冬の花の花言葉をご紹介!
冬の花の花言葉をご存じですか?寒さの厳しい時期に咲く花は、凛としていて美しく感じることが多いでしょう。そんな寒さの中でも綺麗に咲く冬の花の花言葉を12月、1月、2月に分けてご紹介します。
12月はクリスマス、1月はお正月と冬の季節は花を飾ったり贈ったりする機会も多いでしょう。イベント事以外でも日頃の感謝を込めて、素敵な花言葉を持っている冬の花をプレゼントするのも良いですね!
この記事を読み終える頃には、冬の花の名前と花言葉をたくさん知って、冬の花を購入したくなるでしょう。
冬の花の花言葉《12月》
まず始めに12月に咲く冬の花とその花言葉をご紹介します。
12月に咲く冬の花と言えば、クリスマスの時期に飾られるポインセチアをイメージした方が多いでしょう。他にもパンジーやサザンカなど、12月でも綺麗な花を咲かせてくれる冬の花がたくさんあります。
冬の花は比較的、開花時期が長いモノが多いです。冬の花の開花時期も合わせてご紹介しますが、ここでは12月に綺麗な花を咲かせた状態が見られる植物をご紹介します。
12月の冬の花の名前①ポインセチア
まずご紹介する12月の冬の花はポインセチアです。ポインセチアは中南米が原産地の植物です。
また開花時期は12月から2月と長めになっています。ポインセチアは赤色の花を咲かせるイメージですが、他にも白色や紫色など様々な色の花を咲かせられます。
赤色のポインセチアは「祝福する」、「幸運を祈る」、「聖夜」と言ったクリスマスにぴったりな花言葉を持っています。他にもピンク色は「思いやり」、白色は「祝福を祈る」という花言葉があります。
12月の冬の花の名前②パンジー
学校や道路の花壇などで良く見られるパンジーは12月の寒い時期でも花を咲かせられる植物です。パンジーの原産地はヨーロッパで、白色や赤色、黄色、オレンジ色など様々な色の花を咲かせます。
開花時期は10月下旬から5月中旬と長く、寒さにも強いため12月でも綺麗な花を咲かせます。パンジーは「もの思い」という花言葉が付いています。パンジーも花の色によって花言葉が異なり、黄色のパンジーは「つつましい幸せ」、白色のパンジーは「温順」となっています。
12月の冬の花の名前③サザンカ
サザンカは「さざんか山茶花さいた道」と童謡「たきび」の歌詞にも登場する冬の花です。
童謡「たきび」の歌からも冬の寒い時期に咲く花というイメージができるでしょう。そんなサザンカの原産国は日本で特に四国や九州など西日本でよく見られる冬の花です。
開花時期は10月から12月です。サザンカは「困難に打ち勝つ」という花言葉を持っています。また赤色のサザンカは「謙譲」、白色のサザンカは「愛嬌」という花言葉があります。
12月の冬の花の名前④シクラメン
シクラメンはサクラソウ科の植物で開花時期が10月から3月になっています。花を咲かせている期間が長いため、園芸として好まれる冬の花です。シクラメンの花の色は赤色やピンク色、白色など様々な色があります。
シクラメンは「遠慮」「内気」という花言葉を持っています。また赤色のシクラメンは「嫉妬」、白色のシクラメンは「清純」となっています。シクラメンは1月14日と12月7日の誕生花です。また12月10日の誕生花は白色のシクラメンとされています。
12月の冬の花の名前⑤ヒイラギ
ギザギザした緑色の葉が特徴的なヒイラギは原産国が中国で寒さに強い冬の花です。ヒイラギは和名で柊と表記されます。ヒイラギは魔除けとして用いられており、家の表鬼門に植えている家庭も多いでしょう。
ヒイラギと聞くと葉のイメージが強いですが、12月頃の寒くなった時期に白色の可愛らしい花を咲かせます。ヒイラギの花は微かにキンモクセイのような香りがします。
そんな可愛らしい花を咲かせるヒイラギは、「用心深さ」「保護」という花言葉を持っています。
冬の花の花言葉《1月》
1月はお正月や成人式などお祝い事が多く、花束や玄関に飾られた花など花を目にする機会が多いでしょう。ここではそんな花を贈ったり貰ったりする機会がある1月に花を咲かせる冬の花をご紹介します。
1月に咲く冬の花と聞くと、ウメの花やスイセンなど比較的小さい花を咲かせる植物のイメージですが、マーガレットやシネラリアなど華やかな色味で大きめの花を咲かせる花もあります。
そんな多種多様な1月に咲く冬の花の特徴や花言葉を詳しく解説していきます。
1月の冬の花の名前①ウメ
ウメはバラ科の植物で原産国は中国です。日本でウメは初春の季語として用いられ、多くの歌に登場する冬の花です。開花時期は1月から3月で寒さに強い植物です。
ウメは「忠実」「上品」「忍耐」という花言葉を持っています。赤色やピンク色の花を付けるウメを紅梅と呼び、紅梅の花言葉は「あでやかさ」です。紅梅は清少納言が愛した花としても有名です。また、白色の花を付けるウメを「白梅」と呼び、「気品」という花言葉を持っています。
1月の冬の花の名前②マーガレット
マーガレットは和名で「木春菊」と表記されるキク科の植物です。スペインが原産国であるマーガレットは高温多湿に弱い植物です。そのため開花時期は11月から5月と比較的気温が低い時期に花を咲かせます。
寒い冬場でも戸外で生育ができる冬の花になっています。そんなマーガレットの花言葉は「恋占い」「真実の愛」です。「恋占い」は「好き、嫌い」と花弁を一つずつ取っていくことから来ています。マーガレットは花言葉の持っている意味から、恋人や好きな人に贈るぴったりの冬の花です。
1月の冬の花の名前③クリスマスローズ
クリスマスローズは花の色がとてもシックで、おしゃれな雰囲気を醸し出している冬の花です。
開花時期は1月から3月となっており、寒さに強く日陰でも育てることができる植物です。クリスマスローズは白色やピンク色、黄色など様々な色の花を咲かせますが、パンジーのような明るい色味ではなく、落ち着きのある色味になっています。
そんなクリスマスローズの花言葉は「いたわり」「追憶」です。クリスマスローズは下を向いた花が咲く冬の花なので、自己主張せず趣にふけるような花言葉が付けられています。
1月の冬の花の名前④シネラリア
シネラリアは上の写真のようにドーム型に花を咲かせるため、とても華やかな印象を与えてくれる冬の花です。
花弁の色も蛍光色のようなはっきりとした色味のモノが多く、青色や白色、ピンク色などの花を咲かせます。そんな華やかな花を咲かせるシネラリアの花言葉は「いつも快活」「喜び」です。
とてもポジティブな花言葉ですが、花の名前が「死」を連想させたり、シネラリアの別名「サイネリア」が「災」を連想させたりするため、病気のお見舞いや新築祝いなどには贈らないようにしましょう。
1月の冬の花の名前⑤スイセン
小さく可愛らしい花を咲かせるスイセンは寒さに強い冬の花です。
比較的、初心者でも育てやすいため、ガーデニングの花として好まれる植物です。スイセンは土がとても乾燥しているとき以外は基本的に水やりが必要なく手をかけずに育てられます。
そんなスイセンの花言葉は「自己愛」です。更に黄色のスイセンは「私のもとへ帰って」、白色のスイセンは「神秘」という花言葉を持っています。また、花の内側の部分がラッパのように突き出ているラッパスイセンの花言葉は「尊敬」「報われぬ恋」です。
冬の花の花言葉《2月》
続いては2月に花を咲かせる冬の花と花言葉を紹介します。
2月はまだ肌寒さを感じつつも、植物などから春の訪れを感じられる時期でもあります。2月の冬の花は食用としても有名なナノハナや七草粥の一つであるハコベ、赤色の花弁が特徴的なツバキなど日本人なら一度は耳にしたことがある知名度が高い植物が多いです。
ここでは、植物図鑑のような基本的な植物の知識から花言葉まで詳しく解説していきます。2月に咲く冬の花の花言葉を理解しつつ、春の訪れを体感しましょう。
2月の冬の花の名前①菜の花
菜の花は黄色の小さい花が特徴的で春の訪れを感じられる植物です。
ナノハナには観賞用のモノはもちろん、菜種油が取れるモノや「菜の花のお浸し」などの料理に使えるモノまで幅広い使い道があります。このように菜の花は生活の中で見かけることが多く日本人になじみの深い植物の一つです。
そんな菜の花は「快活」「明るさ」という花言葉を持っている冬の花です。元気カラーのイメージが強い、黄色の花を咲かせる菜の花にぴったりな花言葉です。
2月の冬の花の名前②ハコベ
ナデシコ科のハコベは別名「ハコベラ」と呼ばれています。
ハコベラと聞くと七草粥をイメージする方も多いでしょう。ハコベは山野に自生していることが多く、湿気が多い場所でよく育ちます。ハコベの花はとても小さく若いらしい白色の花弁が特徴的で、開花時期は2月から9月頃までです。
そんなハコベの花言葉は「愛らしい」「初恋の思い出」です。白色の花弁が純粋な初恋を表現しているのでしょう。初恋の相手など愛する気持ちを伝えたいときに贈ると良い冬の花ですね。
2月の冬の花の名前③ツバキ
ツバキの原産国は日本や中国で日本人にも馴染みの深い冬の花です。ツバキは光沢のある美しい葉を持っており、名前の「ツバキ」も「艶葉木」が由来であると言われています。ツバキは和名で「椿」と表記されます。
赤色の花を咲かせるイメージが強いツバキですが、他にもピンク色や白色の花を咲かせる種類もあります。ツバキは日陰でも育てられ、冬の寒さにも強い冬の花です。そんなツバキの花言葉は「誇り」「控えめな優しさ」です。
2月の冬の花の名前④ジンチョウゲ
香りの良い花を咲かせるジンチョウゲは耐寒性が-5度程度と言われており、比較的寒さに強い冬の花です。
ジンチョウゲは和名で沈丁花と表記され、花の形が丁字に似ていることから由来しています。ジンチョウゲを植える際は、西日が当たらない半日陰がおすすめです。
ジンチョウゲの開花日は2月下旬から4月中旬となっています。外側が紅紫で内側が白色のおしゃれな花を咲かせる冬の花です。そんなジンチョウゲは「栄光」「勝利」という花言葉が付いています。
冬の花の花言葉のまとめ
12月、1月、2月に咲く冬の花の特徴と花言葉をご紹介しましたが、お気に入りの花は見つかりましたか?冬の花は比較的寒さに強く、育てやすいモノが多いです。
冬の花の名前と一緒に開花時期や育てる際の注意点もご紹介したので、お気に入りの冬の花をガーデニングするのも良いですね!また自分用だけでなく、日頃の感謝を込めて大切な人に冬の花をプレゼントするのもおすすめです。
冬の花の花言葉を参考にして、生活に冬の花を取り入れましょう。
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