今回は、デートの割り勘をテーマにお話していきたいと思います。
彼との楽しいデートの時間ですが、そこでついてまわる問題の一つにお金の問題がありますよね。
デートのお金に関して色々な考え方があると思いますが、今回はその代表的な声を集めてみました。
割勘派の本音
割り勘派と一口に言ってもその思いは様々です。
ここではその代表的な声と、割り勘派だけど実は…という意外な声について紹介します。
対等でいたい!
割り勘派で多いのが「貸し借りのない関係でいたい」「変な上下関係を作りたくない」という意見です。
男性側にも結構多いようで「割り勘が当然とまでは思わないけど、毎回奢られることを期待されると少し重いかな」という意見もあるようです。
依存したくない気持ちの現れ
専業主婦で父にお金をもらっている母を見ていたせいか、自分のお金は自分で管理したいと思うようになった、という人も少なくないようです。
将来的なことを考えると、貸し借りがあるとなあなあのままに依存してしまうのでは?という意見も。
とはいえ、あまり割り勘に拘り過ぎるのも考えものです。
男性によっては「ここは俺が…」と思う人も少なくないので、あまり強硬な態度では呆れられてしまう恐れがあります。
お金の切れ目が縁の切れ目にならないように
いつも奢ってばかり、または奢られてばかりだと、どうしても片方に負担が寄ってしまいます。
それが積もり積もってしまうと別れの原因になってしまうかも…?という恐れから割り勘、という考え方の人もいるようです。
逆に「別れた時にお金の事でもめるのが面倒だから」という別れを見据えて派も少なからずいるようです。
実際に過去にそういった目にあっていると、どうしても警戒してしまうようですね。
自分が奢ってもいいくらい
所謂バリキャリや、彼氏が年下だと自分が出してあげてもいい!と思う人は少なくないのも事実。
自分の方が稼げているなら、好きな人と一緒に過ごす時間のためにお金を出すのは惜しくない、という考えのようです。
男性目線ではちょっと可愛くないかも?
いくら女性側の方が稼ぎが良くても、男性のプライドは複雑なもの。頼られたい願望がある男性だとずっと奢られ続けるのはちょっとストレスになってしまう場合もあります。
彼女があまりにも自立した強い女性なので、ついつい頼ってくれる可愛い系の女性にフラフラとなびいてしまう、なんてことも考えられます。
逆に、何でも奢ってくれる都合のいい女と思考がシフトしてしまうことも考えられますので、二人にとってちょうどよいバランスを考えるのが大事ですよね。
割り勘は譲歩!
バランスを考えているからこそ、二人で割り勘している、という人もいます。
男性のプライドを出来る限り刺激せず、けれど自分も楽しめる範囲のデートとなるとそう言った風になるようです。
どのようなパターンにせよ相手との話し合いの結果、きちんとお互いが納得しての割り勘であれば問題はないのではないでしょうか。
小銭まで割り勘はちょっと…
割り勘を選んだ際にちょっともやもやしてしまうのが小数点以下になった場合や、1円単位の割り勘ではないでしょうか。
毎度1円単位まで求められるとちょっとめんどくさい、と思ってしまう人は少なくないようです。
細かい小銭の押し付けあいに発展!?
小銭って意外とかさばりますよね。小銭でパンパンになったお財布は重いし、あまりスマートには見えません。
そこで割り勘する時に端数であれば多めに出してもいいかもしれない、なんて思うことってありませんか?
端数をこちらがだして、財布もスッキリ…と思ったところで細かい小銭を含めた割り勘分を受け取ってしまってもやもや、なんてことも考えられます。
細かい小銭を渡されるくらいなら大雑把な割り勘でいいんじゃないか、と思ってしまうこともありますよね。
電子マネー決済もあり?
恋人との連絡手段としてLINEを活用している人も多いのではないでしょうか。
そのLINEが新たに始めたサービス「LINE Pay」では、めんどくさい小銭のやりとりをしなくても割り勘決済が可能となっています。
ただし、予めかかる金額分をチャージしておかなければいけないという面倒も多少はあります。
ですが、細かい小銭をじゃらじゃらと持って歩くよりはスマートで楽かもしれませんね。
双方が割り勘で納得しているのであれば、こういったサービスを利用するのも一つの手ではないでしょうか。
奢られたい派の本音
あまり大っぴらに言うと「ずうずうしい」なんて思われてしまうかもしれませんが、やはり女性扱いとして奢られたいという気持ちがある人もいます。
そんな女性の本音とはどんなものなのでしょうか。
なんだかんだ言ってもお給料の差はある!
男女平等がうたわれている現代社会ではありますが、やはり依然としてお給料の差はあるものです。
そうなると、多く稼いでいる人が出してくれてもいいじゃない、と思ってしまうのは仕方のないことかもしれませんね。
もしかして彼は甲斐性なし?
相手のお給料の額を聞くのは、結婚前提であればともかく、まだお付き合いの段階であれば聞きづらいものですよね。
でも、そう言った状況で全く奢る素振りを見せてくれないと、彼のお財布事情が心配になってしまうという女性の声もあるようです。
もしそうなら、デートで行く場所を変えるとかいくらでも方法はあるので、ちょっと相談したいところですよね。
結婚後に女性が職を離れることが多い
将来的な結婚を見据えた場合、女性はどうしても職を離れることが多くなります。
妊娠すれば休職せざるを得ませんし、相手が転勤になればついていくために退職という選択肢を選ぶことも少なくありません。
そういった、職を離れた女性に対しても割り勘を求めるのかもしれない?といった不安なビジョンが見えてしまうので、出来れば奢って欲しいというニュアンスが見られました。
かわいい私に投資して!
女性の身だしなみにはなんだかんだとお金がかかるのは事実です。
それが楽しみでもあり、お金とのバランスを考えると苦しみでもありますよね。
「可愛い私」で恋人に会いに行く努力をしているのだから、奢ってくれてもいいんじゃない?という女性も一定数いるようです。
女子の苦労は男性にはわからない?
好きな人の前では可愛い私でいたいから、お金と時間をかけているのだし、その分デート代くらいは持ってくれてもいいじゃないと思ってしまうことってあるかもしれません。
実際、除毛脱毛からはじまり、肌を整えて、お化粧をし、一番可愛く見えるように努力することは楽しいですがお金がかかるものです。
可愛い私に隣にいてほしいのであれば、その分私に投資して、と思ってしまうかもしれません。
可愛いはいつまで続くのか
可愛く奢ってもらえるのは20代のうち、という人もいますよね。
いつまでも奢ってもらって当然という考え方でいると、そのうち恋人に逃げられてしまうかもしれません。
男性としても奢ってもらって当然という考えが透けて見える人より、会話が楽しい人やおいしそうにご飯を食べる人など、雰囲気がいい人に奢りたくなるのは当然の心理でしょう。
可愛いというのが見た目だけにならないように注意をしなければいけませんね。
意見を通したいから奢る人も?
デート代を全て出してもらうということは、ある程度の決定権を相手にゆだねると言うことでもあります。
奢ってもらう以上は、相手を立てるのはある意味当然と言えるでしょう。
ですが、ずっと相手優先のデートというのも息が詰まりませんか?
俺が出すからいいじゃんには注意して
極稀なケースだとは思いますが、「お金を出してやったのに俺の言うことがきけないのか」といった横暴な俺様になってしまう男性も中にはいます。
また、お金を出すから、お客だからと店員に失礼な態度をとる人も…。
お金を通して相手の価値観を測ることが出来るチャンスです。
あまりにも価値観が違う場合は割り勘にするか、お別れを考えた方がいい場合もあるので気を付けましょう。
お返しに何らかのプレゼントという手法
奢る側の男性の立場になって考えてみると、ずっと奢り続けるデートというのはちょっとずつ負担になってしまうかもしれません。
そこで数回に一回は、相手の喜んでくれそうなものをリサーチしてプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。
今まで奢ってくれた分の値段を考えつつ、普段のデートの会話で欲しいものを探っておくときっと喜んでもらえますよ。
金銭感覚の違いは要注意
お付き合いという状況から結婚を見据え始めると、金銭感覚の違いというのは大きな障害になるものです。
それゆえに、お付き合いの段階で相手との金銭感覚の違いを理解し、お互いに許容できるラインなどを見極めておくのがよいでしょう。
細かく考えない派も
割り勘か奢りか、ということに焦点をあてていましたが、世のカップルを見ると他にも色んなお会計の仕方があるようです。
ここではそんな例を見ていきたいと思います。
交代交代に奢る
とあるカップルは、ざっくりアバウトにお会計を決めているそうです。
食事は彼女が出してくれたから、次の映画デートは彼氏が出す、といったような感じ。
多少金額の差異はあるかもしれませんが、金銭感覚のズレが少ないらしく、どちらかが損をした、というような気持もないそうです。
あまりにも差があった場合には、少ない方からちょっと贅沢なデザートを奢ってくれたりなど、気遣いを忘れない姿勢が長続きの秘訣のようです。
デート用共通財布
デートや二人で共通のモノを買う時専用のお財布を用意しているというカップルもいます。
デートの前に二人で多めにお金を入れて、会計の際はそのお財布から。
二人共通で楽しむ時や必要なものはそのお財布から出し、例えば仕事で個人的に必要なものは自分の財布から、と分けて使っているそうです。
そして、デートが終わると中身を大雑把に半分こして解散、と言った流れです。
これは割り勘の変形型かもしれませんが、応用すると「収入の多い方が少し多めにお財布にいれる」「プリペイドカードで代用する」など色々なパターンが考えられますよね。
ぴったり同じ人とはなかなか出会えない
デートで支払いという項目だけでもこれだけの感覚の差があります。男女差というよりもこれは個人差と見るべきでしょう。
金銭感覚がぴったり同じという人は中々出会うことはできませんが、だからこそ違う価値観の人とどうやって価値観のすり合わせを行うかというのが、付き合いを続ける上でのカギとなってきます。
家庭環境が違うのだから当然
そもそも、彼氏と言えども別の家庭環境で育った他人です。その家々で生活のルールが違うように、金銭感覚も全く異なったものでしょう。
なので、なかなか金銭感覚が近い人と恋人同士になるということは難しいのです。
大切なのはお互いの歩み寄りです。これは恋人同士に限らず、人間関係すべてに当てはまることですよね。
気持ちと合理性どちらを選ぶ?
今まで当然のように考えてきたことを変えるというのは、どうしても違和感や戸惑いが生まれるものです。
例えば、ご飯デートだとしても「ごはんのおいしさを優先」「待ち時間がないことを優先」「ゆっくりおしゃべりできる空間を優先」と、優先したいことは様々です。
その中から「何にどれだけのお金をかけたいか」ということを念頭に置いて話をすることが大事になってきます。
単純に金額だけを見ていてもその部分はわかりません。
デートの予算や割り勘などの取り決めも大事ですが、お互いがお金をかけたい部分は何か、というのをきちんと話し合いましょう。
「ありえない!」の気持ちは大敵
相互理解の一番の敵は「そんなのありえない」という否定の気持ちです。
ありえないはずがありません。だって相手はそういった価値観で今まで生きてきたのですから。
なので、まずはそういう考えもあるんだなと許容することが第一歩となります。
擦り合わせるためのコツ
価値観を擦り合わせるためのコツは、まず「自分と相手は違う人間である」ときちんと自覚するところから始まります。
当然の事と思うかもしれませんが、たまにそれがうまく認識できていない人も見受けられます。
そもそも自分と違う部分があるからこそその人に惹かれたはずです。
あとは「自分はどういった金銭感覚なのか」をきちんと言語化できるといいですよね。
もしその辺りが上手く出来ないのであれば、図にしてみるといいかもしれません。
意外な発見とともに、相手との共通点や許容できるラインが見えてくるかもしれませんよ。
まとめ
デートでの支払いは割り勘か、奢りか、というのはどちらが正解ということはありません。
強いて言うならば、そういう決まり事を二人で作っていくことが醍醐味であり、双方が納得しているのであればその形が正解と言えます。
二人にとっての正解を決めるためには、相互理解が必要不可欠となります。
相手の考えを否定しないこと、そして自分の考えをわかりやすくシンプルに伝えることが鍵となります。
これは金銭感覚の話だけに限らず、人付き合いに置いての基本ですよね。
特に彼氏彼女という誰かから制約を受けたわけではない、自分で選んだ相手なのですから、きちんと相互理解をするほうが将来的な幸せにつながっていくのではないでしょうか。
割り勘派も奢られたい派も奢りたい派も、自分の考えだけに固執せずに、相手の考えも許容できるといいですよね。
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