すぐにできる家事の時短テクニック集
毎日の生活を維持する上で必要な家事。1人暮らしの方は自分で全ての家事をやらなければなりませんし、家庭のある方も家事の分担や共働きなどの事情もあって、家事をやるのが辛いこともあるでしょう。
そこで今回は、今からでもすぐに生活に取り入れられそうな、気軽な家事の時短テクニックについてご紹介します。
時短のコツは、事前の準備と無駄を省くこと。この記事を参考に、普段の生活の家事を見直し、負担を楽にしてくださいね。
家事の時短方法《料理》
生きていく上で食事は欠かせないものですから、料理は大切な家事といえます。もちろん「外食する」というのも時短になりますが、お金がかかりますし、家庭で料理を担われている方は栄養バランスも気になるところですよね。
そこで取り入れたいのがお惣菜や冷凍食品です。おうちで作った汁ものや、冷凍食品に電子レンジで蒸した野菜などをプラスすれば時短で立派なおうちご飯になります。こういったこともしつつ、生活に自炊を増やす時短になるコツについて見ていきましょう。
テクニック①下ごしらえは1度にやっておく
料理をするとき、毎回野菜やお肉を切っていませんか?包丁を出して、まな板を使って食材を切るというのも面倒。ですから、下ごしらえを1度にやっておくのが家事を時短するのにおすすめです。時間のあるときに食材を切ってすぐ使う分は冷蔵、長持ちさせたいものは冷凍に回してみましょう。
また、まとまった時間がとれないなら、例えば月曜日にほうれん草のおひたしを作るときに使う分だけでなく全てカットしてしまって、使わない分は冷凍保存にまわしましょう。週の後半は家庭のカット野菜を使うのも家事の時短になりますよ。
テクニック②ミールキットなどを活用する
ミールキットを活用するのも家事の時短テクニックの1つ。先ほどご紹介したような、食材の下ごしらえをされた状態で料理を始められますし、献立を考えなくてすむのでとても負担が軽くなります。
サービスによっては国産野菜など、素材自体にもこだわったものもあるので、子育て中の忙しいママも安心ですね。ただ、各ご家庭で好みの味付けも異なりますから、いくつかお試しセットで頼んでみて、ご家族が「美味しい!」と喜んでもらえるようなところを見つけてくださいね。
テクニック③動線を意識した収納
ご家庭内で、料理をするときの動線を意識した収納にするというのも大切です。
よく使う調理器具はすぐに取り出せるところに収納しておく、あるいはコンロ下部分のスペースに油や常温保存OKの調味料を置いておいて、料理中もサッと取り出せるようにするなど、自分の料理中の動きに合わせた収納場所、収納方法にしましょう。
時短になるというのはもちろんですが、スムーズに調理できるようになって、家事ストレスも少し減るはずですよ。
テクニック④ワンプレートにする
料理自体はもちろんのこと、お皿洗いも疲れているときにはやりたくない家事ですよね。そんなときはご家庭での食事をワンプレートにしてみませんか。ご飯をこんもりと丸く盛ったり、おかずが茶色系の場合薬味で彩りをつけたりしておしゃれにすれば、手抜き感もありません。
またそれも面倒なときはおしゃれな使い捨て皿を準備しておいて使う、あるいは大きい使い捨て皿と小さい使い捨て皿を用意して、ご家庭でバイキングごっこにするのもおすすめですよ。
家事の時短方法《掃除》
物で散らかっている、ホコリが目につくと、掃除が不十分だとせっかく仕事を頑張って帰ってきてもお部屋でくつろげません。快適に家庭生活を送るためにも、掃除にこそ時短テクニックを取り入れて、心や時間にゆとりある生活にしたいものです。
ここでは家事のうち掃除の時短テクニックについて3つご紹介します。一見掃除に関係なかったり、面倒そうにも思えたりするかもしれませんが、1つでも取り入れると違うはずですよ。
テクニック①ついで掃除を意識する
トイレや洗面所、キッチンなど、毎日の生活で使うところはついで掃除を意識してみましょう。トイレに行ったついでにササっとお掃除シートでこまめに掃除をしたり、キッチンは使い終わった後にキッチンペーパーで拭き掃除をして水滴を残さないなど、ちょっとしたお掃除ムーブを生活の中に取り入れるのです。
こまめに汚れを除去するので、家事の手抜き感なくメインのお掃除の回数を減らせて時短になります。ご家庭みんなでやれば、かなりきれいをキープできますよ。
テクニック②断捨離する
直接掃除の時短とは関係ないようにも思えますが、断捨離をするというのもおすすめの時短方法です。
というのも拭き掃除でも掃除機をかけるのでも、床に物が置いてあったり、インテリアがごちゃごちゃしていたりすると、「1度物をどかせる→掃除をする」という1ステップが発生し、その分生活の中で掃除の時間が長くなっているのですよ。
ご家庭内で話し合って、一度大規模に断捨離して物を減らし、おうちをすっきりさせてみてくださいね。
テクニック③汚れをつきにくくするのもアリ
掃除を時短したいのなら、始めから汚れを付きにくく準備をするというのもいい方法です。ホコリが溜まりやすいところに静電気防止スプレーをしたり、水回りの部分には水垢防止のコーティングをしたり、お風呂に防カビ剤を使ったりと、後々面倒になりそうな汚れを事前に予防しちゃいましょう。
外からホコリを持ち込まないために、玄関でさっと衣服を払うようにするなど家庭内ルールを決めるのもおすすめ。家事の時短になりますし、気持ちよく生活できるはずですよ。
家事の時短方法《洗濯》
ファッションセンス以前に、清潔で整った身なりというのは男女や世代関係なく社会生活を営んでいく上で必要不可欠。ということは毎回全てをクリーニングに出せるような環境でなければ、家庭での洗濯も大切な家事です。
そこで最後に、洗濯の時短テクニックについてご紹介します。洗濯機の性能に頼る方法もありますが、「本当にその家事の手間は必要なのか?」と見直すことも必要なのですよ。確認していきましょう。
テクニック①すすぎ1回コースを使う
最近の液体用洗剤は、すすぎ1回でOKなものも多くありますよね。ですから洗濯コースをすすぎ1回にして、洗濯時間自体を短くしてしまいましょう。ヒドイ汚れでなければ、充分に落ちるはずです。また上位機種ではスピードコースもありますが、その場合スピードコース対応の洗剤になるので、購入の際には気を付けてくださいね。
タイマー機能を利用して、朝起きたときにはもう干せるような状態にしておくのもよいでしょう。とりあえず洗濯ものを干すという生活の中での家事ルーティーンができ、スムーズに1日を始められますよ。
テクニック②洗濯ものは畳まない
疲れて帰ってきたときに洗濯ものを畳む家事ほど、面倒なものはないですよね。ですから洗濯ものは畳まないようにするのも、時短になります。
普段の生活でよく着るものは、洗濯ものを干したときのハンガーごとかけて収納するようにする、あるいはもうお子さんが大きかったり、大人だけのご家庭なら、それぞれボックスを用意して畳まずに放り込み、自分自身で畳んでもらうというのも1つの手です。
特にハンガーにかけたままの収納は、服自体も見えやすくなるので、朝の準備の時短にもつながるはずです。
テクニック③アイロン不要の洋服をチョイス
アイロンがけも社会生活を送る上で必要な家事ですが、面倒なものです。そこを時短したいのなら、衣類は便利なアイロン不要の洋服を選ぶようにしましょう。
スーツが必須な方は、形状安定のノーアイロンシャツにし、普段の洋服はナイロンやポリエステル、ウールなどの素材のものがよいでしょう。総柄の服は、シワ自体が目立ちにくくなります。
また、いちいちアイロン台を出してアイロンを温めて、という手間を省いて時短するためにも、ハンディスチームアイロンをご家庭で買っておくのもおすすめですよ。
すぐにできる家事の時短テクニックまとめ
今回は、今日からでもできそうな家事の時短テクニックについて、ご紹介しました。
生活や普段の家事の中に小さな家事を組み込んだり、手間になる家事が必要にならないように事前に準備しておいたりする時短方法でしたね。環境を整え、それぞれの考え方を変えることで、もっと家事は簡単に、時短できるはずです。
1人暮らしの方は思い切って、そしてご家族のいる方は家庭でもよく話し合って、ご紹介した時短方法にチャレンジしましょう。
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