【2分で読める子育てエッセイ】花粉並に多すぎる!春休みのあれこれ

我が子から学ぶ、言葉と行動の奥深さ。日常生活の「あるある」から子どもの成長まで、思わずクスッと笑えて共感できる、まいまいまま(mymymama)さんのエッセイをお届けします。題名の通り、2分でサクッと読めるので日々の家事の合間やお仕事の休憩時間にぜひご覧ください。

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【2分で読める子育てエッセイ】花粉並に多すぎる!春休みのあれこれ
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まいまいまま(mymymama)

ライター

我が子から学ぶ、言葉と行動の奥深さ。ちょっとした驚きと感動を皆様とクスッと笑いながら共感出来たら嬉しいです。『2分で読める子育てエッセイ』を2020年12月4日よりnoteにて執筆開始。

【2分で読める子育てエッセイ】花粉並に多すぎる!春休みのあれこれ

我が子から学ぶ、言葉と行動の奥深さ。日常生活の「あるある」から子どもの成長まで、思わずクスッと笑えて共感できる、まいまいまま(mymymama)さんのエッセイをお届けします。

題名の通り、2分でサクッと読めるので日々の家事の合間やお仕事の休憩時間にぜひご覧ください。

前回はこちら▼

【2分で読める子育てエッセイ】我が家が静まりかえる必殺技〇〇

宿題のやる気アップ作戦

花粉並に多すぎる!春休みのあれこれ

ああ春休み。遅々として進まない子供の「宿題」と親の「入園・入学・新年度の準備」は花粉と相まってちょっぴり頭が痛い時。

「宿題がた~っぷり出たの!」

という小4の娘の担任は、知る人ぞ知る『学校イチ宿題が多い先生』

「お母さん見て!こ~んなに厚いプリント!他にも、計算カードや一言日記があるのに!」

枚数を数えるのに疲れた娘もまた文句多め。そうなるよね。するとだんなが、娘と小1の息子に向かってこう言い出す。

「宿題を○○日までに出来る人!宿題が終ったら、みんなが大好きな『クルクル回るお寿司屋』に行こう」

だんなからのご褒美作戦はお寿司と食後のデザート付き!子供達が大喜び。もちろんワタクシも、大賛成!

やったー!ご飯作らなくてもいいー!しかも家計には影響なーし!棚ぼた式の幸福がやってきた。途端に息子がこう言い出した。

「今日は、プリント全~部やる!」

う~ん、それはきっと無理。でも、やる気はアップしたよね?いいね!

これからは、宿題が完了するまで、「お寿司食べにいけそう?」と声をかける食いしん坊お母さんになるのみ。

「宿題した?」より、断然言いやすいし、お互い気まずさ減。

後はお寿司を食べに行く前、「アイス食べない?肉まんは?」とだんなが言い出したら要注意。

お寿司代の節約に、事前にガッツリお腹に入れておく作戦。

ワタクシと子供達、だんなのオゴリの時は、心置きなくデザートまで堪能する派。どうぞお構いなく!

 

「進級の準備」と「親の宿題」

小2以降の新年度の準備は気が楽。

☆制服や体操服、給食着のサイズは合っている?

☆名札の学年を書き換えた?

☆お道具箱や絵の具の補充は必要?

など、簡単なチェックでOK。服のサイズが変わっていなければチョロい。ただし、新2年生のみ「ランドセルの黄色いカバーを外す」という作業が追加される。

娘の時には、うっかり忘れてしまい、通学途中に気が付いただんなと娘から帰宅早々文句を言われた。

「うそ~ん!だんなもお姉ちゃんも何も言わなかったじゃーん。」

今年、新2年生の息子のランドセル。

今度こそ

「もう1回1年生なの?」

と、誰からもイエローカードを出されない様、確実に外す!マジで。

 

強敵『名前つけ』

一方、入園・入学などの準備は桁違いに大変。ママ友と必ずこの時期に話題になる強敵「名前つけ」

去年「息子が入学なの」と言ったら、ママ友から一斉に同情と声援を受けた。

「名前つけ大変ね。頑張って!」

ですよね~。娘の時にはえらい目にあいました。だんなは手伝わないし。

そんな「名前つけの苦労」を先輩ママから聞いていたので、出産後名前が決まるとすぐに「お名前ハンコ」を用意した。大中小、さらに対おはじき用のミニミニサイズも。これで、イケる!はずだった!

でも、予想以上に数が多すぎ!教科書一式。制服や体操服、袋類一式。鉛筆や色鉛筆は1本1本まで、持ち物という持ち物には全~部、名前・名前・名前!

ラスボスは算数の教材。その中には、小さな「ブロック」や小さな小さな「おはじき」が大量に潜み、やる気をゴッツリと削がれる。

「細かすぎて、手が震えるんですけど」

眉間にしわをよせ、目つきを悪くしながらの作業。すっごく孤独、増える独り言。そこに、娘から思わぬ助け舟が。

「お母さん『名前つけ』やってあげようか?こういうの好きなんだよね~」

ポンポンポン!それはそれは楽しそうにリズミカルに。プラスチック、紙、布に使えるインクは、超便利。

「あ!自分の名前書いちゃった!お母さん、どうしよう!」

手書きが必要な所にうっかりと書いた自分の名前。あるよね~。娘のお手伝いにより、息子の持ち物に全部名前がついた。ありがとーう!

ところが「ねえ、もうないの?」

まさかの名前つけをアンコール。え?マジで?思わぬ形で、娘のコツコツ出来る才能のかけらをみつけた気分だった。

それにしても、今後は「名前つけ」頑張ってね!と言える側で心底ホッとしている。

―完―

 

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