ミニマリストにおすすめの映画をご紹介
近年話題となっている「ミニマリスト」という言葉。日々の生活の中で、少しずつ取り入れている人も増えてきているのでは?そこで今回はミニマリストさんにおすすめの映画を大特集!
日々の生活から余計な『モノ』を取り除くミニマリストや、心のミニマリスト、考え方のミニマリストなど、ご紹介する作品にはさまざまなミニマリストが登場します。
シンプルに暮らし人生をより豊かに、そんな風に考える人におすすめの作品がいっぱいです。
生活のヒントになるミニマリストの映画
心のミニマライズ映画
ハーバード大学を飛び級で卒業した19歳のキャリーが主人公のこの映画。
IQは高いけれど幸せを感じられないキャリーが、セラピストのすすめで「幸せになるためのリスト」を実行します。
渋々ながらもリストの項目を一つずつこなしていくうちに、自分が幸せに感じられることがわかってくるキャリー。
心をミニマライズしたい時に見たいおすすめの映画です。主人公のキャリーのキュートな魅力も必見ですよ。
ミニマリストと茶道の世界
やりたい事が見つからない女子大生が、茶道を習うことからさまざまな『気づき』と出会う映画。
お茶の先生を演じる樹木希林の、自然な演技とさりげないセリフが心に響きます。
余計なものをそぎ落とし、決まりごとを大切にする茶道の世界はまさにミニマリスト。黒木華と多部未華子の、みずみずしい演技に心洗われます。
五感を研ぎ澄まし四季を感じながら見てほしい、ミニマリストにおすすめの日本映画です。
ミニマリスト映画といえばこれ
ミニマリスト映画といえばこちら。
「便利で楽しい『モノ』に囲まれているのに幸福感を得られない」そんな青年が、家中のものをすべて倉庫に預けます。
持ち帰れるのは1日1つだけ。ストーリーも考え方もとってもシンプルです。
「生活のために」「人生を楽しむために」などミニマリストとしての『モノ』の本質に触れられるこの作品。
ミニマリストな暮らしを始める前にぜひ見たい、おすすめの映画です。
真のミニマリストを考える映画
日々の生活に疲れてしまった人におすすめしたい映画がこちら。
都会での暮らしに馴染めなかったいち子は自然豊かな土地に移り住み、作物を育て自給自足で暮らしています。
都会に比べ不便な生活の中で、自らが体で感じたことを実践していくいち子。
不便さの中にもささやかな幸せを感じることの喜びや、本当の意味でのミニマリストとは何かを考えさせてくれます。
続編の冬・春版と併せて見たい映画です。
ミニマリストたちを追うドキュメンタリー
全米を回りミニマリズムの講演ツアーを行う、2人のミニマリストを追ったドキュメンタリー映画。
ツアーの途中で出会ったさまざまなミニマリストたちも登場します。彼らの多くは、仕事で成功し高収入を得る「勝ち組」。
しかし幸せを感じられずにいたという彼らは、どのようにしてミニマリストとなったのでしょうか。
ミニマリストに興味のある人に、ぜひ見てほしいドキュメンタリー映画です。
スーツケースに詰め込む人生
年間300日以上を出張に飛び回るライアンは企業のリストラ執行人。
「スーツケースに入りきらない人生は背負わない」という考え方で生きています。
仕事のやり方もプライベートも、その生き方はまさにミニマリスト。しかし徐々に人生について考えるようになります。
幸せとは人それぞれ違うもの。自分にとっての幸せとは何かを考えるきっかけになるかもしれません。男性にもおすすめの人気映画です。
憧れてしまうミニマリストの映画
ミニマリスト夫婦が営むパン屋さん
大自然でのんびりと暮らしたいミニマリストさんにおすすめの映画がこちら。北海道でカフェを営む夫婦を描いた心癒される作品です。
焼きたてのパンを出し、おいしいコーヒーを淹れ、心地よいベッドのある部屋も提供しているカフェ・マーニー。
そんなカフェには、さまざまなお客さんが訪れます。まるで絵本を読んでいるようなこの映画。四季を感じながら見てください。
断捨離したくなる映画
青空をバックにタンクを掃除する女性のポスターが印象的な「バグダッド・カフェ」も、ミニマリストにおすすめの映画です。
砂漠に佇むさびれたカフェに滞在することになった主人公・ジャスミンは、カフェの女主人に断りもなく勝手にオフィスを大掃除。
溢れかえるガラクタを処分し窓や床をピカピカにするシーンは、ミニマリストを目指す前の断捨離欲を高めてくれるでしょう。
映像と音楽を楽しみたい作品です。
魔女と過ごすひと夏の物語
中学校へ通うのがつらくなった少女・まいは、しばらくの間、森で暮らすイギリス人の祖母のもとで生活することに。
祖母との暮らしは、早寝早起き・掃除・運動・勉強など基本的な規則正しい生活でした。
昔の服を孫のエプロンにしたり、たらいで洗濯したりとシンプルに生きる祖母は、まさにミニマリスト。
そんな祖母との生活で自分を取り戻していく少女の姿が胸を打つおすすめの作品です。
究極のミニマリスト・キキ
ホウキとラジオだけ持って旅立つ魔女のキキは、究極のミニマリスト。パン屋さんでの部屋も必要最低限でシンプルです。
頭を空っぽにして魔法と向き合うキキは、ミニマリズムを教えてくれているよう。
魔法が使えなくなってしまうシーンは、私たちの人生に置き換えることもできるかもしれません。
多くのファンに愛される作品も、ミニマリストという観点から見てみると、また違ったおもしろさに出会えますね。
何歳でも挑戦できると思える映画
40年間主婦だったブリット=マリーは、夫の浮気を知り家を出ることを決意。
63歳の彼女が唯一手に入れたのは、見知らぬ村で子供たちにサッカーを教える仕事でした。
いくつになってもチャレンジする勇気をもらえるこの映画。人生を一度リセットすることで見えてくる幸せがあるかもしれません。
映画終盤に「人生は予想外ね」と呟くブリット=マリーがとても素敵。多くの人に見てほしい作品です。
ミニマリスト女子の青春ロードムービー
蒼井優主演のこの作品もミニマリストにおすすめの映画。知らない土地で仕事に就き、100万円が貯まったら別の場所へ移動する少女の物語です。
身軽なスーツケースひとつで転々と旅する鈴子は、まさにミニマリスト。人間関係においても、その土地を去ればそこで終わりといたってシンプルです。
映画中盤、そんな鈴子の心を乱す出来事が。蒼井優演じる凛とした鈴子の演技もこの作品の魅力です。
人生について考えるミニマリストの映画
いろいろな生き方を知る映画
「普通ってなんですか?」がキャッチコピーのこの作品。10年間も森で暮らしていた家族が、あることをきっかけに旅に出ます。
自然の中で生き抜いていけるよう育てられた子供たちは、運動神経抜群で知識も豊富。でも一般社会での常識はありません。
生きるために必要な最低限の中で暮らしていた家族は、どのように旅をしていくのか。ミニマリストにもそうでない人にもおすすめの映画です。
身分を捨てた青年のノンフィクション
裕福な家庭に育ち成績も優秀、将来有望だった青年が自分の名前や経歴を捨て、ひとり向かったのはアラスカ。
旅の途中で出会うさまざまな人々や出来事に触れ、本当の自分を見つけていきます。
ショーン・ペンが監督を務め、10年間かけて映画化した渾身の作品。身分を捨て旅立った彼は究極のミニマリストとも呼べるでしょう。
心震えるラストや大自然の映像美も見所のおすすめ映画です。
ノマドたちを描くロードムービー
究極のミニマリスト生活、ノマド(現代の遊牧民)たちの暮らしを描いたロードムービー。
製作、主演のフランシス・マクドーマンドが、ノマドコミュニティで実際に交流を持ち撮影されました。実在のノマドが本人役で出演するシーンも。
フィクション映画でありながらドキュメンタリー要素もあります。
必要最低限のものを持ち、自然の中で暮らす彼らは違った形のミニマリストと言えそうです。
ダメになった自分の再生の旅
実在する女性の自叙伝をもとにした映画「わたしに会うまでの1600キロ」。
映画評論家たちからの評価も高いこの作品は、どん底に落ちたひとりの女性の再生物語です。
母親の死や離婚、薬に手を出す生活をリセットするべく、主人公は1600キロを歩く旅に出ます。
バックパックを背負いたったひとりで歩く中、彼女は何を感じるのか。リース・ウィザースプーンの胸をうつ演技も見所の作品です。
破壊し続ける男の物語
予想外の悲しい出来事が起こったとき、自分ならどうするか。「雨の日は会えない。晴れた日は君を想う」は、そんなことを考える映画です。
妻を事故で失うも、悲しみの感情がまったく表れない主人公・デイヴィス。あらゆるものを「破壊する」という奇行を繰り返すようになります。
さまざまなものを壊し、余計な感情を放棄したその後に気づいたものとは。感受性を研ぎ澄ませて見てほしい映画です。
娘との日々で浄化される男の話
酒や美女に囲まれて怠惰な日々を送っていた俳優のジョニー。
11歳の娘をしばらく預かることになった彼は、娘と過ごす日々の中で人間らしさや小さな幸せに気づいていきます。
物語が進むにつれ余計なものが取り去られていく様子は、人生の本質を教えてくれているよう。
ミニマリストという考えを違った角度から考えられる、おすすめの映画です。娘を演じるエル・ファニングの圧倒的な透明感に魅了されます。
ミニマリストにおすすめの映画まとめ
ミニマリストにおすすめの映画をご紹介しましたが、いかがでしたか?
「ミニマリスト」とひと言で言っても『モノ』を減らすだけではなく、色々な観点から捉えた作品をピックアップしました。人生は時に、シンプルな暮らしや考え方が幸せに思えることも。
何かに行き詰まってしまった時は、余計なものを排除してリセットしてみると、本当に大切なものが見えてくるかもしれません。
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