吉本ばななのおすすめ作品集。読者を夢中にさせる彼女の魅力が詰まった世界観って?

疲れた心を癒し、前向きな気持ちになりたいときにおすすめの吉本ばななの作品。幻想的な魅力に溢れた世界観が広がっているのが特徴的です。今回は、そんな不思議な世界観を堪能できると人気の吉本ばななのおすすめの本を20冊厳選してご紹介いたします。

公開日:

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

吉本ばななのおすすめ作品集。読者を夢中にさせる彼女の魅力が詰まった世界観って?
アバター画像

cocoberry

ライター

トレンドを取り入れた品のある着こなしをテーマに、ファッションに関する記事を執筆しております。センスを磨きながら、おしゃれの引き出しを増やしていけるようお役に立てれば幸いです。

吉本ばななのおすすめ作品をご紹介!

疲れた心を癒し、前向きな気持ちになりたいときにおすすめの吉本ばななの作品。吉本ばななの作品は、幻想的な魅力に溢れた世界観が広がっているのが特徴的です。

今回は、そんな不思議な世界観を堪能できると人気の吉本ばななのおすすめの本を20冊厳選してご紹介いたします。

疲れた心にそっと優しく寄り添ってくれる、吉本ばななの魅力をぜひゆっくりと味わってみてくださいね。

吉本ばななのおすすめ作品《恋愛》

静謐な愛の物語

18歳で夫婦となったまなかと裕志の結婚生活を描いた、吉本ばななの恋愛小説「ハネムーン」。

まだ若く、少し変わった境遇で育った2人が、孤独や痛みを感じながらも「ハネムーン」を通して心を癒し、成長していく姿が描かれています。

決して明るいお話ではありませんが、静謐で淡々とした雰囲気が心地よくて美しく、吉本ばななの世界観を堪能できるおすすめの作品です。


 

 

切なくて苦しいハチとマオの物語

続いてご紹介するのは、初めから終わりが来ることを分かっていながらも惹かれ合い、求め合う2人の恋愛を描いた吉本ばななの小説「ハチ公の最後の恋人」。

純粋で透き通るような2人の、新しい愛のかたちが描かれます。

切なくて苦しいけれど、読み終わった後には前向きな気持ちになれる吉本ばななの小説ですよ。

愛するということ、生きるということについて考えさせられます。


 

夜と静寂にまつわる3つの短編集

現実から逃避するため、埋めることのできない淋しさから逃れるため、深く長く眠る主人公寺子。

植物状態の妻を持つ男性との先の見えない不倫恋愛を続ける中、親友が自殺してしまい…。

深い喪失感を抱える彼女が再生していく様子を描いた吉本ばななの小説です。

表題作である「白河夜船」の他、眠りにまつわる2編を収録。

日常生活に疲れてしまったときや眠れない夜におすすめの、吉本ばなな作品です。


 

運命的な出会いを描いた2作品

特殊な家庭環境で育った2人が運命的な出会いを果たし、恋を育んでいく過程を描いた物語「うたかた」と、愛する人を亡くした悲しみを抱える男女が互いに惹かれあっていく様子を描いた恋愛物語「サンクチュアリ」の2編を収録した、吉本ばななの人気おすすめ作品「うたかた/サンクチュアリ」。

悲しみや切なさの中に見える希望や光が、心に染み渡るような魅力的な文章で描かれたおすすめの本です。


 

切なくも暖かい恋愛物語集

辛くて切ない恋愛の物語を集めた、吉本ばななの人気短編集「デッドエンドの思い出」。

人生では傷ついたり何かを失ったりすることがあるけれど、日常には小さな幸せが確かにあるということに気づかせてくれる、おすすめの吉本ばななの作品です。

報われないと感じるときや絶望を感じるときに、おすすめの本。

優しく温かく包み込んでくれるような不思議な魅力がたっぷりと詰まっています。


 

幻想的で不思議な魅力を持つ作品

吉本ばななの本で幻想的な世界観を堪能したいなら、「アムリタ」がおすすめです。

記憶を無くしてしまった主人公朔実が、亡くなった妹の恋人と恋に落ち、旅をしながら自分を取り戻そうとしていく姿が描かれたストーリーです。

日常の変化に戸惑い、闇の中を彷徨いながらも、生きる喜びを見つけて前へ進んでいく朔実の姿が詩的な文章で描かれます。

紫式部文学賞を受賞した、吉本ばななの人気作品です。


 

奇妙でミステリアスな一夏の物語

97の短編を集めた本「N・P」の作家の自殺、そしてその翻訳をしていた男性の自殺…。

続いてご紹介するおすすめの本は、「N・P」に関わる人々の自殺が相次いだことから繰り広げられる、残された人々の奇妙な出会いと再会、そして激しい愛がもたらした奇跡を描いた吉本ばなな作品です。

少々オカルトな雰囲気が漂うミステリアスな魅力が詰まった、吉本ばななの人気作品です。


 

深い傷を抱える2人の愛の物語

次にご紹介する人気作品は、1993年に出版された「とかげ」を14年の時を経てリメイクされた、吉本ばななの「ひとかげ」です。

治療院を始めるとかげと児童クリニックでアシスタントをする主人公。

互いに心に闇を抱えながら、癒しや救いを求め、惹かれ合う2人の愛の物語が描かれたおすすめの作品です。

こちらの本には、リメイクされる前の「とかげ」も収録。読み比べを楽しむのもおすすめですよ。


 

異国情緒あふれるおすすめの1冊

不倫恋愛にまつわる物語が描かれた、吉本ばななの「不倫と南米」。

不倫とはいえドロドロはしておらず、あっさりとしていて淡々としているのが魅力の吉本ばなな作品です。

舞台は南米で、遺跡や自然、街並みなど作品を通して流れる異国情緒あふれる雰囲気が、疲れた心を癒してくれます。

小説の後には、吉本ばななによる旅エッセイも収録。濃厚で味わい深い、おすすめの1冊です。


 

ハワイの空気を感じたいときにおすすめの1冊

「ハチ公の最後の恋人」の後日談として描かれた、吉本ばななの本「サウスポイント」。

キルト作家のテトラと、初恋の相手珠彦との再会を描いたちょっぴりファンタジーのようなお話です。

優しさや哀しさ、そして愛おしさ、複雑に入り組むさまざまな感情が、ハワイを舞台に清々しく描かれます。

透き通るように美しい、ハワイの魅力がたくさん詰まったおすすめの吉本ばなな人気作品です。


 

 

吉本ばななのおすすめ作品《青春》

一夏の青春を描いた2人の少女の物語

最初におすすめする人気の青春作品は、吉本ばななの代表作ともいえる「TUGUMI」です。

吉本ばななの本の中でも特に人気のある作品で、平成元年にベストセラーとなっています。

大学生のまりあと従姉妹のつむぎが海辺の旅館で過ごした一夏の青春が描かれ、少女から大人へとなっていくつぐみたちの、青春時代ならではの切なさを表現した透明感ある一冊。

夏に読むのがおすすめですよ。


 

 

心の癒しを求める方におすすめの1冊

都会生活での疲れと不倫恋愛で負った傷を癒すため、大きな川が流れる故郷へと戻ったほたるの物語「ハゴロモ」。

夢や占い、幽霊などの神秘的な体験を通して失った青春を取り戻していくほたるの姿を描いた、おすすめの人気作品です。

スピリチュアル的な魅力も詰まった、吉本ばなならしい世界観が繰り広げられるこちらの本。

心が疲れたときにおすすめの、優しく繊細なお話です。


 

胸がキュンとなる、14歳の少女のはつ恋物語

続いておすすめするのは、可愛らしい本の表紙が目を惹くこちらの吉本ばなな作品です。

こちらの吉本ばななの「はつ恋」は、生まれて初めて恋をした中学生夕子の青春を描いた人気の一冊。

28歳の絵の先生に恋をした夕子の青春が、甘酸っぱくそして爽やかに描かれます。

生まれて初めて恋をしたときのキラキラした気持ちを思い出させてくれる、鮮やかな世界観が魅力的なおすすめの本です。


 

何気ない日常の裏に隠された哀しい記憶

幼い頃の記憶がない弥生が、大好きなおばとの関係を通して哀しい記憶を取り戻していく吉本ばななの人気作品「哀しい予感」。

タイトルの通り哀しみが詰まった作品ではありますが、胸がきゅっと締め付けられると同時に希望も見せてくれるのが吉本ばななの本の魅力です。

引き込まれるようなストーリー展開で文章も読みやすく、普段あまり読書をしないという方にもおすすめの吉本ばなな作品です。


 

吉本ばなな作品を初めて読む方におすすめの本

吉本ばななの処女作であり、2度映画化もされたおすすめの人気作品「キッチン」。

20カ国以上で翻訳もされ、吉本ばななの本を読んだことのない方も1度は読むべき魅力が詰まったおすすめの吉本ばなな作品です。

主人公は両親を早くに亡くし、祖母に育てられたみかげ。

祖母も亡くなり一人ぼっちとなったみかげが、年下の青年雄一と過ごしていく中で自分を取り戻していく青春の物語です。


 

大人のための絵本のようなおすすめの物語

次にご紹介するおすすめの人気作品は「アルゼンチンババア」です。

主な登場人物は、母親を失った少女みつこと、母の死後からアルゼンチンババアと呼ばれる謎の女性の家で暮らすようになったみつこの父親。

現実の世界から切り離されたようなアルゼンチンババアの家に住む父親を心配し、みつこは様子を見に行くことに…。

家族を失った悲しみから再生していく様子を描いた、父と娘の物語です。


 

愛する人との別れを描いたおすすめの青春物語

愛する人との別れを経験し、今までに味わったことのない喪失感に苦しみながらも、前を向いて進んでいこうとする主人公の姿を描いたおすすめの物語「ムーンライト・シャドウ」。

吉本ばななのおすすめの人気初期作品です。

残酷な現実を乗り越えていこうとする凛とした主人公の姿と同時に描かれる、ちょっぴりファンタジーのようなストーリー展開も魅力の吉本ばなな作品です。


 

自分の居場所を見つけたい方におすすめの作品

読売新聞にも連載され、映画化もされた吉本ばななの人気作品「海のふた」。

東京での仕事が合わず故郷に帰った主人公まりと、祖母を亡くしたばかりのはじめが、エスプレッソとかき氷のお店を始めるというストーリーの本です。

大きな事件があるわけではなく淡々としたストーリーですが、美しく魅力的な田舎町の雰囲気を背景に、2人の女性の人生の大きな転機が描かれます。


 

どんぐり姉妹に癒されるおすすめの物語

次にご紹介するおすすめ作品は、「どんぐり姉妹」です。突然の交通事故で両親を失った姉妹、どん子とぐり子。

どんぐり姉妹は小さなお悩み相談サイトを立ち上げて、人々の心を癒していきます。

介護や恋愛、身近な人の死など、人生で直面する問題をどう乗り越えていけばいいのか、どんぐり姉妹が優しく教えてくれるような、癒しの力を持ったおすすめの吉本ばななの小説です。


 

ハンバーグが食べたくなるおすすめの1冊

最後にご紹介するおすすめの作品は、ユニークでキュートな本の表紙が魅力的な吉本ばななの小説「ジュージュー」。

下町の小さなレストラン「ジュージュー」を舞台に繰り広げられる、ちょっぴり風変わりな人々の物語を描いた吉本ばなな作品です。

人生にはどうしようもなく辛いときもありますが、お肉を食べればなんとなく元気を取り戻せるのではないかなと思わせてくれるおすすめの1冊です。


 

吉本ばななのおすすめ作品まとめ

疲れたときやどうしようもなく辛いときにおすすめの、癒しの力を持った吉本ばななの本。今回は、吉本ばななのおすすめの人気作品と、その本の持つ魅力をご紹介いたしました。

青春や恋愛をテーマとした作品が多いですが、その中には「生きることとは」「人を愛するということとは」という深いテーマが隠されています。

ぜひご紹介したおすすめの作品を手に取ってみてくださいね。

こちらもおすすめ☆

x