【最新】海外のおすすめミステリー小説20選。読めば読むほどハマる名作を集めました

この記事では海外ミステリー小説を古典的名作から最新の話題作までを、長編・短編にわけて20作品を紹介します。さまざまなジャンルの海外ミステリーを集めたので、「読んでみたい!」と思えるような海外作品がきっとあるはず。ぜひ参考にしてくださいね。

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【最新】海外のおすすめミステリー小説20選。読めば読むほどハマる名作を集めました
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tomomy08

ライター

夫と猫一匹と暮らす30代の主婦ライターです。毎日をゆったりと過ごしたいので、家事が楽になる便利雑貨や、時短の家事術を常に取り入れています。生活にゆとりができるような役立つ情報をわかりやすくお届けしていきます。

おすすめ海外ミステリー小説を大紹介!

今回はおすすめの海外ミステリー小説を古典的名作から最新の話題作まで、長編・短編にわけて一挙に20作品ご紹介します。

「海外ミステリーは読みにくそう…」という初心者さんも、毎月海外ミステリーの新刊は必ずチェックしているという中級・上級者さんも「読んでみたい!」と思えるような海外作品がきっとあるはず。ぜひ参考にしてくださいね。

海外のおすすめミステリー小説《長編》

エラリー・クイーンの本格古典ミステリー

まず、海外ミステリーの古典的長編小説をおさえておきたいなら『Xの悲劇』でしょう。

アメリカの作家エラリー・クイーンの「悲劇」4部作の1作目で、頭脳明晰でダンディなドルリー・レーンが満員の市電内という密閉空間の中で起きた殺人事件に挑みます。

こちらのシリーズが気に入ったら、ぜひ同作家の「国名シリーズ」にもチャレンジしてみてくださいね。


 

 

女性におすすめしたい名作ミステリー

ミステリーの女王アガサ・クリスティの人気作のうち、特に女性におすすめしたいのがこちらの小説。

新興住宅化の進むイギリスの田舎村に、大女優が引っ越してきたところから連続殺人事件が起こります。

最後まで二転三転してドキドキするのはもちろん、被害者やとある登場人物にちょっとイライラしつつも「こういう人いるよね」と思ってしまうはず。

海外ミステリー初心者でも読みやすい名作です。


 

ほっこりしたい人におすすめな海外ミステリー

こちらは、クリスマスの時期に読みたいほっこりする海外ミステリーです。

主人公の少年・マイロの両親が営む小さなホテルに5人の奇妙な客が泊ったことをきっかけに、ホテルに隠された大きな秘密をマイロと仲良くなった少女が追っていきます。

RPGの要素やファンタジー要素もあるので、お子さんと一緒に読んでも楽しめる海外小説ですよ。


 

コーヒー片手に読みたい日常系ミステリー

本格派の海外ミステリーは手を出し辛いという方には、コージーミステリーがおすすめ。

NYでコーヒーハウスを経営するクレアが、転落死した店員を発見します。警察は事故と判断しますが、納得のいかない彼女は捜査に乗り出し…という小説です。

個性あふれる登場人物に、美味しそうなコーヒーやお菓子の描写が魅力。コーヒーとお気に入りのスイーツを準備して楽しみたい海外ミステリーです。


 

お年寄りたちが大活躍する新作ミステリー

2020年、イギリスで異例の速さで100万部を突破した大人気作品です。引退者用施設で未解決事件の調査を趣味とする「木曜殺人クラブ」。

元警官のメンバーが持ち込んだ捜査ファイルを元に活動していたくせ者ぞろいのお年寄りたちでしたが、施設の経営者の一人が殺されたのをキッカケに真相解明に乗り出します。

普段海外ミステリーを読んでいる方に読んで欲しい新しい名作です。


 

1粒で2度おいしい海外ミステリー

『このミス』などさまざま賞で1位を獲得した海外現代ミステリーの傑作。

1955年パイ屋敷の家政婦の死が小さな村に波紋を起こし、そして次の殺人事件が…という作中作と、それを読んだ現代の編集者を主人公とする本編が、複雑に絡み合い1作で2度謎解きを楽しめる長編作品です。

古典名作ミステリーネタが散りばめられていて、ミステリーオタクも思わず「おぉっ」と感心してしまうはずですよ。


 

殺人が絆をつなぐ?海外サスペンスミステリー

テニスコーチの夫と、不動産仲介業者の妻と子供たち。どこにでもいるようなアメリカの家族ですが、夫婦には趣味:殺人という秘密がありました。

自分たちの殺人は有名な殺人鬼に覆いかぶせていましたが、徐々に歯車が狂っていってしまいます。

明るいホームドラマパートと夫婦の共同作業である殺人パートが絡み合い、ドキドキしながらもテンポよく読める海外長編小説です。


 

異色の北欧ミステリー

海外ミステリーの有名作は大体読んだなら、北欧ミステリーデビューしてみませんか。

海辺の古い屋敷で、凍った女の全裸死体が発見され、被害者と少女時代に親友だった作家のエリカと、ちょっぴり頼りない刑事パトリックが捜査することに。

疎遠になっていた親友の素顔や小さな町の濃い人間模様、衝撃の過去が明かされ哀しい結末にたどりつきます。

ラブコメ要素もあり、とっつきやすい北欧ミステリーですよ。


 

未解決事件を捜査する海外警察ミステリー

北欧ミステリーからもう1つご紹介したいのがこちらの作品。

銃撃後やる気をなくした刑事カールが、体のいい左遷として未解決の重大事件専門の「特捜部Q」を率いることに。

場所は窓もない地下、部下はシリア系の変人しかいないという中で、とりあえず女性議員の失踪事件に着手したところ新事実が見つかり、本気で解決に乗り出します。

海外の警察ものを読みたいならおすすめですよ。


 

全てを裏切られるどんでん返しミステリー

死ぬところをみたいといわれ、主人公のアレックスは見ず知らずの男に監禁されます。

檻に入れられ、衰弱した彼女がなんとか脱出を試みる一方、誘拐に気づき捜査する刑事2人。

ただの誘拐事件かと思いきや、彼女の壮絶な過去が明かされるとともに事件はとんでもない方向に転がっていきます。

読後感かなり重い海外作品なので、気持ちに余裕のあるときに読んでくださいね。


 

 

海外のおすすめミステリー小説《短編》

ミステリー好きなら読むべき海外ミステリー

ミステリー好きなら読んでおきたい、世界最古の推理小説ともいわれる『モルグ街の殺人』を含む6編の短編小説集。

頭脳明晰な探偵デュパンが、パリのアパルトマンの2階で殺された母娘の事件を鮮やかに解き明かします。

その他にも劇的な結末が今なお色褪せない『おまえが犯人だ』、スリルあふれる暗号小説『黄金虫』も収録されており、ポーのミステリー要素を思う存分楽しめる1冊です。


 

 

世界で一番有名な探偵の短編ミステリー

「世界で一番有名な探偵とは?」と問われると、みなさん「ホームズだ」と答えられるはず。

そんなホームズとワトソンコンビが活躍する短編小説集です。

赤毛の男ばかりを集めた奇妙な団体の目的を暴く『赤毛同盟』など、観察眼と理論だったホームズの推理が冴えわたります。

ホラー要素あり、ほんの少し恋愛要素ありと盛りだくさんなおすすめの名作ですよ。


 

ささいな手がかりから始まる海外ミステリー

大学教授がとある11語からなる言葉から推論を展開し、前日に起こった殺人事件を解決してしまう表題作『九マイルは遠すぎる』など、ささいな手がかりや気づきから謎を解く8編が収録された名作です。

ドキドキハラハラはしませんが、知力と洞察力を頼りに事件を解決する姿に惚れ惚れします。

事件現場に行かず、与えられた情報のみで事件を解決する「安楽椅子探偵」好きなら必読です。


 

どれも「ひねり」のきいた短編ミステリー

名前は収録作品の『クリスマス・プレゼント』を表題としていますが、元の原題は「Twisted」で、文字通りひねりのきいた12編が収録されている海外小説です。

未亡人と詐欺師の食えない騙しあいや、スーパーモデルのストーカー撃退方法など、さまざまなシチュエーションの短編が収録されています。

きっとあなたも「騙された!」と12回膝を打つことになるはずですよ。


 

皮肉屋が謎を解く短編連作ミステリー

「事件解決は警察、僕は話をつくるだけ」と言いつつ、偏屈作家の主人公シャンクスが逮捕された作家仲間のために事件を解決したり、逆に犯罪を未然に防いだりする海外短編小説集です。

皮肉屋な主人公が売れっ子作家の妻には気をつかっているところが微笑ましい作品。

お昼休みに、家事の合間にサラッと読めるので、時間のない方にもおすすめですよ。


 

神父が華麗に事件を解決する名作ミステリー

G.K.チェスタトンの人気シリーズ、ブラウン神父の第1作目にあたります。

丸顔でちょっとぼやっとした雰囲気の気のよさそうなブラウン神父が、見た目に似合わぬ鋭い洞察力と勘で、信じられないトリックや隠された謎を鮮やかに解決する短編ミステリーです。

海外ミステリーの中でも古典に属する名作で、面白いのですが翻訳が独特なので、海外小説に慣れてから読むのをおすすめします。


 

読後ゾクゾクする海外ミステリー

夫に離婚を告げられ、頭を殴った妻はどこに凶器を隠したのか?ワイン当ての大博打の行方は?

その他普通の人が持っている狂気や薄気味悪さを描いています。

作者のロアルド・ダールは実は『チャーリーとチョコレート工場』を書いた児童文学作家でもあるのですが、こちらは強烈な風刺や人間の恐ろしさがさく裂した名作です。

読後にすわりの悪さを感じる、イヤミス好きにおすすめしたい海外小説ですよ。


 

いいとこどり?な短編ミステリー

好きな海外作家さんがいない、わからないという方は、こちらのいいとこどりなシリーズでお気に入りを見つけませんか?

作家江戸川乱歩が愛読する珠玉の名作を選出して、短編傑作集としたものの新版です。

こちらのシリーズ5巻を読めば、海外ミステリーの歩みを網羅でき、好みの海外ミステリーを探している人のガイドブックとなってくれるはず。

ぜひこれで海外ミステリーを開拓していってくださいね。


 

古き良き英国の香りがするミステリー

クリスティやセイヤーズと並ぶ女流作家アリンガムの紳士探偵キャンピオンシリーズ第1巻です。

袋小路で不可解な事件が起きる『ボーダーライン』や素っ頓狂な事件の表題作『窓辺の老人』、ユーモラスな『犬の日』など7作品と、著者によるエッセイが収録されています。

スマホやパソコンなど現代技術に疲れたときに、電子機器から離れて没頭したい海外の名作です。


 

あったかいママが謎を解く海外ミステリー

刑事のデイヴィッドは毎週金曜日の夜、妻と一緒にブロンクスに住むママをたずね、ディナーをごちそうになります。

そのときもっぱら話題になるのは捜査中の事件で、いつもママはいくつか質問しただけで、謎を解いてしまう…という安楽椅子探偵ものの名作です。

人生の機微や人間心理をもとに謎を解くさまはミスマープルを彷彿とさせます。解説が作家・法月綸太郎氏なので、ファンの方はぜひ。


 

おすすめ海外ミステリー小説まとめ

今回は海外ミステリーのおすすめ作品を20個ご紹介しました。

昔から愛されている名作から最新の人気作まで、またジャンルとしても探偵ものやサスペンス、警察ものやコージーミステリーなどさまざまなものをご紹介したので、「読んでみたい」と思える小説が1つはあったのではないでしょうか。

ぜひお気に入りの海外ミステリーを見つけて、素敵な読書体験を味わってくださいね。

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