影響力のある人の特徴を知ろう
影響力のある人を今どきの言葉にすると「インフルエンサー」ですね。SNS上のインフルエンサーは影響力のある人が広告宣伝などを行いますが社内や仲間内ではどうでしょうか。
この記事では影響力のある人について着目し、その特徴や影響力のある人になるにはどんな取り組みが必要かをまとめます。
センスにも左右されるため無理に影響力のある人になる必要はありませんが、積極的な人や活発な人といった印象を与えられるので試してみましょう。
影響力のある人の5つの特徴
影響力のある人はどのような特徴があるでしょうか。身近な影響力のある人の特徴と照らし合わせてみましょう。ここでいう「影響力のある人」とは、場の雰囲気を乱すといった悪い方向への影響を持つ人ではありません。周りをポジティブな気持ちにできるスキルといった方向性でとらえてください。
ただし、良くも悪くも場をコントロールできる人は以下に示した要素を兼ね備えています。自分自身の「相手を見る目」を養うことも大切な項目です。
他人を巻き込む力がある人
影響力のある人は自分が考える方向性を周囲の人に提示できる人です。そのうえで周りの人を巻き込んで一つのことをやり遂げる特徴があります。一人ですべてを抱え込むのではなく、10のタスクがあったとしたら、それぞれにタスクを割り振って成功させようと盛り立ててくれます。
影響力のある人の場合、実績を自分一人のものにはしません。チームワークのたまものとして、関わった人すべてを讃えます。これができるのが影響力のある人の特徴です。
人望があり模範にしたいといわれる人
影響力のある人には人望があります。信頼できる人、この人についていけば間違いないと思わせる力があり、模範にしているという人もいるほどです。特徴から見るとSNSのインフルエンサーに近い感覚ですね。
「この人がおすすめする商品だから間違いない」といった感覚を身近な人にも感じたことはありませんか。身近な人に重ね合わせると、なんとなくでも影響を受ける人がいることでしょう。「影響力のある人についていきたい!」と思わせることも大きな特徴です。
相手を信頼できる人
影響力のある人は周囲の人に信頼される傾向にありますが、逆に相手を信頼して物事を託せる特徴があります。相手を認めることと信頼することは、人間力とも大きなかかわりがあります。影響力のある人に仕事を任せてもらえると、経験の有無にかかわらず頑張ろう!という気持ちが持てますよね。
また影響力のある人についていこう!という気持ちも深まることでしょう。お互いを信頼しあえる環境が築けるのは、影響力のある人の大きな特徴です。
自ら判断し的確な指示が出せる人
影響力のある人は、周りの人から丁寧に話を聞き入れられる特徴があります。自分や相手の考えをまとめ的確な指示を出せる人です。
たとえ相手の主張と異なった判断だったとしても、なぜあなたの意見と違うのか、どうすれば物事がうまくいくのかを分かりやすく伝えられるスキルも兼ね備えており相手も納得できます。
指示がうまくいったとしても自分の手柄にしないのが影響力のある人の特徴です。実行者である相手の実績として積み重ねるよう配慮も万全です。
相手の言葉をうまく引き出せる人
影響力のある人は相手の言葉を引き出すスキルがあることも特徴的です。影響力のある人が相手に答えを投げかけて、行動させることは簡単です。しかしこれでは後進が育ちません。対話の中で相手の言葉を引き出して、自分で答えを導けるように仕向けます。
自分で答えが出せたことで、「影響力のある人に相談してよかった」と思えますし、ポジティブに行動を起こせるようになるでしょう。このスキルは、相手の能力を引き出しポテンシャルを高める特徴もあります。
影響力のある人になるには
自分自身が影響力のある人になりたい!と思う理由は何でしょうか?まずはここから自問してください。単純に「注目されたい、特徴あるインフルエンサーみたいにふるまいたい、周囲を支配したい」といった理由であれば人望を失ってしまうでしょう。
また、影響力のある人には「なろうとしてなれる」ものではなく、周囲の人の評価がなければ始まりません。普段の行いを振り返り、小さな事柄からコツコツと積み重ねていきましょう。時間がかかりますが、それが結果となって表れてきますよ。
周りを信じて仕事を割り振ろう
一つの仕事も自分一人でやれば面倒がありませんし、実績にもつながります。ただし、それではただのワンマンでしかありません。誰かに任せることが不安な仕事も、まずは信頼して託してみませんか。
仕事を任せられた側はモチベーションが高まります。また、影響力のある人に自分を信用してもらえたことは、その人の大きな自信につながります。自分自身も職場内で仕事をシェアできれば新しい発見ができるほか、仕事の効率化にもつながりますよ。
自己肯定感を大切にしよう
「どうせ、自分は影響力のある人になれっこない」とネガティブな気持ちを持つのはやめましょう。特徴的で華やかな環境にあこがれてしまえば自己肯定感は下がってしまいます。周りの人をポジティブな気持ちにさせるなど身近なところで影響力を持てるようになりましょう。
前向きな気持ちを持つ人のもとには必ず人がついてきます。自分自身にも何らかの価値がある!と自己肯定感を高めていくと自然に影響力のある人に変化していくでしょう。
気遣いや思いやりがある人になろう
気遣いができる人、相手を思いやれる人のもとには自然に人が集まってきます。影響力のある人は自分だけの実績にせず「みんなの実績やあなたの実績」と第三者を立てています。
物事に対して客観的に見据えられることで気遣いや思いやりが生まれます。しかし「仕事をさせないのは私の気遣い」や「思いやりの押し付け」といった思考は、影響力のある人として方向性が間違っているといえるでしょう。誤解しやすいところなので気を付けてください。
自ら率先して飛び込もう
影響力のある人は勇気をもって立ち上がることができる特徴があります。あらゆる物事に対しても自ら率先して立ち上がる、その環境に飛び込むというような行動をとるようにしましょう。
最初に飛び込めたら、後からついてくる人も出てきます。これは影響力のある人がなせる業ですよね。影響力のある人が持つ好奇心や前向きに進もうとする意識は周囲の人にとって魅力的に映ります。あらゆる発言も影響を与えるきっかけにつながっていくことでしょう。
ありがとうとごめんなさいが言える人になろう
影響力のある人の特徴というよりも「人間力を備えよう」といった観点になります。影響力のある人になるには人徳も必要です。感謝の心を持ち、自分の非を認めるスキルをもつことも大切です。
まずは、ありがとうとごめんなさいがまっすぐ言える人になりましょう。「ごめんなさい」よりも「ありがとう」の言葉が言える割合を多くできるといいですね。何気ない言葉がけも、影響力のある人に近づく大きな一歩になります。周りの人にも「心づかいの言葉がけ」を広めましょう!
影響力のある人まとめ
影響力のある人について特徴などをまとめました。物事と向き合い何事にも前向きに取り組んでいける人は周りにもよい影響をもたらします。
好奇心や勇気をもってまっすぐに進んでいく姿は魅力的に映ることでしょう。影響力のある人になりたい!といっても、今日明日にすぐになれるものではありません。
周囲の人の信頼を得られるよう日々のふるまいを見直していきましょう。よい方向に変わることで周囲によい影響をもたらす人になれますよ。
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