朝習慣を取り入れよう!
「朝型生活が自分を変える」と言われることがあります。早寝早起きをすることが良いと考えがちですが、早起きをしたその時間をどう使うかが「自分を変える」ために必要な要素です。
モーニングルーティンや朝習慣を取り入れることで、自分にとって良いことがどんどん生まれてくることでしょう。
朝習慣が良い理由や、健康や仕事面でポジティブに働くようにやるべきことなどをピックアップしました。朝習慣は、リラックスやストレス解消にも一役買いますよ。
朝習慣が良い理由って?
モーニングルーティンなどと言われる朝習慣は、朝の時間を使って自分にとって必要なやるべきことを実践することを指しています。目覚めた後から朝食までの時間に実践することがらは、自分によって良いことが得られるといわれています。それらをきちんと理解して行動することが朝習慣には大切です。
では、朝習慣が良い理由とはどんなことでしょうか。ここに挙げた項目のほかにも自分にとって良いことを見出していくと、さらに朝習慣が前向きに続けられるようになりますよ。
オンとオフの切り替えがうまくいく
「寝坊して、急いで支度する」というような朝の繰り返しだと、どこかで忘れものに気づくほか仕事の前準備がなっていないことで焦るなど、毎日バタバタしてしまいます。朝ほんの少し早く起きて、何らかの朝習慣を取り入れることで、体が目覚めやすくなります。
体がオフの状態を引きずって仕事に行くよりも、朝習慣のワンクッションで体をしっかり目覚めさせておくと、忘れ物がないか確認できますし、心構えをつけやすくなるでしょう。
朝食がしっかり食べられる
早起きすることで朝食を食べる時間ができるという物理的な要素もありますが、朝習慣によって体をしっかり目覚めに持っていけるので、朝食を食べたいという食欲がわいてきます。朝食は頭の回転を高めるためにも必要です。一日の元気を保つためにも良いことといえるでしょう。
ご飯がおいしいと感じられれば、それだけでもポジティブな気持ちになれますし、トイレのリズムもルーティン化できる可能性があるので、代謝の滞りも解決しやすくなりますよ。
考え事がまとまるようになる
目覚めからの時間は「今日は何日で何曜日か」などの事実確認や、一日のスケジュールを確認する時間を持つ人もいることでしょう。
目覚め直後は、脳も十分休息をとった後なのでまっさらの状態です。このタイミングで悩み事と向き合うほか、スケジュールの組み立てを行うと案外うまくいくことがあるんです。解決策が見つかれば、一日中ストレスに振り回されることもありませんし、スムーズな朝時間を始められるのではないでしょうか。
一日の活力の源となる
朝習慣はいわゆるアイドリングタイムといっても良いでしょう。脳を起こす、体を起こすというだけではなく「朝習慣のルーティンの後には、一日中頑張る力を得た自分がいる!」というように自己暗示がかかります。
毎朝気合を入れないと電車に乗れない、グズグズで食欲なしの朝の自分から抜け出したいという場合には、おまじない代わりに朝習慣を取り入れることをおすすめします。「朝に飲むコーヒーは脳の活性剤」と決めてから飲むだけでも、朝の冴えわたる感覚が変わるといわれます。
朝習慣におすすめ《リラックス》
朝の目覚め直後の時間は、程よく体の力が抜けて体が軽く感じることがあります。良い眠りが導入できた後は、朝習慣によってリラックスした状態に導いてあげましょう。力の抜き方を再確認することで、日中のストレスから体を守りぬくこともできますよ。
体や心がリラックスするためには具体的に、どのような朝習慣を取り入れたらいいのでしょうか。いくつかのヒントを実践することで、自分なりの朝習慣にカスタマイズできるかもしれませんね。
腹式呼吸と深呼吸でリラックス
目覚めて布団の中から体を起こした後に、朝習慣としておなかを大きく膨らませるように息を吸ってください。鼻から空気を吸い込み、空気でおなかを膨らませるイメージを持つと、深い呼吸につながります。
おなかがしっかり膨らみ空気を体に取りこめたと感じたら、口から息を細く吐き出します。吸い込んだ時間の倍ほど時間をかけると、おなかがしぼんでいく感覚も感じられるでしょう。体の隅々に酸素がいきわたり、目覚めが促され、リラックスにつながります。
ストレッチでリラックス
ベッドの上で軽く行う伸びや、ヨガマットの上で行うストレッチは朝習慣に最適です。これから一日の活動が始まることを体に宣言することができますし、筋肉をほぐしてリラックス効果が得られます。腹式呼吸と組み合わせると、代謝も上がります。
また、腹筋を刺激するので、朝のトイレ習慣がつきやすくなることも良い面となるでしょう。体を軽く動かすことで、体調や体の状態を把握できる点も、自分の今の状態を知るために必要な要素となりますよ。
十分間の朝散歩でリラックス
ストレッチにプラスして、家の周りを散歩するのも良い朝習慣になります。いつもの風景なのに、車が少ないなどの理由から新しい発見が得られるかもしれません。また、空気が澄んでいるので、体にしっかりと酸素を取り込みたくなるでしょう。
十分間と限られた時間でも、朝に歩くことは「考えをまとめる時間」などにも良い影響をもたらします。鳥の鳴き声を聞く、地に生えた草と朝露を確認するだけでも、しっかりリラックスができるでしょう。
朝の飲み物でリラックス
意識していない人が多いのですが目覚めの後に何か飲み物を飲むことも、朝習慣として根付きやすいアクションです。湯冷ましを作って白湯を飲む、コーヒー豆を挽いてドリップコーヒーを飲む、常温の硬水を飲むことを取り入れて、飲み物で体を目覚めさせる意味では大正解です。
コーヒーの香りで脳を刺激する、豆を挽く行為で気持ちを落ち着かせるといったところでも、朝習慣には必要な行為でしょう。白湯や硬水は、ダイエット効果にもつながりますよ。
朝習慣におすすめ《仕事》
仕事につなげる朝習慣は避けたほうが良いといわれることがあります。なかには仕事自体がストレスに感じている人もおり、朝習慣で仕事を連想してしまうと、モチベーションを高めるための行為が裏目に出てしまう可能性があるからです。
しかし、一日乗り切るぞ!というように気持ちを高めていけるような方向性が持てると、朝習慣の必要性に気付けるかもしれませんね。前向きに過ごすために良いとされる朝習慣はどんなことをやるべきなのでしょうか。
手帳を開く朝習慣
毎朝、スケジュールを確認するために手帳を開く人もいることでしょう。しかしこれだけでは朝習慣のために良いとは限りません。朝は「今日は一日どんな日にしたい」「やりたいことやほしいもの」を考えて手帳に書く時間にしましょう。
日記やスケジュール確認というような過去や今のことではなく、未来のことを書く時間にしてください。未来のことを考えると、わくわくした気持ちになれます。その気持ちを抱えて仕事に行くと、仕事をする意味が生まれるとともに頑張れることでしょう。
小説や新書を読む朝習慣
「朝と仕事」はもちろん、「仕事と通勤時間」を切り離しましょう。電車に乗る時間は通勤時間ととらえず、本を読む時間と置き換えてください。自己啓発系の新書を読む時間にしてもいいですよ。
意識を切り替えて集中する時間を朝習慣にすることで、「会社に行くのが嫌だ」「一日の始まりがしんどい」という気持ちが薄まりやすくなります。たった数ページしか読み進められなくてもいいのです。「明日もこの場所で続きが読める=明日も会社に行ける」と気持ちを置き換えるといいですよ。
会社近くのカフェへ行く朝習慣
毎日はお財布的にも厳しいかもしれませんが、毎週月曜日の朝は駅のカフェで朝食を食べるというような朝習慣を作りましょう。ちょっと贅沢をしよう!と決めるだけで、仕事をする意味が持てるようになります。
カフェは季節ごとにメニューが変わることが多いので、朝習慣の中にも変化を楽しめます。また、朝の寄り道で楽しみが見つかるかもしれません。良かったことや楽しいことを見つけてから職場へ向かうと、職場での表情が柔らかくなりますよ。
朝習慣におすすめ《健康》
朝習慣の定着によって、トイレ習慣がルーティン化できる可能性があることを記しました。早寝早起きは基本的に健康に直結することですが、朝習慣でやるべきこと取り入れて、さらに健康面で良いことを高めていきませんか。
どんな朝習慣が健康につながるかを意識するだけではなく、楽しむことが健康のために必要不可欠です。ワクワクすることや楽しいと思うことは、朝習慣の継続への意識づけにもつながります。普段の朝習慣と健康を結びつけるだけでも有益ですよ。
スムージーで健康維持
朝習慣で朝食を食べることはもはや当たり前となってしますが、体質的に朝は食べられないという人もいます。それなら野菜ジュースならいかがでしょうか。朝食代わりに市販のトマトジュースなどを飲む習慣をつけてみましょう。
少し余裕があれば、果物と野菜をスムージーにするほか、甘酒と果物をミキサーにかけて作る甘酒スムージーなどを作ることも一案です。どんな組み合わせでスムージーを作ろうかあれこれ考えるのも楽しい時間になりますよ。
ヨーグルトで健康維持
ヨーグルトの乳酸菌は腸内環境を整えてくれるため、朝に食べることが推奨されています。プレーンヨーグルトは乳酸菌がたっぷりなので、免疫力アップにも役立ちます。
ヨーグルトの酸味が苦手な人は、ドライフルーツを刻んだものを混ぜて一晩おいたものを食べるといいですよ。フルーツのミネラル分や糖分、繊維質も一緒に摂取できます。甘くておいしいものを食べる朝習慣は、一日の活力にも直結します。お通じに悩む人にも最適な朝習慣となるでしょう。
ラジオ体操で健康維持
朝の6時30分からラジオ体操が放送されます。10分間だけの放送ですので、朝起きたらまずは家の中で体を動かしてみましょう。毎日同じ時間、365日同じタイミングで行われるラジオ体操を朝習慣に取り入れると、体内時計がリセットされやすくなります。
任意のタイミングと自分の気分で行うストレッチとは異なり、半ば強制的に音楽に合わせて体をしっかり動かせるので、ストレッチや散歩が長続きしないという人は、こちらを取り入れてみてくださいね。
朝習慣を取り入れようまとめ
朝習慣は毎日継続して行うことが大切です。健康やモチベーションを持続できる効果が得られるようになります。やるべきことを自発的に行うことで一日の活力につながることでしょう。
朝にどうしても気持ちが滅入ってしまう人は、何か気持ちが楽しくなれる朝習慣を取り入れてはいかがでしょうか。自分なりの朝習慣を見つけるのも良いですね。
毎日続けられるようになったら、自分自身をほめてあげてください。それだけでもあなたの力になります。
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