【2分で読める子育てエッセイ】想定外!購入のタイミングが違ったあれ!
我が子から学ぶ、言葉と行動の奥深さ。日常生活の「あるある」から子どもの成長まで、思わずクスッと笑えて共感できる、まいまいまま(mymymama)さんのエッセイをお届けします。
題名の通り、2分でサクッと読めるので日々の家事の合間やお仕事の休憩時間にぜひご覧ください。
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【2分で読める子育てエッセイ】花粉並に多すぎる!春休みのあれこれ
ランドセルと学習机を買いました。
娘が入学する時、お義母さんからは学習机を、ワタクシの親からはランドセルをお祝いとしてもらった。ランドセルと学習机は必要。助かる~!感謝感謝。
娘が入学の年は、息子も入園の年。息子は、まだまだ手がかかるし、目も離せない。リビングから離れた子供部屋とリビングを行ったり来たりするのが嫌で、学習机をリビングの片隅に置くことにした。
実際に入学して思ったのは、小学生の宿題は想像以上に「親がする事」と「親の確認サイン」が多い事。さらに、夕方に宿題をするので、ワタクシが夕飯を作るタイミングとカブリがち。
なので、リビングの片隅の学習机ではなく、台所で夕飯を作るワタクシと会話しやすい、台所のすぐそばにあるテーブルの方に自然と座るようになった。
「お母さん、宿題の本読みするね。聞いててよ~」
の時も
「宿題の足し算の計算カードするから、時間計って」
の時も、
「このプリント、終わったから答え合わせして~。終ったらサインして」
の時も、使うのはテーブルの方。いわゆる「リビング学習」
ふと思い出す、学習机の購入前に母からのアドバイス
「友達のお孫さん、ほとんど学習机使わなかったらしいよ。様子を見て買ったら?」
が脳内にリフレインする。
お母さん、その通りだったよ~!学習机の出番が泣けるほど少なかったけれど、学習机用の椅子だけ、テーブルの方に仲間入りしたのがせめてもの救い。
学習机購入問題、再び!
それから3年後。今度は息子が入学時に、息子の学習机を買いたいだんなとモメた。
だんなの主張
2番目の子は、写真の数も少ないし、服もお下がりが多め、記念日もちょっぴりスルー。
「だって、お姉ちゃんにはあるのに、自分にはないって酷くない?お姉ちゃんと一緒が基本!」
過去の自分に、息子を重ねているらしい。
「うそ~ん。お姉ちゃんの学習机新品同様だよ?使ってないじゃーん。」
結局買ったのは、学習用品をおく棚とランドセル。学習机は保留にしようと、だんなを説得した。
それからさらに1年後。新2年生になる息子からただの1度も、
「僕の学習机は?」
と言ってくることはなかった。
今日も、お姉ちゃんと一緒にリビングのテーブルで宿題中。あーだ、こーだと喧嘩はするものの問題はない。
確認やサインが必要な宿題事情を考えると「リビング学習」は、合っているのだと思った。
他の学校はどうなのかな?ついでに自分の子供の頃と比較してみる。
・・・ワタクシが小学生の頃って、親に自分の宿題を見てもらったり、サインをもらった事な~い!もしかしたら、宿題終わった~って適当に誤魔化していたのかも。
そんなほどほど適当だった時代が、ズボラなワタクシには丁度良かった気がする。
リビング学習のデメリット
逆に、ワタクシが感じるリビング学習のデメリット。宿題を始めるのが遅くなった日は、子供達に占領されたテーブルに、出来たて熱々の夕飯は出しにくい。
「もう6時過ぎちゃってるんだけどな」
と、モヤモヤしながら子供達の様子を見守る事になる。
そして、毎日毎日、そんなことが続くと、思わず言いたくなる。
「宿題終わらないと、ご飯がお預けなんてナシだ~!」
ちなみに、現在二人とも小学生。以前とは違うので、
「もし、リビング学習をやめたらどうなるか」
と、考えてみた。
「子供部屋に学習机を置いても、子供部屋に呼びつけられて、ご飯が作れない。逆にワタクシが台所にいたら子供達が行ったり来たり。ただただ、ウロウロする家族が増える。」
それには大規模な部屋の模様替えが必要だと頭の片隅にチラつく。
「ぶっちゃけメンドクサ~イ!」
一人作戦会議の結果
「ご飯が少々遅くなるくらいいいや」
と、先送りを決めた。
台所にいると、しょっちゅう子供達に声を掛けられるので、料理に集中出来ない。
「ぎゃーっ!焦げてる~!」
料理の失敗は、お母さんだけのせいではないと思う。と、言い訳には超最適。だめ?
―完―
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