今回は、男性が好意を持っている女性に対しての視線についていろいろと調べてみました。
なんとなく男性からの視線を感じてハッとすること、ありませんか?そして、その感覚が勘違いなのか、図星なのか知りたいですよね。
男性の視線が気になっている方はぜひ、ご覧ください。
人間心理が自然に表れる視線
一般的な視線と心理
目の動き
目の動きというのは、人間の脳の活動と密接に関連しています。
例えば、右利きの人の場合、何かを思い出しながら話す時、記憶を言語に置き換える作業をするために左の脳が活発になります。
その時、目も左上の方に自然と動いてしまうという現象があるのです。
一方、予想しながら話す時や空想の話をする時には右利きの人は右脳を活発に使うために、視線は右上になります。
深層心理が反映する「心の窓」
これらの例のように、目は脳の動きに合わせて動いてしまうという性質があります。
また、「見下す」や「上目遣い」といった言葉には、動作を表していると同時に人間心理をも表した言葉ですよね。
つまり、視線には無意識のうちに人間の深層心理が反映してしまうという特徴があるのです。
だから、相手の視線で相手の気持ちを察することは決して不可能なことではありません。
注意する点
ただし、注意しなくてはならないのは、視線の送り方に男女差があるということです。
相手から送られた視線を自分の基準で判断するととんでもない誤解をしてしまう危険もあります。
また、相手に対して好意や嫌悪などの感情を自分が持っていると正しい判断ができません。
男性の視線
そこで、一般的な男性の様々な視線の意味について解説いたします。それから、男性の視線についてチェックできる視線診断テストを用意しました。
もし、気になる視線がある方は、ぜひお試しください。
そうすれば、独りよがりな勘違いをしてしまう危険を防止することができると同時に、大切な相手からの気持ちを上手くキャッチするタイミングを逃さないでしょう。
男性心理の特性と視線
世の中には様々な男性がいるので、1つの法則だけですべてを語ることは難しいでしょう。
けれど、おしなべて男性の多くは、女性に比べてわりと正直な心理が態度に表れやすいと言えるようです。
つまり、女性よりも視線の意味がわかりやすいものが多いのです。
じっと見つめる視線
初対面の場合
女性は、特に人間関係では目に入った情報から瞬時に対象の特徴を勘でとらえて、その感触でざっくりと好き・嫌いを仕分けする傾向があります。
それとは対照的に、男性は興味のある対象をじっと観察しようとする性質が。
つまり、男性の場合、初対面でじっと見つめることが、すぐに「好意」であるかどうかは微妙だということです。
興味を持ったということは事実ですが、それが好意かどうかは観察後に決まるからです。
知り合いの場合
ただし、初対面から少しの間は、好意かどうか判断は難しいというだけで、逆に、ある程度、期間を経てからでも、さらに見つめてくるというのはまず好意があると思っても差し支えないでしょう。
それは、好きな相手をもっとよく知りたいという心理が働いているからです。
観察により、好意を持ってさらにその行為を持った対象をよく知りたいと思って、思わず目で追ってしまうのです。
女性の場合
ちなみに女性が「相手をじっと見る」という場合は、かなり意図的であったり、作為的であったりすることが多くあります。
「色目を使う」「秋波(しゅうは)を送る」という言葉はどちらかというと女性の行動で使いますよね。
全部の女性がそうだとは言いませんが、男性が「思わず見ている」のに対し、女性は「意図して見ている」ことが多いということです。
注意点
男性がじっと見つめる視線を送ってくるということは、少なくともその対象に興味を持っているということで、初対面以降にもそういうことが度々あれば、対象に対して関心が高いと考えてほぼ間違いありません。
ただし、露出度の高い服を着ていたり、奇妙な行動をしていたりなど、別の要因で興味を持っている場合もあるので、「好意」かどうかの判定はそれだけで断定するのは危険でしょう。
視線の焦点
明らかに対象を見ているという場合でも、対象のどこを見ているのかということも、1つの判断基準になります。
全体や顔を見ている時、目が合うような時は恋愛感情がある可能性がありますが、見ているのが体のパーツの一部という時には恋愛感情とは違う興味で見ている可能性もあるので注意しましょう。
視線を送った時の返しの視線
相手を見た時の相手の状態
女性が男性に視線を送った時、はっきりとこちらを見ていたとわかる焦点で、目が合った時に瞳が大きく見えた時には、「見られていた=興味を持たれていた」と思って間違いないでしょう。
その後、目を逸らした場合、「興味がある」というのが、果たして「好意なのか」、それとも「単なる奇異な者への好奇心」なのかという判断はその1回だけではつかないので、早とちりしない慎重さが大切です。
リアクションのない場合
何回かそういうことを繰り返す場合は、相手の男性は好意を持ちつつも、「恥ずかしがり屋」という可能性があります。
というのは、「基本的に男性は嫌いな相手は見ない」からです。もし、チラチラ見られる視線を感じるのに、一向になんらのアクションも無い場合は、好意は持っていてもその先へ進む気持ちや勇気がないと思っていいでしょう。
リアクションがある場合
一方、目が合った後、笑顔になったり、何らかの合図を送ってきたりした時は、かなり高い確率で親しみを持って好意があると言えます。
当たり前といえば当たり前ですが、女性間のコミュニケーションではよくあることなので、誰にでもそうなのかな…と思ってしまう女性もいるでしょう。
視線を逸らした時の心理
同僚や友人関係
男性からの視線を感じて、女性が視線を返した時、いわゆる見つめ合う状態になりますよね。
その後、ずっと見つめ合うということはなく、どちらかが視線を逸らすことになりますが、通常、男性の方が早く視線を逸らすことが多いでしょう。
それは、「敵意が無いことを示す」「緊張を避ける」ためと言われています。
上司や立場が上の男性
ただし、それは立場が同等の時で、相手の男性が上司であったり、立場が上の場合は、視線を逸らすことなく見つめてくるでしょう。
というのは、視線というのはある意味マウンティングの1つで、自分の力を示す方法でもあるからです。
フラットな立場であるのに見つめてくるのは、自分の気持ちを相手の女性が受け止めるだろうと強気な状態と思われます。
見つめられた時の女性の心理
その時、見つめられた方の女性は、相手の男性を嫌悪している場合、その視線を「気持ち悪い」と感じます。
逆に、その男性に好意がある場合や少なくとも悪い印象がない場合は「ドキドキ」するでしょう。
周囲に人がいる時の視線
男性は興味の対象をじっと見る習性があるとはいえ、同時に大なり小なり自分の気持ちが周りにバレバレになることを警戒します。
従って、周りに人が居る時には、故意に好きな人から目を逸らしてしまうことが往々にしてあるようです。
だから、大勢いる時に自分に視線が来ないという時には、逆に好意を持たれている可能性があります。
会話中の視線
通常時
男性でも女性でも会話中の相手の視線というのは気になるものです。
相手が自分の話に興味を持ってくれているかどうかや、回答する時にウソを言っていないかということを視線で判断することが多いからです。
ですから、会話中は男女ともに、相手に好意があるかどうかはさておき、まず普通に相手を見て話すことが多いでしょう。
好意を持った相手に対する会話中の男性の視線
その中でも、相手に好意がある場合の視線はどうでしょうか。
男性は、好意のある相手と話す時には特にその相手をよく見る上、目を見て話すことが多くなります。
通常、人間はパーソナルスペースの適切な距離を保つために、会話中もある程度、視線を外しながら話をしますが、距離を縮めたいと思う相手には、その回数を減らして視線を合わせようとします。男性は特にその傾向が強いのです。
嫌いな相手に対する会話中の男性の視線
逆にあまり好意を持たない女性に対しては、割とあからさまに視線を外すことがよくあるようです。
視線を送ることさえ面倒かのようにそっぽを向いて会話するという失礼な態度を無意識にしてしまうことがあるので、わかりやすいかもしれません。
好きではない相手と会話する時は、たとえ興味のある話題でも相手を見ることが少ないのです。
目が泳いでいる時
また、好意があるなしに関わらず、男性はウソをつく時、目が泳ぐ傾向にあります。
目を合わせず、視線が定まらないような時は、正直なことを話していない可能性が高いです。
さらに、ウソを見破られないようにしようと考えたり、会話のイニシアチブを自分がとろうとしたりしている時には、視線ではありませんが、腕組みを無意識にする男性も多いでしょう。
会話中に視線を外す他の理由
視線に話を戻すと、男性が会話の最中に視線を外す時は、難しいことを考えながら話す場合も該当します。
というのは、女性と違って、男性は目から入ってくる情報と思考を同時に処理することが苦手だからです。
目から入ってくる情報の刺激が強いと、別の事を考えづらいのです。
逆に言えば、会う時間が長いと、その相手について考える時間が長くなるともいえます。
視線が合うタイミング
視線が合うというのにも2種類あります。
相手から見られているという視線を感じて目が合う場合と、自分が相手を見ていて目が合うという場合です。
前者は、相手の男性が対象の女性に興味、あるいは好意をもって目で追いかけていたということですし、後者は、視線を感じて視線の方に目を向けたために目が合ったということです。
なので、自分が見ていて目が合うというのは、相手からの好意とカウントできません。
視線の距離
近い位置からの視線は好意かも
近い位置からの視線か、遠い位置からの視線かということは実はあまり関係ありません。
近くにしろ、遠くにしろ、興味のある対象に視線を送ってしまうというのは人情ですよね。
男性でも女性でも好きな人を目で追うということはよくあることです。ただし、遠くからの視線の場合、ちょっと注意が必要です。
ドラマなどでもありますが、噂話の対象となっている場合など、遠巻きにチラ見されるということがあります。
遠い位置からの視線のみの場合は注意
そういう場合は、逆に近くに来ると視線を外されてしまうでしょう。
なので、遠くからの視線のみという時は、好意ではなく、興味本位という場合もあるので、自分について何か変な噂などがたっていないか探ってみた方がいいでしょう。
目つき
視線を送る目つきというものも、判断の重要なファクターになりえますが、それは普段その男性が、どういう時にどういう目つきをするかということを観察していなければ難しいでしょう。
というのも、優し気なまなざし、鋭いまなざし、気弱なまなざし、人それぞれ個性があるので、「こわい目つきでニラまれた…」と思っていたら、慈しみのまなざしだったということもありますし、その逆ということもあります。
視線で判る好意度チェッカー
視線判定チェック
それでは、相手の視線が自分への好意であるものか、単なる気のせいなのかをざっくり判定するチェックをしてみましょう。
このチェックの結果が絶対というワケではありませんが、チェックをすることで、まずは自分の気持ちを冷静にしましょう。
1、自分の気持ち
自分は相手に対して特別の感情はない状態(YES/NO)
2、相手との関係性
日常的によく会う相手かどうか(YES/NO)
3、目が合う確率
ふと視線を感じて目を上げると目が合うということが複数回ある(YES/NO)
4、目の合い方
自分が相手を見ていた時ではなく、相手の視線を感じて、目が合う。(YES/NO)
5、目が合った時の反応①
恥ずかしそうに眼を逸らしたことがある(YES/NO)
6、目が合った時の反応②
目が合った時に笑顔で返してくれることがある(YES/NO)
7、会話中の視線
2人で話している時に目が合う(YES/NO)
8、視線の距離
近くから見つめられたことがある(YES/NO)
いかがでしたでしょうか?1、の設問の意味は、自分が相手に対して好意をもっていたり、嫌悪していたりすると、視線の感じ方も変わってきてしまうことから、確認のために設定してあります。
もし、自分の感情に傾きがあるようでしたら、テストの結果が正しく出ないこともあることをご了承ください。
診断の仕方は簡単です。このテストではYESの数が多ければ多いほど、あなたへプラスの興味が高いと予想されます。
もし、YESが満点に近いようなら、かなりの確率で相手から好意を持たれていると思っていいでしょう。
まとめ
男性でも女性でも相手に対する感情をあからさまに態度に表すことは普段はしませんよね。
でも、目に表れてしまう心理はなかなか隠しおおせるものではありません。
私たちは意外とその表情を深層心理で読み取って、社会生活を営んでいます。
ですから、ピンとくるものがあったら、その判断はあながち的外れではないかもしれません。
でも、時には願望や嫌悪から勘違いしたり、思いこんだりしている場合もあります。
もし、「あれ?そうかな・・・」と思った時には、ちょっと落ち着いて逆に相手を観察してみてください。
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