新築祝いのお返しのマナーをご紹介!
待ちに待った新築を建てお祝いを頂く際に、「どんなお返しをすれば正解なんだろう?」「マナーは?」と考えてしまう方も中にいるのではないでしょうか。
新築を建てるのは、一生に数回しかないですよね。わからないのも当然です。
結論から言うとお返しを必要とするケースは多いのですが、どのようなマナー・タブー・渡し方・おすすめの商品があるのでしょうか?今回は、わかりやすくご紹介します。
新築祝いのお返しは必要?
新築をお披露目するケース
新築に招いてお披露目会や食事会を開く場合には、お返しを贈る必要はありません。
新築へ招いた際には食事やお酒などで、とっておきのおもてなしをしましょう。食事は、手料理でなくても問題ありません。
また、「おもてなし以外にも何か贈りたい」という時は、お礼状や1,000円程度の手土産を渡すとより感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
新築のお披露目会をしないケース
新築に招く予定がない場合には、お返しを用意する必要があります。
遠くへ住んでいる方や都合がなかなか合わない方への渡し方は、配送するのがおすすめです。
配送でお返しする場合には相手の都合を伺い、相手が受け取れる日時を設定するようにしましょう。
ネットショッピングなどで配送依頼する時には、「のし」をつけてもらうよう設定を忘れないよう注意が必要です。
新築祝いのお返しが必要のないケース
内祝いを断られた場合はお返しが必要ありません。
「内祝いは必要ない」と断る理由としては、「生活に役立ててほしい」という気持ちや「社交辞令」などが考えられます。
この見極めは非常に難しいですが、渡し方として「お祝いのお裾分けです」と渡すと受け取ってくれることもあります。
また、必要ないと断りがあった場合でもお礼状やお礼の電話を出すと丁寧です。
新築祝いのお返しのマナー
新築祝いのお返しを渡す時期のマナー
新築祝いのお返しを渡す時期のマナーは、一般的に3週間~2ヶ月以内とされています。他の祝い事よりも長い期間を設けているのが特徴的ですね。
後で「誰からもらったっけ?」と焦らないように、新築祝いを頂いた際には名前・品名を記録しておくと安心です。
また、品物自体は3週間~2ヶ月以内で問題ないのですが、お礼の電話やお礼状はお祝いをもらった当日か翌日には出しましょう。
新築祝いのお返しを渡す相場のマナー
新築祝いのお返しを渡す相場は、お祝い品の1/3程度の金額が一般的によいとされています。
ネットなどを活用して、大体の金額を把握しておきましょう。ただし、相手との関係性によっても相場のマナーは変わります。
会社関係や上司には半分、親戚や友達には1/3~半分がいいでしょう。
また、両親には相場で考えるよりも好きなものなど感謝の気持ちが伝わる贈り物がいいですよ。
新築祝いのお返しする際ののしマナー
新築祝いのお返しをする際ののしには、「蝶結び」で「紅白」の水引を選びましょう。
表書きには「内祝」または「新築内祝」と書き、名前は送り主の名前を書きましょう。
ネットなどで品物を配送する際には、のしをつけ忘れてしまうこともあるので、注文確定前によく確認する必要があります。
新築祝いをお返しする際の渡し方のマナー
お返しの渡し方は手提げ袋に入っている場合、袋から出して手渡すのが一般的です。
ただ、大きさや形によっては手提げ袋のまま渡さないと不便な場合には袋のまま渡しましょう。
挨拶の後に渡す方が自然な流れで渡すことができます。
また、渡す順番は、目上の方から順に渡し、夫婦で訪問されている方へはご主人に渡す方が一般的です。
新築祝いのお返しのタブー
値段がわかるもの
新築祝いのお返しの際は値段が一目でわかる、現金・金券を贈るのはタブーとされています。
理由は、受け取った相手に不快感を与えないためです。
贈られた相手は、「お祝いの品を喜んでもらえなかったんだ」「適当に扱われている」など印象を持つ場合があります。
もし、何を贈っていいのかわからない場合には、様々な商品が載っているカタログギフトを贈るのも一つの手です。
縁起が悪いとされるもの
「お茶」「刃物」「履物」などの縁起が悪いとされる品物は、新築祝いのお返しに贈ることは避けましょう。
緑茶などのお茶は法事の際に贈られるため縁起が悪いとされ、包丁やナイフなどの刃物は、縁が切れるという意味合いをもちます。
また、靴下などの履物は踏みつけると連想させるため、お祝いの席で贈るものとしてはあまり選ばれることはありません。
マナーとして3点は覚えておきましょう。
「お返し」という表現
新築祝いのお返しをする際は「お返し」という言葉を使用するのは避けましょう。
このようなお祝いのお返しとなる「もてなし」や「贈り物」を「内祝い」と言い、元々は身内や自分自身にいい事があった場合に、その喜びをおすそわけする意味合いがあります。
この場合はお返しという表現ではなく「内祝いを贈らせて頂きます」など渡し方には気をつけましょう。
新築祝いのお返しにおすすめの商品
実用的なおすすめ商品「タオルセット」
タオルを贈る際には、柄物や色合いに気をつけて選びましょう。
シンプルで機能性があるタオルであれば人を選ばずに贈れますし、喜ばれることが多いですよ。
例えば、高品質なタオルとして人気の今治タオルは様々なギフトセットを用意しているので、家族構成や相手の好みなどで選ぶことができます。
消耗品のタオルは、気兼ねなく贈れるという点も嬉しいですね。
消えモノのおすすめ商品「詰め合わせ」
タオルや石鹸などの日常品は、こだわりがある方へは贈りにくいですよね。
そういった場合には、形の残らないお菓子や飲み物の詰め合わせがおすすめです。
お菓子を贈る場合は、家族の人数や賞味期限に気をつけましょう。焼き菓子などは比較的日持ちするものが多いので人気です。
また飲み物を贈る際は、ドリップコーヒーなどの小分けされたものの方が扱いやすくていいでしょう。
迷った時のおすすめ商品「カタログギフト」
好みや雰囲気、マナーを考えると何を贈っていいのか分からなくなることもありますよね。
その時に活用したいのが、カタログギフトです。カタログギフトには総合・ブランド・グルメ・スイーツ・体験型など、様々な種類があります。
その種類を決めてしまえば、後は相手が好きな商品を選んでくれるシステムなので、相手にも喜ばれますし、忙しい方にはおすすめの商品です。
新築祝いのお返しのマナーまとめ
時期や相場など、新築祝いのお返しには決まったマナーがありますが、何よりも大切なのは「お祝いをしてくれる相手に感謝を伝えること」です。
新築を建てた後は忙しく、お返しを考えることは楽ではないですが、滅多にない新築を建てたお祝い事です。
新築が建った喜びをおすそわけをする、大切なやりとりでもあります。マナーに則ってお返しを考える時間も感謝の気持ちを伝えるための大切な時間ですね。
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