食育を学べるおすすめ絵本をご紹介
子供たちの食についての正しい知識や食習慣を身につけられるように取り組む「食育」。家庭でも取り組みたい「食育」ですが、食事を楽しむことやマナー、食べることの大切さなど、お子さんに言葉だけで説明するのは意外と難しいですよね。
そこでおすすめなのが絵本。イラストたっぷりの絵本なら、お子さんに一緒に楽しく食育を学べますよ。今回は「食育」を学べるおすすめ絵本をご紹介します!
食育を学べるおすすめ絵本《未就学児向け》
赤ちゃんでも楽しめる仕掛け絵本
小さなお子さんへの食育は、まず食べ物に興味を持ってもらうことからスタートしましょう。
0〜3歳児さん向けにおすすめの『やさいさん』は、葉っぱをめくると野菜の姿が登場する仕掛け絵本。
「やさいさん やさいさん だあれ」と繰り返すリズミカルなフレーズとグラフィカルなイラストで、まだ言葉がわからないちいさな子供も夢中になります。
ふだん食べている野菜に親近感が湧くおすすめ絵本です。
乗り物好きの子供におすすめの絵本
食べ物・乗り物・オノマトペを組み合わせた幼児向けの食育絵本『サンドイッチでんしゃ』は、電車好きなお子さんにおすすめです。
電車に見立てたパンに、トマトちゃんやレタスちゃんが乗っていき、最後には美味しいサンドイッチが完成する可愛らしいストーリー。
普段の食事で登場する食べ物ばかりなので、子供にとってもイメージがしやすいですよ!美味しそうなサンドイッチに食欲もわいてきます。
食事が楽しくなる食べる音が載った本
美味しそうな表紙の『おいしいおと』は、食べる音にスポットを当てた食育絵本。春巻きを食べる音やほうれん草の食べる音が、ユニークに表現されています。
「これはどんな音がするかな?」と食事を楽しみ、よく噛むことを習慣づけるきっかけになる食育絵本です。
絵本に描かれているイラストは、どれも本物そっくりで美味しそうなものばかりなので、眺めているだけでも楽しい一冊です。
おにぎりが食べたくなる人気の一冊
1992年発売から今も食育絵本として根強い人気がある『おにぎり』は、幼児食でも定番人気のおにぎりをテーマにした作品です。
ごはんを炊いて、手のひらに水をつけて、塩をつけて…と、おにぎりを作る工程がやさしいイラストとともに丁寧に描かれています。
食への興味がでるだけでなく、作る人の愛情も知ることができる食育絵本です。絵本を読み終わったあとは、おにぎりが食べたくなりますよ!
食べ物の成り立ちを学べる仕掛け絵本
いろんな食べ物を食べられるようになったお子さんには絵本『たべもの なにからできている?』がおすすめ。
パンや豆腐、ソフトクリームなど、食べたことのある身近な食べ物が「何から」「どうやって」できているか、めくる仕掛けによって紹介した食育絵本です。
可愛らしい動物たちも登場するので、楽しく食育が学べますよ。大人でも「へー!」と思う成り立ちもあり、親子一緒に楽しめる内容です。
食育を学べるおすすめ絵本《幼稚園児向け》
食育&ひらがなが学べる一冊
物を大切にする心を育てる絵本シリーズ「もったないばあさん」の『おいしい あいうえお』は、食育を学びながら、ひらがなも覚えられるおすすめの一冊。
楽しいあいうえおの文に合わせて、おいしそうな食べ物がたくさん紹介されています。まだ知らない食べ物を知るきっかけにもなりますよ!
すべてひらがな表記の絵本なので、お子さんへの読み聞かせはもちろん、お子さんが一人読みにチャレンジできます。
ネコ目線で描いた夕食パトロールの本
さまざまな食育の絵本がありますが、『きょうのごはん』の主人公はネコ。夕方になると、近所の家々から美味しそうな匂いが香り、ネコが夕食パトロールを始めます。
幼児食でも大人気のカレーライスにやオムライス、お祝いごとの日の贅沢お寿司など、それぞれの家庭のバラエティに富んだ食卓や家族の姿をのぞくことができます。
家族によって異なる食事や暮らしの豊かさを感じられる食育絵本です。
可愛らしいシリーズものの食育絵本
幼児に大人気の絵本「そらまめくんシリーズ」でお馴染みの、人気作家・なかやみわさんが手がける食育絵本シリーズ『やさいのがっこう』。
野菜のこどもたちが美味しい野菜になるために通う学校がテーマの可愛らしい物語です。
1作目の主人公はトマトちゃんですが、2作目ピーマンくん、3作目はとうもろこしちゃんと作品によって主人公が変わるので、ぜひシリーズで読むことをおすすめします!
怪獣が教えてくれる食事バランスの本
怪獣たちが登場する『ゴモラのえいようまんてんごはん』は、なぜ好き嫌いをしてはいけないのかが学べる食育絵本です。
ゴモラ、ザラガス、ドラゴはお相撲大好きな仲良し3人組。でもいつも勝つのはゴモラばかり…。その理由は食事の栄養バランスにありました。
お菓子や揚げ物など、好きなものだけを食べたがる子供たちにおすすめの一冊。怪獣好きな男の子にはもってこいの食育絵本ですよ!
食育を学べるおすすめ絵本《小学生向け》
体にとって大切な空腹と食欲の関係がわかる本
小学生になったら、食事とからだの関係を学べる絵本もおすすめです。人気絵本『はらぺこさん』は、なぜお腹がすくのかが学べる食育絵本。
空腹と食欲の関係を、ユーモアたっぷりのイラストと文章で紹介されています。規則正しい食事をすることの大切さも教えてくれますよ!
お腹がすくということは、大切で素敵なことなんだと、子供も共感できるおすすめ絵本です。
食べることの大切さと命のつながりが載った本
「食べること」の大切さを学べる食育絵本『たべる たべる たべること』。
主人公の実穂ちゃんが、子供から大人になるまでの成長を見つめながら、「食べること」の大切さと「いのち」のつながりを感じられる作品です。
文章は詩のようにリズミカルで短いので、読む側の食べるシーンを想像しやすいのもポイント。
読み終わった後、家族で”食べること”について話し合うのもおすすめです。
知っておきたいお米のでき方がわかる一冊
日本の主食でもあるお米。そのお米のできる様子を小学生低学年からでもわかるように解説した『おこめができた!』は、代掻きから田植え、収穫までを追った写真絵本です。
おうちや給食で何気なく食べているお米がどのようにできていることかを知ることで、食事のありがたみを感じることができ、食べ物への感謝の心が生まれます。
食と自然に対する興味が深まる、食育にぴったりな一冊です。
作る楽しみが学べるレシピ絵本
食べることだけでなく、自分で料理にチャレンジすることも食育です。
子供のためのレシピ絵本『たのしい おりょうり』は、卵焼きやフレンチトースト、グラタンなど、子供が好きな料理のレシピがわかりやすく紹介されています。
自分で作ることによって、毎日食べている食事のありがたみが感じられます。
ひとりでチャレンジするなら小学中学年・高学年から、親子で一緒に作るなら4歳頃からおすすめです!
食育を学べるおすすめ絵本まとめ
お子さんと一緒に食育を学べるおすすめ絵本をご紹介しました。”食育”と聞くと堅いイメージがありますが、幼児のうちは食に興味も持ってもらうとからはじめましょう。
食べ物の成り立ちや食べることの大切さなどをテーマにした食育絵本は、子供が学べるだけでなく、読み聞かせをする大人が改めて食を見直すきっかけにもなります。ぜひ、親子一緒に絵本で楽しく食育を学んでくださいね♪
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物