甘えん坊な面を見せてくる彼氏に、母性本能をくすぐられて「かわいい」と思ってしまう女性は多いのではないでしょうか。特に、自分の前でだけ甘えてくる場合は、外で見せる姿とのギャップにもキュンとくるでしょう。
ここでは、そんな甘えん坊な彼氏の特徴と心理、また上手な扱い方をご紹介していきます。
甘えん坊な彼氏の特徴
寂しがり屋
女性に甘える男性は、「寂しがり屋」がとても多いと言えるでしょう。一人でいることが苦手で、とにかく構って欲しくて彼女にちょっとしたイタズラをするなどして気をひこうとします。
誰かに「甘える」という行為自体が、その人の中にある「寂しさ」が表面化したものでもあります。自分の感情に素直で嘘のつけない、子供のようにピュアな性質を持っていると言えるでしょう。
精神年齢が低い
大人になっても甘えん坊であることは、すなわち「子供っぽい」と言えます。男性は女性よりも、実年齢に比べて精神年齢が低い傾向にありますが、甘えん坊な男性は特にそれが顕著でしょう。
「か弱い女性は男が守らなければ」といったような頼れる男っぽさはあまりありませんが、まるで「亭主関白」かのように、彼女に対して偉そうな態度を取ることもないので、男性に威張られるのが苦手な女性には甘えん坊な彼氏は最適でしょう。
外ではしっかりしている・彼女の前だけ甘えん坊
彼女に甘えん坊な男性は、実は外ではクールで仕事もデキるなど、二面性を持っている人が多い傾向にあります。仕事をバリバリとこなし、自分を取り巻くさまざまな環境におけるストレスから解放されるために、彼女の前では一変して甘えているのだと言えます。
そして彼女の前だけで見せている甘えん坊な姿が、彼本来の姿であるでしょう。そのギャップに母性本能を強く刺激され、甘えん坊な男性の虜になってしまう女性が多い傾向にあります。
わがまま
甘えん坊な彼氏は、総じてわがままであることが多い傾向にあります。本当にただの子供のように、駄々をこねたりちょっとしたことで不機嫌になったりと、子供っぽい面が目立ちます。「わがままを言う」ということも、「甘える行為」のひとつです。
スキンシップが多い・距離感が狭い
甘えん坊な彼氏は、とにかくスキンシップが多いです。一緒にいるときは必ず彼女の手や腕など、どこかを触っていないと落ち着かないのが特徴的です。
また、彼女と「いつもくっついていたい」という気持ちが強く、距離感が狭いので何気ない会話のときに顔が近かったり、レストランやカフェに入ると正面ではなく真横に座りたがったりするなど、とにかくいつも彼女の近くに身を置こうとする傾向にあります。
二人きりになると口調が幼くなる
二人きりになると、赤ちゃん言葉のように口調が幼くなるのも、甘えん坊な彼氏の特徴です。外では絶対に使わない言葉遣いを、二人きりになった途端に使い出します。メールの文面も、子供のような甘えた感じになることが多いでしょう。
特に内容のないメールや電話がやたらと多い
「今○○にいるよ」「さっき○○を食べたよ」など、内容のないどうでもいいことを逐一メールなどで報告してくる傾向にあります。離れている間も、とにかく彼女に構って欲しくてしょうがない様子です。
また、頻繁に電話をかけてくることも特徴的です。特に用事はないのに、「声が聞きたくて」などと言ってかけてくることも多いでしょう。
褒めると喜ぶ・突き放すと不機嫌になる
甘えん坊な男性は子供っぽく単純なので、褒めてあげるととても喜びます。大人であれば出来て当然のようなことをいちいち褒めると「見下している」と誤解されることも普通の人だとあり得ますが、甘えん坊な彼氏は違います。
褒めれば大抵どんなことでも喜びます。彼女の関心が自分に向いている、構ってくれている、と実感できて嬉しいのです。また、甘えてくる彼氏を突き放してしまうと、たちまち不機嫌になるなど、感情がわかりやすい傾向にあります。
長男ではない
一概には言えませんが、甘えん坊な男性は「長男ではない」ことも多いでしょう。一般的に兄弟の中で一番上の立場で育ってきていると、我慢を強いられることが当然になるなどして、甘えるのが下手になってしまう傾向にあります。
甘えん坊な人は甘え上手であるからこそのケースが多く、上に兄や姉がいて甘やかされて育った人が多いと言えるでしょう。
甘えん坊な彼氏の心理とは?
構ってほしい
とにかく「構ってほしい」の一心で、甘えてくる場合が最も多いと言えるでしょう。自分に関心を向けたいという気持ちがとても強いです。
例えば仕事などで辛いことや悲しいことがあっても、彼女に構ってもらえることで幸せを感じることができます。また、彼女からの愛情を常に感じていないと不安になってしまうタイプでもあるでしょう。
一途に彼女のことが大好き
甘えん坊な彼氏は、子供のように無邪気で、そして素直です。恋の駆け引きなどは必要なく、彼女が大好きな気持ちを、ストレートに思う存分アピールするでしょう。
まるで飼い主に懐く犬のように、ピュアで一途な気持ちを抱いている人が多いでしょう。大好きな彼女に甘えることが、彼にとっての最大限の愛情表現であると言えます。
頼りたい
彼女に頼りたい気持ちが強く、甘えん坊になっている場合も多いでしょう。男性は意外にもメンタルが繊細で弱い生き物だったりします。たくましく強い精神を持っている頼りがいのある女性に魅力を感じていることも多いでしょう。そしてつい、甘えて頼ってしまうのだと言えます。
癒してほしい
彼女に対して甘えん坊な男性が、外でも同じように甘えん坊なのかと言うと、そうではない場合がほとんどです。外では男らしくクールに決めて、仕事に精を出して日々頑張っていることが多いでしょう。
そして彼女にだけは「癒し」を求めて甘えん坊になっているケースです。彼女の存在が、まるで「オアシス」のようになっているのでしょう。
愛情に飢えている
甘えん坊な男性の複雑な心理のひとつとして、「愛情に飢えている」が挙げられます。母親を知らずに育ったり、幼少期に十分な愛情を感じられないような複雑な家庭環境で育ったりした場合に多い傾向にあります。そしてその「甘え」がいずれ「依存」へと変貌しやすい、少々深刻なケースでしょう。
甘えん坊な彼氏の上手な扱い方
褒めてあげる
ただシンプルに、構ってほしいアピールの強い甘えん坊な彼を「褒めてあげる」ことが、最も上手な扱い方と言えます。思う存分に甘やかしましょう。
彼の甘えにきちんと付き合ってあげることで、ラブラブな関係が長続きし、倦怠期などとは無縁になるかもしれません。
母のように大きな器で受け止めてあげる
甘えん坊な男性は言わば「大きな子供」です。我が子を愛する母のように、大きな広い心で受け入れてあげると良いでしょう。
多少のわがままや粗相なども優しく受け止めて、「何があっても、あなたが何をしても、私はあなたの味方だよ」という気持ちでいてください。その海のように広い心に、甘えん坊な彼は優しく包まれるように、大きな安心感を得ることができます。
度の過ぎたわがままはきちんと「叱る」
甘えん坊な彼氏のわがままも、あまり度が過ぎると見過ごすだけではいけません。特に、他人に迷惑がかかるようなわがままな行為は、きちんと「叱る」ことが必要です。感情のままに「怒る」のではなく、小さな子供を教育するように「叱る」ことを意識してみてください。
甘えん坊な男性は、潜在意識の中に「ちゃんと叱ってほしい」という願望が隠れている場合があります。頼りなくて子供っぽい自分を、きちんと正しい道へと導いてくれる彼女の存在に感謝するでしょう。
たまには逆に甘えてみる
甘えん坊な彼氏を持つと、「甘える側」と「甘えられる側」がはっきりと確立してしまいます。いつも彼氏に甘えられるばかりでは、対等な関係ではないと言えるでしょう。
疲れたときや心が弱ったときなど、たまには自分も彼氏に甘えたい、と思うことがきっとあるでしょう。そんなときは、躊躇せずに逆に彼氏に甘えてみてください。
甘えん坊の彼氏は、「いつも甘えてばかりの頼りない自分」だと自覚している場合が多く、たまに彼女に頼られたり甘えられたりすることで新鮮な嬉しさを感じ、自分の価値を見出すことができると言えます。
お互いがお互いを癒すことのできるバランスの良い関係に持っていけると、より深い間柄に発展することができ、末永く長続きするカップルになれるでしょう。
甘えん坊な彼氏をうざく感じるときや疲れてしまったときは?
甘えられる側としては、毎回毎回甘えてくる相手に対して、「しつこい」「うざい」といった感情が芽生えてしまうときもあるのではないでしょうか。それで嫌いになったりすることはなくても、たまに「甘えられるのがしんどい」と感じることは誰にでもあることでしょう。
そんなときに無理をしては、いずれ二人の関係に溝を作る原因となってしまいます。甘えてくる彼に対してネガティブな気持ちを感じたら、我慢せずに正直にその気持ちを伝えましょう。
「ちょっと疲れてるから」「ごめんね、今日は静かに過ごしたい」など、彼の甘える行動や言動を否定したり怒ったりするのではなく、「今は自分の調子が良くない」ことをきちんと素直に表現してみましょう。気を付けることは、決して感情的になって怒ったりしないことです。
怒りをぶつけてしまうと喧嘩になったり、甘えん坊な彼氏は拗ねてしまったりします。彼氏の甘えが「鬱陶しい」と感じてイライラしてしまう時も、優しく柔らかな口調で対応することを意識しておきましょう。
甘えん坊な彼氏は浮気をしやすい?
甘えん坊な男性は、彼女の前だけでなく「もしかすると他の女性に対しても甘えん坊なのでは?」というイメージを抱いてしまうことがあります。甘えん坊な性格は寂しがり屋だからこそでもあるので、つい寂しくなると他の女性のところへ行ってしまうのではないか、と不安になることもあるでしょう。
誰にでも人懐っこいタイプの甘えん坊な男性は特に心配になってしまうでしょう。しかし、だからといって浮気をしやすいとは限りません。
浮気が心配になるのであれば、対策をしましょう。他の女性には目を向けないように、確実に自分に繋ぎとめておく方法としては、甘えん坊な彼氏を「寂しくさせない」ことが最も効果的な対策だと言えます。
甘えん坊な彼氏は年下に多い?
「甘えん坊な彼氏」と聞くと、「年下の彼氏」を連想させることが多いのではないでしょうか。「甘えん坊な彼氏」は、年上女性と年下男性のカップルであるからこそだと思われがちですが、実際にはそうでもありません。
男性は「いくつになっても子供みたいな人」「ずっと少年の心を持ち続けている人」などが女性よりも比較的多い理由から、かなり年上での男性であっても、「甘えん坊な彼氏」は存在する傾向にあります。
甘えん坊な彼氏のキュンとする可愛い仕草5つ
甘えん坊な彼氏を、「かわいい」と思う瞬間はたくさんあります。女性が思わずキュンとしてしまう、甘えん坊な彼氏の可愛い仕草とは、どんなものがあるのでしょうか。代表的なものを、以下に箇条書きで記載します。
- 手を繋ぐと嬉しそうにぶんぶん振る
- 食べ物の「あーん」をねだる
- 膝枕をねだる
- 彼女のお腹あたりに抱きついて頭を撫でてもらおうとする
- 少年のように無邪気な笑顔ではしゃぐ
どれも母性本能をくすぐられるものだと言えるでしょう。ちょっとした喧嘩をしていても、思わず許してしまいそうな可愛さです。
甘えん坊な彼氏は大きな子供である
甘えん坊な男性は、総じて「大きな子供」であると言えます。見た目は「大人」になってしまった今でも、誰かに思う存分甘えることができるというのは、とても幸せなことでしょう。
それだけ彼女に心を許し、信頼している証でもあります。そんな甘えん坊の彼氏には、惜しみない愛情をたっぷりと注いであげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。甘えん坊な男性と付き合った経験のある人なら、思い当たることが多くあったのではないでしょうか。今、実際に甘えん坊な彼氏と付き合っている人はもちろん、そうでない人もこれから出会う可能性は十分にありますので、ぜひ参考にしてみてください。「甘えん坊な男性」は、思ったよりもこの世にたくさん存在しているものです。
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