《例文》退職する上司に心に残るメッセージを。定年・転職別に書き方をご紹介

職場の上司が退職するとき、プレゼントにメッセージカードを添えたり寄せ書きをしたりする機会がありますよね。内容や書き方に迷うこともあるでしょう。そこで、今回は退職する上司へのメッセージの文例をご紹介します。

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《例文》退職する上司に心に残るメッセージを。定年・転職別に書き方をご紹介
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tomomy08

ライター

夫と猫一匹と暮らす30代の主婦ライターです。毎日をゆったりと過ごしたいので、家事が楽になる便利雑貨や、時短の家事術を常に取り入れています。生活にゆとりができるような役立つ情報をわかりやすくお届けしていきます。

退職する上司へのメッセージ文例集

定年や転職で上司が退職するとき、プレゼントにカードを添えたり寄せ書きをしたりと、メッセージを送る機会がありますよね。そんなとき「失礼のないようにしたい」「型どおりでなく、素直に感謝の思いを伝えたい」と、内容や書き方に迷うこともあるでしょう。

そこで今回は、退職する上司へのメッセージの書き方や、文例についてまとめました。この記事を参考にして、あなた自身の思いをお礼と共にお世話になったあの人に伝えてくださいね。

退職する上司へのメッセージ《書き方》

退職する上司へのメッセージ《書き方》

退職する上司へのメッセージについて文章のサンプルをご紹介する前に、その書き方やマナーについて確認しておきます。

色紙への寄せ書きの場合、あまりスペースもないですから、シンプルにお祝いや感謝の言葉を伝えましょう。またカードや手紙の場合はしっかりと上司との思い出や尊敬しているところを織り交ぜつつ、これまでのお礼を伝えたいものです。

転職か定年かで内容が変わるので事前の確認はしっかりとしておいてくださいね。

 

 

メッセージの書き方①感謝と労いを伝える

定年にしろ転職にしろ、その上司がこれまで会社で働き、貢献してきたことに変わりはありませんよね。また、あなた自身もその上司に指導やフォローしてもらった経験があるはず。

ですから退職理由に関わらず「お疲れ様でした」などの長年勤めたことに対する労いや尊敬の気持ち、そして「ご指導いただきありがとうございました」など、これまでの感謝の思いを伝える文章を必ず入れましょう。

「ご苦労様」は目上の方が使う言葉でNG表現になるので覚えておいてくださいね。

 

メッセージの書き方②具体的な思い出を語る

一言メッセージなどではなく、カードやメール、手紙を送る場合は決まりきった表現だけでなく、その上司との具体的な思い出やエピソードを盛り込むと、心からのお礼の気持ちが届くメッセージになるでしょう。

「あのプレゼンのときフォローしていただいてありがたかった」「ミスをして落ち込んでいるときに励ましてくださってありがとうございました」など、思い出してメッセージに入れてみましょう。

またその上司がよくいう口癖などがあれば「よく口にされていた△△を胸に、今後も仕事に励んでいきます」というのもOKです。

 

メッセージの書き方③転職なら応援の気持ちを

上司の退職理由が転職の場合、応援の気持ちをこめた文章をメッセージに入れましょう。

文頭に「新しいスタートを切られること、お祝い申し上げます」、文末に「新天地での〇〇さんのご活躍をお祈り申し上げます」など、あなたからのエールを言葉にするのです。

ただ転職理由が本人にとってあまりよいことではないこともありますよね。そんなときは「新しい環境でも、頑張ってください」などと退職する上司を労る文章にするのがおすすめです。

 

メッセージの書き方④定年の場合は注意が必要

定年が退職理由の場合、「定年退職おめでとうございます」とお祝いの言葉を入れることが多いでしょう。

ただ上司自身が「まだまだ働けると思っている」「嘱託で残りたかったが叶わなかった」など、退職にネガティブな気持ちがあるときは、そのつもりがなくても辛い文章になってしまう可能性もあります。

上司が定年退職を喜んでいるとはっきりとわからないときは、あまりお祝いの言葉は入れず、お礼と労いの内容のみにする方が無難かもしれません。

 

退職する上司へのメッセージ文例《転職》

退職する上司へのメッセージ文例《転職》

それではここからは、具体的な退職する上司へのお礼の気持ちを伝える文例について見ていきましょう。

退職する上司へ手紙を送るような場合以外は、通常時候の挨拶は省いてOKです。

先ほどご紹介した通り、「労い、感謝の気持ち+これまでの思い出+エールのメッセージ」というのを基本形にして文例を考えました。参考にして、自分らしい上司へのメッセージを書いてくださいね。

 

転職メッセージ文例①マナーを守りたい場合

「〇〇部長 このたびは独立開業、心からお祝い申し上げます。入社以来、長きにわたりご指導ご鞭撻いただきありがとうございました。〇〇部長の今後のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。」

上下関係の厳しい職場やマナーを気にする上司へ、硬めの退職メッセージを送りたいときにおすすめの文例です。独立ではなく転職の場合は「このたびは~」のところを「このたびは新たな一歩を踏み出されるとのこと、誠におめでとうございます。」に変えてみましょう。

 

転職メッセージ文例②お世話になった上司へ

「〇〇さん△△年間お疲れ様でした。入社以来、何かと気にかけてくださり感謝しております。特に社内コンペのときには、ご自分の経験や知識を元にアドバイスしてくださり、〇〇さんのおかげで乗り越えられました。新しいスタートを切られるということで、今後のますますのご活躍をお祈りいたします。」

感謝と転職先での活躍を祈る文章です。「特に~」からの1文を「忙しい中でも細やかな指導をして下さり、いつも明るく朗らかな〇〇さんを同じ女性として尊敬しています。」など退職する上司への尊敬の文章を変えるのもよいでしょう。

 

転職メッセージ文例③寄せ書き用の短文

「転職おめでとうございます。厳しくも暖かくご指導くださり、ありがとうございました。新天地でのご活躍を心よりお祈りいたします。」

寄書き向けの短めのメッセージ文例です。上司の退職があまりいい理由でないなら「転職おめでとうございます」ではなく「勤続△△年、お疲れ様でした」や「長い間、お疲れ様でした」に変えましょう。

また直接関わる機会が少なかったのなら「厳しくも~」を「一緒に業務にあたることはありませんでしたが、〇〇課長の仕事に対する姿勢に多くを学ばせていただきました。」にするのもOKです。

 

 

退職する上司へのメッセージ文例《定年》

退職する上司へのメッセージ文例《定年》

次に定年退職をする上司への文章について、サンプルを作ってみました。「(お祝いの言葉)+労い、感謝の気持ち+これからの幸せを祈る言葉」が基本形です。

上司に年齢を感じさせてしまうような「ゆっくりお休みください」などは避けて「第二の人生を謳歌してくださいね」など、定年退職を新しいスタートと捉えるような言葉にするようにしてくださいね。それでは具体例について見ていきましょう。

 

 

定年メッセージ文例①マナーを守りたい場合

「長きにわたってのお仕事を無事勤め上げられましたことを、心よりお祝い申し上げます。ご在任中、ご指導ご鞭撻いただき、誠にありがとうございました。〇〇課長のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。」

定年退職される上司へのきちんとしたメッセージにおすすめ。お祝いという言葉を使いたくなければ、「長きに渡る会社勤め、本当にお疲れ様でした。」に変えてみてください。

また、言われて心に残った言葉があれば「ご在任中~」の後に「〇〇課長の〇〇という教えを胸に今後も精進してまいります。」を入れるのもよいでしょう。

 

定年メッセージ文例②お世話になった上司へ

「このたびはご定年おめでとうございます。長年のご勤務、本当にお疲れ様でした。入社時、社内のルールや書類の作り方など、〇〇さんが手取り足取り細かく教えてくださったからこそ、今の私があります。多くの温かいご指導ありがとうございました。〇〇さんの第二の人生が充実したものになりますようお祈りいたします。」

スタンダードな定年退職のメッセージです。「このたびは~」の部分はなしでもよいでしょう。「入社時~」は上司とあなた自身の具体的な思い出に置き換えてくださいね。

 

定年メッセージ文例③寄せ書き用の短文

「長年の会社勤め、大変お疲れ様でした。パワフルに仕事も家庭も両立する〇〇部長は、ずっと私たちの憧れの存在です。これまで本当に、ありがとうございました。」

短めなメッセージを送るときにおすすめの文例です。お祝いの気持ちを伝えたいなら「〇〇さん 祝ご退職」や「定年退職おめでとうございます」と文頭に入れるとよいでしょう。

「パワフルに~」の部分は、定年退職する上司の尊敬できるところを思い出して書いてみてくださいね。

 

退職する上司へのメッセージ文例集まとめ

今回は退職する上司へのメッセージの書き方と、具体的な文例を転職と定年退職にわけてご紹介しました。ご紹介したサンプルの基本形を参考に、退職する上司に上手く当てはめて、お礼の気持ちが伝わるオリジナルの文章を考えてみてくださいね。

退職する上司への文章に悩むのは、「気持ちよく旅立ってほしい」「いい思い出と共に新しい人生を楽しんでほしい」という温かな気持ちがあなたにあるからこそ。そんなあなたの気持ちが伝わるような文章を送ってくださいね。

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