御朱印集めを趣味にしてみない?魅力や初心者でも始めやすい楽しみ方をレクチャー

最近流行の趣味・御朱印集め。日本文化や神様に詳しくないとハードルを感じがちですが、実は簡単に楽しく始められることはご存知でしょうか?この記事では御朱印集めの魅力や具体的な楽しみ方、寺社や御朱印に関するマナーをご紹介します。

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御朱印集めを趣味にしてみない?魅力や初心者でも始めやすい楽しみ方をレクチャー
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hirocchi

ライター

お買い物とものづくりが好きなアラサー女子です。学生時代に英語教育を専攻しており、今でも日々精進しております。経験を生かした記事をご提供します!

御朱印集めを趣味にしてみませんか?

「たまには一人でゆっくり過ごしたい」「のんびり長く続けられる趣味が欲しい」…そんな方に人気の趣味が「御朱印集め」です。

御朱印とは、神社や寺院に参拝した証としてもらえる記録のようなものをいいます。筆や印などで一枚一枚丁寧に紡がれる御朱印を拝受して集めることには、実はさまざまな魅力や楽しみ方があるんです。

今回は初心者でも決してハードルが高くない、実は気軽に始められる趣味:御朱印集めについてもっと詳しくご紹介します!

御朱印集めを趣味にする魅力

御朱印集めを趣味にする魅力

少し前にブームになった御朱印集め、どんなイメージがありますか?「上品でハードルが高そう」「あまり神様を意識したことがなくて…」なんて方も安心。御朱印集めはいつでもどこでも一人でも簡単に始められマイペースに続けられる、とても気軽な趣味なんです。

また、目標や勝ち負けがあるジャンルでもないので心が疲れることもありません。今回はそんな人気の御朱印集めを趣味にする魅力をさらに詳しく5つに分けてピックアップしてお届けします。

 

 

個性的なデザインの御朱印

御朱印集めを趣味にしたい一番の人気ポイントは、たくさんの御朱印が見られることです。皆さんは御朱印のデザインにはどんなイメージがありますか?比較的スタンダードな「黒い筆の字に朱色の印」も洗練されていて素敵ですが、実はさまざまなデザインがあるんです。

青や黄・緑などのカラフルに彩られた御朱印や植物・動物などのスタンプが押されているもの、中には和紙など素材からこだわった御朱印を頂ける寺社も。季節や刀剣の名前など期間限定のものもあるので、定期的に参拝したくなりますね。

 

名所観光と一緒にできる趣味

御朱印集めの趣味が特に向いているのは、旅行や観光・神社仏閣巡りが好きな方々です。日本全国いつもと違うエリアへ足を踏み入れて街並みや自然の豊かさを肌や五感で感じると、心の風通しがよくなりますよね。御朱印集めはそんな旅のついでにマイペースでできる趣味なのが魅力的です。

また、必要なものも初穂料(神様にお納めするお金≒御朱印の代金)の小銭だけで、「集めたい」と思ったらすぐに始められる点でも人気があります。

 

ローコストで長く続けられること

御朱印集めは旅行や観光ついでにできる趣味で、ローコストなことが魅力です。旅を趣味にしていると宿や移動費、ご飯代などにお金がかかりますよね。そんなもっと旅行を楽しむために人気の趣味が御朱印集めです。

御朱印の初穂料相場は300円前後とされており、高くても700円ほどと抑えられています。唯一無二の旅の思い出をもらうにしてはかなりコスパが良いのではないでしょうか?周囲や流行に流される必要がないのも、お金がかかりづらく人気の理由です。

 

寺社の落ち着いた雰囲気

御朱印集めを趣味にすると、落ち着いた気持ちで時間を過ごせるようになります。御朱印をもらえる神社仏閣は歴史を感じられる建造物も多く、凛とした雰囲気を肌で感じられるのが魅力です。

また、御朱印は寺社で用意している紙にいただくこともできますが、御朱印帳に一から手書きもしてもらえます。数分~10分程度の待ち時間がありますが、その間に神社仏閣をじっくり見渡すことでいつもの忙しない雰囲気とはかけ離れた安心感を感じられる点も人気です。

 

見返して思い出せること

御朱印は神社仏閣を訪れ、しっかり参拝した証。趣味で集めた御朱印をお家で見返すことでアルバムのような役割も果たすでしょう。御朱印の人気の理由の一つが、御朱印に神社仏閣ごとの個性が現れること。

寺社の名前や朱印、日付など「これは○○への旅行で△△神社に行った時だ」など、御朱印を頂いた時の思い出を巡らせられます。あなたの手元にある御朱印は世界で一つだけのものです。大切に見返して、丁寧で素敵な趣味コレクションを作りましょう!

 

 

御朱印集めを趣味にする楽しみ方

御朱印集めを趣味にする楽しみ方

御朱印集めを趣味にすることについて、なんとなくイメージできましたか?御朱印は初期費用もほとんどかからず、一人旅や観光・散歩などと同時に楽しめるとても気軽な趣味なので人気です。しかし、それでもなかなか格式高い儀式のようなイメージが抜けないかもしれません。

そんな時は、御朱印集めを趣味にした時の楽しみ方のポイントを押さえると良いでしょう。これから始める人ももう趣味にしている人も、以下の5つを気にすると御朱印集めがもっと楽しくなりますよ!

 

 

手帳・ケースはお気に入りを厳選

御朱印集めをもっと楽しむなら、御朱印帳やケースにこだわりましょう。趣味で使うグッズは自分の好みで可愛いものを選びたいですよね。御朱印を書いてもらえる専用のノートである御朱印帳は、シックな和柄のほか、カラフルで洋風なものやキャラクターのものなど多彩な種類から選べます。

また、御朱印帳をきれいに保管できる「御朱印帳ケース」や、お揃い柄の「お賽銭用ミニ巾着」なども人気です。御朱印集めは長い間続けられる趣味なので、自分が気に入るものを選んでくださいね!

 

一人で過ごすゆったりタイム

御朱印集めをするなら、数や期間にこだわらずマイペースに取り組むのをおすすめします。御朱印集めは旅行や観光のついでにでき、自分が「始めたい」「御朱印を頂きたい」と思ったときに始められるのが人気の趣味である理由の一つです。

また、手先の器用さや体力も不要なので年代や男性・女性問わず長く楽しめます。普段の生活で周囲に気を遣ったり、ライバルと競い合いしたりしてお疲れではないでしょうか?御朱印集めを趣味にして、自分のペースを取り戻しましょう!

 

旅行先や地元の魅力再発見

御朱印集めは、御朱印だけにフォーカスせず旅行や観光のついでに行うのも人気の楽しみ方です。旅行をする方ならほとんどの方は、その土地の名産品を食べたり雰囲気を味わったり、お土産を買ったりすることがありますよね。

御朱印集めも同じで、その土地にある寺社の建物や境内の雰囲気などを味わえる趣味の一つなんです。また、旅行で遠くに行かずとも住んでいる地域の御朱印をいただきに訪れるのも良いかもしれません。寺社は全国にあるので、地元の新しい一面を発見できるでしょう。

 

一期一会の御朱印デザイン

趣味の御朱印集めの楽しみ方として、御朱印そのもののデザインを楽しむ方法もあります。御朱印は寺社ごとに固有のデザインがあり、黒の墨書き+朱肉印のものはもちろん、カラフルなものや中には季節によって色合いなどが違う限定の御朱印を頂けるところも。

また、御朱印は基本的に神職の方々に手書きしてもらえるので、日付が記載されるところも多いです。そのため、その日頂いた御朱印はまさに世界で一つだけの宝物。帰宅してからもじっくりデザインを味わうことで御朱印集めがもっと楽しめます。

 

日本文化・歴史と一緒に勉強

御朱印集めの趣味をもっと味わえる楽しみ方として、日本の文化や歴史の学び直しをすることも人気です。多くの寺社は長い時代を人々と一緒に乗り越えてきた歴史や、それによる落ち着いた澄んだ風情があります。

ただ素敵な御朱印目的だけでに行くのではなく、「この寺社はどんな神様が祀られているのだろう?」「素敵な建物だけど、どんな構造をしているのだろう?」と少し深く知ろうとすることで、日本古来からの知識を肌で感じ素敵な時間を過ごせますよ。

 

 

御朱印集めを趣味にする時のマナー

御朱印集めを趣味にする時のマナー

御朱印集めそのものは気軽に続けられる趣味です。しかし、寺社に訪れる趣味ですのでマナーについては一層気を使わなければなりません。神社仏閣にはそれぞれ神様が大切に祀られており、穢れのない穏やかな雰囲気が保たれるのは神職の方々や参拝者の気遣いによるものです。

それを壊さないために事前に知識を得て、相手をいっそう尊重した楽しみ方をしましょう。ここでご紹介するのは、御朱印集めで絶対に守るべきマナーです。ぜひ参考にしてください!

 

 

趣味の前に参拝をすること

御朱印集め自体は気軽な趣味ですが、御朱印を拝受する前には必ず拝殿(参拝するための施設)への参拝が必要です。

御朱印集めはスタンプラリーとは異なり、神様・神職の方々を敬う気持ちと作法を大切にすることが何より大切になります。参拝の基本的な方法は以下の通りです。

  1. (神社のみ)鳥居をくぐる際に一礼し、参道のなるべく真ん中以外を歩く
  2. 手水舎で両手を洗い、口をゆすぐ。最後に柄杓の持ち手も洗う
  3. 拝殿前の賽銭箱にお金を入れ、鈴があれば鳴らす
  4. 二礼二拍手一礼(おじぎ2回→手を鳴らす2回→おじぎ1回)

※「二礼二拍手一礼」は平成に入ってから広まった比較的新しい作法と言われているため、ご年配の方や地域によっては別のスタイルが取られている場合もあります。

 

小銭や心に余裕を持つこと

御朱印を頂くときは穏やかな気持ちで、寺社や神職の方々の負担にならない振る舞いを心がけましょう。寺社で御朱印を頂く前に用意しておくべきことは主に2つです。

  1. 初穂料(代金)をお釣りのないぴったりの金額で用意しておくこと(100円玉がおすすめ)
  2. どこに書いてもらうか分かるようにページを開いておき、そのまま渡すこと

余裕を持った小銭や気遣いがあると、混雑している人気の寺社でも比較的スムーズに御朱印集めができますよ。

 

立入可能エリア・時間帯の確認

御朱印集めの趣味をするなら、寺社そのものの下調べがおすすめです。神社仏閣は人気の観光スポットですが、夕方は16時~17時と比較的早く閉まる特徴があります。訪れる前に拝観時間や御朱印をもらえる窓口の位置・時間を確認すると確実に御朱印を頂けるでしょう。

また、気を付けたいのが寺社へのルートや立入可能エリア。山に近く足場が不安だったり、修復工事・行事などで入れないエリア・時間帯があることも考えて余裕ある行動を心がけましょう。

 

自分だけの宝物にすること

御朱印は価値のある証ですが、それを自分以外の人に分け与えるのは絶対に止めましょう。御朱印はあなたが自身がしっかり寺社に足を運び参拝した証です。金銭のやり取りの有無にかかわらず、訪れていない寺社の御朱印を手に入れても意味が無くなってしまいます。

過去には有名な寺社の人気の御朱印がネットで売買されてしまい、配布が中止されてしまった例も。「御朱印集めを趣味にする」ことと「数多く集めること」を区別して、自分だけの大切な御朱印帳を作る趣味がおすすめです。

 

仏壇・神棚などが保管場所

御朱印集めでは寺社でのマナーのほか、御朱印帳そのものも大切に取り扱いましょう。御朱印帳は気軽に入手できますが、普通のノート・メモ帳とは異なるものです。

「徳を積んだ証」なので副葬品として棺桶に入れてもらう風習もあり、御朱印以外の書き物をしたり汚したりしないようにしましょう。人気の保管場所は仏壇の引き出しや神棚。必要になったときにすぐきれいなまま取り出せるように扱えば、きっと良い気分のまま趣味を続けられるでしょう。

 

御朱印集めを趣味にしよう!

今回は御朱印集めを趣味にする魅力や楽しみ方、マナーをご紹介しました。

御朱印は神社仏閣に参拝した思い出を記録できるもの。神社・お寺の澄んだ雰囲気や旅行の思い出、ゆったり過ごした時間などをアルバムのように保存できることが大きな魅力です。

一方でしっかり勉強しておきたいのがマナー。施設や祀られている神様に失礼が無いように知識を身に着け、心身ともに余裕を持った行動を心がけましょう。一人で、かつ幅広い年代が楽しめる御朱印集め。ぜひ楽しんでくださいね!

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