最初に恋愛ありきのデートとは違って、婚活の初デートって話題に困ってしまいませんか?初めての時は誰でも迷ってしまうものですが、ここで悪印象を残したくはありませんよね。ここでは婚活の初デートで「あれ?」と戸惑ってしまう事項についての対策を紹介します。ここでしっかりと事前準備をして、理想の結婚相手を探しにいきましょう。
デート前の注意事項
アプリや街コンなど様々な出会いの方法が現代にはあります。その中で可愛くプロフィール画像を撮ったり、気になるようなプロフィールの文面を書いたりとネット上の活動はしっかりとこなした、という方も多いはずです。
そして「さぁ、二人きりのデートにこぎ着けたぞ」と思いきやそこからの作法がわからない、というのは婚活初心者あるあるではないでしょうか。人は失敗から学ぶ生き物ですが、出来れば恥はかきたくありませんよね。
不測の事態に備えて出来るだけの準備をしてから挑みましょう。まずはデートに臨む前の準備編から紹介いたします。
まずは気持ちの準備を
そもそも、婚活における初デートは、恋愛ありきのデートと決定的に違う点があります。それは「お互いに相手を結婚相手として相応しいか品定めしている」という点です。自分も、そして相手も「この人は未来のパートナーになり得るか」という、ある意味利己的な視点をもっているのです。品定めをしているのはお互い様、その認識の上で有益なデートにしましょう。
恋愛ありきのデートと違って、最悪失敗しても別の人がいる、と前向きに考えられるのは、ある意味利点かもしれませんね。まずはあまり肩肘をはらずにリラックスしていきましょう。
相手に気に入られる服装は?
相手の男性に気に入られるために服装に迷うことはありませんか?けれど、案外男性は流行には疎いものです。そして、トレンドの服というのは印象に残りにくいという欠点も存在します。世の女性の多くがそのトレンドにのって服を買っているのですから「あー街でよく見る服装ね」となってしまうのです。
ここは大げさに捕らえすぎず、手持ちの服装の中で、あまり華美になりすぎず、清潔感のあるものをチョイスしましょう。また、初回のデートで肌の露出が多すぎると「軽い女」と見られかねません。肌の露出は控えめなのがベターです。
そして最後にメイクですが、これはナチュラルメイクを心がけるのが鉄板です。また、婚活アプリにのせているプロフィール画像と大きくかけ離れたメイクをするのもNGです。アプリの画像の盛りすぎには注意が必要です。
デート場所はどうする?
食事を交えながらの初デートは実は避けた方がいいんです。その理由は大きく分けて3つあります。
1.食事に夢中になる場合があるから
基本的に食事中に言葉を発するのは行儀が悪いこととされています。けれど、婚活の初デートは相手の事を知るために、出来る限り落ち着いてお話をするのが鉄則になります。そう言った場合、目の前に食事があると食事を優先させるべきか、それともお話を優先させるべきか悩んでしまいますよね。
初回のデートでやるべきことは、ある程度お互いのことを知ることにあります。その方がお互いに無駄な時間を過ごさなくて済みますよね。そう考えると食事がメインとなるデートはあまり推奨できません。食事だけでなく、話をすることが出来ない場所は避けるのがベターです。
2.支払いに揉める可能性
男性に食事を奢ってもらって当然と思っている方はいませんか?普通のデートであればそういう認識もアリかもしれませんが、婚活での初デートはそれに当てはまりません。何故なら、相手との関係は恋人同士ですらないからです。お互い品定め中の、対等な男女の関係なのですから少なくとも奢ってもらって当然という意識は改めましょう。
また、相手の男性が「男として支払うのが当然」と思っている場合もあります。食事の支払いで揉めるくらいなら最初に割り勘にしよう、と提案してしまうのも一つの手かもしれませんね。
3.食事のマナーを見られることになる。
皆さんは食事のマナーをどのくらい会得していますか。和食であれば箸の持ち方、洋食であればナイフとフォークの使い方など食事のマナーは多種多様にありますよね。実は男性はご飯をどのくらい残すのかなどを良く見ているものなんです。
家庭でどのように躾られたかというのは人それぞれです。ですが、それでも大体の人は美味しそうにご飯を食べる人を好むようです。いずれ一緒に暮らすようになれば食事のマナーは見られてしまうものですが、少なくともよっぽど自信がある場合を除き、作法に自信のない食事は外した方がいいでしょう。
お勧めはカフェデート
本格的な食事ではなく、お茶とちょっとした甘いもの程度なら話の障害にはなりません。小難しいマナーも気にしなくてすみますよね。また、デート代が高額にならずにすむというのも魅力的です。
実際婚活を始めるとたくさんのお相手とのお食事だけで結構な金額がとんでいってしまうものです。お財布に優しい方がいいけれど、ファーストフード店が初デートというのはちょっと寂しいですよね。勿論、お互いが了承済であればその限りではありません。
ですが、沢山お話をするのであれば喉が渇いてしまうものです。長居が出来て、できれば飲み物が美味しいカフェが初デートという雰囲気も出て良いのではないでしょうか。事前に相手がコーヒー派か紅茶派かを調べておくと、店選びの時の決め手となります。
結婚以外を目的にする男に注意
準備段階で一番注意しなければならないのは、折角のデート相手が結婚以外の目的の男であることです。当然のことですが、安易にお金を貸したり、身体を許したりなどの行為は厳禁です。
最初のデートはあくまでお互いを知るための準備段階なので、変な誘いをしてくる男は速攻で帰る!くらいの気概を持って臨みましょう。
いざデート!序盤は定番ネタでいこう
さて、心構えもしっかりとしたところでデート本番で気を付けるべきことです。まずは会話が弾むように、お互いの緊張をほぐすことを前提にしてお話をしましょう。そのためには定番のネタが一番です。
なにはなくとも笑顔を忘れずに
女の一番の化粧は笑顔、とも言いますよね。どんな状況でも笑顔を忘れずに、たとえ相手が緊張からちょっとした失敗をしても笑顔で受け入れてあげる、くらいの余裕を持ちましょう。
話題に合わせて驚いたり怒ってみたりと表情を変えることは勿論大丈夫です。基本的には笑顔で、あとはその場に合わせた豊かな表情を見せましょう。
挨拶と一緒に軽いジャブを
はじめましての挨拶を終えたらまずは本日の予定と、できればため口でお話したい、という旨を伝えてみましょう。これは結婚以外を目的とした男を遠ざける効果と、相手に舐められない効果があります。自分たちは同じ結婚相手を探すもの同士なのですから、対等な立場ですよ、と暗に告げるわけです。
初対面の相手にため口はちょっと…と思うかもしれませんが、これから結婚するかもしれない相手なのですから遠慮をしていてはいつまでも結婚に漕ぎつけられませんよ。
本日の予定、というのは「今日は○時には帰る用事があります」ということを伝えるためです。たまにいる不埒ものがそのまま「お持ち帰りをしよう」ということを未然に防ぐためです。
相手の趣味、チェックしてますか?
婚活アプリでの出会いであれば、相手の趣味なども書いているはずですよね。それらの相手の趣味はきちんとチェックしておきましょう。実際に出会ってみようという気になったのですからどこかしら趣味が合う部分があったはずですよね。
定番と言えば定番ですが、趣味の話題から話を膨らませるのは一番効果があります。お互いに好きなことであれば自然と口が軽くなり、リラックスできるからです。
こども時代のエピソードも◎
趣味以外であればこども時代のエピソードを聞くのもありでしょう。「私は小さい頃○○小に通っていて~」など地元の話題を出すのも面白いかもしれませんね。誰しも幼い頃はあるものなので、思い出話に花が咲くかもしれません。
また、そんな些細な話から相手の幼少時代のことやどういった友達関係を築いてきたかなども知ることができるため、自分の話を交えながらしっかり聞いてみると良いでしょう。
意外とNGになる話題は?
仕事が大好き!という人以外に仕事の話題をふるのはあまりよろしくないようです。現代日本人は生きるためにしぶしぶ働いている人がほとんどなので、プライベートで仕事の話はしたくない、という人も多いようです。
ベンチャー企業や企業家さんなど一般的な会社員でない人はむしろ話したがる傾向がありますので、自分から進んで話題を振ってくる場合以外は聞かない方が無難です。知りたいのはその人の人間性で合って、知りもしない会社の愚痴はあまり聞きたくありませんよね。
デート本番!自分の話も忘れずに
初デートで陥りがちなのが「相手に質問することに夢中で自分の話をしないこと」です。自分としてはかなり話が盛り上がったはずなのに、二回目三回目のデートに繋がらない、という方は質問のしすぎが原因かもしれません。
相手に「次回もまた話してみたいな」と思わせるためには、自分の素の魅力で勝負するしかありません。素の魅力が伝わらない時は「この人は私にぴったりの相手ではなかったのだ」という諦めも大切になってきます。
質問ばかりはNG
自分が相手の事を知りたいのと同じように、相手も自分の事を知りたいと思っているのが婚活での初デートです。ですが、そういう大前提を忘れて自分の気がかりな質問ばかりしていると、相手はうんざりしてしまいます。確かに相手の年収や家族構成など気になることは山のようにあるでしょうが、矢継ぎ早の質問は悪印象をもたらしてしまいます。質問ばかりにならず、相手の話もきちんと聞きましょう。もし、質問事項を考えてきたのであれば「私は~だけど、あなたはどう思う?」というように、先に自分の答えも提示した上で質問という形をとってみてはいかがでしょうか。
自分の考えをはっきり述べよう
相手の手の内は知りたいけれど、自分はできれば隠していたい、と思う女性は少なくないようです。謎めいた女性がモテるのはお話の中だけの話です。少なくとも婚活の場では相互理解の為に、自分の手のうちもしっかりと話しましょう。
「あまり相手の意見と反対の事ばかり言っていたり、否定してばかりいると、二回目に繋がらないのでは…?」と思うかもしれません。ですが、自分を誤魔化していても結婚には繋がりません。自分をずっと誤魔化したままの結婚生活を送りたいのであれば話は別ですが。
そもそも、婚活という場所では相手をいくらでも選ぶことができます。それは相手の男性も同じことです。この男性がダメでも次の男性がいる、というメンタルを持って真摯に質問に答える方がお互いのためになるでしょう。
二回目に繋げるためには?
初デートが終わってふぅーと一息つきたいところではありますが、婚活の場合はそうはいきません。今回のお相手が次もまた会って話がしてみたいと思うのであれば、帰った後すぐにでも利用しているアプリの規約にのっとって連絡をしておきましょう。内容は当たり障りないものでも構いませんが「今日は楽しかった」「次も是非会いたい」という二点は必ず入れておくようにしましょう。
その他にこんな話が印象に残ったなどの具体的なエピソードもあるといいかもしれません。が、あまりに長すぎると相手も読む気が失せてしまうので手短に、を心掛けましょう。その後相手から連絡があれば多少期待できますし、そこで連絡が途絶えてしまえば相性が悪かったんだな、と切り替える必要があります。
いずれにせよ婚活はいろんな男性と出会い、その中で相性のいい相手を見つけることが大事です。一人の男性に振り回されるよりも一人でも多くの方とあって話してみる、といったポジティブさも必要になってくるでしょう。
まとめ
婚活の初デートの話題や心構え、二回目に繋げるためのあれこれまでをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
いずれにせよ婚活で言えることは「自分だけでなく相手も多くの女性と出会って、見比べている」ということです。打算的、利己的なのはお互いさまなので変に誠実であろうとするほうが、かえって不自然になってしまう場合があります。
一人の男性に捕らわれず、出会う男性全員に平等な目線で付き合う方がより理想的な相手に出会えるでしょう。最終的には「自分らしさ」を損なわず、そのままの自分を受け入れてくれる相手を選ぶ方が、幸せな結婚生活へと移行できます。そのためにも自分を必要以上に飾り立てず、自然体の笑顔で接することが何より大事になってくるのではないでしょうか。
婚活は突然猛烈な中だるみが発生するものです。もしかしたら「結婚相手には考えられないけど、励まし合うパートナー」と出会えてしまう場合もあります。いずれにせよ、くじけない心が婚活では一番大事なのかもしれませんね。
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