大人にこそ読んで欲しい青春小説19選。一瞬を切り取った心が若返る作品をご紹介

せつなさや甘酸っぱさ、大人になるに向けての心の葛藤など、様々な感情が詰まった青春小説。大人になってから読む青春小説は、たくさんの感動と勇気を与えてくれますよ!今回は大人におすすめしたい、人気の青春小説をご紹介いたします。

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大人にこそ読んで欲しい青春小説19選。一瞬を切り取った心が若返る作品をご紹介
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ライター

転勤族で2児の子育て真っ最中ですが、自分自身の人生も楽しむことを心がけています。インテリア、収納、グルメなど、毎日をちょっぴりHAPPYにする情報をシェアします!

大人におすすめの青春小説特集!

せつなさや甘酸っぱさ、大人になるに向けての心の葛藤など、様々な感情が詰まった青春小説。もう青春時代は終わったからと、青春小説を読んでいないという方も多いかもしれません。

ですが、大人になってから読む青春小説は、大人になったからこその視点で読むことができ、たくさんの感動と勇気を与えてくれますよ!

今回は大人におすすめしたい、人気の青春小説をご紹介いたします。

大人におすすめの青春小説《学校》

時代を超えて愛され続ける青春小説

青春を描く有名な学校シリーズといえば、小説家・宗田理の人気作品「ぼくらシリーズ」。

第1作目でもある「ぼくらの七日間戦争」は、明日から夏休みという暑いある日、東京下町にある中学校の1年2組の男子生徒が全員姿を消してしまうことから始まるストーリー。

思春期の時に抱く、大人への不信感や反発心が描かれており、青春時代にこんな経験をしてみたかったなと思わせてくれるおすすめ作品です!


 

 

必ず読みたい永遠の青春小説

青春小説は学校での日々を描いた作品が王道ですが、「夜のピクニック」は高校生活最後の飾るイベント「歩行祭」の、たった1日だけを切り取った物語です。

全校生徒が夜通し80キロを歩き通す伝統行事で、学校生活の思い出や夢を語らう学生たち。

たった1日の学校行事とはいえ青春のすべてが濃縮されており、大人になってからも切なく、胸がキュンとなるおすすめ作品です。


 

友達とは何かを考える青春小説

「流星ワゴン」など数々の有名作品を生み出している、小説家・重松清が描く人気青春小説「きみの友だち」。

クラスや学校に必ず一人はいる、優等生やひねくれもの、弱虫や八方美人…それぞれの人物のそれぞれの物語が散りばめられた小説です。

10本の短編小説集ではありますが、それぞれの話に繋がりがある連作形式なのも魅力。本当の「友達」とは何かを考えさせられるおすすめ作品です。


 

心に優しく寄り添う青春小説

青春時代は必ずしもキラキラと輝いた時間が流れているとは限りません。

そんな青春時代を過ごした大人におすすめしたい青春小説「雨の降る日は学校に行かない」は、学校に息苦しさを感じている女子中学生の憂鬱や希望を描き出した6つの短編集。

いじめや不登校など決してハッピーな内容ではありませんが、心にそっと寄り添ってくれるおすすめ作品です。


 

共感すること間違いなしの青春小説

ベストセラーとなった作品「君の膵臓をたべたい」で一躍有名となった著者が贈る、共感度ナンバーワンの人気青春小説。

クラスメイト5人のかくしごとが照らし出す、お互いのもどかしい想いが描かれています。

青春ならではの甘酸っぱさやほろ苦さなど、大人になっても一言では表現できない感情が詰まっています。

ハテナやビックリマークなどの記号がたくさん登場する、新感覚の小説ですよ♪


 

おバカで笑える爽快青春小説

落ちこぼれの男子高3年生たちが、難攻不落の女子高の門を卒業するまでに突破することを目標に掲げるなど、おバカだけどどこか格好良さも感じる痛快青春小説。

胸キュンや感動といった青春小説の王道スタイルではありませんが、「くだらないなぁ」と思いながらもほっこりした気持ちになれますよ!

楽しかった青春時代がフラッシュバッグするおすすめの1冊です。


 

大人におすすめの青春小説《部活》

様々な部活がリンクする青春小説

映画化されたことから大人気となった青春小説「桐島、部活やめるってよ」。

バレー部のキャプテンだった桐島が、突然バレー部をやめたことから始まる作品です。

バレー部だけでなく、野球部、女子ソフトバレー部、ブラスバンド部、映画部などそれぞれ異なる部活のストーリーがリンクする6編のショートストーリー。

自分自身の青春の1ページが蘇る、大人におすすめの青春映画です。


 

剣道にかける女子高生2人の青春小説

サスペンス作品で人気の小説家・誉田哲也が、青春を描いた学校シリーズの第1巻「武士道シックスティーン」。

剣道エリートの香織と日本武道から剣道に転向した早苗、まったく異なる性格の女子高生2人が切磋琢磨しながら成長していく青春小説です。

大人になっても何か夢中になれるものを見つけたくなります。剣道経験がない方でも読みやすいのでおすすめですよ♪


 

吹奏楽部が舞台となった青春小説

第22回松本清張賞を受賞した人気青春小説「屋上のウインドノーツ」は、吹奏楽部が舞台となった物語です。

引っ込み思案だった少女・志音が、ワケありの部長・大志に誘われ吹奏学部に入部。

過去の傷や挫折を抱えながらも、懸命に吹奏楽に打ち込む少女と少年の奮闘が爽やかに描かれ、大人になってからもキュンとできる人気作品です。

主人公と同じく吹奏楽部だった方には特におすすめですよ♪


 

大人も子供も夢中になる青春小説

人気小説家・あさのあつこが描く、全6巻にわたる学校シリーズ「バッテリー」は、部活としては王道ともいえる野球が舞台となった青春小説。

ピッチャーの素質を持った主人公・原田巧がピッチャー・永倉豪が出会い、最高のバッテリーとしての2人の人生が始まります。

児童文学作品ではありますが、子供だけでなく大人も夢中になれる青春小説なので、親子で読むのもおすすめです。


 

俳句甲子園を目指す青春小説

野球やサッカーなど王道の部活以外の部活青春小説なら、「俳句甲子園」を目指す「春や春」がおすすめ。

新鮮なテーマの物語は俳句の価値を主張して、国語教師と対立した主人公・茜が、俳句同好会を設立して「俳句甲子園」を目指すことから始まります。

少女たちのひたむきな情熱や友情に胸が熱くなります。俳句から日本語の素晴らしさを再認識できるのは、大人だからこそかもしれません!


 

熱い青年たちの陸上青春小説

高校陸上部の青春を描いた人気学校シリーズ「一瞬の風になれ」。

夢を失った元サッカー少年・神谷新二は、天才スプリンター・一ノ瀬連に誘われるがまま、陸上部に入部し、走ることの楽しさに目覚めるストーリーです。

少年たちの熱い青春物語は、大人になってから読むと羨ましくもあり、心にグッとくるものがあります。

3部作なので、ぜひ2巻、3巻と続けて読むのがおすすめです!


 

疾走感を感じる青春小説

毎年新年に行われる「箱根駅伝」がお好きな方におすすめしたい1冊。

「駅伝って何?」「走るってどういうこと?」、大半が陸上素人の10人が、「箱根駅伝」を目指す物語です。

ゴールに向かって夢中に突き進む姿や、襷を繋ぐことで仲間と繋がっていく展開に、思わす胸が熱くなるのを感じます。

駅伝のように話の内容にも疾走感があり、次へ次へと読み進めたくなる作品です!


 

 

大人におすすめの青春小説《恋愛》

SF×ラブロマンスを描いた青春小説

実写映画やアニメ映画、舞台化など、さまざまな形で翻案されていることで有名な青春小説「時をかける少女」は、読んだことがなくてもご存知の方も多いのではないでしょうか。

ラベンダーの香りを嗅いだことで時を超える能力を身につけた中学3年生の少女が、能力を通じて重ねていく思いや経験を、青春や恋愛を交えて描かれた読み応えたっぷりの人気作品です。


 

 

すれ違いラブストーリーの青春小説

地味で冴えないメガネ男子と学年ナンバーワンの派手系ギャル、絶対に相容れないはずの2人のあいだに起きる、すれ違い恋愛ストーリーを描いた作品「君に恋をするなんて、ありえないはずだった」。

青春ならではの焦りや気持ちのすれ違いなど、ハラハラ&胸キュンできると人気の作品です。

大人になり、忘れてしまっていた青春時代の恋愛の思い出してしまいます。


 

涙すること間違いなしの青春小説

大切な人の死からどこかなげやりに生きる「僕」のクラスには、月の光を浴びると体が淡く光る難病《発光病》で入院したままの少女がいた。

余命わずかな彼女が死ぬまでにやりたいことを手伝うことで、止まっていた「僕」の時間が再び動きはじめる恋愛青春小説「君は月夜に光り輝く」は、高校生が主人公の作品ですが、いまを生きる大人の心にもしっかりと響く感動物語です。


 

思春期を思い出す青春小説

有名作品「いま、会いにゆきます」を生み出した作家・市川拓司の「ねぇ、委員長」は、才能がありながらも周りからは理解されない人を好きになる恋愛物語です。

様々な理由で実らなかった初恋が時空を超えて今の自分に届くような、優しくも切ない作品です。

表題作ほかに2作品が収まった短編恋愛小説集なので、気軽に青春小説を読みたいときにおすすめの1冊です。


 

せつなさを詰め込んだ青春小説

教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった少年が主人公の小説「百瀬、こっちを向いて」は、映画化もされた人気作品。

「人間レベル2」の少年に、野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽ができるのだが、そこには残酷すぎる仕掛けがあり…。

ピュアな恋愛がもつ、せつなさが濃縮されている物語は、大人になってピュアな恋愛をしていないなぁという方にぜひ読んでほしい、おすすめの青春小説です。


 

ポップでキュートな青春小説

独特な世界観で描かれた人気青春小説「夜は短し歩けよ乙女」も、大人だからこそ楽しめるおすすめ作品のひとつです!

「黒髪の乙女」に、ひそかに恋心を抱く「先輩」は、大学の学園祭などで彼女の姿を追い求め続ける…。

そんな2人の視点を交互に描いた、テンポよく読める恋愛ファンタジーです。

個性的な登場人物も面白く、王道とは一味違う世界観がクセになること間違いなしです◎


 

大人におすすめの青春小説まとめ

大人こそぜひ読んでもらいたい、おすすめ&人気の青春小説をご紹介しました。

学校や部活、恋愛を主軸とした青春小説はどれも忘れていたピュアな気持ちを思い出させてくれます。青春小説は、日常生活から少し距離をおきたい時に読むと気分転換にもなりますよ!

気分展開にサクッと読みたいなら短編集、どっぷり物語に浸かりたいなら学校シリーズなど、ぜひお気に入り青春小説を見つけてください♪

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