気持ちを表す日本の言葉15選。自分の感情を最適に表現できる言い回しを見つけよう

もし、語彙力に難があるかもと感じたら、気持ちを表す言葉をおさらいしてみましょう。 喜びや悲しい気持ち、怒りという感情一つとってもさまざまな言葉があります。 日本語に触れてみると、それらの言葉が持つニュアンスがより相手に伝わりやすくなります。

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気持ちを表す日本の言葉15選。自分の感情を最適に表現できる言い回しを見つけよう
たがめかめの

たがめかめの

ライター

子育て完了期からの卒母宣言を検討している40代主婦です。スタイリッシュな生活にあこがれています。ライター歴14年、あらゆる引き出しから情報を皆様にお届けします!

気持ちを表す日本の言葉を見つけよう

日本語は語彙が豊かで、心情をあらわす形容詞などがたくさんあります。それにもかかわらず、どんな感情でも「ヤバい」だけで済ましていませんか。もし、語彙力に難があるかもと感じたら、気持ちを表す言葉をおさらいしてみましょう。

喜びや悲しい気持ち、怒りという感情一つとってもさまざまな言葉があります。

日本語に触れてみると、それらの言葉が持つニュアンスがより相手に伝わりやすくなります。小説を書くとまではいかずとも、何かの時に感情や気持ちを表す日本語を探してみませんか。

気持ちを表す日本の言葉《喜び・嬉しい》

ひまわりと女性


「喜ぶ」という感情は、日本語の中でも気持ちを表しやすい言葉です。表情とともに表しやすいので、あらゆる言葉があります。気持ちを前向きにするためにも、積極的に使っていきたい言葉ですね。

自分の喜びを表す言葉や、誰かの喜びを表す言葉それぞれを覚えておくと、表現するときに「喜びの程度」も一緒に示せるメリットが生まれます。

例文とともに一部をリストアップしているので、その言葉のバリエーションに触れてみましょう。嬉しい気持ちにもいろいろな表現や意味があることがわかると、新しい発見があるかもしれませんね。

 

 

喜ぶ気持ちを表す言葉リスト『清々する』

『胸のつかえがおりて、清々する』というように、何かが片付いてすっきりとした気持ちになることを表現する日本語です。

昨今では嫌なことから逃れられて気持ちが晴れやかになるというような表現で用いることが多いのですが、嫌なことから逃れる意味も含め、例文のように自分の中で難しいと感じていた何かが片付いた時の喜びを表現する言葉となります。

晴れ晴れとしたイメージを思い浮かべると、その言葉の意味がニュアンスとして浮かび上がるのではないでしょうか。

 

喜ぶ気持ちを表す言葉リスト『喜色』

『彼は前向きな返事をもらえて喜色満面だ』というように、喜びの様子を表す言葉です。気味が悪いという意味の「気色」とは全く異なる言葉ですね。感情を表す言葉としては日本語の中でも珍しい言葉と感じるかもしれません。

どちらかといえば、普段の喜びよりもさらに上の喜びを表すときや、顔に喜びの感情が出てしまって離れないときにこの言葉を使います。

プロポーズの返事でOKをもらえた時の彼の顔や、難しいプロジェクトで決済をもらえた時の表情を浮かべると「喜色」のニュアンスがわかることでしょう。

 

喜ぶ気持ちを表す言葉リスト『満悦』

『大好きな車に乗れてご満悦だ』という例文のように、気持ちが満たされて喜ぶさまを表すときに使う言葉です。大好きなものを目の前にし、わき目を振らずに夢中になっている第三者の様子を表現するときなどに使うことが多いのではないでしょうか。

「満悦」は自分の喜びを表現するときには使いません。ときおり、相手の表情や行動を揶揄するときに使われることがありますね。

昨今の日本語の意味では「皮肉」の意味合いで使うことが多いでしょう。日本語の中では、他人の喜びを表現する言葉としてポピュラーなものです。

 

喜ぶ気持ちを表す言葉リスト『喜々』

『A子は喜々としてアイドルグッズを受け取った』というよう大喜びするさまを表す言葉です。喜びや嬉しさを表す言葉に踊り字を使って重ねているので、その気持ちを強めていることがわかります。

普段では得られない喜びの度合いを表現するときに使ってみましょう。小説など喜びのニュアンスを強調して表現する場合などには「嬉々」と表すこともあります。

こちらの表現も自分の喜びや気持ちを表現するものではなく、第三者の喜びの大きさを表すときに使われる日本語です。

 

喜ぶ気持ちを表す言葉リスト『快哉』

『あの逆転打となったサヨナラホームランは快哉だった!』というように、もやもやを吹き飛ばすほど感動し、嬉しいことがあったときに使う言葉です。「かいさい」と読みます。

「快なる哉(かな)」という言葉が語源で、快く感じた行動を「哉」という感じで強めています。劣勢だった状況を、たったワンアクションで優勢に変わったときに使うとよいでしょう。

「やった!でかした」と言いたいときに、大きな声でひとこと「快哉!」というのもかっこいいですね。

 

気持ちを表す日本の言葉《悲しい・切ない》

気持ちを表す日本の言葉《悲しい・切ない》


切ない気持ちや悲しい気持ちとひとくくりにしても、「どんなふうに悲しいか」といった細やかな感情を表すことが難しいことがあります。日本語には「なぜ悲しいか」を表現するための熟語や表現がたくさんありますよ。

心の機微を表し、自分の今の気持ちを表現したいときには、ぜひここに紹介する言葉を使ってみてください。難しい言葉も多いのですが、いろいろな種類があることを知るだけでも大きな収穫が得られます。

 

悲しい気持ちを表す言葉リスト『号哭』

『夫が二度と帰らぬことを知り号哭した』といった例文などで表すことが多い言葉です。大きな声で泣き叫ぶという意味があり、「ごうこく」と読みます。深い悲しみの底に落とされて、泣くことしかできない怒りや悲しみが入り混じった複雑な気持ちを表していますよ。

永遠の別れに直面した時や、精神的に大きなショックに見舞われ、泣き叫んでいるときにこの表現を用います。単純に「切ない気持ち」「悲しみが大きくて泣く」という表現とは異なるので、日本語の使い方には注意したい言葉です。

 

悲しい気持ちを表す言葉リスト『悲憤』

『自分があずかり知れないところで、物事が動いていることに悲憤した』というような例文で使います。悲憤(ひふん)とは、怒りながら(憤りながら)悲しむことです。

例文のように、自分の知らないところで(自分の身辺に関して)決められてしまっていたというように、怒りを隠せない部分と悲しみの気持ちが入り混じった感情を表すときに使う表現。怒り、というよりも悲しいという気持ちが大きいときに使われる日本語です。

 

悲しい気持ちを表す言葉リスト『哀感』

『あの人の背中には哀感がある』というように、もの悲しく切ない雰囲気を表現する言葉です。日本語のニュアンスで「悲しい・哀れ」といった気持ちの表現には数多くの言葉あるのですが、選択が難しいというところもあるでしょう。

哀感の場合、「もの憂げな」「切ない」といった気持ちを表わすときに使います。この言葉は自分自身の感情ではなく、相手の感情を表現するときに使ってください。

 

悲しい気持ちを表す言葉リスト『断腸の思い』

『あの子にフラれて断腸の思いだ』というように、臓器(はらわた)が引きちぎられるほど悲しみの気持ちが強いということを表すときに使う言葉です。「切ない」という気持ちだけでは表現しきれないほど悲しい気持ちであることを表した言葉。

昨今では「英断」や「潔い決断」というような意味合いで「断腸の思い」が使われますが、この使われ方は間違っています。強い悲しみを表現する言葉であることを覚えておきましょう。

 

悲しい気持ちを表す言葉リスト『悲痛』

『手術室に入っていくわが子を悲痛な面持ちで見送っていた』というような例文で使われます。「悲しみが深く心が痛む様子」や「痛ましいほど悲しみや切ない気持ちを抱えている様子」を表す言葉。

これは、第三者が、悲しさに打ちひしがれている人を表現するときに使う言葉です。「悲痛な面持ち」「悲痛な叫び」というように表情や声のトーンでわかる「悲しみ」を表現できます。ただ悲しいだけではなく、痛々しさも含まれているときに使ってください。

 

気持ちを表す日本の言葉《怒り》

気持ちを表す日本の言葉《怒り》


「ムカつくっ!」そんな一言で自分が怒っていることをアピールしていませんか。怒りの気持ちを表す言葉にもいくつか種類があります。

これらの言葉によって「どのくらい怒っているか」「怒りと同時にどんな感情を持っているのか」を推測することもできます。単純な怒りではないという場合、ぜひリストアップした日本語を使ってみてください。

誰かに、第三者の怒りを伝えたいというときや、ニュースの政治報道を耳にする際にも役立つかもしれません。

 

怒りの気持ちを表す言葉リスト『不快』

『B子の振る舞いに不快感を覚えた』という例文などを想像するとわかりやすいでしょうか。読んで字のごとし「快いとは思えない感情」を表します。イヤな気持ちを表現するときに使うことが多いでしょう。

怒りとまではいかない状態かもしれませんが、これが積み重なることのほか度を超えた不快感であれば、怒りにつながることでしょう。怒りの気持ちに到達する前段階であることを伝えるための言葉であることを意識するとよいでしょう。

 

怒りの気持ちを表す言葉リスト『嫌悪』

『酒に酔った父親に嫌悪の感情が沸きあがった』というように「憎み、嫌う感情」表す言葉です。どうしようもなくイヤ、生理的に受け付けないというような気持ちも同様に嫌悪の感情といえるでしょう。

不快の気持ちよりもさらに悪化した状況、怒りと合わせて触れたくない、触れてほしくないほどの気持ちととらえるとわかりやすいでしょう。強めの言葉ともいえるので、簡単に使わないようにしたいものです。

 

怒りの気持ちを表す言葉リスト『憤怒』

『祖父の憤怒の形相から、叔母がどれだけひどいことを言ったのか想像がついた』というように激しい怒りや憤りの気持ちを示す言葉として使われています。漫画などで「怒り」を表すとき、頭から蒸気が沸き上がっているような表現をすることがあるでしょう。

怒りが沸点に達しているといえるほど、怒りの気持ちがあふれていることを表現する言葉です。憤怒像と呼ばれる怖い形相を持つ明王像と重ね合わせているというところでも、怒りの状態を推測できるでしょう。

 

怒りの気持ちを表す言葉リスト『癪に障る』

『あいつの自慢話はいつも癪(しゃく)に障る』というように、気に入らないことが怒りに代わる気持ちなどを指しています。最近の言葉で「地雷を踏んだ」という表現がありますが、近い意味合いを持っているといえますよ。

この言葉も、言葉や行動によって「怒りのスイッチを押した」というような意味合いで使われています。別の意味では腹立たしさなどを意味する言葉なので、「神経を逆なでする」という意味でとらえるのも一案ですね。

 

怒りの気持ちを表す言葉リスト『剣幕』

『祖母はものすごい剣幕で父を家から追い出した』というように、荒々しい態度や顔つきを表す言葉です。怒りに満ちて興奮している様子も表しています。

怒っているという感情だけではなく、怒りに身を任せている状況で、態度や行動にもその感情が表れているときに使います。憤怒の表情から激しい剣幕で糾弾するというような怒りの方向性も想像できます。それだけ相手は怒っているということを想像しなければいけません。

 

気持ちを表す日本の言葉まとめ

喜びや悲しみなど、気持ちの尺度を表す言葉が日本語にはたくさんあります。語彙が豊かになれば、短い言葉だけで相手にどのような状況なのかを想像してもらうヒントを与えられるようになるでしょう。

また、小説などを読むときに、物語の中の人物が想像上で表情豊かに動き始めます。難しい言葉がある場合は、辞書を片手に言葉の意味を理解してみるとよいでしょう。「ヤバい」というような簡単な言葉で済ませることをせずに、実際に使ってみるのもよいですね。

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