」や「冬」を連想させ、クリスマスシーズンには欠かせない花材。ホワイトの他、ブラウンカラーもあるので、好みに合わせて使用しましょう。

 

リースの作り方とポイント

様々な作り方がある中で、今回は「モミのリース」を作るときにおすすめの方法をご紹介します。


 

 

用意するもの

  • リース
  • リースワイヤー
  • モミの木、サツマ杉、コニファーなどの杉類
  • ポイントに使いたい植物

 

大まかな作り方

  1. モミや杉を、10~15センチくらいのパーツ状にカットしていく
  2. リースにリースワイヤーで締め上げるようにしながらモミやサツマ杉を取り付けていく
  3. ところどころポイントとなる植物も入れ込む

ポイント:飾っていると日に日に水分が抜けて、茎や葉がやせてくるので、水分が抜けてしまわないよう、しっかりときつめに締めていきます

 

▼実際の作り方を動画で見てみましょう!

 

スワッグの作り方とポイント

こちらもリースと同様、いろいろなデザインのものがありますが、人気のモミとユーカリを使った作り方をご紹介します。


 

用意するもの

  • モミの木、サツマ杉、コニファーなどの杉類
  • ユーカリ
  • ポイントに使いたい植物(ここではペッパーベリー)
  • 麻紐
  • お好みのリボン

 

大まかな作り方

  1. 手元になる箇所の葉を取り除く
  2. モミの木の上にサツマ杉、ユーカリ、コニファー、ペッパーベリーを重ねる
  3. 麻紐でしっかりと締めて固結びをする

ポイント:こちらも飾っていると水分が抜けて茎がやせ、ぐずぐずと崩れてきてしまいます。そう感じたら、麻紐を締めて結び直すのがおすすめです。

 

▼実際の作り方を動画で見てみましょう!

 

「もっと簡単に取り入れたい!」そんなときには……?

最後に「スワッグ・リースづくりは難しそう!でも何かお部屋に飾ってクリスマス気分は味わいたい……」という方に向けて、おすすめのお花の取り入れ方を教えていただきました。

 

枝×オーナメント

枝×オーナメント

モミの木やサツマ杉などにオーナメントを引っ掛けるのは手軽でかわいらしくておすすめ。高さのある花瓶に生けると、転倒予防にもなります。

 

ポインセチア

ポインセチア

この時期お花屋さんにもたくさん並ぶ、冬のお花であるポインセチア。

 

ポインセチア

一般的な赤色の他、クリーム色のものや斑入りのものもありますよ。毎年変えてみてもいいですね。

 

大きな松ぼっくり

大きな松ぼっくりは、それだけでインパクトがあるので、オブジェのように飾っていただいてもユニーク。

クリスマスカラーの布ものなどと合わせて飾ってみると、よりクリスマス気分を味わえそうなので、おすすめです。


 

プレゼントの挿し枝に

プレゼントの挿し枝に

飾るだけでなく、鑑賞用に買ったモミなどの切り枝を、誰かのプレゼントにそっと差し込む、というのも素敵なアイディアですよね。香りも想いもきっと届くはず。

*

毎シーズンでなくとも、その季節に合わせたリースやスワッグなどの飾り物をつくるという習慣は、きっとあなたの生活を豊かにしてくれるはず。

初めての方も、そうでない方も。みなさんが今しかない、この季節を楽しめますように!

 

土と風の植物園

スワッグ・ドライフラワーのある暮らしを提案するオンラインショップ。倉敷市の中心部から少し離れた緑豊かな小さなアトリエで制作したドライフラワーを販売。

厳選したドライフラワーや道具、動画を見ながら作れるスワッグ手作りキットなど、各種取り揃えています。

HP:https://tsuchikaze.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/tsuchikaze_official/?hl=ja
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