「理解したつもり」になってない?大人の読解力を鍛える4個の実践方法をご紹介

読解力がないとコミュニケーションに支障をきたすことがあります。もちろん仕事上でもそうでしょう。読解力を鍛えることの大切さやその方法などを詳しく解説しています。自分自身のマナーアップやコミュニケーション能力向上を目指す人は要チェックです。

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「理解したつもり」になってない?大人の読解力を鍛える4個の実践方法をご紹介
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たがめかめの

ライター

アラフィフwebライターです。3児の母と派遣社員とトロンボーン…たくさんのわらじを履いています。スタイリッシュな生活にあこがれていますが、実際は程遠い毎日。情報を収集しながら日々勉強の毎日です。

読解力を鍛えることの大切さを知ろう

読解力とは、文字の通り「読み解く力」を意味します。

文章を読んで文字が差し示す意味を理解するのが本来の意味ですが、このところでは「文章以外の意味も受け止め理解すること」を求められるようになっています。ここで相手との行き違いが生じやすいのです。

実は相手の気持ちを理解するための読解力ではなく自分が相手へ伝えるために読解力を鍛えると捉えましょう。読解力を鍛えることの大切さや読解力を鍛えるおすすめの方法をピックアップしました。

読解力を鍛えることを指摘される理由

読解力を鍛えることを指摘される理由

読解力を鍛えることは文章を理解する力をつけることです。先にも記しましたが、読解力を鍛えるのは自分が伝える力を磨くためのものです。

互いに読解力がない場合、ちょっとしたいざこざが生まれてしまいます。こうしたことを防ぐために読解力を鍛えることの大切さが指摘されるようになりました。

なぜ読解力を鍛えることが指摘されるようになったのでしょうか。その理由をいくつか紹介いたします。大人だからこそ気を付けたい部分ですね。

 

 

SNSを通じて短文でのやり取りが増えた

読解力によって「文章以外の心情の理解」を求められるようになったのは、SNSが大きな要因として考えられます。

140文字以内で表現するために「草、www」というような表現や略語、隠語などが増えてきました。自分が表現したかったことと、それを見る相手の理解力の違いによる温度差がトラブルにつながります。

読解力を鍛えることで「文章以外の心情の理解」までは実践できませんが、洗練されたわかりやすい言葉を相手に伝えられるようになるでしょう。

 

書籍を読む機会が減った

毎日のように新刊書籍の発売がありますが、書籍や電子書籍を購入して読む人が少なくなったといわれています。活字を目で追うよりも声に乗せた感情でストーリーの雰囲気が伝わるオーディオブックの活用が増えています。

視覚ではなく聴覚優位となることが読解力の低下を招いていると考えられるでしょう。読解力を鍛えることで、文字を読むことで登場人物の感情などを感じ取れるようになります。読解力を鍛えることは想像力なども同時に広げられるメリットも。

 

一方的な発信が主流となった

SNSの発達によって、不特定多数への一方的な発信が中心となりました。そのため個人を思いやる言葉選びをしなくなったことも読解力低下の理由と考えられます。

「不特定多数への発言」であることから発信の内容をスルーし、機械的に【いいね!】を押しがちになっていませんか。読解力が低い人ほど言葉選びができませんし読解力がない人ほど機械的に【いいね!】を押しがちです。

読解力を鍛えることで発信内容に敏感になれます。もちろん共感することも嫌悪感を覚えることもできるでしょう。

 

読解力を鍛えることのメリット

読解力を鍛えることを指摘される理由

読解力を鍛えることで想像力が広がることをお伝えしました。もちろんこれだけではなく読解力を鍛えると、たくさんのメリットが得られます。読解力とは「読み解く力」です。

文章として記載された言葉の意味を知る方法として受け止めましょう。いわゆる「行間を読む」といわれる文章に込められた感情などを探るのは読解力を身に着けなければできません。

ここからは読解力を鍛えることでクリアできることをお伝えします。なんにせよ、読解力を鍛えることが大切なのです。

 

情報を収集する力が高まる

今はネットニュースが幅広い時事問題を取り扱っており、スマホやパソコンからおすすめの情報を引き出せます。スマホの画面で情報が把握できるよう文字数や文章の調整がなされ、事実を要約し簡潔な文面であることが基本事項です。

「新聞は難しいから読まない」という人は読解力が低下しているかもしれません。読解力を鍛えることで新聞の内容が分かるようになります。結果的に情報を収集する力も鍛えることができますよ。「事件があった」という事実だけではなく、文章だけでその背景なども理解できるようになるのでおすすめです。

 

相手に伝える力が備わる

読解力を鍛えると自分の文章表現にも磨きがかかります。相手へ何を伝えたいのか、どうしたら自分の訴えたいことを伝えられるのかを考えて文章や言葉に託せることができるでしょう。

相手もそれを理解し円滑なコミュニケーションを構築できるようになります。なかなか伝えられず歯がゆい思いをすることもなくなるのでストレスも減らせるでしょう。

読解力を鍛えると、もちろん自分が理解する力も備わります。相手が訴えたいことをかいつまんでまとめることもできるので、共感できるようにもなりますよ。

 

日本語の文法が身につく

読解力を鍛えることで一番力がつくのが「国語の文法」です。SNSやメールの投稿になると「てにをは」や主語を省略することも多くなります。読解力を鍛える工程では「主語と述語」は必ずチェックしますし、主語と述語を説明する言葉なども読み解いていきます。

このトレーニングを繰り返すことで国語の問題にも強くなりますし、相手に魅力的に伝えられる文章を作成できるようにもなります。相手の言葉や文章も理解できるようになるのでコミュニケーションも円滑化するでしょう。

 

 

読解力を鍛える4つのおすすめの方法

読解力を鍛える4つのおすすめの方法

読解力を鍛えるトレーニングをおすすめしていますが、大人になると「こくごドリル」を解くだけでは読解力の向上には役立ちません。どのような方法をとるのがおすすめなのかを紹介します。

難しい方法ではなく、ちょっとの時間を積み重ねるだけで驚くほど読解力を鍛えられます。コツをつかめば、論理的に解釈できるようになりますし、話をまとめながら大切なポイントだけをピックアップできるようにもなりますよ!

 

 

語彙力を高めよう

読解力を鍛える方法としておすすめしたいのが「語彙力を高める」ことです。英語の勉強では単語を詰め込むように覚えてきたことでしょう。日本語では「類義語と対義語」を覚えることをおすすめします。

「いろいろ」という言葉は、「さまざま、多岐、多く、多様、たくさん」といった言葉に置き換えられます。これが類義語です。

対義語は簡単に言えば、反対ことば。「高い」の対義語は「低い、安い」であり「少ない」ではありません。これだけでどんどん語彙が増えますし言葉のチョイスも広がります。

 

言葉に出して文字を読もう

新聞や雑誌の記事はもちろん、メールやLINEに届いた言葉も含めて声に出して音読する方法も読解力を鍛える方法としておすすめです。

声に出して読むと違和感を覚えることもあれば、自分自身にとって初めて聞く言葉と出会うこともあるでしょう。その時は「なぜ違和感があったか」を分析し、初めての言葉は辞書を引いてその意味をノートに書き留めます。

また、漫然と目で追うだけではなく声に出すとその意味も頭の中で理解しやすくなります。これだけでも十分読解力を鍛えることができますよ。

 

本文を読んで「抜き出し要約文」を作成しよう

少々難しいトレーニングですが、読解力を鍛えるためにはとても効率的で力がぐんと高まるおすすめの方法です。短い文章を読んで、要約文を作成する方法をおすすめします。

わかりやすいのが起承転結が400文字程度でおさめられている新聞のコラムです。難しいと思う場合は、段落に分けてからその段落の中で大切だと思う文章を抜き出すだけでも構いません。これを続けるだけで読解力を鍛えることができますよ。継続することをおすすめします。

 

「一言表現」はやめよう

読解力を鍛えるためは自分自身の言動を改めることもおすすめします。昨今ではどんな状態でも「ヤバい」と表現することが増えています。「ヤバい」ですべてを表現するのは、読解力を鍛えるうえで避けるべきです。

「ヤバい」以外の単語を使った表現をおすすめします。これ以外にも一言でさまざまな表現ができる言葉があります。類義語の引き出しを作る実践的方法ともいえるので相手とのコミュニケーションの中で読解力を鍛える工夫をしましょう。

 

読解力を鍛える方法まとめ

読解力を鍛えるおすすめの方法をまとめました。読解力は入試などで求められる要素だと思いがちですが、就職活動はもちろん社会人になって仕事や生活を行う上で深くかかわってきます。

要点を相手へ簡単に伝えることと相手の文章を要約できることができるようになって、読解力を鍛えるトレーニングの効果を実感できるでしょう。

難しいことかもしれませんが日本語を使う私たちは、普段の言葉遣いを見直すだけで変わります。ぜひ読解力を鍛えるための実践を始めましょう。

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