座右の銘にしたい、おすすめのことわざ特集
日本で昔から愛されていることわざには、座右の銘として使えるかっこいい言葉が多くあります。人生や仕事に関するモットーを簡単に言い表すことができるので、面接でも役に立ちますよ。
今回は、座右の銘としておすすめのことわざをピックアップしました。ぴんと来たことわざを書き留めて、いざというときの心の指針にしてみましょう。
座右の銘におすすめのことわざ|人生
人生には、良いことも悪いことも様々な物事が起こりえます。自分だけの座右の銘があれば、たとえ相談する相手がいなかったとしても軸を見失わずに生きることができそうですね。
まずは、人生全般の座右の銘としておすすめのことわざをご紹介します。人生をより豊かにする、または寄り添ってくれることわざをお楽しみください。
座右の銘にしたいことわざ「死んで花実が咲くものか」
生きているとときとして、死んだ方がマシだと思えるほどの苦難に立たされることもありますね。絶望の淵に立たされたときに思い出したいことわざが、「死んで花実が咲くものか」です。
死んでしまえば万事が終わり。花実が咲くのは命あってこそだという人間の強さを感じさせることわざは、どうにかして立ち直りたいときの座右の銘としておすすめ。原点に戻れるようなシンプルな言葉が、限界に達した心に力を与えてくれそうですね。
座右の銘にしたいことわざ「浮世は回り持ち」
「浮世は回り持ち」とは、幸不幸や貧富は一定の人にとどまっているのではなく、絶えず万人に流れているという意味のことわざです。SNSが広く普及している現代は、自分より幸せそうな人を見て嫉妬したり、他人の不幸に安心したりしてしまいがち。
人と比べてばかりで心が安らがないなら、このことわざを座右の銘にするのがおすすめです。いつかは他の誰かに回ってしまう刹那の幸せに感謝することができ、また不幸なときには来る幸せを心の支えにすることができますよ。
座右の銘にしたいことわざ「歳寒の松柏」
松や柏の木などの常緑樹は、冬の寒さの中でも美しい葉を保っています。厳しい環境の中でも枯れることを知らない木々たちを表現したこのことわざは、屈しない強い心を育みたい人におすすめです。
さらに簡潔に「歳寒松柏」と四字熟語にすることもできるので、人生の座右の銘として履歴書や書初めに選んでもかっこいいですね。
座右の銘におすすめのことわざ|人間関係
いくつになっても、人間関係の悩みはつきものですよね。困ったときには、先人の知恵を借りてみるのもいいかもしれません。
人間関係にまつわる座右の銘にしたい、おすすめのことわざをご紹介します。友人との関わりや人付き合いをスムーズにする、とっておきの言葉が見つかるかもしれませんよ。
座右の銘にしたいことわざ「言いたいことは明日言え」
ついつい余計なことを言って相手を困らせてしまうという方におすすめなのが、「言いたいことは明日言え」ということわざ。命令口調の言い回しが面白い、ぴりりと心に刺すような言葉です。
何かを伝えたくなっても一晩は我慢しなさいという意味のこのことわざは、思慮深さを培いたい人にもぴったりですよ。座右の銘として心に刻んでおけば、発言に対する後悔を減らすことができるでしょう。
座右の銘にしたいことわざ「仇を恩で返す」
「恩を仇で返す」というポピュラーな言葉がありますが、座右の銘としておすすめなのが、その逆後である「仇を恩で返す」です。仇とは、自分に害をもたらすもののこと。相手に敵意を向けられたとしても情けをかけなさいという、博愛主義に基づくことわざです。
人間関係において、恨みの連鎖は自分自身をも破滅に導きます。負の感情を断ち切る意思を持続させることで、人間関係がより豊かで潤いのあるものになるはずです。
座右の銘にしたいことわざ「和を以って貴しとなす」
時代が変わっても、人間関係の根本は変わりません。聖徳太子の十七条憲法から生まれたこのことわざは、友人やご近所付き合いなど、多岐にわたっての人間関係の支えになりますよ。意味合いとしては、人々の「和」を何よりも大切にするべきという理です。
いじめや孤立、衝突といった諍いを避けたいという方におすすめな、人間関係の柱にしたい座右の銘。怒りや悲しみといった感情がある限り和を保つことは簡単ではないですが、だからこそ忘れないようにしたいですね。
座右の銘におすすめのことわざ|恋愛
恋愛は生きるのに必須ではないけれど、充実していれば人生の彩りになります。ことわざを知ることで、人々がどのようにして恋と向き合ってきたかをうかがい知ることもできますよ。
自分にぴったりとくる言葉を座右の銘として留めておけば、悩みの尽きない恋愛ももっと素敵に輝くはず。おすすめのことわざをお楽しみください。
座右の銘にしたいことわざ「恋は思案の外」
恋愛とは常識や既成概念の外にあるもの。そんな意味合いのこのことわざは、悩みを一蹴してしまうようなパワーを持っています。似たことわざとして「恋は盲目」というキャッチーで面白いフレーズもありますが、「恋は思案の外」は少し風情を感じさせる座右の銘としておすすめです。
不安や不信感に飲み込まれそうになっても、結局のところ恋心は理屈のつかないもの。恋がもたらす幸福感もまた同じように予想の付かないもので、恋愛の面白い一面を感じられる言葉でもあります。
座右の銘にしたいことわざ「愛は小出しにせよ」
恋がなかなか長続きしない…そんな悩みを持っている方には、「愛は小出しにせよ」ということわざがおすすめです。恋の始まりは盛り上がってしまいがちですが、濃い愛情表現は長く続かないものです。
相手への想いはなるべく心の中に貯め、少しずつ伝えるようにすることで、穏やかな愛を持続させることができますよ。結婚生活が始まる新婚さんにもおすすめな、教訓となる座右の銘です。
座右の銘にしたいことわざ「魚は海にいくらでもいる」
ことわざにでも頼りたい!と思ってしまうのが、失恋したときではないでしょうか。恋が実らず苦しいときには、思わずくすりと笑ってしまうような面白い座右の銘がおすすめです。
読んで字のごとく、異性ならほかに山ほどいるということわざは、凝り固まった頭をほぐしてくれそうですね。魚を取り逃がしてしまったときには、少し止まって海全体を眺めることで、前向きになれるかもしれません。
座右の銘におすすめのことわざ|仕事
一日の多くの時間を費やす仕事では、自分を鼓舞してくれる座右の銘がおすすめです。なんとなく気合が入らない週明け、失敗してしまった日、選択を迫られたときなど、あらゆるシーンの助けとなりますよ。
面接で公言しても恥ずかしくないことわざばかり集めましたので、就活中の方も参考にしてみてくださいね。
座右の銘にしたいことわざ「知らずば人に問え」
仕事に意気込めば意気込むほど、プライドが邪魔をして恥をさらせないものです。とくに面接時や新入社員におすすめなのが、「知らずば人に問え」ということわざ。知らない、分からないことがあったときは知ったかぶりをせず、人に聞くようにしましょうという意味合いとなります。
聞くことは勇気のいることでもありますが、なるべく早い段階で確認を済ませておくことで、それ以降がぐっと楽になるはず。慣れない仕事を始めたときには、座右の銘として心得ておきたいですね。
座右の銘にしたいことわざ「打たぬ鐘はならぬ」
座右の銘で積極性ややる気をアピールしたいなら、「打たぬ鐘はならぬ」ということわざがおすすめです。実際に挑戦しなければ成功は掴めず、結果は生まれない。まずは打ってみることが肝心だというこの言葉は、仕事への意欲を充分に表現できます。
自分自身に対しての教訓だけでなく、部下への励ましとしてもおすすめ。テンポがよく面白い印象のことわざなので、相手の心に自然と響くはずですよ。
座右の銘にしたいことわざ「瑠璃の光も磨きから」
長く仕事を続けている人、専門的な仕事をしている人におすすめなのが、このことわざ。瑠璃とは宝石の一種ですが、美しさを持続できるのは日々の磨きがあってこそという言葉です。
それなりのキャリアを詰んでいると、つい努力を怠ってしまうということもあるかと思います。実力や経験にあぐらをかいていると途端に瑠璃の輝きは失われますので、このことわざを座右の銘にして、向上心を忘れないように心がけたいものですね。
座右の銘にしたい、おすすめのことわざ特集まとめ
座右の銘におすすめのことわざをご紹介しましたが、心に響くものはありましたか?
言葉の響きが美しいものから、思わず口に出したくなる面白い言葉まで、ことわざの魅力はさまざまです。気に入ったことわざを自分だけのモットーにして、毎日を志高く過ごしてみませんか。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物