小学校低学年におすすめの本15選!ひとりで読める作品から読み聞かせ向けまで

授業で少しずつ文字に触れる場面が多くなる小学校の低学年。今回は小学校の低学年におすすめの本を一挙大公開。読むことにまだ自信がない1年生、ちょっと長めの物語にもチャレンジしたい2年生にぴったりの面白い本をピックアップしています。

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小学校低学年におすすめの本15選!ひとりで読める作品から読み聞かせ向けまで
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maaaaari

ライター

整理収納アドバイザー2級の資格をもつ30代2児の母です。無印とカフェ巡りが大好きで、無印グッズを使っておうちをカフェ風インテリアにしようと奮闘中。いいなと思った暮らしのアイデアを発信していきます。

小学校の低学年におすすめの本をご紹介!

授業で少しずつ文字に触れる場面が多くなる小学校の低学年。たくさんの素敵な本に出会って、もっと感性を磨いていって欲しいですよね。そこで、今回は小学校の低学年におすすめの本を一挙大公開。

読むことにまだ自信がない1年生、ちょっと長めの物語にもチャレンジしたい2年生にぴったりの面白い本を、あらゆるジャンルからピックアップしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

小学校の低学年におすすめの本《選び方》

文字と絵のバランスがとれた本

小学校の低学年にぴったりの本を選ぶとき、まず気を付けたいことが「文字と絵のバランス」です。

字がズラズラと綴られている本では低学年生に面白いわけがなく、読むまえから気力を失ってしまうでしょう。

反対に、絵が多すぎても物語に物足りなさを感じてしまいます。

まずは親子で一緒に本を読んでみて、どのくらいのバランスがベストなのかを把握しておくことがおすすめです。


 

 

振り仮名がある本

本の中には、児童書であっても漢字に振り仮名のないものがあります。

物語が面白いかどうかや挿絵の雰囲気で選ぶことも大切ですが、低学年生の子供が一人で読みやすいかどうかにも気を配ってあげましょう。

自分で読むことにまだ自信のない小学校の低学年のお子さんでも、「読んでみよう」とチャレンジする意欲が芽生えるかもしれません。

カタカナにもふりがながあれば、より親切ですね。


 

美しい日本語が使われている本

まだまだ言葉の引き出しが少ない小学校低学年。真っ新な状態のいまは、できる限り多くの美しい日本語に触れることが理想的です。

表現方法のひとつではあるものの、本の中には「しゃべり口調」の言葉が多いものやおかしな日本訳にされてしまっているものもあります。

低学年の時期の読書は作文力を育むきっかけにもなるため、「美しい日本語」にも意識しましょう。


 

長年読み継がれている本

「どんな本がいい本なのかわからない」という方は、小学校低学年の子に人気の本や、何十年も前に出版され今もなお読み続けられている名作などから選んでみましょう。

人気の本は、子供が面白いと感じる魅力が詰まっているはずです。

また、長く愛され続けている本は比較的読みやすいものが多く、読む人を選びません。小学校低学年の子供にも、馴染みやすいでしょう。


 

子供の興味を引くテーマの本


いまお子さんが何に興味を持っているのかも注目したいポイント。例えば、「虫」に興味があるなら虫をテーマにした本、お菓子作りならお菓子をテーマにした本がおすすめです。

その子が前のめりになって読みたくなるスパイスを入れておくと、自然と本に触れる時間も長くなります。小学校の低学年では読むことに抵抗があるお子さんも多いため、「面白い!」の気持ちを大切にしてあげてくださいね。

 

小学校の低学年におすすめの本《1年生向け》

森の動物たちと「職業」を学べる本

森の動物たちがあらゆる職業に扮する物語「もりはおもしろランドシリーズ」の人気の一冊。

郵便局のはりねずみさんが見つけた手紙の切れっぱしから始まるストーリーは、何とも微笑ましく面白いです。

このシリーズは、色鮮やかであたたかみのある絵が小学校1年生でも安心感をもてるポイント。

文字も大きめで、小学校低学年のひとりで読む初めての本としてもおすすめです。


 

親も夢中になる名探偵シリーズ本

小学校の低学年は、どの子もなぞなぞやクイズが好き。

そんな推理好きなお子さんには、世界中で愛される人気の本「ぼくはめいたんていシリーズ」がおすすめです。

9歳の探偵ネートに「なくなった絵を探して欲しい」との依頼。

解けそうで解けない謎が、読んでいて夢中になる面白い作品です。小学校低学年の子供たちも、探偵気分を楽しめるでしょう。


 

誕生日のワクワク感が味わえる本

初版からおよそ50年、多くの子供たちに読み継がれている人気の名作。

待ちにまった誕生日を迎える「たんた」が、新たな冒険に繰り出すワクワクドキドキが詰まったストーリーです。

主人公は5歳ですが、文章には小学校の低学年で習う漢字が少しずつ出てきます。

ふりがながしっかり振られているため、小学校で漢字の授業がスタートしたときの読む練習にもおすすめです。


 

おふざけ大好きっ子が喜ぶ本

そらいろ幼稚園の仲良し4人組が始めたしりとりを軸に進んでいくお話。

小学校低学年の子供たちが思わずクスッと笑ってしまう「へんてこ」がところどころに出てきて、最後まで一気に読めてしまう人気の本です。

読んだあとは、どのお子さんもしりとしをしたくなるはず。「へんてこもりのはなしシリーズ」は、小学校の低学年を引きつける言葉遊びがたくさん詰まっています。


 

ちょっとドキドキの名作本

小学校低学年だけでなく、大人にも人気の名作です。嵐の中、真っ暗な小屋に逃げ込んだひつじ。そこには、暗くて何も見えず鼻が利かないオオカミがいて…。

本当の友達とは何かを考えさせられるストーリーです。オオカミに「羊」と気付かれてしまうのか、ハラハラドキドキの展開も面白いでしょう。

小学校低学年は、新しい友達がたくさん増える時期。友達について考えるきっかけになるでしょう。


 

 

小学校の低学年におすすめの本《2年生向け》

なぞなぞ遊びが盛り上がる本

なぞなぞが大好きな女の子が主人公の人気のストーリー。

森で出会ったオオカミから逃れるため、女の子がとんちを効かせる様子がこの本の面白いポイントです。

「読むこと」に自信が出始める小学校2年生に丁度良い文字量で、子供ひとりで黙々と読んでしまえるでしょう。

また、自分でなぞなぞづくりを楽しむきっかけにもなります。小学校低学年の頭の体操にぴったりですよ。


 

 

世界で読まれる大冒険の本

小学校低学年の読み聞かせ本としても人気の名作。アメリカで誕生したこの本は、日本でも50年以上読み継がれてきました。

ストーリーは、男の子も女の子も大好きな冒険もの。どうぶつ島に捕らえられた可哀想なりゅうを助けるため、少年エルマーの冒険が始まります。

物語の表現一つひとつが風変わりで、小学校低学年の子供たちの頭はきっと面白い想像でいっぱいになるはずです。


 

子供の夢が詰まったユニーク本

お馴染みの絵と「面白い」がいっぱい詰まった人気本。小学校3年生の則安くんは、ある日、思いついたでたらめを日記に書き記します。

そこから始まったドタバタ劇が何ともいえない世界観を生んでいくのです。

小学校低学年で習う漢字が振り仮名付きで出てきて、物語を楽しみながら自然と字に触れることができます。親子で読めば、食事での話題も弾みますよ。


 

愛着が湧くかわいいおばけシリーズ

小学校低学年の子供が大好きな「おばけ」をテーマにした、「ぞくぞく村のおばけシリーズ」。

なかでも人気なのが、ミイラのラムさんのお話です。ところどころにおばけの面白い生活が垣間見え、いつの間にか親近感が湧いてしまいます。

ストーリーは少し長めなものの、読み応えがあり小学校2年生にもぴったりです。「次はどのおばけの本にしよう」と、全シリーズ読みたくなること間違いなし。


 

友達を大切にしたくなる本

小学校低学年の国語の教科書にも採用された、2匹のかえるの友情が描かれた人気本。

一冊に5つのお話が入っています。性格の違うかえるくんとがまくんが、それぞれのやり方で相手を思いやる姿がなんとも愛おしい。

「友達っていいな」と思わせてくれる、あたたかみのある内容です。

「このとき、かえるくんはどう思ったのかな」と、相手の気持ちを考えるきっかけづくりにもおすすめです。


 

小学校の低学年におすすめの本《読み聞かせ向け》

王さまのワガママが楽しい本

人気の名作、「王さまシリーズ」のなかのひとつ。

わがままな王さまは、大好きなたまごやきをたくさん食べるため、家来たちに「ぞうのたまご」を探すよう命じます。

やさしいタッチの絵が印象的で読み進めやすく、小学校低学年であれば自分で読ませてあげてもいいですね。

毎晩少しずつ読み聞かせをして、王さまの世界観を親子で楽しんでみましょう。


 

女の子のやさしさが溢れる本

柔らかい色合いが心惹かれる読み聞かせにおすすめの本。

るるこがももいろの紙で作ったきりんの「キリカ」に命が吹き込まれ、動き出す様子は誰でも夢中になってしまいます。

やさしくスラスラと読みやすい文章で、小学校低学年ならひとりで読み終えることもできるでしょう。

読んだあとは、思わず自分のキリカも作りたくなってしまうはず。女の子はもちろん、男の子にも面白いですよ。


 

失敗を恐れない勇気が出る本

小学校に入って間もない低学年。初めての学校生活では、多くの失敗にぶつかることもあるでしょう。

そんなとき、さりげなく読んであげたいのがこちらの本です。運動会で失敗をし、落ち込んでしまったお姉ちゃん。

そんな中、おじいちゃんをはじめとする親戚のみんなが、自分の失敗談を語り始めます。

マイナスにとらえがちな「失敗」を面白い視点で励ましてくれるストーリーが素敵です。


 

ちょっと怖いけど覗いてみたい本

「死んでしまったらどうなるの?」という小学校低学年の興味を、面白おかしく描いた名作。

落語を題材に、関西弁で語られるストーリーはリズミカルで爽快です。死んでしまったそうべいは、えんま大王の命令で地獄へ。

しかし恐れるどころか、地獄で大暴れするそうべいの姿が小学校低学年の子供たちに人気です。見応えのある絵も一緒に楽しんでみてくださいね。


 

友達の素晴らしさに気付ける本

166ページ、13章からなるこちらの本は、小学校低学年のうちにぜひ読み聞かせをして欲しいおすすめの人気本。

背が大きいけど弱虫の1年生「まさや」と、背が小さいけどケンカが強くしっかり者の2年生「あきよ」の凸凹コンビのお話です。

小学校での友達とのやりとりがリアルに描かれ、子供が自分に重ね合わせるシーンも多いはずです。


 

小学校の低学年におすすめの本まとめ

小学校低学年は、授業で文字や漢字に触れ、絵本から児童書へ移行し始める時期。1年生、2年生のときに人気の本や面白い本にたくさん出会うことで、読解力や想像力を育むことに繋がります。

でも最近は、小学校低学年のスマホ時間が増え、本離れや本嫌いな子供が増加しているのも事実。感性が豊かな低学年の時期を大切にして、楽しい読書時間を過ごせるといいですね。

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