「基礎化粧品」が成す役割とは?年齢に応じた正しい選び方から基本の使い方まで

「そもそも基礎化粧品とは何のこと?」「どこからどこまでが基礎化粧品なの?」という疑問にお答えします。この記事では基礎化粧品の役割や種類、自分に合った選び方や基本の使い方まで大解剖!いまさら聞けない基礎化粧品のアレコレを丁寧に解説します。

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「基礎化粧品」が成す役割とは?年齢に応じた正しい選び方から基本の使い方まで

「基礎化粧品」が成す役割とは?年齢に応じた正しい選び方から基本の使い方まで

基礎化粧品は美肌づくりの基本となるスキンケア品のこと。「そもそも基礎化粧品とは何のこと?」「どこからどこまでが基礎化粧品なの?」という疑問にお答えします。

この記事では基礎化粧品の役割や種類、自分に合った選び方や基本の使い方まで大解剖!いまさら聞けない基礎化粧品のアレコレを丁寧に解説します。

基礎化粧品の基本!種類やあてはまるアイテムとは

基礎化粧品とはそもそも何のこと?

基礎化粧品とはそもそも何のこと?

基礎化粧品は「肌を健やかに保ち、肌の調子を整える役割のある化粧品全般」のことを指します。「基礎」という名前の通り、肌の土台を整える目的の化粧品と考えるとわかりやすいでしょう。

基礎化粧品とはスキンケア化粧品のことを指すので、肌を美しく見せる役割のメイクアップ化粧品は含まれません。基礎化粧品にはさまざまな種類があるので、自分に合ったアイテム選びが美肌づくりの鍵となります。

 

 

基礎化粧品に含まれるアイテムとは

基礎化粧品に含まれるアイテムとは

基礎化粧品とは、具体的にどこからどこまでのアイテムを指すのでしょうか?基礎化粧品に含まれるアイテムは、スキンケア品に分類される以下のアイテムです。

 

基礎化粧品に分類されるアイテム

  • クレンジング
  • 洗顔料
  • マッサージクリーム
  • パック
  • 化粧水
  • 乳液
  • 美容液
  • クリーム

基本的にはメイクアップ化粧品以外はすべて基礎化粧品の種類に含まれます。朝メイクの前に使ったり、夜のお手入れに使ったりするアイテムが基礎化粧品です。

 

基礎化粧品に含まれないアイテムとは

基礎化粧品に含まれないアイテムとは

逆にスキンケア品に分類されないアイテムは基礎化粧品には含まれません。具体的には以下のようなメイクアップ系のアイテムです。

 

基礎化粧品に分類されないアイテム

  • メイク下地
  • ファンデーション
  • コンシーラー
  • アイブロウ
  • アイシャドウ
  • アイライナー
  • マスカラ
  • チーク
  • リップ

スキンケア効果のあるメイクアップ化粧品もたくさんありますが、「基礎化粧品」には分類されません。

 

<基礎化粧品の役割>目的や肌への効果を知ろう

<基礎化粧品の役割1>肌を清潔にする効果

<基礎化粧品の役割1>肌を清潔にする効果

基礎化粧品の役割の1つめは、肌を清潔にする効果です。アイテムでは、クレンジングや洗顔料がその役割にあたります。肌にはもともと「自浄作用(自ら清潔な状態を保とうとする力)」がありますが、その手助けをするのも基礎化粧品の役割です。

クレンジングは主にメイク汚れや皮脂などの「油性の汚れ」を、洗顔料は主に古い角質や汗などの「水性の汚れ」を落とす役割があります。マッサージ・パックにも毛穴の汚れを落とす効果があるアイテムもあるので、併用もおすすめです。

 

<基礎化粧品の役割2>肌にうるおいを与える効果

<基礎化粧品の役割2>肌にうるおいを与える効果

基礎化粧品の役割の2つめは、肌にうるおいを与える効果です。主に保湿系のアイテムである化粧水や乳液などが、その役割を担っています。

肌には皮脂・セラミドなどのNMF(天然保湿因子)があるため肌本来のうるおいが保たれていますが、季節やホルモンバランスなどの影響によりバランスが乱れることも。

化粧水や乳液は乱れがちな肌のうるおいバランスを整える役割があります。化粧水は主に「水分」を、乳液は「水分と油分」を補う役割です。美容液やクリームを併用すると、さらなる肌のうるおい効果が期待できます。

 

<基礎化粧品の役割3>肌表面を保護する効果

<基礎化粧品の役割3>肌表面を保護する効果

基礎化粧品の役割の最後は、保護の効果です。私たちの肌にはもともと「バリア機能」が備わっており、外部の刺激から肌内部を守る役割があります。

「バリア機能」を担っているのは、肌表面の角質層やセラミドなどのNMF(天然保湿因子)ですが、ストレスや摩擦などでターンオーバーが乱れると乾燥してゆらぎやすい肌に。

油分をたっぷり含んだオイル系の美容液や、クリームなどは油膜で肌表面を保護する役割が期待できます。健やかな肌を保つためにも大切な役割を担っているのです。

 

自分に合う基礎化粧品とは?基本の4つの選び方

<基礎化粧品の基本の選び方1>年齢で選ぶ

<基礎化粧品の基本の選び方1>年齢で選ぶ

基礎化粧品の1つめの選び方は「年齢で選ぶ」ことです。私たちは誰でも平等に歳をとっていき、そのなかで肌も刻々と変化していきます。

たまに10代のときに使い始めた化粧品をずっと愛用している女性もいますが、あまりおすすめできません。

たとえば若い頃に似合っていた洋服も、年齢とともに顔立ちや体型が変化して似合わなくなった経験はありませんか?基礎化粧品もそれと一緒で「年相応」というものがあります。今の年齢に合ったアイテムを選べているか定期的に見直しましょう。

 

<基礎化粧品の基本の選び方2>季節で選ぶ

<基礎化粧品の基本の選び方2>季節で選ぶ

基礎化粧品の2つめの選び方は「季節で選ぶ」こと。日本には春夏秋冬があり、季節によって肌がおかれる環境が大きく変化します。

それとともに肌も夏は高温多湿に、冬は乾燥や低温にさらされますよね。たとえば洋服でも春夏秋冬に関わらず一年中半袖で過ごす方はいないのではないでしょうか?

肌も洋服と一緒で季節に応じてアイテムを見直すのがおすすめです。夏にはさっぱりタイプや美白アイテムに切り替えたり、冬はしっとりタイプや保湿クリームをプラスしたりと環境に合わせてかしこく基礎化粧品を選びましょう。

 

<基礎化粧品の基本の選び方3>肌質で選ぶ

<基礎化粧品の基本の選び方3>肌質で選ぶ

基礎化粧品の3つめの選び方は「肌質で選ぶ」ことです。肌が持つ油分と水分のバランスには個人差があり、肌質は大きく「乾燥肌」「普通肌」「脂性肌」「混合肌」の4種類があります。

基礎化粧品の選び方としてこの肌質も大切なポイントで、肌質に合わせてさっぱりタイプやしっとりタイプなどを選ぶとよいでしょう。

肌質も年齢や季節に応じてどんどん変化をしていくので、定期的にスキンケア品を見直すことが大切です。肌質に合ったアイテムをラインで使うことも重要です。

 

<基礎化粧品の基本の選び方4>肌悩みで選ぶ

<基礎化粧品の基本の選び方4>肌悩みで選ぶ

基礎化粧品の選び方の最後は「肌悩み」で選ぶことです。たとえば乾燥による小ジワで悩んでいるのであれば、「うるおいを与える効果の高いアイテムを選ぶ」「小ジワケアの美容液をプラスする」など。

シミで悩んでいるのであれば「美白成分が入ったアイテムを選ぶ」などの対策がおすすめです。

肌悩みにも個人差がありますし、スキンケア方法や必要な成分の種類は変わります。自分が改善したいと思う肌悩みを考慮して、基礎化粧品を選ぶのも大切なポイントです。

 

<年齢別>基礎化粧品の正しい選び方

<10代の基礎化粧品>選び方とおすすめアイテムとは

<10代の基礎化粧品>選び方とおすすめアイテムとは

10代の肌はまだまだ油分と水分のバランスが落ち着かず、ホルモンバランスも不安定でニキビや肌荒れを繰り返す方も多いです。おすすめの選び方は肌質に合わせてアイテムを考えること。

10代のスキンケアとしては、クレンジング・洗顔・化粧水・乳液など基本的なアイテム品をそろえるのがおすすめです。

油分が多くニキビや毛穴が気になるなら毛穴のケアができるような洗顔アイテムを、水分が不足して乾燥や肌荒れをしがちなら保湿力の高い化粧水や乳液などを選びましょう。

 

 

<20代の基礎化粧品>選び方とおすすめアイテムとは

<20代の基礎化粧品>選び方とおすすめアイテムとは

20代の肌は油分と水分のバランスが落ち着き始める一方で、季節や環境などに肌が影響されやすくなってきます。人によっては徐々に肌悩みの種類も増えてくるでしょう。

20代におすすめの基礎化粧品の選び方は、季節や環境に応じて柔軟にアイテムを切り替えること。客観的に肌を知るために、さまざまなメーカーのコスメカウンターで実施されている、肌分析を参考に選ぶのもおすすめです。

季節や肌悩みに応じて美容液やクリームなど、使う化粧品の種類を増やしてもよいでしょう。

 

<30代の基礎化粧品>選び方とおすすめアイテムとは

<30代の基礎化粧品>選び方とおすすめアイテムとは

30代になると今までのお手入れやライフスタイルの積み重ねで、シミ・シワ・くすみ・毛穴など具体的な肌悩みが現れてきます。肌悩みがあると一気に肌も老けて見えてしまうので、スキンケア品も肌悩みに対応したものを選ぶのがおすすめです。

アイテムの種類は肌悩みに応じて増やし、マッサージやパックなど肌をイキイキさせるような基礎化粧品も取り入れましょう。改善したい肌悩みがハッキリしている方は、専用の美容液などを使うと効果を実感しやすくなります。

 

<年齢別>基礎化粧品の基本の使い方

<10代の基礎化粧品>基本の使い方と注意点とは

<10代の基礎化粧品>基本の使い方と注意点とは

10代のときに覚えた「基礎化粧品の使い方」がその後のスキンケア方法に大きく影響してきます。お手入れの様子は第三者に見てもらう機会がないため、自己流のお手入れを身に着けてしまうと修正がなかなか難しいですよね。

お手入れスタートの10代は、とにかく基本を大切にしましょう。間違った洗顔方法は肌を痛める可能性があるので、正しい洗顔方法は10代から身に付けるのがおすすめ。

 

<10代の基礎化粧品>洗顔アイテムの使い方

<10代の基礎化粧品>洗顔アイテムの使い方

間違った洗顔方法は肌を痛める原因になることも。毎日行う洗顔は美肌作りの第一歩、肌をいたわりながら正しい手順で行いましょう。

 

洗顔の手順

  1. 洗顔料を出す前に手を清潔な状態にしておきましょう。石けんで手を洗い、顔をぬらしておきます。清潔なタオルで手だけふきましょう。
  2. 乾いた手に適量の洗顔料を出し、少しずつ水を加えて泡立てます。(泡立てネットもおすすめ)
  3. 弾力のある泡がたっぷりできたら、皮脂の多いTゾーンから泡を乗せて手早く洗浄しましょう。
  4. 洗い流しのお湯の温度は33℃前後の人肌で、手ですくってやさしく丁寧に洗い流します。
  5. 清潔なタオルで顔をおさえるように、やさしく水分をオフしましょう。

 

<20代の基礎化粧品>基本の使い方と注意点とは

<20代の基礎化粧品>基本の使い方と注意点とは

20代になると肌質が落ち着いてくるので、自分の肌質もわかるようになってきます。基本のお手入れであるクレンジング・洗顔・化粧水・乳液を軸に、必要に応じて美容液やクリーム、パックなどをプラスしていきましょう。

水分と油分のバランスを整える保湿系のアイテムは、選び方と効果的な使い方も覚えていくとさらによいですね。

 

<20代の基礎化粧品>保湿アイテムの使い方

<20代の基礎化粧品>保湿アイテムの使い方

化粧水や乳液はメーカーによって使用量や使用順が異なるので、使用前に必ず確認しましょう。

 

保湿アイテムの手順

  1. 化粧水や乳液はコットンか手のひらにたっぷりとり、全体的にやさしくなじませます。
  2. 乾燥が気になる部分や、小ジワができやすい目元・口元には重ね付けもおすすめ。
  3. 最後に両方の手のひらをこすり合わせ、少しあたためます。
  4. あたたかい手のひらでほほを包み込み、浸透をアップさせましょう。

 

<30代の基礎化粧品>基本の使い方と注意点とは

<30代の基礎化粧品>基本の使い方と注意点とは

30代は肌悩みが肌表面に現れてくるので、使うアイテムの種類が増えてきます。基本のお手入れは大切にしつつ、プラスαのお手入れを意識するとよいでしょう。

正しい方法でできるのであれば、入浴中のマッサージなども肌がイキイキするのでおすすめです。もし自分でやるのは面倒であったり、やり方が不安であったりする場合はエステサロンなどでプロによる手入れを定期的に行ってもよいでしょう。

 

<30代の基礎化粧品>マッサージクリームの使い方

<30代の基礎化粧品>マッサージクリームの使い方

マッサージクリームを使用するときは、クリームと肌の密着度を高めるために手のひらや顔をぬらさないようにしましょう。入浴中に使用するときは、手のひらや顔の水分を軽くふき取ってください。

 

マッサージの手順

  1. 適量を手のひらにとり、マッサージクリームを内から外へのばしていきます。
  2. Tゾーンなどの毛穴汚れが気になる部分は、指腹をつかってやさしくマッサージ。
  3. フェイスラインやほほなどは下から上に引き上げるようにマッサージします。
  4. マッサージは肌状態に合わせて定期的に行うと効果的です。

 

年齢に応じた選び方・使い方で基礎化粧品の効果を引き出そう

基礎化粧品は、肌を健やかに保つために毎日のお手入れで使うべきアイテムです。基礎化粧品には豊富な種類があるので、まずは自分に合ったスキンケアアイテムを選び、正しい使い方をしましょう。

肌に合ったアイテムでしっかりとお手入れをすると、将来の美肌に大きく差がつきます。肌は「年齢」によっても大きく変化していくので、ずっと同じ基礎化粧品を使い続けるのではなく定期的に見直すことも大切。

この記事でご紹介した「年齢に応じた使い方・選び方」を参考に、マイベストの基礎化粧品で美肌を手に入れてくださいね。

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