今回は、職場の後輩との恋愛について気をつけるべきことについてお話していきます。
生活の大半を捧げている仕事の中で、恋に発展なんてことはよくありますよね。その相手が後輩となると、同期や先輩との恋愛とはまた勝手が違ってきます。
ここでは、そんな後輩に恋する仕事女子に対するアドバイスをしていきたいと思います。
職場恋愛って大変!
同期や先輩と恋仲になったことがある人ならわかると思いますが、職場恋愛というのはなかなか大変なものです。
公私混同は当たり前でNGですし、付き合った、別れたなんていう話が社内に広がりやすいもの。
しかも、そういった噂レベルのものでも、社内の人に変に気遣われてしまうなど気苦労が絶えません。
まずは、職場恋愛に対する注意点をしっかり頭にたたきこみましょう。
セクハラ・パワハラにならないように!
同期や先輩と違って後輩との恋愛はハラスメントする側にならないように注意が必要です。
何気ない職場の男性の一言に傷付いた覚えは誰しも少しはあるはずです。そういった思いを好きになった人にさせないためにも細心の注意を払いましょう。
特に今の若い人は、職場の終身雇用などはあてにしておらず「学ぶ物がなくなったらすぐ転職」「嫌な思いをするくらいならすぐ転職」といった感じにフットワークが軽いという特徴があります。
「うちの職場はお給料は良い方だからいきなり止めるなんて事はないはず」なんていうのは幻想です。
極力嫌な思いをさせないように、そして、自分以外の誰かからセクハラ、パワハラを受けているのに気付いた場合は出来るだけ助けてあげてくださいね。
仕事に差し支えがあるのはNG!
社会人として当然ではありますが、恋愛をすることによって仕事に支障を来すのはNGです。
人間なのですから感情の起伏はありますし、頑張れる気分じゃない時だってありますよね。
ですが、先輩という立場だからこそきちんとした社会人である背中を見せることが重要となってきます。
後輩は先輩の背中に自分の未来を見るものです。その背中が嫌々仕事をしているようであれば、恋愛関係になる前にとっとと違う職場に行ってしまうなんてこともあり得るのです。
仕事を楽しむ、というのはなかなか難しいことですが、せめて仕事の間でも感情に振り回されることなくやるべき事をきっちりこなしましょう。
むしろ、恋愛を仕事のやる気の方に持って行って「意中の後輩からの評価を上げるとともに、職場での評価も爆上げしてやる!」くらいの気概でいくほうが物事がスムーズにいくかもしれません。
あまり考えたくない話ではありますが、万が一恋愛が成就しなかったとしてもその後の職場での仕事がプラスに働くということも見込めますしね。
後輩に対する職場恋愛注意事項3撰
恋する相手が後輩であるならば、特に注意するべきNGワードがいくつかあります。
その中でもうっかり口をついてでやすい「~のくせに!」と言ってしまいがちな3つをピックアップしました。
これらはNGワードは口にしないと言うのが基本中の基本となりますが、その他にも個々によって踏み込んで欲しくない事柄や怒るポイントは多種多様にあります。
今まで社会にもまれて培ってきた経験を生かし、嫌われない先輩、好かれる先輩を目指しましょう。
NGワード1「年下のくせに」
年齢の壁は誰しも越えられないものです。自分自身、過去に年上に言われて悔しくなった覚えはありませんか?
自分が言われて嫌だった言葉を相手に投げかけるのは良くないですよね。人生経験が長いからといって偉いわけではありません。
ただ、世の中にはそういった単純なことすらわかっていない「人生経験が長いだけの偉そうな人」が何人もいます。
その仲間入りをして、挙句意中の後輩に嫌われてしまっては目も当てられませんよね。
例え相手に非があって、思わず口論になってしまいそうになることもあるでしょう。
だとしても、その理由を年齢のせいにするのは間違いです。先輩として冷静に対応しなければなりません。
相手が間違っているのであればその間違いを正し、自分が間違ってるのであれば素直に謝罪するといった冷静さを失わないように気を付けましょう。
似たようなワードで「ゆとりの癖に」「まだお子様だから」など年齢によって差別する言葉は絶対に言わないように気をつけてください。
そういった言葉は癖になってしまうので、プライベートでも出来るだけ使わない方が賢明です。
NGワード2「男のくせに」
誰しも性別を選んで生まれてきたわけではありません。女性の中にだって可愛いお洋服に興味ない人、化粧に興味がない人はたくさんいます。
実際、「毎日会社にいくためのメイクをいかに時短できるか」とか「男性だったらメイクせずに会社にいけるのに!」なんてことを考えたことはありませんか?
男性だからこれくらい出来て当然、という考えの押しつけは嫌われやすい上に、パワハラ、セクハラとしてとらえられてしまうこともありますよ!
好かれる前にハラスメントする人だと認識されてしまっては元も子もありません。注意するのだとしても発言内容には気を付けましょう。
この他にも「男なんだからこのくらい」といってお酒を飲ませる悪習が多くの会社にはびこっていますよね。
万が一、彼がそういった悪習のターゲットになった場合にはうまく助け出してあげると好感度も上がりやすくなります。
どんな場面であれ、フラットな目線を持ち続けられるような癖を日ごろからつけておきましょう。
NGワード3「新人のくせに」
誰しも新人の時代を経てベテランになっていく…とは限らなくなってきた世の中ではありますが、それでも言われて嬉しい言葉ではありませんよね。
慣れない職場・仕事だからわからないことがあって当然ですし、今までの環境から変わったのであれば「なぜ? どうして?」と思うのはごく普通の事です。
本当であれば、その理由を先輩であるあなたが答えられるのがベストですが、実は疑問に思ったことすらない事柄であることもありますよね。
例えば「どうしてこの会社は出勤の際にタイムカードじゃなくて、いまだにハンコなんですか?」なんて質問は先輩だからって答えられる問題ではないですよね。
だからといって、そこで「新人のくせに変なこと気にするのね」なんて言ってしまっては台無しです。
後輩が疑問に思ったことや「こうした方が効率がいいと思う」という提案をした時は本当にそうなのか一緒に吟味し、出来るならばさらに上の人に一緒に聞きに行くなど一緒に悩む姿勢を持つ方がよいでしょう。
後輩との恋を成就させるには?
言ってはいけない言葉「~のくせに」の3選は嫌われないようにするための、いわば下準備です。
恋の成就を望むのであれば、そこから先のステップ「好きになってもらえる先輩」にならなければなりません。
彼の好みを探りながら、職場での頼れる素敵な先輩に近づけるように努力をしましょう。
まずは憧れの先輩になることから
後輩が先輩に求めるのは、まず「頼れる憧れの先輩」ですよね。
相談をすれば、ヒントや場合によっては答えをくれる先輩と言うのは非常に頼りになります。
そのためには、自分の仕事がきちんとできていることは勿論、さりげなくバックアップできるように相手の仕事も把握しておくことをおすすめします。
例えば、納期が迫っている仕事を把握していなければさりげなく声をかけてあげたり、明らかに間に合わなさそうであれば手伝ってあげるというのはやはり好感度があがりますよね。
そのためにも、いつでも助けにいけるように自分の仕事は少し早めに終わらせておきましょう。
人を助けていて自分の仕事が疎かになっていては本末転倒ですし、そんな姿を見てがっかりされてしまうかもしれませんからね。
基本は笑顔!
誰と接する時であっても、基本は笑顔でいるというのは好感度ポイントが高いです。
仕事の際は常に上機嫌でいること、というのはちょっと難しいですが、社会人にとってはできるだけ身に着けておいた方がよい技術と言えます。
先輩がカリカリしていては、おちおち相談もできません。後輩が頼りたいと思ってくれた時がチャンスなのに、そのチャンスを逃す手はありませんよね。
いつでもニコニコ笑顔で、親身になってくれる先輩というのはそれだけで得難いものです。そこからうまく恋愛へと発展させましょう。
いつでも上機嫌でいるコツは、余裕を持つこととメリハリをつけることです。
そのためには、周りに頼ることや多すぎる仕事にNOということも大切ですよ。
親身になって話を聞こう
相手が相談をしてくれるということは、かなり頼りにしてもらっている証拠です。出来る限り時間を作って話を聞いてあげましょう。
ここで注意したいのは、相手が「答えを求めて相談しているのか」それとも「答えよりも自分の話を聞いてもらいたいのか」の見極めです。
聞いてもらいたいだけなのに先輩目線のアドバイスをされてもあまり嬉しいとは思えませんし、答えが欲しいのに一緒になって悩まれても解決には至りませんよね。
もし、その見極めが難しければ直接聞いてみるというのも一つの手です。
あまり難しく考えず「アドバイスの押し付けになるのも怖いから、先にアドバイスが欲しいのか聞いてほしいだけなのか、聞いてもいい?」と問いかけてみましょう。
セクハラにならないボディタッチ
仕事が終わった後に「お疲れさま」の一言とともに軽く肩を叩くなど、セクハラにならないボディタッチは単なる先輩後輩の関係から脱する切欠の一つになります。
ただし、セクハラと感じさせないというのが難しい点でもあります。
スキンシップをする際には、細心の注意を払って少しでも嫌がっている仕草をしていれば、以降は避けた方が良いでしょう。
昨今では、男性から「上司の露出が高くてセクハラ」というような声もあがりやすくなっていますから、過度な露出も当然ながら厳禁です。
また、飲みの席だから少しくらいスキンシップが増えてもいいんじゃないか、という感情はセクハラおやじの思考そのものです。
女性だから許される、なんてことはありえません。また、お酒に酔った状態であれば普段のスキンシップの時の観察眼が狂ってしまう場合も考えられます。
お酒の席で一緒になる時は普段以上に気を付けておく方が無難です。
頼られると男性は嬉しいもの
先輩としては、頼りになる先輩像を求められるものですが、恋する女子が意識してほしいのは女性としての魅力ですよね。
そんな時は、あまり相手の負担にならない程度のことで頼ってみると言うのはいかがでしょうか。
例えば、高い所の物を取ってもらう、荷物を運ぶのを手伝ってもらう、などちょっとした隙間時間に手伝ってもらえそうなことを頼んでみませんか?
勿論そういった雑用だけではなく「この仕事は任せられそう」と思うのであれば、どんどん任せてみるといいかもしれません。
相手のタイプにもよりますが、お手伝いのような仕事よりも責任ある仕事の方が燃えるかもしれません。
そういったタイプであれば「任せてもらえた」という満足感と共に恋の芽生えが発生するかも?
逆にあまりガツガツ仕事をするタイプでなければ、簡単なことをお願いしてちょっと大げさに「ありがとう」とお礼を言っておくと仕事のやる気アップとともに、感じのいい先輩として意識してくれるかもしれませんね。
ちょっとした隙を見せるギャップ効果
頼れる先輩像をきちんと作り上げすぎると「隙がない人」として恋愛対象から外れてしまう場合があります。
なので、ちょっとした隙を見せるのが重要となってきます。
別に無理して隙を作る必要はありませんが、仕事をする上で誰しもちょっとした苦手はありますよね。
その苦手をこっそり後輩に相談する、などそれだけで構わないのです。
ただし、その苦手部分を後輩に押し付ける行為はパワハラと受け取られかねないので、あくまで相談にとどめておきましょう。
まとめ
後輩との恋愛成就の鍵はまずは「憧れの先輩」というポジションを獲得することから始まります。
何よりも恋愛にうつつを抜かして職場での立ち位置が微妙になってしまっては本末転倒ですからね。
自分の仕事はきちんとやりつつ、相手のサポートも出来る憧れの先輩を目指して日々頑張っていきましょう。
ただし、職場恋愛は成就した後も大変な状況が続きます。
例えば、周りに言うか言わないか。言うのだとしたらどの範囲の人にまで伝えるかなど悩みは尽きません。
現在ではあまりないとは思いますが、社則で社内恋愛が禁止という会社すらあります。その理由の大半は、公私混同が起きるからというものです。
なので、職場で恋愛が成就したとしても、公私混同は絶対にしないように気を付けましょう。
いい女は恋も仕事も両方うまくいくよう努力を惜しまないものです。是非「いい女」かつ「いい先輩」という座を掴み取って幸せな生活を送ってくださいね。
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