フランス家庭料理のレシピ特集!
同じ和食でも日本の地方ごとにずいぶんと郷土色が濃い料理がありますね。いろいろな国々に周りを囲まれたフランスには、それぞれの地域の特性を活かした素晴らしい郷土料理レシピがたくさん根付いています。
気候や生産物、地形の違いによって、独特の食材や調理方法で作られた、美味しくておしゃれなフレンチ家庭料理レシピをたくさんご紹介していきましょう。
フランス家庭料理のレシピ特集!前菜・スープ
キッシュ・ロレーヌ
最初にご紹介していくフランスの家庭料理は、前菜とスープのレシピです。まずは、日本でもお馴染みの、大人気キッシュ・ロレーヌをご紹介しましょう。
ロレーヌ地方はフランスの東部に位置していて、国境を接しているドイツ料理の影響も受けています。
そのために、塩蔵した肉やソーセージなどを使った家庭料理がよく作られていますよ。ベーコンとチーズたっぷりの定番前菜レシピですね。
ニース風サラダ
続いてご紹介するフランスの家庭料理サラダレシピは、温暖な地中海沿岸のプロヴァンス地方のニース風サラダです。
ゆで卵やじゃがいも、ツナを使ったボリュームたっぷりのサラダレシピですね。
プロヴァンスはイタリアに近いので、オリーブやトマト、アンチョビ、ハーブを使った香り豊かな美味しい家庭料理がよく作られます。
プロヴァンスの辛口ロゼワインといっしょに楽しみたい、フランスの家庭料理サラダですね。
鶏レバーときのこのコンフィ
次にご紹介するコンフィは、元々肉を長持ちさせるために使われたフランス南西部の美味しい家庭料理です。
肉をハーブを効かせた低温のオリーブオイルでじっくりと煮込むと、旨味が閉じ込められて日持ちもする美味しいフランスの家庭料理になりますよ。
鶏レバーは下ごしらえをしっかりするのがポイントです。
こちらのレシピはあとは炊飯器でじっくりと寝かせます。鶏レバーときのこの風味が凝縮された前菜レシピですね。
パテドカンパーニュ
田舎風のパテという意味のパテドカンパーニュは、日本でも定番のフレンチ前菜レシピですね。
フランスでは、地方やおうちごとに食材やスパイスの配合が微妙に異なる美味しい家庭料理です。
ミンチとレバーを組み合わせて作ることが多い、しっかりとした味わいの前菜ですね。
スパイスやハーブ、ドライフルーツ、ナッツなどを加えて、おうちならではのフランスの家庭料理を作ってみませんか。
オイルサーディン
フランスの北西部に位置する、ブルターニュ地方は海に囲まれていて、魚介類の家庭料理がたくさん作られる地方です。
日本でも人気の美味しいオイルサーディンもブルターニュ地方の新鮮ないわしを使った簡単家庭料理ですよ。
缶詰もよく見かけるオイルサーディンですが、スパイスやハーブを加えて自家製の前菜を作ってみましょう。
いつもとは少し風味が異なる美味しい前菜レシピになりますよ。
ガレット
続いてご紹介するフランスの家庭料理も、ブルターニュ地方の人気前菜レシピです。
フランスの北西部にあるブルターニュ地方では、小麦が育ちにくくてそばが主食として栽培されていました。
そば粉の生地を焼いて、具材をのせたガレットは前菜としてだけではなく、フランスの定番朝食レシピとしても有名ですね。
そば粉本来の風味豊かな生地に、お好みの具材をトッピングするフランスの家庭料理レシピです。
ラタトゥイユ
トマトの風味がたまらないフランスの家庭料理、ラタトゥイユは、日本でも定番の煮込み料理ですね。
冷やしたラタトゥイユはパンを添えて前菜としても活躍してくれます。
地中海の太陽の恵みをたっぷりと受けるプロヴァンス地方の家庭料理ですね。
トマトやなす、ズッキーニなど夏野菜を煮込んで作るラタトゥイユに難しい決まりはありません。
冷蔵庫にある野菜をぐつぐつ煮込んでフランスの家庭料理を作ってみましょう。
オニオングラタンスープ
パリでいただくスープといえば、まず思い浮かぶのがフランスの家庭料理、オニオングラタンスープですね。
日本でも大人気の、おしゃれで美味しいスープレシピです。玉ねぎを飴色になるまでしっかりとバターで炒めるのがこちらのレシピのポイントです。
あまり混ぜすぎずに炒めると簡単に飴色に仕上がりますよ。こんがりと焼いたフランスパンが美味しい家庭料理スープレシピですね。
フランス家庭料理のレシピ特集!メイン料理
帆立貝のポワレ
さてここからは、フランスの家庭料理献立のメイン料理レシピをご紹介していきましょう。
まず最初にご紹介するのは、魚介系の美味しい家庭料理がたくさんある、ブルターニュ地方のレシピです。
フライパン一つで素材の美味しさを引き出すポワレは、表面がカリッと中身はジューシーに仕上がりますよ。
帆立貝から出た美味しさたっぷりの汁を回しかけながら調理する、フランスの簡単家庭料理です。
舌平目のムニエル
バターの風味が豊かに香る、舌平目のムニエルもブルターニュ地方のメイン料理レシピです。
フランス家庭料理の定番のムニエルは、新鮮な魚介類を食材に使います。
海に囲まれたブルターニュ地方では簡単に美味しい魚介類が手に入るので、ムニエルが根付いていますよ。
下味を付けた魚に小麦粉をまぶしてバターで焼くムニエルは、ソースでアレンジが効く人気のフランス家庭料理ですね。
じゃがいものグラタン
フランスの南東部、サヴォワ地方の家庭料理、じゃがいものグラタンレシピをご紹介しましょう。
山が多くて気候が厳しいこの地方では、じゃがいもがメイン料理によく登場します。
じゃがいもの旨味とろみを凝縮させたグラタンは、小麦粉を使わずに生クリームとじゃがいもだけで作るのが特徴ですね。
その地方の食材の美味しさを最大限引き出す家庭料理は、フランス料理に根付いています。
カスレ
続いてご紹介するフランスの家庭料理のメインレシピは、日本でも人気のカスレです。
フランスの南西部の家庭料理カスレは、白インゲン豆をたっぷり入れて数種類の肉類、香味野菜やトマトペーストなどと合わせたものをオーブンで焼き込むボリュームたっぷりのメイン料理ですね。
こちらのレシピは、白インゲンの代わりにひよこ豆などを使って仕上げています。強い風味がクセになる、フランスの家庭料理ですね。
ブイヤベース
地中海に面したプロヴァンス地方の家庭料理、ブイヤベースは日本でも大人気のフランス料理ですね。
パリのレストランでもお馴染みのメイン料理、ブイヤベースはサフランとガーリックの風味が特徴ですね。
新鮮な数種類の魚介類を白ワインで煮込んで、野菜とトマトでスープ仕立てにします。
サフランの風味が強いので、合わせる白ワインも少しクセのあるものが人気ですよ。
子羊のグリル葡萄ソース
乾燥した気候でハーブがよく育つプロヴァンス地方の家庭料理、子羊のグリルレシピのご紹介です。
オリーブオイルとにんにく、ハーブでマリネして、ラム特有の臭みを優しく包んだグリルはフランス家庭料理の、定番メイン料理レシピですね。
こちらのレシピは、美味しい葡萄ソースを添えて、さらに美味しい肉料理に仕上げています。
とっておきのフルボディ赤ワインといっしょに楽しみたいフランス家庭料理ですね。
チーズ・フォンデュ
スイスとの国境に近いフランス南西部の家庭料理、チーズフォンデュレシピをご紹介しましょう。
日本でも人気があるチーズフォンデュは、数種類の熟成したチーズを合わせて作るフランスの家庭料理です。
スライスしたパン・ド・カンパーニュを具材にチーズの風味を楽しむ定番レシピですね。
日本ではパンだけではなく、野菜や肉なども具材にすることが多いです。パーティーでも人気の簡単フランス家庭料理ですね。
タブレ
フランスの首都パリで人気の家庭料理、タブレレシピのご紹介です。
パリではお惣菜として並ぶことも多いタブレは、世界最小のパスタ、クスクスを使った人気レシピですよ。
風味豊かなハーブを数種類、そしてみじん切りにした野菜を加えて、オリーブオイル、レモン汁、塩こしょうなどでさっぱりとした味付けにしましょう。
爽やかな風味が印象的な、フランス家庭料理レシピですね。
フランス家庭料理のレシピ特集!パン・お菓子
パンドカンパーニュ
ここからは、フランスの家庭でよく作られる、人気のパンや美味しいお菓子のレシピをご紹介していきますよ。
パリでもよく食べられる、パンドカンパーニュは、田舎風パンという意味ですね。
フランスの家庭料理で食事パンとして定番の素朴な味わいのパンレシピです。
ギュッと中身が詰まったパンドカンパーニュは食べ応えも噛み応えも素晴らしいですね。
どんなフランスの家庭料理にも合う人気のパンレシピですよ。
カマンベールチーズトースト
フランスの北西部ノルマンディー地方は、牧草地や田園地帯が広がるのどかな地域です。
フランス家庭料理で一番人気があるカマンベールチーズはこの地方由来ですよ。
日本でも定番の美味しいカマンベールチーズをトーストにしたレシピをご紹介しましょう。
上品でクリーミーなのにコクと旨味がたっぷりのカマンベールチーズを簡単にトーストにすると、味と風味がより一層強くなりますね。
バゲットでフレンチトースト
フランスの家庭料理では、パン・ぺルデュ「失われたパン」と呼ばれているフレンチトースト。
これは硬くなったパンをミルクや卵に漬けて生き返らせる方法としてフランスの家庭料理でよく用いられる調理方法です。
たしかに硬くなったバゲットもフレンチトーストにすると、復活して朝食にぴったりなレシピになりますね。
簡単に作ることができて、子供たちにも人気のパンレシピです。
レモンのクレープ
そば粉で作るガレットから小麦粉を材料とする、日本でも大人気のクレープが生まれたと言われています。
パリでも人気のスイーツ、クレープはフランスの家庭料理のお菓子としておなじみですね。
チョコレートや甘いソースでいただくクレープはフランス家庭料理のデザートに欠かせませんね。
とても簡単に作ることができる分、ソースをアレンジして楽しむことができる、フランス家庭料理レシピです。
バスクチーズケーキ
高温で焼き上げるベイクドチーズケーキ、バスク地方の家庭料理、バスクチーズケーキは、日本でもとても話題になった人気レシピですね。
クリームチーズをたっぷりと使うことで濃厚でしっとりしているバスクチーズケーキは、真っ黒な見た目が印象的ですね。
ベイクドでもレアでもない食感と映えるフォルムがみんなを引き付ける、フランス家庭料理ケーキレシピです。
クグロフ
フランス北東部アルザス地方の家庭料理、クグロフは王冠の形が特徴のリキュールで香りをつけた干し葡萄と、ブリオッシュ風の生地を入れて焼き上げた、イーストを使った発酵菓子ですね。
あのマリーアントワネットも朝食に食べていたといわれる、ドイツやオーストリア由来のお菓子レシピですよ。
フランスではクリスマスや結婚式などハレの日にいただく、美味しい定番の家庭料理です。
マドレーヌ
フランスの家庭料理のお菓子レシピの中でも、日本で最も人気のあるシンプルな焼き菓子、マドレーヌのご紹介です。
黄金色に焼きあがった表面と、しっとり柔らかい中身、そして何より中心が盛り上がった”マドレーヌのへそ”が特徴のマドレーヌは、いろいろな風味にアレンジされていますね。
リキュールやアーモンドプードル、エッセンスを工夫して、フランス家庭料理の人気お菓子を楽しみましょう。
マカロン
最後にご紹介するフランス家庭料理のお菓子レシピは、日本でもおなじみのマカロンです。
マカロンとはアーモンドと卵白で作った小さなお菓子のことですね。
色とりどりのクリームをはさんだきれいなマカロンが人気ですが、フランス家庭料理では地方ごとにいろいろな種類のマカロンが作られています。
ガナッシュをはさんだマカロンは、パリから世界中に広まって愛されているフランス家庭料理お菓子ですよ。
フランス家庭料理のレシピ特集!まとめ
さてここまで、フランス家庭料理のレシピをたくさんご紹介してきましたが、楽しんでご覧いただけましたでしょうか。
農業国フランスでは豊かな食材と気候を活かして地方別にいろいろな家庭料理が受け継がれています。日本ではフランス料理はレストランでいただく高級な料理というイメージがありますね。
ご紹介した素朴で食材の旨味を引き出したフランス家庭料理を、おうちでぜひ作って楽しんでみてくださいね。
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