ここでは、「バツイチ子持ち彼氏」と恋愛・結婚する上でのメリット・デメリットや、彼氏の心理や本音、また彼と幸せになるための心得をご紹介していきます。
「バツイチ子持ち彼氏」と恋愛をするには少し難しそうなイメージを抱くのではないでしょうか。
そんな女性の悩みや幸せになるための心得をまとめてご紹介します。
バツイチ子持ちの彼氏と付き合う・結婚するメリット・デメリット
メリット
結婚生活に慣れている
結婚歴がある人と付き合うメリットとしては、結婚生活に慣れていることが挙げられますので、もし結婚して一緒に暮らすことを想定した場合、初婚同士であるよりはスムーズにいくことも多いでしょう。
新居を構える準備や家事の分担なども戸惑うことなく進めることができる傾向にあり、経験者であることで得られるものもあるのだと言えます。
子育てができる
「子持ち」であることの最大のメリットとしては、子育て経験者であるからこそ、もし結婚して二人の子供を授かった場合に、頼りになることが期待できます。
初婚で初産だった場合、わからないことだらけで大変なことも多く、初めは親などに頼ることも多いでしょう。
夫が子育て経験者であれば、周囲へかけてしまう負担も少なくなることが予想されます。
一度失敗しているので器が大きい
バツイチであることのメリットとして、結婚を「一度失敗している」ことで学んだことも多いため、人としての器が大きい人が多いことも挙げられます。
人が失敗から得るものは、経験したその人にしかわからないほどに大きく貴重なものです。
それを糧にして人生を歩んでいる人であれば、結婚歴がない独身の人にはない、「人としての深み」などが感じられるでしょう。
デメリット
前妻の存在・現在の関係が気になる
バツイチの男性と付き合っていると、どうしても気になってくる一番大きな事柄としては、「前妻のこと」でしょう。
前妻はどんな人だったのか、自分は前妻と比べられていないかどうか、など、気になるあまりについ不安になってしまうことが考えられます。
結婚歴のない男性と付き合っていても、元カノの存在を過剰に気にしてしまうことはあまりないのに比べて、バツイチとなると「元パートナーの重み」が違うために、「前妻のことについて」には敏感になってしまう部分でしょう。
また、バツイチに併せて「子持ち」であることが、前妻との関係を悩ましいものにしてしまう原因でもあります。
離婚した元妻であっても、二人に「子供」がいることで、切れない大きな繋がりがあるために、ほとんどの場合、離婚した後でも定期的に会う機会があるでしょう。
いつ元サヤに戻ってしまうだろうか、と不安に感じることも、バツイチ子持ちの男性と付き合う大きなデメリットです。
結婚へのハードルが高く感じる
日本においては、バツイチであることや何度も結婚離婚を繰り返すことにおいて、世間の目は優しいものではありません。
一度結婚に失敗してしまったら、次はもう二度と同じことを繰り返さないためにも、再婚はかなり慎重になっている可能性が高いです。
また、「子持ち」であるがゆえに養育費などの経済的負担も抱えていることが考えられるため、子供がある程度大きくなるまでか元妻が再婚するまでは自分の再婚も考えられない、といったケースもあるでしょう。
そのため、バツイチ子持ちの彼氏との結婚を考える場合は、そのハードルが普通の独身男性よりも高くなると言えます。
親に紹介しにくい
結婚を前提とした真剣な交際を望んでいる場合、いずれは親に紹介しなければいけないときが来るでしょう。
しかし、「バツイチ子持ちの彼氏」を紹介するのは、どうしても勇気がいるものです。
よっぽど理解のある親でない限り、「自分の娘がそんな男性と結婚するなんて!」と、断固反対されることを予想してしまうのが一般的でしょう。
親からすると、「娘が苦労するのが目に見えている」ような男性とわざわざ結婚することに、素直に許してくれることは少ないのではないでしょうか。
親に余計な心配をかけたくないあまりに、付き合っていることも決して知られないように、ひた隠しにしてしまうことも多い傾向にあるでしょう。
バツイチ子持ちの彼氏の心理・本音
女性不信になっている
これは実際の離婚理由にもよりますが、一度でも離婚を経験していると、「女性不信になる」男性が多い傾向にあります。
特に、自分は上手くいっていると思っていたのに、突然向こうから別れを切り出された場合や、相手に原因(不倫など)があっての離婚だった場合にはその傾向が強く、そして今後の女性関係に大きく影を落とすものとなります。
再婚には慎重になっている
バツイチ子持ちの彼氏と付き合うデメリットとして、「結婚へのハードルが高く感じる」という女性側の心理にもありましたが、やはり男性側としても実際に再婚にはかなり慎重になっているケースが多いでしょう。
ただの恋人同士のように、「結婚」は何度も繰り返し気軽にできるものではありません。
一度の失敗を、二度三度も繰り返すわけにはいかないという思いから、恋愛はできても再婚への一歩はなかなか踏み出すことが難しい状況になっている傾向にあるのだと言えます。
自分の子供が何よりも最優先
離婚した元妻への気持ちは完全に断ち切れていても、二人の間にできた自分の「子供」に関しては、変わらずかけがえのない愛情を抱いている場合がほとんだと言えるでしょう。
元妻とは違い「子供」は他人ではなく、どんなかたちでも「血の繋がった家族」だということは真実です。
その理由から、自分の私生活よりも何よりも一番に「子供」を最優先にしていることが多い傾向にあります。
親権が元妻の方にあり、離れて暮らしていて子供との面会を許されている場合は、そのかけがえのない時間を何よりも優先していることが多いでしょう。
そこに今の恋人が入る余地はなく、また簡単に優先順位を変えられるものでもないことだと言えます。
積極的な恋愛ができない
自分が「バツイチ子持ち」であることに引け目を感じているために、積極的な恋愛ができなくなっていることも多いでしょう。
その経歴が、自由な恋愛の大きな足枷になっているのだと言えます。
特に、結婚を考えさせられるような真面目な交際にはなかなか発展させる勇気を持てないことも特徴です。
自分から積極的なアプローチをすることは少なく、恋愛において常に受け身でいる傾向にあるので、「付き合っているのに彼の気持ちがわからない」「本当に好きでいてくれているのか不安」などといった不満や不安を相手に抱かせる原因にもなるでしょう。
バツイチ子持ちの彼氏と幸せになるための心得
前妻との関係や養育費などを把握しておく
バツイチではない人であれば、元カノとの関係をあれこれと探ることはあまり良くないことだと言えますが、バツイチ子持ちの彼氏と将来のことを真剣に考えているのであれば、現在の前妻との関係(連絡や子供との面会で会う頻度)はどのようになっているのか、養育費はどのくらい支払っているのかなどを、把握しておくことをおすすめします。
もし、バツイチ子持ち彼氏との結婚を考えているのなら、なおさらです。
特に、養育費のことなど金銭面に関することを曖昧にしたままで再婚へ進んだ場合、想定していなかった苦労が発生するケースも考えられますので、慎重になる必要があります。
彼と子供との関係には口を出さない
バツイチ子持ち男性の心理にもあったように、「子供」のことは誰よりも大切で、最優先にしているケースが多いです。
そのため、あまり彼と子供の関係については、余計な口出しをしないように気を付けることが大切です。
多少なりとも前妻と張り合ってしまう気持ちがあるのは、致し方ないことだと言えますが、彼の「子供」のことにおいては、首をつっこむべきところではありません。
そもそも、まず同じ土俵には立てないものだと認識しておくことが重要です。
前妻には勝てたとしても、子供には勝てないのが当たり前だと思っていていいでしょう。
いつでも「子供第一」な彼に、思わず「嫉妬心」を抱いてしまっても、それはまったくの無駄であるばかりか、彼に嫌われてしまう大きな原因にもなります。
離婚した理由を知ること
前妻と離婚した理由をきちんと知っておくことも、バツイチ子持ちの彼氏と本当に幸せになるためにも、大切なことです。
再婚を考えているのならなおさらのことで、もう同じこと(離婚)は繰り返さないために、また彼とのより良い関係を築いていくためにも、離婚理由を教えてもらいましょう。
真剣に交際をしているのにも関わらず、離婚理由について言葉を濁すようなら、今後二人の関係はうまくいかない可能性が高いです。
再婚する気があるのかどうかを確認しておく
ただの軽い恋愛ではなく、彼に対して真剣な気持ちがあり、結婚願望が少しでもあるのならば、あらかじめ「再婚する気はあるのかどうか」を彼にきちんと確認しておくことも重要です。
バツイチ子持ち男性の心理でもご紹介したとおり、一度失敗しているがゆえに、再婚には慎重になっているか、あまり積極的でない場合が十分に考えられます。
大切な人生の時間を無駄にしないためにも、お互いの気持ちにズレがないかどうかの確認をあらかじめしておくと良いでしょう。
「彼は初婚ではない」ことについての様々な我慢が必要
もし彼との結婚が実現しそうな場合に、「初婚同士」ではないため、いろいろと我慢しなければならないことが発生してくるのも想定しておくことが必要です。
例えばその主な例として挙げると、「結婚式」があります。
バツイチ子持ちの彼氏にとっては、もちろん初婚の式ではありません。
離婚した前妻と結婚式を挙げていたならば、その時に祝福してくれたゲストへの配慮から、再婚したとしても同じような規模の結婚式をすることは控える傾向にあります。
また、経済的なことから結婚式を挙げること自体を諦めてほしい、といったことにもなるかもしれません。
いずれにせよ、自分の望みどおりに、初婚同士のような夢いっぱいの結婚式を挙げることはできない可能性が高いです。
もし彼と再婚の話が出た時には、その点についてもきちんと確認し、希望どおりでなくとも我慢して受け入れる広い心の器を持つことが必要でしょう。
自分との子供についてどうしたいかを聞く
バツイチ子持ち彼氏との結婚を考えているのであれば、結婚前には必ず「自分との子供のこと」をよく話し合う必要もあるでしょう。
もし自分が「特に子供は欲しくない」という考えであれば問題はないですが、「子供を産みたい」という願望や意識が少しでもあるのならば、必須の確認事項だと言えます。
彼には、前妻との間に「既に子供がいる」という事実があり、さらに再婚相手との子供も作る気があるのかどうか、ということを率直に聞いておきましょう。
養育費の支払いで経済的に困窮しているなどで精一杯な背景がある場合、「再婚しても子供を持つことは考えていない」といった考えを持っている可能性もありますので、きちんと事前に確認しておくほうが良いでしょう。
前妻と比較しない
バツイチの彼氏を持つと、どうしても何かにつけて自分と前妻を比較してしまいがちです。
特に、彼と前妻との結婚生活が長ければ長いほどに、ちょっとしたことで劣等感を抱くなど、もう別れた人と張り合っても仕方のないことだとはわかっていても、つい心を乱されることがあるでしょう。
前妻のことを過剰に気にせず、彼を愛する自分に自信を持つことが大切です。
料理や家事のことなど、比較する必要はどこにもありません。
「愛情」の大きさは一緒に過ごした時間の長さで測れるものではないことを、心に留めておくと良いでしょう。
彼の全てを理解して受け入れる覚悟を持つ
バツイチ子持ちの彼氏は、人生の中でも大きな苦い経験をしたために、良く言えば人としての深みがあり、それが魅力になることもあるでしょう。
また、悪く言えば大きな「ハンデ」を背負っている状態だとも言えます。
「結婚歴のない独身男性」とは、比べものにならないほどに複雑な背景があることを、よく理解して全面的に受け入れる広い心と覚悟が必要です。
まとめ
バツイチ子持ちの彼氏との恋愛は、その複雑すぎる背景があるゆえに、一筋縄ではいかないことが多くあります。
おそらく、辛いことや耐えなければいけないことも、比較的多いでしょう。
そして再婚のことも真剣に考えている相手ならば、彼のことを深く理解して彼の全てを受け入れる広い器を持つことが、最も重要だと言えます。
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