ハマる人続出「イヤミス」小説21選。おすすめの短編〜シリーズまで最新版をお届け

イヤミスとは、読み終えた後に何とも言えない嫌な気持ちになるミステリーのこと。人の奥底にある心情を上手く描写した作品ばかりで読み応えがあり、多くの人の心を惹きつけていますよ。今回はおすすめのイヤミス小説をじっくりご紹介していきます。

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ハマる人続出「イヤミス」小説21選。おすすめの短編〜シリーズまで最新版をお届け
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wacco

ライター

おしゃれなインテリアと雑貨、読書が好きな主婦です。とくにスタイリッシュな海外インテリアに憧れ、日々リサーチしています。おすすめのインテリア雑貨やギフト、暮らしに関わる情報をわかりやすく丁寧にお伝えします。

おすすめのイヤミス小説をご紹介!

イヤミスとは、読み終えた後に何とも言えない嫌な気持ちになるミステリーのこと。人の奥底にある心情を上手く描写した作品ばかりで読み応えがあり、多くの人の心を惹きつけていますよ。

今回はおすすめのイヤミス小説をじっくりご紹介していきます。ドラマ化・映画化されたイヤミスから、最新のイヤミスまで選びました。お気に入りの1冊を見つけてみてください!

おすすめのイヤミス小説《短編》

サクサク読めるおすすめの短編集

読むとゾクっとするような作品を多く生み出す真梨幸子さんの短編作品。

雰囲気の違う6つのイヤミス短編が収録されていて、忙しい方でもサクサクと読み進めることができるのでおすすめです。

ただ怖いだけではなく、どの作品も人間の嫉妬や悪意、狂気が見事に描かれており、細かな心理描写も楽しめます。

真梨幸子さんの小説を初めて読むという方にもおすすめと言えるでしょう。


 

 

読んでいて感情移入できるおすすめの短編集

入社3年目の営業マンの話、活躍中の子役の話、主婦の話など、どこか身近にありそうな物語が5つ収められている短編集です。

登場人物の感情が丁寧に描かれていて、読んでいると感情移入してしまうこと間違いなし。

文章がシンプルで読み進めやすいので、普段あまり読書をしないという方にもおすすめです。


 

有名作家のイヤミス小説が楽しめる短編集

こちらの短編集には宮部みゆきさん、辻村深月さん、小池真理子さん、沼田まほかるさんなどの日本を代表する女性作家のイヤミス小説が収録されています。

『あなたの不幸は蜜の味』という本のタイトル通り、心がゾワッとしつつも次の展開が気になるイヤミスが多く、最後まで飽きずに読み切れます。

すべて女性作家が書いているため、登場する女性の心理描写がリアルなところも人気の理由でしょう。


 

恐怖も味わえるイヤミス

主人公の賢二がとある家に引っ越した後、奇妙なことが起こり始めるというストーリー。家族で幸せな生活を過ごすはずだったのに、不審な物音や影が見え始めて…。

主人公の恐怖体験が事細かに描かれていて、読んでいるとゾクっとしてしまうでしょう。

イヤミスを超えたおぞましいミステリーという意味で、オゾミス小説とも言われています。ホラーものがお好きな方にもおすすめの小説です。


 

リアリティに満ちた傑作

イヤミスの女王と言われる湊かなえさんの短編小説です。表題作となっている『ポイズンドーター』『ホーリーマザー』は、テレビドラマ化もされました。

このお話では最近よく耳にする毒親がテーマとなっていて、母と娘のリアルな関係が上手に描かれています。

母娘の関係をいろいろと考えさせられるイヤミスでもありますので、じっくり読む時間があるときに手に取ってみるのがおすすめです。


 

イヤミス初心者におすすめの短編集

瀬戸内海に浮かぶ離島を舞台にした作品で、島で暮らしている人・島に戻ってきた人などのそれぞれのストーリーが楽しめます。

自身も瀬戸内の海で生まれ育っていることから、島ならではの空気感がリアルに描かれていることでも人気の作品です。

こちらの短編集は、読み終えた後にモヤモヤしてしまう短編もあれば、ジーンと感動する短編も収録されています。

軽めのイヤミスを読みたいという方におすすめです。


 

独特な世界を楽しめるイヤミス短編集

文章に惹きつけられることで有名な昭和初期に活躍した作家・夢野久作さん。

こちらは7つの短編が収められていますが、どの小説も夢野ワールド全開で面白いおすすめのものばかりです。

表題作の『瓶詰の地獄』は、海洋研究所に流れて着いた3通の瓶詰の手紙を元に話が進みます。

読む人によって解釈が異なる作品となっており、いろいろと考察しながら読みたい方におすすめの小説です。


 

 

おすすめのイヤミス小説《シリーズ》

人の悪意を再確認できる杉村三郎シリーズ

老若男女の支持を集めている女性作家・宮部みゆきさん。

宮部みゆきさんが描く『杉村三郎』シリーズはシリーズものながらも、1作完結型になっているので、読みやすくおすすめです。

人の悪意にスポットを当てたイヤミス小説で、人間の嫌な部分を再認識できます。

『誰か』『名もなき毒』『ペテロの葬列』『希望荘』『昨日がなければ明日もない』の順番で読むのがおすすめです。


 

 

実話を題材にしたベストセラー

泉鏡花文学賞を受賞した作品『グロテスク』は、実際にあった事件をモチーフに書かれました。3人の女性が登場し、ストーリーが展開していきます。

どの女性の生き方も最終的には最悪の結果に繋がっていて…。

女性だからこそ抱く負の感情や悪意を巧みに表現していて、読んでいると小説の世界に入り込んでしまう人も多いはずです。

ドロドロしたイヤミスを読みたい方におすすめの作品を言えるでしょう。


 

最後までドキドキするおすすめのイヤミス

タイトルにある通り、鬼畜な母親とその家族について描かれた衝撃のイヤミス小説です。

探偵である榊原が、保険金のために家族をどんどん殺していった母親について調査をしていくという形で話が進んでいきますが、最後には思いもよらない結末に。

たくさんの伏線が張られているので、推理しながら読んでいくのがおすすめです。

ハマったら、『衣更月家の一族』『殺意の構図 探偵の依頼人』と読み進めてみてくださいね。


 

ドラマ化でも話題のおすすめイヤミス

ドラマ化もされ、話題になっているおすすめの作品です。

妻子のある平凡な会社員の男性が、リカという女性と知り合って、どんどん追い詰められていくといった物語。

リカの狂気に満ちた言動に、読んでいる方もハラハラ。『リカ』シリーズは6作品が発表されています。

『リカ』『リターン』『リバース』『リハーサル』『リメンバー』『リフレイン』の刊行順で読み進めるのがおすすめです。


 

緊迫感を味わえるおすすめの教場シリーズ

2014年に本屋大賞にノミネートされた警察学校を舞台にしたミステリー小説『教場』シリーズ。

教官・風間公親は、生徒たちの嘘や隠したい秘密、心の闇を見抜き、一人前の警察官へと導いていきます。

「風間教官は何でこのようなことをしたの?」と思う言動も、話が進んでいくと予想外の真相に辿りつきます。最後まで飽きずに読めるのでおすすめです。


 

ミステリーファンにおすすめのシリーズ

フランスの小説家であるピエール・ルメートルの人気シリーズ。海外作家のイヤミスを読みたい方におすすめです。

おすすめするシリーズ第1作目の『悲しみのイレーヌ』は、警部のカミーユ・ヴェルーヴェンがとある殺人事件の捜査を始め、犯人の行方を追っていくが、途中思いもよらない共通点を見つけてしまう…というストーリー。

物語は思わぬ方向へ進み、誰もが衝撃のラストを迎えます。


 

ボリュームたっぷりで読みごたえ抜群の小説

『百鬼夜行』シリーズは、第二次世界大戦後の日本を舞台になっています。

とくにおすすめの第2作目の『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』は、テレビアニメ化されるほどの人気作品です。

東京で美少女転落事故が発生し、また、同時に連続殺人事件が起こっていた…この2つの事件は関係があるのか…?というところから物語は始まります。

どっぷりイヤミス小説を読みたい方におすすめです。


 

 

おすすめのイヤミス小説《映画化》

イヤミス女王のデビュー作品

面白いイヤミスを多数発表されている湊かなえさんのデビュー作品『告白』。

映画化されたことでも話題となり、作品名を知っている方も多いのではないでしょうか。

女性教師が勤務している中学の校内で娘を亡くし、娘の死の真相を追求していくというストーリー。

告白の形式で淡々と話が進んでいき、衝撃の結末に。まさにイヤミスの王道と言われるおすすめの作品ですよ。


 

 

学生時代の感覚が蘇るイヤミス小説

女子高校生2人の関係をリアルに描き出した名作。2016年に映画化され、湊かなえ作品の中でも人気のある本です。

学生時代ならではの人間関係や悩みなどが等身大で描かれていて、登場人物に少し共感しながら、物語の世界に浸れます。

2人の少女の成長と友情が描かれているので、初めてイヤミスを読む方にも読みやすいおすすめの作品です。映画とあわせて鑑賞するのも楽しくて、おすすめです。


 

お嬢様学校が舞台のイヤミス小説

お嬢様学校に通う女子生徒たちが主役のイヤミス小説です。校内で1番魅力溢れていた女の子が亡くなったことから物語が始まります。

登場人物が魅力的に描かれており、普段読書をしない方にもおすすめです。

作者の秋吉理香子さんは、他にも『絶対正義』『放課後に死者は戻る』などのおすすめのイヤミス小説を多数執筆しています。

『暗黒少女』に面白かった方は、ぜひチェックしてみてください。


 

恋愛ミステリーの傑作

「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノート。開いて中を読んでみると、殺人を犯した人間の生々しい手記だった…という衝撃的な場面から始まる本作品。

過去と現代が人の奥底にある感情を、的確に表現することに定評のある沼田まほかるさんの小説です。

ミステリーだけではなく、切ない気持ちになる恋愛要素もあるので、大人の女性におすすめ。映画ではヒロインを吉高由里子さんが演じています。


 

最後に涙するイヤミス小説

こちらも、沼田まほかるさんの作品です。昔の恋人を忘れられない主人公の十和子が、寂しさから15歳年上のどうしようもない男・陣治と暮らし始めます。

とあるきっかけから、昔の恋人を殺したのは陣治ではないのか?と疑い始めて…という物語。

ミステリーながらも、本当の愛について考えさせられます。ミステリーも恋愛も味わいたいという方におすすめしたい作品です。


 

女性の怖さを描き出した名作

田舎の静かな町で起きた美少女殺人事件。

犯人の顔を見た4人女の子たちは、その顔を思い出せずに事件は未解決に。事件は4人の女の子たちに大きな影響を与え、人生がちょっとずつ狂っていきます。

『贖罪』は、湊かなえ作品の中でどんでん返しが少ない作品です。その分、登場人物の感情に集中できる奥深い小説となっており、何度も読み返したくなりますよ。


 

日常にある狂気に着目したイヤミス小説

平凡な主婦・小夜子が、美容師の男性と出会うところから話が始まります。どんどん小夜子の行動はエスカレートしていき、ついにストーカーとなってしまって…。

常盤貴子さんと池松壮亮さんで映画化され、話題となりました。

小夜子の狂っていく姿に恐怖を覚えながらも、抱える孤独に共感してしまうという口コミも。時間を忘れて読み込んでしまうおすすめの小説です。


 

おすすめのイヤミス小説まとめ

読み始めると物語に引き込まれるイヤミス小説。この記事では人気を誇る作品の中でも、おすすめのものをじっくりご紹介してきました。イヤミス小説は衝撃的な展開を迎えるものが多く、普段あまり本を読まない方でも楽しめる作品が多いです。

ぜひ時間のあるときにおすすめのイヤミス小説に読んで、小説のさまざまな世界を楽しんでみてくださいね。

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