3月といえばどんなイメージ?《季節の行事・記念日》
3月の行事や記念日の話題をニュースなどで耳にすると、「もうこんな時期か」とカレンダーを見直すことはありませんか。3月といえば、大人にとっては年度替わりの多忙な時期です。学生なら1年のまとめの時期で、進級や進学といった新しいステージへ飛び込む季節とも言えます。
3月といえばどんな季節の行事や記念日があるのでしょうか。まずは1〜31日までの行事や記念日を紹介し、その後にこの季節の定番行事や日付が流動的な行事について詳しく解説します。忙しい日々ですが季節を感じながら過ごしてみましょう。
- 3月1日マヨネーズの日
- 3月2日ミニの日
- 3月3日ひな祭り
- 3月4日ミシンの日
- 3月5日サンゴの日
- 3月6日ミロの日
- 3月7日サウナの日
- 3月8日国際女性デー
- 3月9日記念切手記念日
- 3月10日東京都平和の日
- 3月11日パンダ発見の日
- 3月12日だがしの日
- 3月13日サンドイッチデー
- 3月14日ホワイトデー
- 3月15日靴の日
- 3月16日国立公園指定記念日
- 3月17日漫画週刊誌の日
- 3月18日点字ブロックの日
- 3月19日ミュージックの日
- 3月20日電卓の日
- 3月21日春分の日(毎年日付が変わる)
- 3月22日世界水の日
- 3月23日世界気象デー
- 3月24日世界結核デー
- 3月25日電気記念日
- 3月26日食品サンプルの日
- 3月27日さくらの日
- 3月28日三ツ矢サイダーの日
- 3月29日作業服の日
- 3月30日国立競技場落成記念日
- 3月31日教育基本法・学校教育法公布記念日
3月といえばでイメージする【卒業式】
3月といえば、初旬から学校の卒業式シーズンに入ります。3月に卒業式がある国は数少なく、欧米では9月が卒業式シーズンです。南半球になると12月など、国によってさまざまであることがわかります。
3月といえば、日本ではこの時期になると卒業ソングがたくさん流れるようになりますよね。卒業式をはるか昔に経験した人は、メディアで卒業ソングや言葉を耳にして「もうそんな季節か」と、昔の行事を振り返ることもあるのではないでしょうか。
3月といえばでイメージする【ひなまつり】
3月といえば、桃の節句の「ひなまつり」ですね。行事食として甘酒やちらし寿司、ひなあられなどを準備する家庭もあることでしょう。女の子のいる家庭では、子供の健やかな成長を願ってひな人形を飾ることも。
またひな祭りなどの行事の前後には、お店の内装も途端に春らしくなるので心がウキウキすることもあることでしょう。3月といえば、暦の上では春です。日本の北側ではまだ雪深い地域もありますが、そろそろ雪解けの便りも届くころと受け止められています。
3月といえばでイメージする【春分の日】
3月といえば、3月20〜21日頃に昼と夜の長さが同じになる祝日「春分の日」があります。毎年日付が固定されていないのは、1年は約365日プラス6時間弱あり、春分点を通過する日が毎年ずれるからです。
特別なイベントなどはありませんが、墓参のための帰省や家族の集まりで、春の到来を祝う行事を開くこともあるでしょう。
3月といえば「暑さ寒さも彼岸まで」といった言葉があるように、この時期は春彼岸と重なります。東北や北海道の寒い地域でも、そろそろ陽のぬくもりが感じられるようになるでしょう。
3月といえばでイメージする【春の高校野球】
3月といえば春彼岸の頃に、全国の高校球児の代表が一堂に会する行事「春の選抜高校野球大会」が開催される季節です。春の甲子園は県大会を勝ち上がってきた強豪校ばかりではなく、21世紀枠と呼ばれる地域の高校球児の参加枠にも注目が集まります。
また、選手宣誓の言葉も毎回注目されますよね。さらに春の甲子園では球児たちだけでなく、吹奏楽部員やチアリーディング部員、応援団たちの応援も季節を感じる風物詩といえるでしょう。
3月といえばどんなイメージ?《季節の食べ物》
3月といえば、春の行事だけでなく季節を感じる食べ物にも注目です。味覚や視覚を通し、3月の風物詩で春の到来を感じることもあるでしょう。ここでは、「3月といえばこの食べ物」とすぐにイメージできる旬の味覚を紹介します。
食べ物を表す言葉は時折俳句の季語にもなりますので、3月といえば思い浮かぶ食べ物を押さえておくと、季節の変化を感じられるでしょう。中には、時代の変化によって忘れ去られてしまった季節の食べ物も存在しますが、今でも和菓子店などでは3月といえば思い浮かぶ伝統的な春の風物詩に出会えます。
3月といえばでイメージする【和菓子】
3月といえばひな祭りの桜餅が有名ですが、実は草餅の時期でもあります。二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」があり、冬眠していた生き物や虫が活動し始める時期です。この時期は新芽が萌え出す頃で、ヨモギの新芽を蒸してすりつぶしたものを餅に練り込んで草餅を作ります。頬張ると、ほろ苦い春の香りを楽しめますよ。
また、3月といえば春彼岸の頃に牡丹餅(ぼたもち)がお目見えする時期です。実はおはぎと同じものですが、春を連想させる牡丹と秋を連想させる萩(はぎ)の違いから呼び方が変わるとされています。
3月といえばでイメージする【野菜】
3月といえば気温が上がり、春らしい季節野菜が出てくる時期です。
例えば、春にしか食べられない菜の花やたらの芽、ふきなどがあります。これらの野菜にほのかな苦みがあるのは、暖かくなると活発になる害虫から身を守るためです。
また、3月といえば春キャベツが美味しくなる季節でもあります。この時期に出回る春キャベツは、見た目のイメージ通り、みずみずしくて柔らかい食感が特徴です。サラダなどにして生で食べると絶品で、この季節だけの特別な味覚として堪能できます。
3月といえばでイメージする【果物】
3月といえば2月に引き続き、いちごや柑橘類が旬を迎える時期です。
いちごは寒い季節ほど甘く、夏に向かうほど酸味が強くなるため、3月のいちごは甘みと酸味のバランスがよい傾向にあります。いちごの本来の旬は春~初夏で夏の季語ですが、ハウス栽培が主流になったことで3月といえばいちごのイメージを持つ人も少なくないでしょう。
また、3月の柑橘類は店頭に並ぶ種類が増えてきます。グレープフルーツや金柑、はっさくなどが旬を迎えますが、その他珍しい品種も次々に登場するので、旬の季節に新しい味を試してみましょう。
3月といえばでイメージする【魚介類】
3月といえば貝類が旬の時期を迎え、ひな祭りの行事に縁起物としてはまぐりが汁ものに入ることがあります。貝は2枚1組であり、唯一無二の組み合わせであることから、夫婦円満の象徴と考えられているのです。
また、3月といえば真鯛をイメージする方も多いのではないでしょうか。日本で1年中出回る真鯛は養殖がほとんどですが、天然の真鯛の旬は地域によって2~6月頃で、桜が咲く3月の真鯛は「桜鯛」と呼ばれています。「めでたい」という語呂合わせと「桜」というお祝いのイメージが加わって、この季節の祝い事に欠かせない魚です。
3月といえばどんなイメージ?《言葉・花・誕生石》
3月といえば、季節を表す言葉にも色や温かさを感じられるようになります。綺麗な響きの言葉も増えてくるので、気に入った言葉を手帳に書き留めたり声に出したりして、3月の季節の変わり目を楽しんでみましょう。
また、別れの季節でもあるので、時候の挨拶を覚えておくと便利です。さらに、3月の誕生花や誕生石を暮らしに取り入れると、一層この季節を楽しめますよ。
では3月といえば、どんな花や言葉が思い浮かぶでしょうか。季節を象徴するあれこれをピックアップしてお届けします。
3月といえばでイメージする言葉【異名】
3月といえば、「弥生(やよい)」という異名を思い浮かべるのではないでしょうか。この言葉の由来は「木や草がいよいよ生い茂る月」という意味の「木草弥生い茂る月(きくさいやおいしげるつき)」だといわれています。
また、3月といえば花が咲く季節でもあるので、「桜月(さくらづき)」「花月(かげつ)」「花見月(はなみづき)」など、花をイメージする異名がありますよ。どれも美しい言葉で、柔らかく暖かい春を連想させます。
3月といえばでイメージする言葉【時候の挨拶】
3月といえば春の始まりをイメージする季節ですので、時候の挨拶にもそのニュアンスが含まれます。
ビジネスの場で使う場合、上旬は「早春の候」「浅春の候」、中旬以降は「春暖の候」「春陽の候」を使いましょう。また、20〜21日頃は「春分の候」と添えれば、季節感を表現できます。
私的な手紙の場合、書き出しは「日ましに春めいてまいりましたが」など季節感を出し、結びは「年度末を控え何かと慌ただしくなりますので、お体には十分お気をつけください」といったように相手を気遣う言葉を添えるとよいでしょう。
3月といえばでイメージする言葉【季語】
3月といえば「水ぬるむ」という季語があります。「寒い冬の間、川にも氷が張っていたけれど、春の声を聴いて氷も見なくなったね」といった意味が込められており、俳句の季語だけでなく手紙の書きだしでも使われる言葉です。
また、3月といえば「花冷え」という季語もあります。これは花見の季節に寒さが戻るという意味で、3月下旬頃から使われる言葉です。まれに雪が降ることもあるので、単なる一時的な寒の戻りとは侮れないこともあります。
3月といえばでイメージする花【誕生花】
3月といえばチューリップの季節ですが、この月の誕生花にもなっています。チューリップは色の種類が豊富な花で、色によって花言葉がさまざまです。例えばピンクは「愛の芽生え」、紫は「不滅の愛」といった意味があります。
また、誕生花は月別だけでなく日別でもありますので、以下の表にまとめました。なお、誕生花や花言葉は1つではなく、ここで紹介するのはほんの一例です。例えばヤグルマギクは3月1日だけでなく、3月5日も誕生花となっています。気になる日付があり、もっと知りたくなったら調べてみましょう。
日付 |
誕生花 |
花言葉 |
3月1日 |
ヤグルマギク |
繊細 |
3月2日 |
ラナンキュラス |
とても魅力的 |
3月3日 |
レンゲソウ |
心がやわらぐ |
3月4日 |
アザレア |
恋の喜び |
3月5日 |
クンシラン |
高貴 |
3月6日 |
デイジー |
純潔 |
3月7日 |
ニリンソウ |
友情 |
3月8日 |
ニゲラ |
ひそかな喜び |
3月9日 |
アセビ |
献身 |
3月10日 |
ルピナス |
想像力 |
3月11日 |
ユキヤナギ |
気まま |
3月12日 |
アネモネ |
はかない恋 |
3月13日 |
タンポポ |
真心の愛 |
3月14日 |
カモミール |
逆境に耐える |
3月15日 |
レースフラワー |
可憐な心 |
3月16日 |
ハナカイドウ |
温和 |
3月17日 |
アンスリウム |
頭脳 |
3月18日 |
ハナミズキ |
永続性 |
3月19日 |
アザミ |
独立 |
3月20日 |
スイートピー |
門出 |
3月21日 |
バイモ |
才能 |
3月22日 |
ムクゲ |
信念 |
3月23日 |
グラジオラス |
勝利 |
3月24日 |
ハナビシソウ |
富 |
3月25日 |
アストロメリア |
エキゾチック |
3月26日 |
シュンラン |
控えめな美 |
3月27日 |
ブライダルベール |
幸福 |
3月28日 |
ヤマブキ |
気品 |
3月29日 |
ゴボウの花 |
用心 |
3月30日 |
エニシダ |
清潔 |
3月31日 |
イチゴ |
尊重と愛情 |
3月といえばでイメージする【誕生石】
3月の誕生石は、アクアマリンやアイオライトなどです。淡い水色の貴石アクアマリンは、3月の雪解け水を思わせますよね。幸福や富をもたらし、夫婦間に潤いを与えるともいわれています。
アイオライトは「ビジョンの石」とも呼ばれており、パワーストーンとしても人気があります。紫がかった貴石は、ちょうど3月ごろから開花の時期を迎えるスミレの花を連想させます。
3月といえば結婚式などのイベントが開かれる時期で、誕生石を結婚指輪などに組み込むこともあるでしょう。指輪だけでなく、自分自身のお守りとしてアクセサリーに仕立てたものを身に着けるのもおすすめですよ。
3月といえばでイメージする風物詩はたくさんある!
「3月といえば」という言葉をキーワードに、行事や言葉などをまとめましたが、みなさんは3月といえばどんなものをイメージしましたか?
3月といえば、別れを思わせる卒業式もあれば、伝統を感じるひな祭りや明るい気分になるチューリップなど、さまざまなイメージの風物詩が数多くあります。
全体を通して見ると、長い冬が終わった後に新しい始まりを予感させる季節といえるのではないでしょうか。
紹介した内容を活用し、手紙の文章に3月の言葉を使ったり、旬の食べ物を堪能したりして、この季節ならではの風物詩を楽しんでくださいね。
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