ここでは、結婚を考えているけれど反対されているパターンを分析し、その対処法を徹底解説します。
結婚とは、人生の大きな節目であり新たな生活の門出でもあります。ですが、その結婚を祝福してもらえない場合もあります。
そんな人生の一大イベントを祝福してもらうための対処法をみていきましょう。
大前提!結婚するのはあなたとパートナー
まず、大前提として、結婚をするのはあなたとパートナーであるという自覚を持ちましょう。
人によっては、そんなの当然じゃんと思うかもしれません。ですが、その自覚があるのであれば、結婚を反対されても迷うことはないのではないでしょうか。
もしあなたが未成年であり、それが理由で反対されているのであれば話は別ですが、そうでないのならあなたはもう立派な大人なのです。
結婚をする際に誰かの反対にあって結婚をやめる理由など何一つありません。
パートナーとあなたで新しい家庭を築く、何があっても二人で相談して解決する、という気持ちがあるのであれば「反対されたから結婚をしてもいいか迷う…」ということにはならないはずです。
何かあったら助けてもらおう、という気持ちがあるのではないでしょうか。
結婚を反対されたくない理由がそう言ったものなのであれば、一旦自分の気持ちを見直すべきです。
親離れ子離れの時期が来た
自分達二人で生きていく、という心構えはできましたか? 出来たのであれば、攻略の糸口は8割つかめたも同然です。
というのも、結婚の反対をされて困ってしまうのは相手が自分やパートナーの親だから、というのが大半だからです。
そしてそうやって反対する親の気持ちは大概の場合「心配だから」の一言に尽きます。
ですが、結婚とは巣立ちです。戸籍上でも、親の世帯を離れて、新しい二人の世帯を持つという意味なのです。
きちんと親離れができると証明すれば、親も子離れをしてくれるでしょう。
それには少し時間がかかるかもしれませんが、今までの環境をがらりと変えることになるのですから、親の気持ちが整うまで待ってあげるのも親孝行のひとつと言えるでしょう。
友達が大反対!その心は…?
もし、困っている理由が親友の反対であったのなら、まずはきちんと話を聞いてみるべきです。
今まで築き上げてきた友人関係にもよりますが、友人の忠告というのはかなり侮れないものがあります。
もしかしたら、友人関係を壊すことが怖くて言えなかった情報を持っているのかもしれません。
例えば「あなたの知らなかったパートナーの一面を知っている」などがあげられます。
結婚の約束をしている相手が実は妻帯者だったなんてことは、小説やドラマの世界だけの話ではないのです。
けれど、反対に「ただ友人が離れていってしまうのが寂しいだけ」や悪質な場合は「ただのひがみ、自分より先に結婚するなんて許せない」なんていう場合もあるので、一方の話だけを鵜呑みにするのは絶対に避けましょう。
まずは冷静に話を聞いて、その中身を自分で判断する必要があります。
相手の親の反対は基本的に相手に任せよう
相手の親のことは、幼馴染みとの結婚でもない限りあなたはあまり知らないですよね。知らない相手の心の機微を知るのは、相当な労力が必要となります。
また、結婚に反対しているという前提から考えると、相手はこちらに対して敵意とも言える感情を持っていることでしょう。
ここは自分一人で立ち向かうよりも、あなたよりもずっと相手のことを知っている彼に任せるのが懸命です。
自分が出るのは逆効果なことも
男の子の親、それも母親という生き物はどうしても息子がかわいくて仕方がないものです。
性別が違う子どもはいくつになってもかわいい息子であり、その息子を自分から引き剥がす「嫁」という存在はどうしても憎いものに見えてしまいます。
例えばネットで「嫁姑問題」と検索すると、そこかしこから本当に現実にこんなことがあったの?と疑いたくなるような話があちこちに転がっています。
勿論、その全部が実話である、と思わなくても良いです。ただ、そうやって話のタネになるほどに、男性の女親というのは我が子の嫁になる人間に複雑な感情を抱いてしまうもの、という認識は持っておいた方が良いでしょう。
そんな状態の他人の家庭にあなたが出向いていっても逆効果になることが少なくありません。
勿論失礼がないように最初の挨拶に行くのは正しい行いと言えますが、相手に結婚を許す意思がない状態でしゃしゃりでていっても火に油を注ぐ結果になってしまうことが予想されます。
基本的には、反対している人の息子である彼に任せるのが得策と言えるでしょう。
かわいい息子であるからこそ、なんとか攻略の糸口がつかめる、ということもあるのです。
夫としての責任感を見る機会
また、ここで矢面にたってくれないような彼であれば、将来的に頼りにならない可能性が大です。
反対しているのは自分の親、なのにその説得をあなたに頼んでくるような人が将来色々なトラブルが起こった際に頼りになるでしょうか?
何かのトラブルに巻き込まれた時も、あなたが解決するのを待っているような、そんな未来が見えませんか?
そして万が一、ドラマのような嫁姑戦争が起こった時も、こちらの味方をしてくれないかも…という不安もよぎります。
それどころか、相手側にたってあなたを攻撃してくる、なんてことも。
実際にそう言った嫁姑問題で妻ではなく親の側に立つ夫というのは結構多いようです。
老い先短い親の希望を叶えたい、という気持ちがそうさせるのかもしれませんね。ですが、その優しい気持ちと、あなたが結婚するかどうかは別問題です。
結婚したいと思っている彼を試すようで気が引けるかもしれませんが、結婚は彼にとってもあなたにとっても人生の一大事です。
将来を一緒に過ごすことができる人かどうかをきちんと見極める絶好の機会とも言えます。
積極的に協力する姿勢を見せよう
今まで「彼のお家事情は彼に任せるべき」と書いていますが、それは何も「一切協力するな」という意味ではありません。
むしろ彼が矢面に立っていてくれているのであれば、あなたはあなたのできることを全力でするべきです。
例えば、親と真剣に議論を交わして疲れている彼のメンタルケアや、同棲しているのであれば、彼の担当分の家事の肩代わりなどをして助け合いましょう。
何故なら、これは近い将来夫婦となったあなたたち二人に何らかのトラブルがあった時の姿そのものだからです。
先の項で夫としての適性を見極める機会と言いましたが、それは逆も言えるのです。
もし、彼があなたに対して「二人の将来のために頑張ってるのに知らんふりかよ」という感想を抱いてしまった場合、その疑念は色んな場面で思い起こされるでしょう。
頼りにならない妻というレッテルが貼られるだけならまだマシかもしれません。
最終的に「結婚する価値がない」と思われてしまったら、すべてが水の泡になってしまうのです。
理由がわからなきゃ攻略できない
さて、今度はあなたの親が反対している場合の対処法です。あなたの家庭の問題は、あなたが解決するより他ありません。
とはいえ、まずどうして反対されているのかわからなければ行動ができませんよね。
親子なのですからストレートに「なぜ結婚を反対するのか理由を教えて」と聞いてみましょう。
ただ、大概の親御さんは「ただただ愛娘が心配だからこそ反対している」ということが多いようです。
じっくりと話し合って「もう私は立派な大人で親離れできる」と根拠を持って言い続けましょう。
「親に反対される程度であきらめる結婚なのか」
一番説得がしやすいパターンがこちらです。子どもの巣立ちが心配な親御さんがする一種のポーズですね。
親御さんにしてみれば「この程度の反対で諦めるのであれば結婚はまだ早かった。まだまだ可愛い娘でいてくれる」といった感じでしょうか。
実際「親が結婚に反対しているから結婚できません」と相手にさらっと言える様な結婚の決意であれば、まだまだ親の敷いたレールの上にいた方が良いお子様と言えますよね。
結婚相手への誠実さもなにもあったものではありません。とはいえ闇雲に反抗しても子どものわがままと受け取られかねません。
きちんと親が反対する理由を聞きだして、それに対する対処法を提示する必要があるでしょう。
「相手が信用ならない」
子どもであるあなたが悪い男にだまされているのではないか、と思っているパターンです。
もしくは結婚してもあなたが不幸になるようにしか見えていないのかもしれません。
例えば、あなたの結婚したい人が定職についていない、借金やギャンブル癖がある等が挙げられます。
また、あなたの親と会った際に礼儀やマナーが悪かった、誠実さが見られなかったなどの場合もあるでしょう。
ただ、このパターンの主に前者の場合は、確かに急いで結婚するのはやめておいたほうがいいかもしれません。
職がないなら生活することも困難ですし、借金は結婚してしまうとあなたが支払わなければならない可能性も出てきます。
相手が、最低限親御さんを安心させられる程度の一定の稼ぎがあり、借金があるのであれば完済してからでも結婚は遅くないでしょう。
あなたがバリバリのキャリアウーマンでこれから子どもも望まない、もしくはきちんとした出産手当が出る、その後の人生のプランもあるのであればその点を根拠として説得するのもありでしょう。
「結婚するにはまだ早い」
結婚反対のよくある理由ですよね。でもその意味合いも「あなたが若いからまだ早い」なのか「付き合っている期間が短すぎるからまだ早い」なのかで違ってきます。
あなたの若さが理由であるならば、若いからこそのメリットをあげつつ「確かに若いかもしれないけれど、私なりに将来のこともきちんと考えている」と具体案を出してアピールしてみましょう。
逆に付き合った期間が短いという理由であれば「期限付きの同棲」を提案してみるのはいかがでしょうか。
結婚や婚約を破棄するよりは解消がしやすい上に、結婚生活を二人で続けていけるという証明にもなります。
ただし、ここで注意しなければいけないのが「期限をつけること」です。
期限をつけないと、あなたたち自身が「あれ?同棲でもあんまり困らなくない?」といった気持ちになってしまう恐れがあるからです。
これでは本末転倒ですよね。なので、きちんと期限を決めて説得してみましょう。
「歳の差がありすぎる」
最近では珍しくもない年の差婚ですが、その当事者となってしまうと親も複雑なものです。
特にあなたのパートナーが、親と同じくらいの年齢だったりすると心配も倍増してしまいます。
対処法としては「きちんとしたライフプランを親に見せること」です。年の差婚で一番難しいのは、働き盛りの期間がずれてしまうことにあります。
例えば、相手の在職期間が残り20年だったと仮定すると、20年後はあなたのお給料のみで家計を賄わなければなりません。
もちろん、相手も継続して働いてくれたり、法律が変わって定年がのびるかもしれませんが、それでも収入は減る、と考えていた方がよいでしょう。
その上で、どういったライフプランを組むのかというのは非常に重要な問題です。是非パートナーと一緒に真剣に考えてみてくださいね。
そうすれば自ずと両親の心配も理解できますし、説得の糸口がつかめるでしょう。
「気に喰わない」
年の差婚が一番わかりやすい例ですが「自分と似たような年齢の義理の息子」というのは、どんなに素晴らしいライフプランを持ってきたとしても生理的嫌悪感に近いものが沸き上がってきてしまいます。
あなたも、父親が自分よりも年下の女性をつれてきて「お前のお母さんだぞ」と思春期に言われたら反発せずにいられるでしょうか。
他にも「自分の嫌いな人に似ている」だとか、あなたとパートナーにとっては改善しようのない問題で反対している可能性もあるでしょう。
生理的嫌悪感というものは時に、理性でもっても抑えがたいものなのです。そんな時の対処法は「時間が解決してくれるのを待つ」しかありません。
親としても理不尽ないい分で反対していることは薄々気付いているはずです。
ですから、いつか認めてくれるという希望を捨てずに、自分の選んだパートナーと幸せな生活を送りましょう。
その間に、先に結婚するかどうかすらもあなたとパートナーが決めてしまっても構わないのです。
なぜなら、あなたの人生は結婚を反対する親のものではなく、あなたのものだからです。
まとめ
反対の理由が心配である場合は、きちんとした将来設計と熱意があれば、大概はわかってくれるものです。
ただ、生理的嫌悪感など感情の部分での反対であると、理解してもらうのに時間がかかることが多いです。
いつかわかってもらえることを信じて、まずは「結婚して私はとても幸せです」と言えるように努力をしましょう。
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