「他人に期待しない」を正しく使おう。プラスに人生を動かす魔法の言葉を使うコツ

ネガティブなイメージが強い「他人に期待しない」という言葉。少し考え方を柔らかくすることで、自分自身がポジティブになれますよ。ただし自分が苦しくなってしまうこともあるので、言葉の意味をよく知っておくことが大切です。この記事が悩みを解決します!

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「他人に期待しない」を正しく使おう。プラスに人生を動かす魔法の言葉を使うコツ
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たがめかめの

ライター

アラフィフwebライターです。3児の母と派遣社員とトロンボーン…たくさんのわらじを履いています。スタイリッシュな生活にあこがれていますが、実際は程遠い毎日。情報を収集しながら日々勉強の毎日です。

他人に期待しない人生を過ごすための考え方とは

「他人に期待しない」という言葉の意味をちょっとだけ考えてみましょう。

この言葉からどうしても「壁を作っている」といったイメージを受け取ってしまう人は、ポジティブな意味にとらえられるよう考え方を改めたほうがよいですね。

「他人に期待しない」という意味の本当の意味や、この言葉を使っている自分自身の行動心理を知ることで、人間関係を円滑にすることができます。人生を損することなく過ごすためのヒントをみていきましょう。

「他人に期待しない」で間違いやすい考え方

「他人に期待しない」で間違いやすい考え方

「他人に期待しない」という言葉をネガティブな意味にとらえてしまうのは間違いです。ネガティブにとらえてしまうほど、相手にもその言葉を投げかけてしまいます。

本来は自分を楽に生きるための考え方として存在する言葉なので、間違った使い方は、相手を苦しめてしまうことになるでしょう。

もちろん自分自身の首もしまっていくかもしれません。ここでは「他人に期待しない」という言葉の誤用例や、使用する人の心理状態をまとめました。

 

 

相手を突き放してしまう言葉

「期待しない」という言葉を、相手に投げかけてしまうことはありませんか。「期待しない」というこの言葉は、相手を全否定する考え方です。極端かもしれませんが「あなたとの未来はない、未来が見えない」と伝えているのも一緒です。

「過去のふるまいを見て失望した。だから未来も一緒だろうと」決めつけてしまっているとも受け取れます。他人のこれからだけではなく、過去までも否定してしまう言葉になるので注意しましょう。

 

パートナーシップを無視することに

恋愛や結婚などパートナーシップが重要視されています。もちろん、仕事上でもクライアント・顧客の関係などパートナーシップは大切ですよね。「他人に期待しない」という考え方は、やはり否定の意味が大きく含まれています。

信頼関係の構築が大前提となるパートナーシップを大きく揺るがすことになります。仕事面での「期待しない」は、取引できないという意味以上の否定が込められており、今後の仕事上の付き合いにも大きく影響するでしょう。

 

自分の生き方を否定されたくない

「他人に期待しない」という言葉を使う人は、「私に期待しないで!」という気持ちを理解してほしい考え方が働いています。

相手に自分人生を否定されたくないので、「私は期待していないから、あなたも期待しないで」という自分本位の考えを他人に押しつけてしまっていることがうかがえます。

自分に期待をかけてほしくない気持ちだけを伝えるために、「他人に期待しない」を引き合いに出してしまうため誤解が生じてしまいます。

 

人間関係に壁を作ってしまう

「他人に期待しない」という主張は、どうしても上から目線になってしまいます。傲慢な見方をしていると受け取られる結果となり、人間関係に壁を作りがちです。

場合によっては「あなたは期待されているのか」「期待しないと他人に言えるだけ、あなたは何かを重ねてきたか」と他人から揚げ足を取られることもあるでしょう。

人生において、たった一言の振る舞いで他人に激しく非難される可能性も秘めています。もちろん、その後は誰からも期待されることはありません。

 

自分自身のハードルを高めてしまう

「他人に期待しない」という考え方をする人は、どんなことでも自分で握りしめ、囲い込んでしまう傾向にあります。否定されるのがイヤで誰にも頼れない、頼りたくないという心理が働くため、自分でなんでも行動しがちです。

その結果、自分自身がハードルを高めてしまいます。もちろん自分に余裕がなくなりますし、できもしないことを誰にも頼らず成し遂げようとするため、評価が下がってしまうことにもつながるでしょう。

 

 

「他人に期待しない」考え方のメリット

「他人に期待しない」という言葉は、相手のメンタルへ向けた凶器になってしまいます。しかし考え方を改めることでメリットが生まれます。

ただし、自分自身が苦しくなることと背中合わせになってしまうこともあるかもしれません。

バランスをとることと「他人に依存しない考え方」にもリンク可能です。

ここからは、他人に期待しないという考え方から生まれるメリットをピックアップしました。少し前向きにシフトチェンジできるのではないでしょうか。


 

 

他人に依存しなくなる

「あなたは他人に期待しすぎ」「頼りすぎ」と指摘された人に有益な考え方です。「他人に期待しない」という考え方を取り入れることで、誰かが私を助けてくれるというような依存心が薄れていきます。

依存は自分のメンタル面を楽にさせてくれますが、大きな期待と依存を受けた相手にとっては重荷になるでしょう。場合によっては「恋愛共依存」の関係を陥り、恋愛や結婚の場面でDVに発展する可能性も否めません。だからこそ、「他人に期待しない」という考え方も必要なのです。

 

他人の気持ちが受け入れられるようになる

人生論で「他人に期待しない」という考え方を持つと、誰かに厄介ごとを押し付けてしまっていた自分に気づきます。「あなたに期待している」という言葉を免罪符として振りかざし、必要以上に相手を振り回していた自分を受け止められるようになるでしょう。

期待された側はモチベーションの維持につながりますが、それを逆手に振りかざしてばかりの人生はNGです。上下関係ができやすい親子関係や恋愛、仕事での場面で人間関係が円滑になる考え方です。

 

広い心を持てるようになる

「自分が他人から期待されたときに応えられるか?」という問いに答えられるでしょうか。もちろん、どんな世界にも期待を裏切らないスーパーマンは存在します。けれど、自分を含め身の回りに完全無欠のスーパーマンは存在しますか?

必要とされ、期待されるほど、プレッシャーに負けメンタルが折れてしまうのが人生ではないでしょうか。自分も仲間もみな対等、自分ができないなら相手へ過度な期待はしないと考え方をシフトすると、心を広く持てるようになるでしょう。

 

ギブアンドテイクを過信しなくなる

「もう期待しない、期待した私がバカだった」という考え方に至ることはありませんか。これは「ギブアンドテイク」を誤用し過信しすぎている証拠です。自分が与えたことに対して見返りを期待した結果です。

「私は与えた。だからあなたはそれ以上のものを返すべき(無論、返してくれるだろう)」と自分の中で過度な期待へすり替わることで、その後の大きな落胆がやってくるのです。

本来のギブアンドテイクは「対等なさま・お互いに与え合う」といった意味があります。これを知ると他人に過度な期待はしないようになります。

 

自分軸で物事を考えられるようになる

他人が助けてくれるという期待を持った人生は、「他人軸」の考え方で振り回されがちです。他人本位ではなく、自分本位の「自分軸」の考え方を持ちましょう。ただし、自己中心になるのは意味が違います。

自分で考えること、行動することを中心とした考え方を持つことで、他人に期待しない人生が送れるようになります。この考え方が確立すると、他人との間で信頼関係が生まれます。やがて他人に期待される自分に生まれ変わりますよ。

 

 

「他人に期待しない」で人生を軽くする方法

「他人に期待しない」で人生を軽くする方法

「他人に期待しない」という考え方は、ときとして自分自身が悲しい気持ちになってしまうこともあります。また自分のイメージが「冷たい人」として定着してしまうこともあるでしょう。他人に誤解されない、誤解を与えないためにも考え方を前向きに持つための方法を紹介します。

なかなか考え方が難しいかもしれませんが、自分の気持ちの在り方で恋愛や仕事面で「相互依存」ができるようになりますよ。人生が豊かになるヒントがここにあります。

 

 

まずは自分で行動を起こそう

自分の目の前に何らかの問題が出されたときに「どうしたらいい?」と誰かに聞いてしまうことはありませんか。これは、必要なことに他人が答えてくれることを期待していることになります。他人に依存することで、自分が楽になりたいという心理が働きます。

まずは自分で行動を起こし考えることを始めましょう。スマホで検索すればわかることもたくさんあります。これだけでも他人に依存しない人生を歩みだすことができますよ。

 

勇気を出して頼ってみよう

断られることを恐れ自分であれもこれも囲い込んでしまった結果、身動きが取れなくなってしまうこともあります。「勇気を出して頼ってみる」ことを頑張ってみましょう。相手も頼ってほしい、甘えてほしいと思っているはずです。

自分から「他人に期待しない」という気持ちを捨てることで信頼関係が構築されます。お互いに「ギブアンドテイク」が確立すれば、いい人間関係を築けることでしょう。自分自身のメンタルも楽になるはずですよ。

 

「~してくれるはず」「~したのに」はNGワード!

自分で意識改革する場合、自分の口癖や考え方にも言及しましょう。他人に期待しないためには、「誰かが~してくれるはず」や「私は~したのに」という言葉を口にしないための考え方を持ちましょう。

他人に期待を抱くと、断られたときに「裏切られた」というような恨みにすり替わりやすくなります。だからこそメンタルトレーニングをするのが大事になるのです。見返りを求めないための考え方は、人生を前向きにしてくれますよ。

 

自分にも期待しないこと

他人に期待しないのだから、自分にも期待しないことは大前提です。あなた自身は、他人に期待する以上のなにかはできますか?自問自答したら、「NO!」と答えてしまうかもしれませんね。だったら、他人にも期待はできません。自己肯定感の問題もありますが、自分も他人も対等な立場です。

「(自分と比べて)他人が劣る、他人に劣る」という考え方はしないこと。他人とは対等の付き合いができることは、人生において大切な要素です。

 

自分の都合で物事を考えないこと

「他人に期待しない」とネガティブにとらえてしまう人の多くは、自分の都合で物事を考えてしまう特徴があります。「私はこうだから、相手もこうだろう」といった決めつけはNGです。これは自分軸の考え方ではなく「自分本位の考え方」となります。

このような考え方をする人は、他人には期待するけど自分に期待されるのは困るというような主張もすることでしょう。これは、他人に距離を置かれやすい考え方なので避けましょう。

 

他人に期待しない人生の考え方まとめ

「他人に期待しない」という言葉のとらえ方で、人生における考え方が大きく変わります。他人に過度な期待はしないこと、期待をかけた他人に対し「裏切った」と思考のすり替えをやめることを意識しましょう。

また自分と他人の物差しは違うと知ることも必要です。「期待」という言葉は、相手にモチベーションを与えると同時にプレッシャーも与えます。

対等な付き合いをするためにも「期待しない」ことはとても重要だと認識しましょう!

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