おすすめの作家をご紹介!
新しい趣味に読書はいかがですか?本は図書館でも気軽に借りられるので、あまりお金をかけずに楽しめますよ。じっくり本を読んで、小説の世界へ入り込めばよい気分転換に。
この記事では、いま注目しておきたいおすすめの作家を詳しく紹介していきます。読書経験が少ない方でも読みやすい代表作もあわせて解説していきますので、ぜひお気に入りの作家や小説を見つけてみてくださいね。
おすすめの男性作家
おすすめの男性作家①東野圭吾
東野圭吾さんは、日本を代表する作家です。
ミステリー作品をはじめ、社会的問題を取り上げた作品や恋愛をテーマにした作品など、あらゆるテーマの小説を執筆しています。
おすすめの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、不思議な雑貨店を舞台に心温まるヒューマンドラマが展開されます。
伏線が随所に散りばめられていて、読んでいて飽きませんよ。
おすすめの男性作家②伊坂幸太郎
『重力ピエロ』『アヒルと鴨のコインロッカー』『アイネクライネナハトムジーク』など、映像化された人気作品が多い伊坂幸太郎さん。
人間の感情を繊細に描いた説得力のある小説を書いています。『死神の精度』は、人間の生死を判断する死神が主人公。
もうすぐ死ぬことになる対象者と1週間過ごし、最後に審判を下すというストーリー。
死がテーマとなっていますが、読み終えた後に優しい気持ちになれるおすすめ作品です。
おすすめの男性作家③朝井リョウ
若手男性作家として注目されている朝井リョウさんは、『何者』や『桐島、部活やめるってよ』など話題になった作品を執筆しています。
高校生や大学生を主人公にした作品が多く、青春系の小説を探している方におすすめの作家です。
現代の女性アイドルに着目した『武道館』は、登場人物の心の葛藤が見事に描かれていておすすめ。
さまざまな展開があり、最後まで一気に読み進めることができますよ。
おすすめの男性作家④重松清
重松清さんは小学生、中学生向けの作品も多く執筆しており、幅広い世代に愛されている男性作家です。
国語の教科書でも取り上げられたことがあるため、1度は重松作品に触れたことがあるという方も多いでしょう。
『その日のまえに』は、別れや死をテーマにした短編小説集。
「その日」を迎えるまでの残された時間、どのように向き合っていくのか、さまざまなことを考えさせてくれる珠玉の名作です。
おすすめの男性作家⑤池井戸潤
人気ドラマ『半沢直樹』の原作者として知られる池井戸潤さん。半沢直樹シリーズ以外にも、読むとスカッとする名作を多数発表しています。
今回おすすめしたい『七つの会議』は2013年にドラマ化、2019年に映画化された人気作。
とある電機メーカーで起こった不祥事に巻き込まれる人間模様をリアルに描いています。
サラリーマンなら誰しもが共感する部分のある作品で、とても読みやすいですよ。
おすすめの男性作家⑥森見登美彦
1度読むとハマってしまうという人が多い森見登美彦さんの作品。
ユーモア溢れる独特な文章が特徴的で、読んでいくうちにどんどんと物語の世界へ引き込まれていきますよ。
代表作の『夜は短し歩けよ乙女』は、京都を舞台に繰り広げられる恋愛小説。
奥手な男子と黒髪の天然乙女が繰り広げる青春ラブストーリーは、読むとほっこりとした気持ちにさせてくれます。
おすすめの男性作家⑦青羽悠
青羽悠さんは2016年、高校在学中に『星に願いを、そして手を。』で小説すばる新人賞を受賞しました。現在活躍が期待されているおすすめの若手男性作家です。
2020年に出版された『凪に溺れる』は、天才音楽家の青年とその青年の音楽に影響された6人が登場する物語。
6人が絶妙に繋がりあっていて、読み終えた後にすっきりとした気分を味わえますよ。
おすすめの男性作家⑧東川篤哉
数々の推理小説やミステリー小説を発表しており、ファンの多い東川篤哉さん。『謎解きはディナーのあとで』シリーズはテレビドラマ化されたことでも有名です。
今回ピックアップした『探偵少女アリサの事件簿』シリーズは、10歳の美少女探偵・綾羅木有紗とヘタレな三十路男・橘良太がコンビを組んで、難事件を解決していくミステリー。
ユーモアたっぷりで、クスっと笑える楽しいおすすめのシリーズです。
おすすめの男性作家⑨乙一
読み終えた後にどこか切ない気持ちになる小説を多く執筆している男性作家・乙一さん。
ラブストーリーから、ミステリー、ホラー系まであらゆるジャンルを得意としています。『失はれる物語』は、乙一さんの小説を初めて読む方におすすめです。
愛情を感じられる作品からミステリアスな内容のものまで、8つの短編が収められています。どの作品も乙一さんの優しさを感じられる名作です。
おすすめの男性作家⑩乾くるみ
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乾くるみさんの作品は最後に大どんでん返しが用意されているものが多く、1度読むとその魅力にどっぷりハマってしまうこと間違いなし。
見事に伏線が張られていて、何度でも読み返したくなるものばかりです。
話題になった『イニシエーション・ラブ』は、バブル時代に生きた若者の恋愛小説と見せかけて、最後には「え!」と驚いてしまう結末が。
下調べせずに、まずは読んでみることをおすすめします。
おすすめの女性作家
おすすめの女性作家①小川糸
心が温まるような文章で、読みやすい小説が多いと言われている作家の小川糸さん。
ほっこりするようなテーマの小説が多く、あまり本を読む習慣がない方にも読みやすいと評判の作家です。
ベストセラー『ツバキ文具店』は、ドラマ化もされた人気の作品。
文具店では、女性店主・鳩子が本人に代わって手紙を代筆する代筆業務も行っており、毎日変わった依頼を受けていくというお話です。
読み終えた後に日常を大切にしたいと思えますよ。
おすすめの女性作家②湊かなえ
湊かなえさんは、読み終わった後に嫌な気持ちになるミステリー「イヤミス」を多く発表している女流作家です。
ミステリーが魅力的なのはもちろん、女性ならではの感性で書かれた作品は多くの読者の心を惹きつけています。
美容整形を題材にした『カケラ』は、現代の美の価値観について考えさせられる小説です。
登場人物が一人ずつ告白していく形式で物語が進行していくので、どんどん読み進めていけますよ。
おすすめの女性作家③山本文緒
『あなたには帰る家がある』『ブルーもしくはブルー』など、多くの作品が映像化されてきた直木賞作家の山本文緒さん。
本を読んだことがなくても、ドラマや映画で作品に触れたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
『絶対泣かない』は、15篇の短編集。営業部員、デパートの店員、養護教諭、主婦など、さまざまな仕事に就いている女性の悩みや生活が描かれています。
読んだ後に前向きになれるので、おすすめです。
おすすめの女性作家④江國香織
女性の気持ちを繊細に描く江國香織さん。恋愛小説を読みたいときにおすすめの作家です。
江國さんの作品に初めて触れる方は、『つめたいよるに』という短編集がおすすめ。
有名な『デューク』、デビュー作である『桃子』などを含めた21篇が収録されています。
日常の何気ない瞬間を美しく描いたものが多く、現実を忘れて読書に没頭できますよ。
おすすめの女性作家⑤吉本ばなな
1987年にデビューして以来、数々の名作を発表してきた吉本ばななさんも、いま一度読んでおきたい女性作家。
何度も読み返したくなるような美しい文章が特徴的で、日本人だけではなく世界の人々に人気です。
1990年に映画化された『TUGUMI』は、少女たちの淡いひと夏の青春を描いた作品。
病弱な美少女つぐみの生き方や台詞は生命力に満ち溢れていて、だんだんと物語に魅了されていくでしょう。
おすすめの女性作家⑥宇佐美りん
2021年に芥川賞を受賞したことで話題になった宇佐美りんさん。21歳ながらも洗練された文章で、各界の著名人からも注目されている女性作家のひとりです。
芥川賞を受賞した『推し、燃ゆ』は、主人公あかりの応援しているアイドルが炎上してしまって…というところから物語が始まります。
あかりの何気ない日常と、10~20代頃に感じていた悩みが繊細に書かれていて、青春時代を思い出す作品ですよ。
おすすめの女性作家⑦町田そのこ
町田そのこさんは、2021年の本屋大賞に選出され、一躍人気の作家となりました。
『52ヘルツのクジラたち』は、いろいろなことを家族に搾取されてきた女性と母親に虐待されてきた少年の物語。
本当の愛や絆について考えさせられる小説となっています。じっくり小説の世界に浸りたい方は、ぜひ手に取ってみてください。
おすすめの女性作家⑧原田マハ
美術に関する幅広い知識をもつ原田マハさんは、絵画や芸術をテーマにした作品を多く発表しています。
言葉のチョイスがうまく、文章を読むだけでその世界に入り込んだような没入感を味わえるのが魅力です。
原田マハさんの小説を初めて読む方には『キネマの神様』がおすすめ。
関係が悪化した家族関係を映画が繋いでくれるという、心がじんわりと温かくなるストーリー。穏やかな気持ちになりたいときに読んでみてください。
おすすめの女性作家⑨綿矢りさ
綿矢りささんは高校在学中に『インストール』という小説で第38回文藝賞を受賞、2004年には『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞しました。
綿矢さんの描く女性はリアルで、読書を普段しない方でもとっつきやすいですよ。
『かわいそうだね?』は、28歳の女性がクズな彼氏に振り回される様を描いています。
誰もが1度は味わったことのある感情が上手く表現されていて、主人公に共感してしまうでしょう。
おすすめの女性作家⑩唯川恵
失恋、結婚、不倫など女性が抱える苦悩を題材にした小説をたくさん執筆している唯川恵さん。恋愛で悩んでいるときに読みたい作家です。
おすすめの『彼女の嫌いな彼女』は、35歳の瑞子と23歳の千絵が反発しあう部署に、エリート男性が配属されて…というお話。
女性ならではの人間関係が面白おかしく描かれていて、最後まで一気に読めますよ。
おすすめの作家まとめ
今回は、いまおすすめしたい作家をご紹介してきました。読んでみたい、面白いかもしれないと思える作家や小説はありましたか?
普段あまり読書をする暇がないという方も、ドラマ化や映画化された小説から手に取ってみると、小説の世界へ入っていきやすいかもしれません。
たくさんの小説を読んで、素敵な時間を過ごしてみてくださいね。
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