11月といえば?季節のあれこれをご紹介!
11月といえば、どんなことを思いつくでしょうか。秋、文化的な月、30日で終わる月など、いろいろな考え方が出てくることでしょう。皆さんにとって11月といえばどんな月になりますか?
ここでは「11月といえば○○」というキーワードをモチーフに季節の風物詩や11月ならではの食べ物など、連想するイベントをピックアップしてご紹介。11月を有意義に過ごしたい!という人におすすめの記事です。
11月といえば【風物詩や行事など】
11月といえば「カレンダーの残りが今月も含め2枚」「NOVEMBER」といったカレンダーから受け取れる情報のほか、「年末近し」「冬の始まり」といった心の準備を始める月になるかもしれません。
11月といえば思い浮かぶ歳時記や風物詩を集めました。季節を感じられないほど忙しい毎日を過ごしている人も、11月ならではのひとときを想像してみましょう。
11月の別名は?
11月といえば、カレンダーの和名が気になるところ。11月の旧暦は「霜月(しもつき)」で、英語では「NOVEMBER」といいます。
英語での11月の由来は、ローマ暦での9番目の月という言葉からきています。ラテン語の「novem(9番目の、第9の)」という単語から成り立っているのだとか。
また11月の異名として、「神楽月(かぐらつき):収穫を感謝する神楽が奉納されていたことが由来」や「雪待月(ゆきまちづき)」という言葉も見られました。
11月の誕生石や色
11月といえば誕生石はトパーズです。新解釈ではシトリンという貴石も誕生石の仲間入りを果たしています。
11月をイメージさせる色は、赤く染まったモミジをイメージした「紅葉色」や、冬になると日本に渡来する鶸(ヒワ)の緑色をイメージした「鶸色」などがあげられます。
11月といえば冬が近いことを感じる季節。木々の葉や実った果実のように、深くこっくりとした色合いがイメージできるでしょう。
11月の祝日や行事
11月といえば「文化の日」と「勤労感謝の日」が祝日として制定されています。また、11月15日は七五三という子供の成長を祝う行事も存在します。数え年になりますが、男児は3歳と5歳、女児は3歳と7歳でお祝いするのが一般的です。
海外の行事で11月といえば「感謝祭」ですね。この日から新年まではホリデーの季節であり、贈り物やご馳走の準備に奔走する時期といわれています。11月といえば、読書や趣味など文化的な生活を始める人も見られます。
11月とボージョレワインの謎
11月といえばボージョレヌーボーワインの解禁日があります。11月第三木曜日の午前0時がワインの解禁日にあたりますが、日本は日付変更線の兼ね合いから本場フランスよりも、8時間早く新酒の味が楽しめるといったことから例年フィーバーが巻き起こります。
その年に仕込んだワインの解禁日というだけで、ここまで大きな騒ぎになるのは日本だけのようです。11月といえば、新米仕込みの日本酒が出回り始めます。この時期と重なることも理由といえるでしょう。
11月といえば【季節のあいさつなど】
11月といえば、季節の移り変わりを感じるとともに言葉の中でも何かしら変化を伴う時期です。「暑い」時期から「寒い」時期へバトンタッチが完了した季節となります。11月といえば、どんな言葉が存在するかまとめました。
会話の中でも「秋が終わり、冬が始まるころ」を感じさせる話題が上ったとき、機知に富んだ受け答えができると素敵です。季語や時候の挨拶などを見ていきましょう。
11月は二十四節気でいつ頃?
11月といえば、冬の始まりを意識する人が多いでしょう。11月の初旬には二十四節気の一つ「立冬(りっとう)」の季節に入ります。中旬の時期には「小雪(しょうせつ)」の時期に移り、北海道や東北地方、山間部では雪の便りも届きます。
11月といえばスキー場開きの季節です。雪不足が騒がれていますが、標高が高いところにあるスキー場などでは雪の量を確保し、スキー客を待ち始める時期とも言えます。
手紙のはじめに書きたい「時候あいさつ」
11月といえば、秋の終わりや冬の始まり、地域によってどちらの意味合いでも受け止められる時期です。
上旬には「末枯野美しき晩秋の候」「残菊の候」というような秋の植物や風景を連想される美しい言葉を用います。
中旬~下旬となると「立冬のみぎり」「霜秋の折」といった、冬が近いことをイメージできる言葉が使われます。11月といえば絵手紙として記すイラストでも、紅葉や冬眠に向けて奔走する動物などを記すことが多いですね。
11月を連想できる季語
俳句では、季語を用いて季節や11月という明確な時期を表します。11月といえば、「初時雨(はつしぐれ)」「星の入東風(ほしのいりごち)」といった季語が用いられます。
また北原白秋の命日が11月にあることから「白秋忌(はくしゅうき)」という季語も。
なお、11月といえば「小春日和」という季語も用いられます。この時期特有のよく晴れた春のような陽気のことを指しているので、言葉の用法に注意しましょう。
11月といえば【旬の食べ物など】
食欲の秋、実りに感謝する季節などといわれるのが10月~11月の時期です。寒い時期に向けて、保存食を作る家庭もあることでしょう。
11月といえばどんな旬の食べ物があるでしょうか。おいしいお菓子や果物など、11月を連想させる食べ物をまとめます。ごちそうとお酒を楽しみたいという人はもちろん、手土産や贈り物に旬の食べ物を選びたいという人は要チェックです。
11月に旬を迎える食べ物
11月といえば、北陸地方において「松葉ガニの解禁日」があります。また、秋に旬を迎えるキノコやサンマといった秋の味覚も安価で購入できる時期です。
11月といえば、寒ブリが出回る季節ともかさなります。また果物のリンゴやかんきつ類なども旬を迎えます。
また、11月といえばイチョウの種子である銀杏や小豆、黒豆などの豆類の新物が出回る時期です。おいしい食べ物がたっぷり食べられる、うれしい季節ですね。
11月の和菓子やお菓子
11月といえば、甘いお菓子や和菓子も恋しくなる季節ですね。和菓子なら「栗羊羹」が有名です。その年に新しく採れた小豆と栗を使って練り上げられた羊羹は最高級品として珍重されます。
また、11月といえば別の呼び名で「亥の月」です。亥の月の亥の日を祝って、亥の刻(今でいう夜の11時ころ)に食べる「亥の子餅」という猪を模した和菓子も有名です。亥の子餅は無病息災や五穀豊穣を願うために食べられるそうです。
11月の行事食とは?
2014年11月にユネスコの無形文化遺産として「和食」が登録されました。11月24日は和食の日として、和食のよさを振り返る一日とされています。
また、11月といえば、先に記した「亥の子祝い」や七五三の行事があります。亥の子餅を食べて無病息災を祈ります。七五三の行事食として千歳飴は有名ですね。
また、正月に向けて銀杏を煎ったり、たくさんとれたかんきつ類を甘煮にするなど保存食づくりも楽しい時期です。
11月といえば季節のあれこれまとめ
「11月といえば」をキーワードに季節のあれこれをまとめました。一年の締めくくり直前で、寒さがだんだん厳しくなる時期などちょっとだけマイナスな印象が強い時期ですが、おいしい食べ物や季節の風景など美しいものに触れることもできます。
ちょっとだけ時間に余裕ができたら、自分自身だけの「11月といえば」を探しに出かけてみませんか。季節を感じることで心も豊かになりますよ!
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