辛い時こそ意識したい、自己受容とは?自分自身を大切にする生き方を選ぼう

自己受容を身につけることで、人生を今までよりももっと生きやすく快適に送れるということをご存知でしょうか。大人になると、さまざまな経験から「自分を認める」「自分を受け入れる」ということを時に忘れてしまうもの。今回は「自己受容の方法」をご紹介!

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MooooN

ライター

2児の子を持つシングルマザー。恋愛・結婚のジャンルが得意です。皆さんの心に寄り添える記事を執筆できるように頑張ります。

「自己受容」とは?

自己受容を身につけることで、人生を今までよりももっと生きやすく快適に送れるということをご存知でしょうか。大人になると、さまざまな経験から「自分を認める」「自分を受け入れる」ということをときに忘れてしまうものです。

自己受容を忘れ、ネガティブな心理状態や不健康な思考に陥ってしまったときは、自分を受け入れる「ポジティブな思考や心理状態」を意識的に思い出しましょう!

今回は、自己受容を身につける効果的な方法と人生が前向きになるヒントをご紹介します。

自己肯定との違い

自己肯定との違い

自己受容とよく似た言葉に「自己肯定」があります。「自己肯定」とは、「自分は価値のある人間だ」「愛されるべき人間だ」と、自分に対する価値を高めた思考方法です。

自己受容と大きく違うのは、自己肯定は「自分自身に価値を見出すこと」そして自己受容は「ありのまま、そのままの自分を全て受け入れること」で人生を歩むことです。

ここでは、大人が勘違いしやすい自己受容と自己肯定の違いを掘り下げて解説していきます。

 

 

自分自身の全てを受け入れる

自己受容とは、ストレートに表すと「自分を認めて受け入れること」です。ありのままの自分自身を理解し、受け止め受け入れる、ネガティブな自分もポジティブな自分も同じように認め愛することができれば、人生は今よりも明るく見えるでしょう。

自分の好きなところや長所を伸ばす「自己肯定」との大きな違いは、「自己受容」は自分の良いところ、アピールポイントだけでなく、凡庸な部分も嫌いなところさえも全てを受け入れることなのです。

 

短所も愛する

自己受容と自己肯定の違いの根本的な部分として、自己受容は「自分自身の短所も愛すること」とされています。自己肯定は、自分自身に自信を抱くため「自分を価値ある存在だ」「愛される人間だ」と思考するための考え方です。

自己受容は「ありのままの自分を受け入れること」なので、自分自身の嫌なところ、ネガティブに感じている部分、大人になるほど見えてくるマイナスな一面まで全てを受け入れ、認めて人生を豊かにする思考の方法なのです。

 

無理しない

自己肯定感を得るためには「自分が目指すべき大人」「目標とするべき人生を送るための人物」を描き、そこに向かって努力をしていくことで得やすいものです。しかし、自己受容では、無理をしないことが大切です。

ありのままを受け入れること自体に「無理」を感じている人は、どうしてそのままの自分を受け入れることが困難なのか、自分の内面に意識を向け、自分の考えを否定も肯定もせずに心の声を聞いてみるとよいでしょう。

 

自分の価値を考えない

「自分は価値のある人間だ」「愛されるべき人間だ」と、自分の価値を見出す「自己肯定」と違って、自己受容は「自分の価値を考えない」ということが大切です。

大人になるまでの人生では、さまざまな経験から他人と自分を比較したり、自分は価値のある人間なのだろうかとついつい考えたりしてしまいがちです。

しかし、ありのままの自分を素直に受け入れるということは、そもそも「自分の価値」なんて考えず、自然体の姿で人生を受け入れることなのです。

 

自分の長所を見出す

自己受容の基本的なポイントで大切なことが「自分の長所をしっかりと見出すこと」です。例えば、自己受容が苦手な人たちに多く共通しているのが、自分自身を愛せていないということです。

幼少期から大人になるまでの人生の中で起こったさまざまな経験の中で、自分に対する失望や劣等感、自己嫌悪から、長所を聞かれても上手く答えられない、もしくはハッキリと「ない」と答えてしまう人がとても多いです。

自己受容とは、自分の長所を探してみる、自分を客観視して良い部分をしっかり見つけることが基本的なポイントなのです。

 

 

自己受容をするメリット

自己受容をするメリット

自己受容をすることで得られるメリットは、今後の人生を大きく変えてくれるでしょう。「自己受容」には、生きやすさや少しずつ毎日をポジティブに過ごしてゆけるメリットが期待できます。

プライベートや仕事に対して悶々とし、ネガティブな気持ちに陥りやすい人にはぜひ、自己受容を意識して取り入れて欲しいものです。

大人になるとどうしてもなくしてしまいがちな自己受容をしっかり身につけるためにも、自己受容のメリットをしっかり理解して、より効果的に実践していきましょう。

 

 

自分を好きになれる

自己受容をするメリットとして大切なポイントが「自分を好きになれる」ということです。自分を好きになれることで、自分だけでなく周囲の人たちにも優しくなれることができます。

自己受容は自分の長所も短所も別け隔てなく受け入れることなので、ありのままの自分を受け入れ認めることで自然と自分自身を好きになれ、自ずと自分の行動に自信を持つことができるのです。

自己受容をする、とても重要なメリットとなるのではないでしょうか。

 

人を愛することができる

大人になるにつれ、さまざまな人生経験からネガティブな思考に陥りやすくなる人も少なくありません。ネガティブな思考のループで自己受容が難しくなってしまうと、自分自身を受け入れること、認め愛してあげることができなくなります。

反対に言ってしまえば自己受容ができるようになると、自分自身を愛し、自分自身を愛せることで、周囲にも優しくなり他者を認め、他者の本質そのものを愛することができるようになるというメリットがあります。

 

自己理解に繋がる

自己受容が深まると、それに比例するかのように自己理解もグッと深まっていきます。大人になるとさまざまな外的要因や影響を受けて、自分そのものの在り方や本質自体が見えなくなってしまうことも多々あります。

自己受容をすることで「自分にはこんな側面があったんだ」「こんな思考の仕方が癖となっているんだ」というように、「自分」というものを客観視することができるようになります。

自己受容をすることで自己を深く理解し、その先の人生をスマートに送れるメリットがあるのです。

 

等身大の自分でいられる

自己受容の基本的な要となる「短所も長所も受け入れる」ということは、「等身大の自分自身でいること」を指しています。大人になるとどうしても「あの人みたいに生きられたら」「こんな自分ではダメだ」と、自分自身を否定してしまいがちになるものです。

人生を生きやすくするために、よりよい自分自身を目指して努力をするのはとても素晴らしいことです。しかし、努力の前にまず「等身大の自分でもいいんだ」ということを割り切る力を身につけることも、自己受容をする上で必要なことだと受け止めましょう。

 

アンガーマネジメントに繋がる

自己受容をすると自ずと日々のストレスも緩和されるものです。例えば仕事でミスをしたとき、多くの人は「どうしてこんなミスをしてしまったんだろう」と、自分がミスをした理由を考えてしまいます。

中には、全ての嫌な出来事やミスを「私が全て悪いんだ」と、ひどく自分を責めてしまう人も少なくありません。

自己受容で等身大の自分を受け入れることができれば「今日は少し調子が悪いな、こんな日もあるよね」と、割り切りや切り替えを上手にこなせるようになり、アンガーマネジメント効果が期待できるのです。

 

自己受容をする方法

自己受容をする方法

ありのままの本来の自分を受け入れる「自己受容」の思考を身に着けることができれば、毎日がもっと生きやすく、心理状態も安定し日々穏やかに過ごせるはずです。

大人になると「もっとこうだったらいいのに」「こんな自分が嫌だ」など、自分を否定するきっかけも多くなるもの。自己受容を取り入れたいと思ったときこそ、実践するとっておきのチャンスです。

大人になった今だからこそ、自己受容を効果的に身に着けて、より素敵な人生を満喫しましょう。ここでは、自己受容をする方法についてご紹介します。

 

長所と短所を洗い出す

自己受容を身に着ける方法として、まず行いたいのは「自分自身の短所と長所を洗い出す」ということです。

子供のときなら素直に考えることができた自分の短所、長所も、大人になるまでの人生経験、過程を経て、「自分のいいところってどんなところだったっけ?」「短所は…?」と、考えても上手く答えが出せなくなってしまう人も少なくありません。

長所、短所を洗い出す効果的な方法は、自分の内側にしっかり意識を向けて、心の声に静かに耳を傾けて素直な思考でイメージすることが大切です。

 

短所にプラスαを付ける

長所と短所を洗い出すことができたら、次に実践していただきたいのが「洗い出した短所にプラスαを付ける」ということです。

例えば「考えすぎる自分の思考が嫌い」という人は、考えすぎるという自分の短所に「でも、慎重だから失敗を回避できる」と添えてみましょう。

「人に合わせすぎて疲れやすい」なら「自分より他者を優先できる思いやりがある」など。自分の短所にプラスαを付けると、短所でさえも受け入れる、自分を愛せる自己受容が身につくのです。

 

居場所を見つける

自己受容で大切にしたいのが「自分が心地良いと思える居場所を見つける」ということです。人にはそれぞれ、居心地の良いと感じる場所と、居心地が悪い苦手な場所があります。職場でも友人関係でもそうです。

大人になると、どうしても苦手な人、場所の中で過ごさなければならない場面も増えるもの。だからこそ「ここだけは自分が安心して過ごせる、気楽に居られる」という、自分にとっての居場所を見つけましょう。

気を許せる居場所にいると、そこでの自分の振る舞いもポジティブなものになりますから、自己受容にとても効果的ですよ。

 

心に余裕をつくる

自己受容が上手く出来ずにいる人に多く共通していることが「心の余裕がない」ということです。ストレス過多な毎日を過ごしていると、どうしても物事や日々降りかかる出来事をネガティブにとらえてしまいがちになります。

心に余裕がないと、ありのままの自分を素直に受け入れる隙間すらなくなってしまうのです。自己受容を始める前にはまず、心に自分を受け入れるだけの隙間をつくること、リラックスできる状況、環境を整えることがポイントなのです。

 

自分の短所も受け入れる

自己受容が苦手だと感じている人は、自身の長所を挙げることも苦手ですが、それと同じくらいに「自分の短所を受け入れること」も苦手である傾向にあります。

短所はしっかり答えられても、その短所を自分自身で認め、受け入れることができずにいるのです。自己受容の思考を作る方法は「自分の短所も自分自身の一部であること」をしっかりと理解することが大切です。

どんな自分も自分の一部、自分自身であるということを広い心で受け止めてみましょう。

 

「自己受容」を身につける方法まとめ

大人になるまでの人生経験で、自分のことを嫌に感じてしまったり、他者と比べて劣等感に苛まれたりすることも増えるもの。誰しも一度は「こんな自分は嫌だな」と感じることがあるでしょう。

ですが、大人になった今だからこそ、ありのままの自分を受け入れる「自己受容」を身に着けて、これからの人生を快適に過ごしやすく生きていきたいものですよね。

自己受容を効果的に取り入れて、自分にとって、自分が一番の理解者でいられるようになりましょう。

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