今、注目したい日本の女性作家20人をご紹介。おすすめの作品も併せてチェック!

今回は、魅力溢れる日本の人気女性作家とおすすめの作品をピックアップしました。おうち時間が増えた今、日本の女性作家の小説やエッセイに触れてみませんか?女性ならではの視点で描かれた作品は、共感できる部分がたくさんあり読みごたえ抜群です。

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今、注目したい日本の女性作家20人をご紹介。おすすめの作品も併せてチェック!
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wacco

ライター

おしゃれなインテリアと雑貨、読書が好きな主婦です。とくにスタイリッシュな海外インテリアに憧れ、日々リサーチしています。おすすめのインテリア雑貨やギフト、暮らしに関わる情報をわかりやすく丁寧にお伝えします。

おすすめの女性作家と作品をご紹介!

おうち時間が増えた今、日本の女性作家の小説やエッセイに触れてみませんか?女性ならではの視点で描かれた女性作家の作品は、共感できる部分がたくさんあり読みごたえ抜群です。

今回は魅力溢れる日本の人気女性作家とおすすめの作品をピックアップしました。ミステリー・ファンタジー・恋愛・エッセイの、ジャンル別にじっくりご紹介していきます。ぜひいろいろな小説やエッセイに触れてみてくださいね。

おすすめの女性作家《ミステリー》

日本のおすすめ女性作家①宮部みゆき

1987年にデビュー、その後直木賞や芸術選奨文部科学大臣賞など数々の有名な賞を受賞している宮部みゆきさん。

映像化されている作品が多く、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

おすすめ作品である『火車』は現代ミステリーの金字塔とも呼ばれており、一度は目を通してほしい人気小説です。

カード破産という社会的問題をテーマにしたミステリーで、人間の心理が事細かに描かれています。


 

 

日本のおすすめ女性作家②湊かなえ

湊かなえさんは小説を読み終わった後に嫌な気持ちになる、ミステリー「イヤミス」で有名。

小説でしか味わえないような意外な展開が繰り広げられる作品ばかりで、1つの作品を読み終えるとファンになってしまう方も多いでしょう。

立場の違う3人の女性の出会いから物語が展開していく『ユートピア』は、善意とは何かを考えさせられる作品。

女性のリアルな心理に共感できるのでおすすめですよ。


 

日本のおすすめ女性作家③南杏子

2016年に在宅医療や終末医療にスポットを当てた、『サイレント・ブレス』という作品で小説家デビューをした現役の医師である南杏子さん。

2020年には『いのちの停車場』は映画化もされ、注目されている女性作家のひとりです。

おすすめの『サイレント・ブレス』は、現場の医師ならではの説得力ある医療ミステリーで、最後まで目が離せない作品となっています。


 

日本のおすすめ女性作家④皆川博子

皆川博子さんは1973年にデビュー後、半世紀近く上質な小説を発表してきた日本を代表する有名作家。

執筆ジャンルはミステリー・ファンタジー小説・歴史小説など、多岐にわたります。

『開かせていただき光栄です』は18世紀ロンドンが舞台となっており、日本の女性作家の作品ながら海外文学を読んでいるような気分に。

解剖室から死体が発見されたことから始まる本格ミステリーは読みごたえ抜群です。


 

日本のおすすめ女性作家⑤真梨幸子

湊かなえさんと並んで「イヤミス」で人気の真梨幸子さん。『孤虫症』で鮮烈なデビューを果たし、数々の小説を生み出しています。

人間の奥底にある感情を描くのがうまく、最後までスラスラ読めると人気です。ベストセラーとなった『殺人鬼フジコの衝動』は一人の女性が殺人を重ねていく作品。

ゾッとするような怖さと少しグロテスクな描写もありますが、イヤミスのおもしろさを体感できる小説です。


 

おすすめの女性作家《ファンタジー》

日本のおすすめ女性作家⑥上橋菜穂子

ファンタジーを読みたいなら、上橋菜穂子さんの作品がおすすめ。

上橋菜穂子さんは女性作家の他に、文化人類学者という顔を持ち、上橋さんにしか描けない個性的な世界観が素敵です。

有名な『獣の奏者』シリーズは主人公の女の子が運命に翻弄されながらも、強く生きていくお話。

心理描写や物語の展開はファンタジーながらも現実に通ずるものがあり、大人の女性にも人気の小説です。


 

日本のおすすめ女性作家⑦荻原規子

荻原規子さんは日本神話をテーマにした『空色勾玉』で1988年に作家デビューし、ファンタジーを得意しています。

登場人物が困難に立ち向かっていく王道のファンタジーは爽快感抜群です。

今回おすすめする『西の善き魔女』は、辺境の地で育ったごく普通の少女が自分の出生の秘密に迫っていく洋風ファンタジー。

登場人物が魅力的で最後まで一気に読める人気作です。


 

日本のおすすめ女性作家⑧小野不由美

人気ファンタジー『十二国記』シリーズで有名な小野不由美さん。

山本周五郎賞を『残穢』という作品で受賞しており、ファンタジーからミステリー・ホラーまで魅力的な小説を書く女性作家です。

十二国記シリーズは古い中国風の異世界を舞台に物語が展開します。

東洋のファンタジーを読みたい方におすすめです。ぜひシリーズ第1作の『月の影 影の海』から読み始めてみてください。


 

日本のおすすめ女性作家⑨よしもとばなな

よしもとばななさんは『キッチン』や『TSUGUMI』で有名な女流作家です。

女性が共感できるテーマの小説が多く、読み終えた後は切なくなるお話がたくさんあります。『王国』シリーズはファンタジー性の強い人気作品です。

山奥で不思議な力を持つおばあちゃんと暮らしていた主人公が街中へ出て、成長していくストーリー。植物や光、自然のパワーを感じることができ、癒されますよ。


 

日本のおすすめ女性作家⑩恩田陸

『蜜蜂と遠雷』『六番目の小夜子』など映像化された有名作品が多い恩田陸さん。

目に浮かぶような繊細な情景描写が得意で、ファンタジー系の小説も上質でしっかり読み込めるものばかりです。

おすすめの『光の帝国』は不思議な力を持った一族の物語。

10の短編からなる作品なので、時間のない方も読みやすいですよ。読み終えた後には優しい気持ちになれるでしょう。


 

 

おすすめの女性作家《恋愛》

日本のおすすめ女性作家⑪山本文緒

山本文緒さんは女性の心理を描くのがうまい有名女性作家。恋愛ジャンルの小説には『恋愛中毒』や『あなたには帰る家がある』など、多数の名作があります。

2020年に発売された『自転しながら公転する』では、32歳の主人公が家族の介護や仕事、恋愛などの悩みを抱えながら生きていく様を描いています。

恋愛や結婚に悩んでいる30代におすすめの作品です。


 

 

日本のおすすめ女性作家⑫山田詠美

山田詠美さんは1987年に『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞を受賞、今では多くの有名文学賞の選考委員を務めています。

人間の心理描写がとても素晴らしく、読むだけでその世界観に浸れる作品ばかりです。

『A2Z』はバリバリと仕事をこなす夫婦のダブル不倫をテーマにしたお話。恋愛や結婚、夫婦の在り方について考えさせられるおすすめの恋愛小説です。


 

日本のおすすめ女性作家⑬江國香織

恋愛している女性の心情を美しく描くことで有名な江國香織さん。どの作品も共感できるものばかりで、幅広い年代の女性の心を掴んでいます。

映画化されたことでも有名な『冷静と情熱のあいだ Rosso』は、かつて恋人だった男性のことを忘れられない女性の物語。

辻仁成さんが書いた男性視点の『冷静と情熱のあいだ Blu』も読むと、より切ない気持ちを味わえるのでおすすめです。


 

日本のおすすめ女性作家⑭島本理生

高校生のときに執筆した『リトル・バイ・リトル』で芥川賞候補となった、島本理生さんは若手実力派の女性作家です。

『ファーストラヴ』で直木賞受賞し、数々の人気作品を生み出しています。おすすめの『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』は仕事に忙しい30歳の女性が主人公。

とある男性との恋愛が始まりますが、その男性には秘密があって…。大人の恋愛小説を求めている方におすすめです。


 

日本のおすすめ女性作家⑮唯川恵

唯川恵さんは女性の悩みをテーマにした小説を多く執筆しています。

直木賞受賞したことで有名な『肩ごしの恋人』は、恋愛や仕事など多くの女性が抱える悩みをリアルに描き、ドラマ化されました。

今回おすすめしたい『ため息の時間』は男性視点が描かれた恋愛小説です。

恋愛に翻弄されるさまざまな男女が登場する短編集で、切ない恋愛気分を味わえるでしょう。


 

おすすめの女性作家《エッセイ》

日本のおすすめ女性作家⑯西加奈子

2015年に『サラバ!』で直木賞を受賞した西加奈子さんはイランで生まれ、エジプトで幼少期を過ごし、小学6年生からは大阪で育っています。

西さんの作品には豊かな経験と関西人らしさが反映されており、エッセイ作品も人気です。『まにまに』では、西さんのとある6年間の日常が綴られています。

フッと笑えるような内容もあり、元気になりたいときにおすすめですよ。


 

日本のおすすめ女性作家⑰林真理子

『不機嫌な果実』『葡萄が目にしみる』など、数々の有名な作品を送り出してきた林真理子さん。

女性の心に響くようなフレーズが作中に多く、絶大な人気を誇る女性作家です。

そんな林真理子さんのデビュー作は『ルンルンを買っておうちに帰ろう』というエッセイ。

1980年代に発表された作品ですが、いつの時代も女性本音は共通するものがあります。キレのあるエッセイを探している方におすすめ。


 

日本のおすすめ女性作家⑱角田光代

角田光代さんは『対岸の彼女』で直木賞を受賞している人気の女流作家で、『紙の月』や『八日目の蝉』など有名でおもしろい作品を多数生み出しています。

小説だけではなくエッセイもたくさん執筆しており、今回おすすめする『しあわせのねだん』はタイトル通りお金についてじっくり考える時間を与えてくれる作品です。


 

日本のおすすめ女性作家⑲群ようこ

読みやすい文体で幅広い世代の女性に人気の群ようこさん。

『かもめ食堂』『パンとスープとネコ日和』など、日常を素敵に描いた有名作品を多く発表しており、癒されたいときにぴったりの女性作家です。

エッセイ作品も魅力的で、なかでも『まあまあの日々』はゆるい気持ちになれるエッセイ。ストレスが溜まったときに読むと、ふふふと笑えますよ。


 

日本のおすすめ女性作家⑳三浦しをん

三浦しをんさんは『舟を編む』『まほろ駅前多田便利軒』などの人気小説を執筆し、太宰治賞やCobalt短編小説賞などの選考委員としても活躍しています。

『のっけから失礼します』というエッセイは、有名ファッション誌『BAILA』で連載されたいたものに書きおろしを加えたもの。

何気ない日常が面白おかしく書かれていて、三浦しをんさんのユーモアを思う存分味わえます。


 

おすすめの女性作家と作品まとめ

人気の日本の女性作家とおすすめ作品をご紹介してきました。最後に驚くミステリーから、思わず涙してしまう恋愛小説まで、さまざまな種類の作品がありましたね。

女性作家の作品は女性の心情を繊細に描いたものが多く、共感できる素敵な作品がたくさんあります。普段忙しくて読書をする時間がとれない方も、おうち時間に人気の女性作家の作品を楽しんでみてくださいね。

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