冬といえばイメージするもの特集
みなさんは、冬といえばどんな物をイメージしますか。寒くてついつい家に籠ってしまいがちな冬ですが、この季節は面白いイベントや美味しい食べ物がたくさんあります。
そこで今回は、冬といえばイメージする代表的な物をいくつか集めてみました。この時期ならではの季節を感じるあれこれを紹介するので、お楽しみください。
冬といえばこんなイベントが有名
冬といえば真っ先にイメージするのが、「寒さ」ではないでしょうか。一般的に12月~3月までが冬と呼ばれることが多いですが、この時期は1年の中で最も気温が下がります。
そんな寒さの中でも、季節を感じさせる行事やイベントが日本にはたくさんあるんですよ。冬といえばイメージするイベントをいくつか紹介するので、この冬の予定に組み込んでみてはいかがでしょう。
①クリスマス
冬といえば、12日25日のクリスマスが代表的なイベントですよね。美しい冬の雪景色に、クリスマスのモチーフや音楽をイメージする方も多いかもしれません。クリスマスとは、キリストのミサ(礼拝)という意味。
キリストの生誕を祝うために、キリスト教徒が行い始めたのが起源です。冬といえばクリスマスの装飾やイベントで街中があふれますが、海外では25日はクリスマス休暇が取られるため、多くのお店が休みになります。
②お正月
冬といえば、お正月をイメージする方も多いでしょう。年末年始はどの国でも様々なイベントが行われますが、日本では主におせち料理やお正月飾りを出して過ごします。
お正月の目的は、1年の始まりとして年神様を迎えること。また本来のお正月は1月中すべてを指しますが、今では7日頃までをお正月と呼ぶことがほとんどです。
初詣や挨拶周りなど、日本の伝統的な行事が多いのもお正月の特徴ですね。親戚と会えたりお年玉がもらえたりと、子供たちにとっても嬉しいことの多いイベントです。
③バレンタインデー
冬といえば、2月14日のバレンタインデーも人気の高いイベントですね。愛を伝える日として定番化していますが、古代ローマのヴァレンティヌス司教の名前が由来とされています。この時期には、街でもチョコレートの販売が多く見られるようになります。
冬といえば、可愛くラッピングされたチョコレートをイメージする方もいるかもしれませんね。贈る物がチョコレートに特化しているのは、日本のバレンタインデーの大きな特徴です。
④雪まつり
冬といえば雪。日本には季節を感じさせる行事やイベントがいくつもありますが、冬といえば雪まつりが定番です。雪や氷をテーマにしたイベントを総称して雪まつりと呼びますが、特に知名度が高いのがさっぽろ雪まつりです。
さっぽろ雪まつりは、毎年2月に札幌市で行われるイベント。大きな氷像がずらりと並ぶ光景が圧巻で、冬といえば雪まつりをイメージする方も多いでしょう。
雪の中でダイナミックに遊べるスペースがあったりイルミネーションなども行われ、世代問わず楽しめるイベントです。
冬といえばこんな食べ物が有名
自然や天候だけでなく、食べ物からも季節を感じられます。冬といえばやはり寒い時期なので、寒さに強い食材が旬となる傾向があるようです。また、食材自体は冬の物ではなくても、お正月や冬休みなどのイベントで定番となっているお料理もありますね。
ここからは、冬といえばイメージする食べ物をご紹介します。季節を感じたいときに食卓に出してみると、冬をもっと満喫することができるかもしれません。
①牡蠣
冬といえば、栄養満点で美味しい牡蠣が有名です。牡蠣の旬は12月~2月頃といわれ、この時期の牡蠣はクリーミーでうま味があり、また見た目もふっくらと大ぶりになります。冬といえば鍋が人気ですが、鍋の食材としても親しまれている食べ物です。
日本海側で取れる岩牡蠣と、太平洋側で取れる真牡蠣の2種類が知られていますが、冬といえば真牡蠣。夏が旬の岩牡蠣よりもサイズは小さめですが、甘くこっくりとした味わいで食べ応えがあります。
②カニ
冬といえば、カニが旬な季節でもあります。カニにはいくつかの種類がありますが、冬に美味しいのはズワイガニ・タラバガニ・毛ガニです。
その他に花咲ガニという品種もありますが、花咲ガニの旬は夏になります。カニは生のままでも茹でても食べられる食べ物ですが、冬のカニは鮮度がよく特に美味しいと言われています。
冬といえばお正月ですが、その主役としてカニを食べるというご家庭もあるでしょう。冬の味覚の王様とも言われるカニは、代表的な冬の食べ物と言って過言はありません。
③みかん
冬といえば、みかんとこたつでまったり…という光景もイメージできますね。また、鏡餅やしめ縄に使われることもあり、お正月とセットで連想する方もいるのではないでしょうか。
みかんにはビタミンCや食物繊維が多く含まれているため、美味しいだけでなく栄養補給としても役立ちます。ビタミンCは、風邪予防や美肌に効果が期待できることで有名ですね。
冬といえば、新年会や冬休みで食生活が乱れがち。たまには暖かなこたつとみかんで、体を労わってみてはいかがでしょうか。
④おでん
冬の定番の食べ物として古くから愛されているのが、おでんです。冬といえば、自宅で食べるおでんの他にも、屋台やコンビニのおでんも非常に人気が高まります。優しい出汁で野菜や練り物を煮たおでんは、寒さの厳しい冬にぴったりと言えるでしょう。
大根やこんにゃくがおでんの具の定番ですが、地域や家庭によりちょっぴり珍しい具を入れる場合もあります。例えば東北では貝類や山菜、沖縄では豚足やウインナーを入れるそうですよ。
冬といえばこんな言葉が有名
冬といえば、日本古来の季節を表す言葉がたくさんあります。冬の言葉は4つの季節の中でも特に美しく、中でも厳しい寒さを抒情的に現している物が印象的ですね。
冬になるとテレビやラジオで耳にするけれど、意味が分からない言葉もあるかもしれません。冬を現す美しい言葉は、年賀状や手紙に使うこともできますよ。
①冬将軍
冬といえば、天気予報などで「冬将軍」という言葉を聞くことが増えますね。冬将軍とは、冬の厳しい寒さを擬人化した言葉です。
シベリア寒気団、またはそれに関連して訪れる低い気温のことを指します。言葉の語源は、「general frost」という英語だと言われています。
フランスの軍人であるナポレオンがモスクワを攻めた際、あまりの寒さに撤退することになりました。それをイギリスの新聞が「ナポレオンがgeneral frostに負けた」と報じ、日本語に訳したものが「冬将軍」です。
②雪化粧
冬といえば、「雪化粧」という言葉をイメージする方もいるでしょう。雪化粧とは、雪が降り積もり真っ白になっている景色のことを指します。
まるで野山がおしろいをしたかのような、面白い表現ですよね。「雪化粧をした富士山」「山々が雪化粧をほどこす季節」などという使い方をします。
ちなみに同じような言葉に「銀世界」という物もありますが、これはあたり一面にすべて雪が積もっているという広範囲な景色に使います。それと比較すると「雪化粧」は、山や庭などの一部分を指して使うことがほとんどです。
③三寒四温
冬といえば寒さをイメージしますが、寒暖の周期を現す言葉に「三寒四温」があります。これは、寒い日が3日続くとそのあとに4日暖かい日があるという中国由来の言葉です。
中国や朝鮮半島の一部ではそのような周期の気候が特徴となっており、本来はそれらの気候を表現するために用いられました。
日本では、「三寒四温を繰り返しながら春を迎える」というように、だんだんと暖かくなってくる晩冬に使われます。また、秋から冬に移り変わる時期に使われることもあります。
④寒椿
冬といえば花々のイメージはあまりありませんが、冬に咲き誇る種類の中に寒椿があります。通常の椿よりも早い10月に先始め、12月までにピークとなる寒椿は、俳句の季語として親しまれている美しい言葉です。
山茶花と椿の交配種と言われており、冬椿と呼ばれることもあります。遠目には春に咲く椿とほとんど違いがありませんが、咲く時期の他に散り方にも大きな差があります。
春の椿が花ごとぽとんと落ちるのに対し、寒椿は1枚1枚花びらが落ちていく散り方です。
冬といえばイメージするもの特集まとめ
冬といえばイメージする行事や、冬に美味しい食べ物を紹介しました。冬は寒さが厳しい季節ですが、日本の伝統的なイベントや、旬な食べ物など、冬ならではの楽しみ方がいくつもあります。
また、冬といえばイメージする美しい言葉を知っていると、手紙や会話に深みをもたせることができるでしょう。
冬の魅力や言葉の面白い行事を知って、季節を楽しむ糧にしてみてはいかがでしょうか。
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