小学生におすすめの書き初めの言葉とは?
小学生の冬休みの宿題の中に書き初めという課題があることも。例文がなく、自由題で提出などといわれると親子で頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。ここでは、小学生のおすすめの書き初めの言葉の一例をピックアップしてご紹介。
習字を始める3年生以上に好適な書き初めにふさわしい言葉をその意味とともにまとめました。お手本がない場合でも、教科書などから抜き出した一文字などを書き初めに選ぶのもおすすめです。小学生ママ必見です!
小学生の書き初めの言葉【ひらがなのお題】
3年生から書道の時間が導入されるため、小学生の冬休みには書き初めの宿題が多いようです。低学年ならひらがなで書き初めをするのもいいでしょう。言葉選びに迷った場合正月や冬にちなんだ簡単な言葉を探してみましょう。
習字が苦手な人はひらがなの言葉を選ぶのもおすすめです。5年生や6年生はひらがながNGという場合もあるので、小学生の課題について、学校から課された注意事項などを確認してから取り組ませてくださいね。
小学生らしく今を表現する「ふゆ」
小学生の書き初めの宿題は言葉探しや墨を使うことなど家庭にとって、かなり負担に感じることもあるでしょう。
「小学生だから提出すればOK!」ということにしたいなら、書き初めのお題として「ふゆ」とひらがな2文字の言葉で終わらせることもおすすめです。
簡単に見えるひらがなですが、文字のバランスがとりにくい手ごわい例題です。だからこそ「提出すればOK」というやっつけ宿題に見えないのでおすすめできるのです。それぞれ文字の形に注意して書き初めをすすめましょう。
留めやはらいがポイントの「ひので」
小学生が難しいと感じ、バランスがとりにくいひらがながこの例題です。お題は書き初めにふさわしい言葉ですし、留めやはらいに気を付けると美しい書き初めに仕上がります。
低学年が取り組みやすい文字ですので、半紙での提出におすすめです。小学生らしく元気よく半紙に表現してみましょう。ただし、3文字は半紙に収まりにくいので、一つの文字が大きくなりすぎないように気を付けましょう。
楽しい冬休みを象徴する「はつもうで」
5文字とひらがなの文字数が多いので、条幅用紙に書き初めをしたいときにおすすめの例文です。小学生のお正月の楽しみといえば「はつもうで」ですね、書き初めにも最適な言葉です。
お題は文字の大きさと中心線に気を付ければまとまりやすくなります。はらいや留めに気を付けるのは当たり前ですが、「も」が意外と大きな文字になりやすいので注意してください。小学生の書き初めは思った以上に奥が深いですね。
小学生の書き初めの言葉【2文字~3文字のお題】
小学生も5年生や6年生になると、書き初めの宿題が当たり前になります。例文が見つからない、冬らしいお題探しが難しいということもありますが、熟語や小説の言葉などを探していくと案外見つかりやすいものです。
今年の抱負などを書き初めのお題にするのもおすすめです。習字では漢字は難しいところですが、筆の使い方を覚えることも含めチャレンジしてみましょう。書きやすい2文字~3文字の例を紹介します。
抱負としても表現できる「実現」
書き初めの例として今年の抱負の言葉を書き記す人も見られます。半紙に書き初めをする場合、この2文字も小学生らしくていいですね。
夢や中学受験、勉強など思い描いたことを実現できるように頑張りたいという気持ちを込めて、書き初めのお題にしてみましょう。
小学生にも書きやすい文字なので、少しだけ難しい言葉で書き初めにチャレンジしたいならおすすめです。はねやはらいなのほか、「現」の作りの側にある横棒がつぶれないように気を付けましょう。
小学生らしいお題の「初春」
万葉集の中の言葉で令和という元号の由来ともなった一節です。新年を表す言葉でもあり、小学生の書き初めにふさわしいお題ともいえるでしょう。左右のはらいや文字の大きさのバランスなどに気を付けて書き初めに挑んでください。
半紙だけではなく、条幅用紙に書いてもいいですね。初春という言葉は、年賀状にも書けるおめでたい文例です。小学生なら書き初めだけではなく、年賀状などにも添えてみるとよいでしょう。
書き初めにもふさわしい「冬の朝」
書道半紙に3文字をバランスよく書き記すと見栄えがする言葉です。小学生の宿題として書き初めをする場合におすすめします。半紙に3文字を書いたときに漢字が左右に並ぶので、ひらがなの「の」が小さくならないように堂々と書くのがポイントです。
小学生で学ぶ漢字ですが、はねや左右のはらいなど美しい線が出せるように何度も練習したい文字です。筆は小学生用のもので構いませんが、使い込んだものより新しいものを使うとうまく書けますよ。
縁起のよい言葉「富士山」
お正月の書き初めらしさが出せる文例を探しているなら、富士山など縁起のいい言葉をおすすめします。小学生にもなじみが深く、堂々とした文字を表現しやすいですね。太字用の大筆を使って、条幅用紙に書き初めチャレンジしてみるとよいでしょう。
小学生でも5年生や6年生なら「今年は富士山に登ってみたい」など抱負の言葉もセットにするのもおすすめです。「山」の筆の入り方をそろえることはもちろん、「士」の文字の下の線の長さに注意して書きましょう。
小学生の書き初めの言葉【4文字のお題】
小学生の中でも5年生や6年生になると、書道の有段者も見られるようになります。まだまだ楷書での学習が必要ですが、条幅半紙などに大きな筆で表現できる子もいるでしょう。ここからは書き初めにおすすめの四文字熟語を中心としたお題を紹介します。
ほんの一例ですが、これからの抱負や書き初めで見栄えがよい言葉などを集めました。小学生の書き初めの宿題の場合、作品用の墨汁などを利用して自由に言葉を表現してみましょう。
ダイナミックに表現したい「感謝の心」
小学生の習字教室などで行書体などを学んでいるなら、ぜひともチャレンジしてほしい書き初めの例題がこちらです。崩し文字にしても難しいものではないので、4文字でも取り組みやすい例ではないでしょうか。
書き初めの言葉としても最適で、これからの生活で大切な言葉として選んだというように、お題への理由づけもしやすいことでしょう。小学生の習字作品として提出しやすいよう、条幅用紙でダイナミックに表現できるといいですね。
出会いの大切さを説く「一期一会」
個々の出会いを大切にしようという意味の「一期一会」は、小学生の5年生や6年生におすすめしたい書き初めの言葉です。半紙はもちろん、条幅用紙などどんな用紙にも表現できるでしょう。
素敵な言葉なので、「一期一会」というお題の意味をしっかりと調べることもセットにできるといいですね。「期」という漢字は筆書きにすると難しいかもしれません。4文字なので何度も練習してバランスが取れるようになったら清書に移りましょう。
卒業後の抱負にもつながる「文武両道」
今では「勉強も部活動も両方頑張る」といった意味合いとして受け止められている「文武両道」という4文字の言葉。小学生の書き初めとして堂々と書き記すとかっこいいですね。
鉛筆書きでもなかなか難しい文字の一例ですが、書き初めの宿題として時間をかけて取り組むと、思った以上に形が整った作品に仕上がるかもしれません。習字教室などに通っている小学生は、教室の落ち着いた雰囲気の中でお題にチャレンジしてはいかがでしょうか。
小学生の書き初めの言葉まとめ
小学生の書き初めで取り組んでほしいおすすめの言葉をまとめました。2文字や4文字など習字の半紙にまとめやすい言葉の一例を集めたので、限られた時間でもお題を見つけやすいことでしょう。
正月の習わしである書き初めは、小学生の冬休みの宿題の定番です。ぜひ、小学生らしい言葉を探して取り組んでみましょう。
低学年ならひらがなを、5年生や6年生など高学年は漢字やひらがな混じりの言葉を選ぶのが定石です。素敵な作品に仕上げてくださいね。
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