読むだけで美味しさを感じる「食」のおすすめエッセイ。いつもと違う読書の時間を

私たちが生きていく上で欠かせない「食」。実際に食べるだけでなく美味しそうな「食」を話題にした本も幸せな気分にしてくれます。今回は「食」をテーマにした、読んで楽しい人気&名作エッセイをご紹介。グルメ好きなら一度は読んでおきたい名著揃いですよ!

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読むだけで美味しさを感じる「食」のおすすめエッセイ。いつもと違う読書の時間を
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ライター

転勤族で2児の子育て真っ最中ですが、自分自身の人生も楽しむことを心がけています。インテリア、収納、グルメなど、毎日をちょっぴりHAPPYにする情報をシェアします!

食がテーマのエッセイをご紹介!

私たちが生きていく上で欠かせない「食」。実際に食べるだけでなく、美味しそうな「食」を話題にした本も幸せな気分にしてくれます。

今回は「食」をテーマにした、読んで楽しい人気&名作エッセイをご紹介します。

女性著者ならではの目線、男性著者ならではの目線、そして旅行を通して出会う世界各国の食など、グルメ好きなら一度は読んでおきたい名著揃いですよ!

食がテーマのエッセイ《女性著者》

海苔と卵と朝めし:食いしん坊エッセイ傑作集

脚本家としてだけでなく、食べものエッセイでも人気がある、向田邦子さんのおすすめ著書「海苔と卵と朝めし」。

思い出の食卓、ウチの手料理など29篇のエッセイと小説1篇が収録されています。

幼い頃の思い出や病気が治ったら食べたいものリストなど、文章と食のセンスに溢れたおすすめ作品です。

さりげなく日の丸弁当をモチーフにした表紙なのも素敵ですね!


 

 

いとしいたべもの

ひと口食べた瞬間に、忘れかけていた思い出が甦った体験はありませんか?

ふわっと心が温かくなるような食の体験を、文章と優しいイラストで綴ったエッセイ集「いとしいたべもの」。

ケチャップやカレー、カステラなど昭和の時代の懐かしい食を描いたエッセイは、美味しそうな香りや味だけでなく、当時の生活なども思い出せるアルバムのような作品です。

昭和の時代に育った方におすすめですよ♪


 

気ぬけごはん

毎日家族のために食事を作っている方は、食を”楽しむ”という気持ちが薄れがちですよね。

人気作家・高山なおみさんの著書「気ぬけごはん」は、そんな心をほぐしてくれる、優しさの詰まった料理と暮らしのエッセイ。

自由にのびのびと気負わず作れる、美味しそうな60品ほどのレシピが添えられています。「暮しの手帖」で大人気だった連載が書籍化された名作エッセイです!


 

買えない味

食文化と暮らしをテーマに執筆している女性エッセイスト・平松洋子さんの著書「買えない味」は、スマホの操作だけでお取り寄せができたり、デリバリーを注文できたりと、”食”が楽になった今だからこそ、ぜひ読んでほしいおすすめ名作エッセイ。

一晩寝かせたお芋の煮っころがしや土瓶で入れた番茶など、丁寧な暮らしの中にある、お金で買えない味の数々が綴られています。


 

やわらかなレタス

人気小説家の江國香織さんが、食をテーマに綴ったエッセイ集「やわらかなレタス」。

リスが仮死状態になるくらい寒い場所で飲む、あたたかいジュースや、畑のじょうとうなレタスを食べたピーターラビットなど…、江國さんの女性らしい柔らかな言葉で描かれる食は、どれも美味しそうなものばかり。

江國香織さんの小説ファンはもちろん、そうでない方にもおすすめしたい一冊です。


 

パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら

著者である中島たい子さんが、パリ郊外で叔母から教えてもらったフランス流・毎日を楽しむ《風通しのいい》暮らし方を、食などのライフスタイルを通して描いた作品。

エッセイのタイトルにもなっている四角いバゲットやアイスクリームなどのレシピが掲載されているので、おしゃれで美味しそうな食事を再現してみるのもおすすめです。


 

食べ物連載 くいいじ

漫画「ハッピー・マニア」や、おしゃれエッセイ「美人画報」など、女性からの絶大な人気を誇る安野モヨコさんが、自らのどうにもならない喰い意地を描いた、初の食エッセイ「食べ物連載 くいいじ」。

安野さんらしい思わずクスッと笑ってしまうユーモアたっぷりな内容と、美味しそうに描かれた食べ物のイラストで、読み終わったあとはきっとお腹が空いているはずです♪


 

 

食がテーマのエッセイ《男性著者》

明日、何をつくろう くらしのきほん

とろりと溶けるバターの表紙が食欲をそそるフォトエッセイ集は、人気生活雑誌”暮しの手帖で編集長を勤めていた、松浦弥太郎さんの著書。

ポテトグラタンやマカロニサラダなど、どこか懐かしい人気家庭料理のレシピ66点を紹介し、それらにまつわるエッセイが収録されています。

エッセイのタイトルのように、明日何をつくろうか迷った時に本を読んでみるのもおすすめです!


 

 

むかしの味

戦後を代表する人気男性小説作家・池波正太郎の食をテーマにしたエッセイ集「むかしの味」。

人生の折々に出会った忘れられない味を、初めて食べた時の感動を伝えるとともに、日本橋の”たいめいけん”や、銀座の”資生堂パーラー”などの懐かしい味を今もなお提供している名店の心づかいを讃えています。

流行り廃りのある現代で、変わらない食の深さを知ることができる名作です◎


 

ごはん通

1冊丸ごと”ごはん”について綴られた人気エッセイ「ごはん通」は、米の種類や美味しい炊き方、日本人と米との関わりなど、ごはんの魅力を深掘りした作品です。

“ごはん”と一口に言っても、お粥や雑炊、おにぎり、寿司、炊き込みごはんなど、種類は様々。美味しそうなごはんは、どれも食欲を誘います!

何気なく食べていた”ごはん”の魅力を再確認できるおすすめの1冊です。


 

シノダ課長のごはん絵日記

ある普通のサラリーマンが23年間25,000食もの食事を、毎日絵日記に記録し続けた「シノダ課長のごはん絵日記」。

入籍した日に食べた天ぷらそばや、49歳の誕生日祝いにビストロで食べた料理などが思い出とともに綴られています。

まるで絵本のようなエッセイなので、楽しく読み進めることができます。男性ならではの目線で選ぶ、食のチョイスも面白いです◎


 

食い意地クン

ドラマ化もした人気漫画「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之さんが、焼肉やナポリタン、立ち食いそばなどの愛する26品目のメニューについて熱く語る、おすすめエッセイ「食い意地クン」。

馴染みのある料理ですが、食事に対しての繊細な感覚や表現力、思わず笑ってしまう鋭いツッコミなどによって、本当に美味しそうで魅力的に思えてくるから不思議です!


 

本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ

エッセイのタイトルを聞いて、”私のこと!?”と思った方も多いはず。

爽やかな笑顔が印象的な人気料理家・コウケンテツさんの初の書き下ろしエッセイは、毎日料理を頑張る人を労い、そんなに頑張らなくていいんだよというメッセージが込められています。

男性が著者のエッセイですが、家事に仕事に忙しいママの心に刺さる内容になっています◎


 

酒場っ子

食を楽しむにはお酒が欠かせない方におすすめしたいエッセイ集「酒場っ子」。

雑誌やWEBのお酒や酒場についての文章では欠かすことのできない人気酒場ライター・パリッコさんが、これまでの酒場歩きをまとめた総決算となるエッセイ集です。

現代のリアルな飲み歩きを綴り、酒場の楽しみ方を知ることができるおすすめの1冊。晩酌のお供にぜひ!


 

食がテーマのエッセイ《旅行》

フーテンのマハ

アート小説家としても人気の作家・原田マハさんが綴ったエッセイ「フーテンのマハ」。

美味しい食を求め、フーテンの寅さんの女性版のように世界中を飛び回り、旅行先で出会ったグルメやアート、人などを愛情たっぷりに描いています。

頭の中で想像するだけで美味しそうな食と人々との出会いに、笑って元気になれるおすすめエッセイです。


 

キッチハイク!突撃!世界の晩ごはん

キッチハイクとは、キッチンをヒッチハイクすること。

450日かけて世界を一周し、見知らぬお宅を訪ねては「あなたたのおうちでごはんを食べさせてくれませんか?」と、国籍や宗教の異なる人たちと食卓を囲んだ男性の旅行記が綴られた、斬新な食×旅行のエッセイです。

味も食感も想像できないような料理が面白おかしく綴られており、まるで自分も一緒に食べているような気分になれますよ!


 

食客旅行

世界中を食べ歩き、”旅行の楽しみは食の楽しみだ”という境地に達した、男性エッセイスト・玉村豊男さんの「食客旅行」。

実際に旅で経験した様々な食文化を、現地のエピソードと共に紹介した作品です。フランスやアメリカ、中国など、ワールドワイドな食に触れることができます。

文庫本サイズの短編集なので持ち歩きもしやすく、隙間時間に美味しそうと思ったところから読み始めるのもおすすめです!


 

欧州旅日記

人気俳優である田辺誠一さんの初書き下ろしエッセイ「欧州旅日記」も、食を求めて巡った旅行がテーマ。

世界一のレストランを目指し、ロンドンやコペンハーゲン、バルセロナなどのヨーロッパ各国を巡った旅での、思い出の料理やハプニング、旅で使える小技が紹介されています。

人気レストランの美味しそうな料理の写真も載っているので、目で見ても楽しめる一冊です。


 

旅するパティシエ 世界のおやつ

食の中でも”おやつ”をテーマにしたおすすめエッセイ「旅するパティシエ  世界のおやつ」。

1年以上の年月をかけ、50カ国を歩いて集めた500種類を超える郷土お菓子の中から、厳選した約100種類を写真と文章で紹介さています。

美味しそうなお菓子を実際に作れるレシピもたくさん掲載されていますよ!読んで、作って、食べて、心が満たされる幸せな1冊です。


 

海へ、山へ、森へ、町へ

小説の中でも食べ物の描写が多い女性小説家・小川糸さんの著書「海へ、山へ、森へ、町へ」は、美味しい食との出会いを求めた旅行エッセイ。

天然水で作る地球味のかき氷やホームステイ先のモンゴルで食べた羊肉の餃子など、自然の恵みと人々の愛情から生まれた美味しそうな料理の数々が登場します。

ついつい忘れがちな、食への感謝を改めて思い直すことができます。


 

おいしい料理は、すべて旅から教わった

興味のある料理はネットで調べるのではなく、”現地まで食べに行き、教わる”という、バイタリティー溢れる人気料理研究家・荻野恭子さんの食エッセイ。

荻野さんが世界を旅して探究した食文化や現地のお母さんから学んだ知恵などが、生き生きと綴られています。

わかりやすい言葉で美味しそうな世界の料理が解説されているので、食の知識がゼロの方にもおすすめですよ♪


 

食がテーマのエッセイまとめ

「美味しそう!」「食べてみたい!」がたくさん詰まった、「食」がテーマの名作エッセイをご紹介しました。

「食」に関しての文章だけでなく、イラストや写真が添えられたエッセイは、さらに妄想が膨らみますよね!

幸せな気分で満たされたい時や今晩の献立に迷った時、旅行に出れないモヤモヤを解消するためなど、ぜひ「食」がテーマとなったエッセイを読んでみてください♪

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