様々なパターンやシチュエーションがある不倫。その中でもよくある話の1つ、上司との不倫についてお話していきます。
なぜ上司と不倫に陥りやすいのか。その謎に迫るとともに、上司との不倫に夢中になってしまう女性のタイプを徹底調査してみました。
さらに、その結末としてどういう収まり方をしたのかも併せてお知らせいたします。
不倫パターンでもっとも多い!?上司との秘密の関係
上司との恋愛関係
上司に恋愛感情を持ってしまうというのは、実はごく自然な心理状態であると言えます。
というのは、仕事上の関係で「相手から認められたい」と思う気持ちは普通によくありますよね。
その感情と恋愛感情というのは非常によく似ているからです。
男性上司に女性の部下でも、女性上司に男性部下でも、お互いに「自分の存在は大事なものである」と思ってもらいたいという気持ちがあるのは当然でしょう。
性的な意味合いを含めず、この感情は共同作業をする人間にとって不可欠なもの。
この気持ちがあるからこそ、信頼関係を構築することができるといっても過言ではありません。
ここで上司も部下も独身であったなら、その感情が恋愛感情に発展したとしても、普通の社内恋愛になるというだけで、社内規定で社内交際が禁じられていない限り、別段何の問題もないでしょう。
そのような関係から職場結婚したというカップルもけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
社内で恋愛感情が育まれやすい理由は他にもたくさんありますが、それについては次項の「上司と不倫に陥る理由」で詳しく説明します。
ただ、ここで言いたいことは、よほど生理的に受け付けないとか、人間的に尊敬できないとか、ストイックな信念を持っているという場合を除いて、上司と部下という関係は、恋愛感情の温床になる条件が揃っているということです。
既婚というのはストッパーにならず?
通常、上司と部下の両方が既婚であったり、どちらかが既婚であったりすると、それが抑止力となって、それ以上の感情や関係を持つことをお互いにセーブする心理が働きます。
ところが、そのストッパーが効かない時があり、それどころか、既婚という事実が逆に大胆な行動に走らせることもありうるのです。
①既婚であることを隠している場合
ストッパーが効かない時というのは、大きく分けて3つのパターンが考えられます。
まず1つめは、既婚者の方が既婚であることを隠している時。
その場合、すでに既婚者の方には自分の配偶者に対し愛情を失っていたり、配偶者に隠して別の愛人を持ちたいという願望を持っていたりという、何らかの下心があると予想されるので、いっそう不倫になる危険があるでしょう。
②バレないようにすればいいと考えた場合
2つめは、両者ともに「バレないようにすればいいや」と思った時。
現在の大抵の人間は、不倫をすることに対して、罪悪感やうしろめたさがあり、さらに公になった場合の危険さやヤバさを認知しています。
それでも、「でも、バレなきゃ大丈夫」と考える人には、既婚という事実が不倫関係を持つことの抑制にはならないようです。
③バレてもいいと考えた場合
3つめは、不倫がバレてもいいと思った場合。
バレてもいいと思うタイプには
a.既婚者の方の婚姻生活が破綻しているか、破綻させたい、略奪したいと考えている場合。
b.もともと倫理観や思いやりの気持ちに欠如してる場合。
c.自分には不倫する権利があると思っている場合。
上記の3タイプがあります。b.とc.はまれですが、a.のパターンは自分の気持ちは不倫ではなく純愛だと思っているケースです。
よくあるのは…
ありがちなのは、お察しの通り、②のパターン。
きっかけやシチュエーションが揃えば「バレなければいいや」と流されてしまうというベタな状況です。
既婚であるがゆえに大胆になる時…
さて、前項でご説明した通り、上司と部下は疑似恋愛感情を抱きやすい関係です。
でも、だからといってすぐに本当の恋愛になってしまうというわけではありません。
特に、独身の男女の場合は慎重に交際相手を吟味する傾向にあり、ガードが硬めということがあります。
異性に対して過大な理想を持っていたり、あるいは自分に自信がなかったりするために、思い切った行動に出ることができないのです。
一方、既婚者はすでに異性というものを体験済みで、かつ結婚しているという事実が自信につながっていて、大胆な心理状態になりやすい傾向にあります。
独身男性や独身女性だと異性の生理的なストライクゾーンが狭いことがありますが、結婚後は緩やかになっていることもよくあります。
独身の場合は、結婚相手としてふさわしいかという厳しい条件のフィルターで見ますが、既婚の場合、そういうように相手を見ないので、お互いにリラックスできる関係になりやすいということもあります。
また、女性の場合、独身で処女なら性的な関係になることに慎重ですが、既婚で経験済みなら、かまととぶる必要もありません。
というような理由で、既婚者の方が男女の関係に大胆になってしまうということもありえるのです。
上司と不倫に陥る理由
不倫の組み合わせパターン
一言で上司と不倫と言っても、その組み合わせにはいろいろあります。
不倫に陥る理由やシチュエーションを検討する前に、そのパターンをリストアップしてみます。
全部で6つの不倫ケースがあります。
①既婚男性上司×独身女性部下
上司と部下の不倫関係の中で一番多いパターン。
本来、独身女性は既婚男性を交際相手から外して考えますが、折に触れて既婚男性の魅力を感じると好きになってしまうことがあるようです。
既婚男性は女性との接し方や扱い方に慣れ、包容力も独身男性に比べ鍛えられていますし、誰かの夫になっているという事実がその男性の価値をいっそう高くみせるからです。
既婚男性側の心理は、家庭が上手くいっていなかったり、セックスレスだったりすることによるようです。
②既婚男性上司×既婚女性部下
いわゆるW不倫ですが、こちらも①に並んで非常に多くある例のようです。
というのも、このパターンの場合、「お互い秘密に楽しみましょう」という利害が一致することが多く、かつ女性も大胆な心理状態で積極的になっていることがあるからです。
独身女性と違って、一時のアバンチュールで満足する上に、若くないという自覚から男性に対して感謝やサービス精神を表すので男性上司にとって悪くない不倫関係です。
③独身男性上司×既婚女性部下
意外にこれも多いようです。というのも、独身男性上司という存在が結構多いからです。
一流企業のイケメンの独身男性という話ではなく、例えば、スーパーのパート担当独身男性上司などです。
主婦は全員そうであるとは言わないものの、パート先の男性に恋してしまうことがありがち。
それは、家庭では得られない「承認欲求」を上司から満たしてみもらえるからです。
④既婚女性上司×独身男性部下
上司×部下の不倫で女性上司と男性部下というケースは男性上司のケースよりグッと件数は減ってしまいます。が、皆無ではありません。
特に、既婚女性と若い男性部下というパターンは案外あるようです。
男性の食生活を気にして手作り弁当を作ってくるなど、既婚女性が母親のような愛情を向けることが多いようです。
⑤既婚女性上司×既婚男性部下
既婚女性上司と既婚男性部下はあまり例は多くないようです。
⑥独身女性上司×既婚男性部下
独身女性上司がすごく美人であるとか、男性が以前から女性上司のことを好きだったなど、ほとんど特殊事情がある時に限定されるようなレアケースでしょう。
そもそも、独身女性上司という存在自体があまりいないからです。
上司と不倫してしまう理由と状況
①職場は異性と出会う場所である
そもそも職場は出会いの場でもあります。
専業主婦をしている場合、夫以外で長時間一緒にいる男性がいることはほとんどありません。
けれども、仕事に出ると、下手をすると夫よりも長時間一緒に過ごす男性がいるという状況も十分あり得ます。
毎日顔を合わせるだけでも好意が芽生えやすいですよね。
②共同作業により親近感
人間は同じ場所で協力して作業すると、そこで一緒にいた人に仲間意識や親近感を覚えることがよくあります。
特に苦労が多かった場合には、その作用が強くなります。
中には、人間関係がギスギスした職場もあるので、一概には言えないものの、やはり同じ職場の人間には好意を持ちやすい傾向があります。
③隠しやすい
例えば、同窓会などで久しぶりに会った普段は疎遠な同級生と不倫の恋に落ちたとします。
そうした場合、デートや密会の約束をバレずに頻繁にするのはなかなか難しいでしょう。
でも、職場であれば、普通に仕事に出かけるだけで会えますし、残業や出張という言い訳も使いやすいので、家庭にバレずに付き合いを続けやすいと言えるでしょう。
④依頼関係が恋心に…その1
人は何かを頼まれたり、任されたりする時、嫌な相手からの頼みは受けたくないし、好きな相手の頼みは喜んで引き受けたいと思いますよね。
この心理が逆に作用して、毎日何かを頼んでくる相手に好意を持つことによって、仕事が楽しくなるという状況を自分の中で無意識に作り出してしまうのです。
④依頼関係が恋心に…その2
さらに、前述でも何度か書きましたが、人間には承認欲求という気持ちがあり、自分の存在や才能を認めてもらいたいという願望があります。
そこで、仕事をすることによって、上司からねぎらいの言葉をかけてもらったり、仕事ぶりを評価してもらったりすると気持ちが高揚するのです。
④依頼関係が恋心に…その3
逆に自分が部下に頼む立場の人は、自分の頼んだことを黙々とこなしてくれる相手に感謝と好意の気持ちがわいてくるでしょう。
さらに、その部下の仕事ぶりが見事なら、いっそう評価し、相手を好きになります。
その一方、ドジっ子の部下であったとしても、ミスがかわいい程度なら、むしろそれが魅力的に感じることもあります。
⑤尊敬とあこがれ
仕事上でのテキパキとした姿を見たり、難しい仕事をバリバリこなしている姿を見たりすると、尊敬や憧れの気持ちが生まれますよね。
ミスをフォローしてくれたり、慰めてもらったりすることによっても特別の感情がつくられるようです。
⑥上司と2人きりで作業する状況
大勢の中にいる時には意識することは少ないと思いますが、2人きりで仕事する状況が多いと、相手を意識することが多くなりますよね。
また、2人きりというシチュエーションそのものに気持ちが高揚すると同時に、秘密の行為に及ぶこともできるという状況が、一気に2人の距離を縮めます。
不倫関係が成立するきっかけ
いくら状況的に不倫しやすい条件が整っていても、きっかけがなければ不倫は始まりません。
それでは、いったいどういうきっかけで不倫関係が展開していくのでしょうか。
①部下のミスを上司がかばった時
大きなミスをした部下を慰めたり、励ましたりするために上司が食事や飲みに連れて行くことがありますよね。
ミスをして落ち込んでいる時に、優しい言葉をかけられると、気持ちがよろめいてしまうのは人情でしょう。
②直球勝負
上司側にしろ、部下側にしろ、相手に好意を感じた方が自分の気持ちを相手に熱烈にアピール。
相手から「好き好き攻撃」を受けると、情にほだされて一線を越えてしまうことが。
③懇親会や飲み会
職場では、歓迎会や忘年会などの懇親会や飲み会といったものがよくあります。
そこで酔った勢いで不倫に走ってしまうというパターンもありがちでしょう。
④出張や残業
理由と状況に出てきたことと少し重なりますが、出張や残業など2人きりで行動する業務にあたった時などに、長時間一緒の部屋に居たりすれば、やはり関係が生じやすいのは想像に難くないでしょう。
⑤既婚側の配偶者の不在
既婚者側の家庭の配偶者がなんらかの理由で家を空けた時なども危険。
既婚者の気持ちに隙ができ、相手を誘いやすくなります。
上司と不倫にはまりやすいタイプの女性
☆真面目で意外と派手ではない女性
既婚女性にしろ、独身女性にしろ、いかにも男性関係にだらしなそうに見えるような女性よりも、一見、地味で真面目そうな女性の方が不倫に陥りやすいと言われています。
自分を認めてくれる存在に依存してしまいやすく、仕事以外でも必要とされたいという気持ちが芽生えてしまうのです。
☆家庭不和の既婚女性
家庭が上手くいっていない場合は、やはり他に愛を求めてしまうということはありがちでしょう。
家庭で得られない心の隙間を埋めるために、上司とのアバンチュールに身を焦がすのです。
☆肉食系
女子でもセックス願望が強い人がいます。
家庭を壊す気持ちはないけれども、自分の性的欲求を満たす相手を探しています。
そうした女性は、セフレ的な不倫関係でも満足するので、セフレ関係を望む男性には非常に都合がいいでしょう。
☆自信がなく寂しがりや
自分には魅力がないと思っていて、不倫のような日陰の関係の相手しか自分に言い寄ってくる人はいないだろうと考えている人です。
上司と不倫するリスクと結末
上司と不倫するというのは、スリリングで高揚感があり、かつ様々な気持ちも一時的に満たされることが多いので、つい陥りやすい危険な罠と言えるでしょう。
でも、社内不倫が発覚した際には、一般的な不倫のリスクに加え、職を失ったり、遠い場所に引っ越すことを余儀なくされたり、多くの人からの信頼をいっぺんになくしたりという傷の深いものです。
不倫の結末がハッピーエンドであることは、まずほとんどありえません。
一時の気の迷いで自分を含め、周りを不幸に陥れ残念な人生を過ごすよりも、しっかりと自分を保って真の幸せを見つけましょう。
まとめ
人間は時に、理性でダメなこと、悪いこと、してはいけないこととわかっていても、ついついそれらにはまってしまうということがあります。
理性で判断した通りに、すべての人が行動でき、感情を割り切ることができるなら、この世界の問題はおおかた片付いてしまうでしょう。
悪いことやいけないことをしてしまうのが人間のさがであり、弱さなのです。
とはいえ、不倫を正当化することはできません。
もし、あなたが人の倫(みち)に外れた恋に溺れているなら、早くそこから脱出できることをお祈りします。
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