大人にも子どもにも!秋におすすめの絵本
読書の秋という言葉があるように、秋は絵本の読み聞かせが捗りますね。今回は、子どもだけでなく大人も楽しめる、秋にまつわるおすすめの絵本をご紹介します。
どんぐりやもみじなど自然をテーマにしたものから、秋の行事を題材とした絵本もお届けしますよ。年齢別にまとめましたので、秋の絵本をお探しの方は参考にしてみてくださいね。
秋におすすめの絵本|1歳・2歳向け
さつまいもがほっこり可愛い絵本
「さつまのおいも」は、秋の代名詞さつまいもが主役の絵本。さつまいもの一日を追ったシンプルなストーリーですので、幼児期の子どもにおすすめです。
茶色や黄色など秋ならではの暖かな色合いで描かれており、さつまいもを美味しくいただけそうですね。
離乳食などで、さつまいもに馴染みがあるママも多いのではないでしょうか。秋の食育に、大人も一緒になって楽しめる一冊です。
童謡を歌いながら読める絵本
2歳までの子どもは、大人と一緒にお歌を歌うのが大好き!そんなお歌の時間と読み聞かせが同時にできる、「どんぐりころちゃん」もおすすめです。
誰もが知るどんぐりころころのお歌とともに、どんぐりの愛らしい冒険を楽しめますよ。
絵本を読んだら、秋の公園でどんぐり探しの散策をしてみるのもよいですね。
おつきさまとお話できる絵本
秋と言えば、9月の十五夜も風物詩となっています。まだまだ十五夜の意味は分からなくても、輝くお月様には子どもも興味を惹かれるもの。
夜空を背景にお月様とお話できる「おつきさまこんばんは」は、寝かしつけの絵本としてもおすすめです。
とてもシンプルなお話ですが、だんだんと深まる夜の空や、影で現れる猫や家族など、大人の想像力もかきたてる絵本となっています。
色彩が美しいもみじの絵本
「もみじのてがみ」は、その色彩の美しさから世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞した作品。大人が楽しめる絵本として、一躍有名となりました。
秋の紅葉を主題としたストーリーはもちろん、赤く色づく絵柄は子どもの心にも深く残るはず。
だんだんと木々が赤く染まる10月頃から、読んで聞かせてあげたい絵本です。
秋の風物詩に親しめる絵本
児童書ではお馴染みの五味太郎が描く、「秋」。夏の終わりから冬の始まりを、さまざまな風物詩が白い棒に引っかかるという描写で表現しています。
お話はほぼ絵柄のみで進行していくシンプルさですが、だからこそ小さな子どもにも分かりやすい一冊です。
見覚えのある特徴的なタッチに、大人世代なら懐かしさを感じられるかもしれませんね。
秋におすすめの絵本|3歳・4歳向け
不思議な遠足物語に癒される絵本
3歳からは、絵柄だけでなくストーリーを読み聞かせるのがおすすめ。「ぐりとぐらのえんそく」では、遠足に出かけたぐりとぐらに不思議な出来ごとが起こります。
次はどうなるだろう?と想像しながらページをめくれるので、絵本にあまり興味を持たない子どもも楽しく読めますよ。
保育園の秋遠足や親の思い出とも重ね合わせながら、読後の会話も尽きない一冊です。
ハロウィン文化に触れられる絵本
秋の真ん中、10月はハロウィンの時期として有名ですね。子どもたちも、自分ではない何かに仮装するのが大好きです。
「プリンちゃんとハロウィン」は、プリンちゃんと仲間たちが思い思いの姿に仮装。
お菓子をもらいに街へ繰り出しますが、なんと本物のおばけが現れてしまいます。
おもちゃ箱をひっくり返したようなカラフルな絵柄に、大人も夢中になれる絵本です。
思わずお風呂で温まりたくなる絵本
子どもの劇などでも人気の高い、「もりのおふろ」。
動物たちが次々登場してお風呂に入るストーリーですが、大人も思わず楽しくなるリズミカルな文体もおすすめポイントです。
温かいお風呂に入って、自分を洗い、お友達の背中を洗い、さっぱりと綺麗になる動物たち。
大自然に鎮座するほかほかのお風呂に、肌寒い秋の日もほっこりと心温かくなれますよ。
季節のうつろいを感じられる絵本
秋と言えば、動物たちにとっては冬の支度をする季節。「もりのふゆじたく」では、冬に備えて食べ物を集める動物たちの姿が、可愛らしいタッチで描かれます。
秋らしい味わいのある絵柄はもちろん、ラストには大人も子どもも癒される優しい展開が待っていますよ。
秋の動物の様子と合わせて、人の温かみも感じられる素敵な絵本です。
感謝の気持ちを育める絵本
りすの家族が主役の「ありがとう」は、タイトル通り感謝の気持ちが主題となっています。2歳から3歳の、いやいや期におすすめの絵本ですよ。
冬を越すためどんぐり集めに勤しむりすの家族ですが、そのどんぐりは、もともとはりすのおじいちゃんおばあちゃんが植えたものでした。
つながっていく人への思いやりに、大人も気づかされることの多い作品です。
秋におすすめの絵本|5歳・6歳向け
秋の外遊びが楽しくなる絵本
元気いっぱいの5歳からは、読むだけでなく、秋の外遊びにつながる絵本がおすすめです。
大人も童心に戻って秋の自然を楽しめる、「おちばいちば」はいかがですか?葉っぱがドレスになったり、どんぐりが馬になったり。
秋の自然には、子どもを魅了するたくさんの遊びが潜んでいます。思わず近所の公園に出かけたくなる、想像力を満たせる一冊です。
音楽のすばらしさを堪能できる絵本
芸術の秋には、音楽にまつわる絵本もおすすめ!
「おんがくかいのよる」は、歌が上手なかえるさんと、楽器をたしなむねずみさんの、ほんわかとしたやり取りが見どころです。
歌は歌えないけれど、楽器ならできる。そんな思いで立ち上げたねずみの楽器隊に、かえるさんの歌が重なります。
あらゆる垣根を越えて紡がれる音楽に、大人も子どももきっと幸せになれますよ。
秋のものさみしさに泣ける絵本
5歳から6歳の子どもには、じんわりと心に染み入る絵本もおすすめ。ノスタルジックな秋の夜に寄り添う切ない物語は、大人の読書としても打ってつけです。
「きつねにょうぼう」は、童話では馴染みの「狐の嫁入り」がテーマの絵本。
他とは違う切ないラストが用意されており、忘れられない一冊となることでしょう。親の深い愛情も感じられる、情操教育にぴったりな絵本です。
お彼岸時期に読みたい絵本
秋には日本古来の行事や風物詩がたくさんありますから、子どもにも触れさせたいですね。
お彼岸の時期が近づいたら、絵本「ひがんばな」を読み聞かせてみてはいかがでしょうか。
毒々しいほどに鮮明な赤をみごとに再現したこちらの絵本は、大人も釘付けになってしまうこと間違いなし。
お花が好きな子にも、たまたま近所で彼岸花を見つけた子にもおすすめです。
敬老の日に読みたい絵本
秋の始まり、9月には敬老の日がありますね。子どもが少し大きくなったら、おじいちゃんおばあちゃんとの関係性について絵本で学ぶのもおすすめです。
「ぼくは孫」は、ある少年が物語の主人公。親と比べいつでも自分に優しい祖父母に、なぜ優しいのか疑問を持ちます。
家族のつながりや交流に心温まる、大人にも響く一冊です。
大人にも子どもにも!秋におすすめの絵本まとめ
秋におすすめの絵本をご紹介しましたが、子どもに読み聞かせたいもの、自分で読みたいものはありましたか?
秋の情緒的な雰囲気は、絵本にするととても温かく心に染みるものになりますよね。あっという間に終わる秋だからこそ、絵本で季節の魅力をたっぷりと堪能してくださいね。
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