かっこいいラテン語の名言たちをご紹介。今すぐ誰かに伝えたくなる心に響く言葉

ラテン語には歴史や信仰などさまざまな背景がわかる名言がたくさんあります。自分のモチベーションを高めたり、誰かを励ましたいときに使う言葉を探している人はこちらをご覧ください。素敵な言葉をたくさんピックアップして紹介しています!

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かっこいいラテン語の名言たちをご紹介。今すぐ誰かに伝えたくなる心に響く言葉
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たがめかめの

ライター

アラフィフwebライターです。3児の母と派遣社員とトロンボーン…たくさんのわらじを履いています。スタイリッシュな生活にあこがれていますが、実際は程遠い毎日。情報を収集しながら日々勉強の毎日です。

かっこいいラテン語の名言を覚えよう

情熱の国ともいわれるスペインなどで話されるラテン語。熱を帯びた言葉がたくさんあり、なかでも感謝や勝利、祝福というような華やかさや勇壮さを感じさせる言葉がたくさんです。

かっこいいラテン語の名言は、私たち日本人でも心を奮い立たせてくれるものがあります。誰かを応援したいときにメッセージカードに文章を添えたり、発音を学んでかっこいい声援を送ったりするとよいでしょう。

ここでは素敵なラテン語の名言をピックアップして紹介します。

ラテン語の名言《感謝》

ラテン語の名言《感謝》

「ありがとう」という感謝を示す言葉はどんな国にも文化として根付いており、施しを受けた際には周りの人だけではなく神や万物に感謝の言葉を伝えます。

ラテン語でも同様で、感謝を示す名言が多数存在します。感謝を告げたい人に対し、ただありがとうと伝えるだけではなくラテン語の名言を用いてメッセージを添えてはいかがでしょうか。

ありがとうの気持ちがさらに広がるかもしれませんね。感謝を伝えたい場合に使える名言を見ていきましょう。

 

 

手紙の書きだしに使われたラテン語の名言

Si vales valeo(あなたが幸せなら私も幸せ)

日本でいえば、「親愛なる○○様」というような書き出しに使われてきたラテン語のかっこいい名言です。日本で一般的に使われる「感謝」とは意味合いが異なりますが、お互いが幸せであることに感謝するという気持ちが伝わります。

古代ローマ時代に使われてきた言葉であり、あいさつや感謝のしるしとして使われてきました。

今の時代では甘い愛の格言としても使われているようです。恋愛感情抜きにしても、親しい人にこのように言われたら、とてもうれしいですね。

 

家族や伴侶への感謝を伝えるラテン語の名言

Nec possum tecum vivere, nec sine te.(一緒にいることはできないが、君なしでは生きていけない)

禅問答のような言葉ですが、この言葉には「それほどにまで愛している」という感謝や愛情の意味が込められています。

今どきの感覚で言葉にすると「好きすぎて辛い、一緒にいると幸せすぎてもうダメ、だから一緒にいられない」というような意味合いになるでしょうか。

熱烈な愛情を伝える言葉と受け取れますが、家族への感謝を伝えたいときにも用いてみましょう。ちょっと暑苦しい言葉に響いてしまいそうですが、かっこいいラテン語の名言とともに感謝の気持ちはしっかりと伝わるはずです。

 

与えることへの感謝を示すラテン語の名言

Beatius est magis dare quam accipere.(受け取るよりも多く与えることのほうが幸いである)

どんな文化で暮らしていても、人は受け取ることよりも与えることで徳を積んでいきます。

ラテン語のかっこいい名言にもあるように、施しを受けとる以上に与える立場でいられることに感謝をしようという言葉です。

与えるという意味は、広義にわたります。仕事や愛情のほか幅広い施しがそれにあたりますよ。自分は与えられる存在なのかと迷うことはなく、ただそこで笑顔でいてくれるだけで回りの人は救われています。

あなたは与えられる存在として認められていると伝えたいときに使ってください。

 

些細なことにも感謝を伝えるラテン語の名言

quod nimium est, fugito; parvo gaudere memento.(あまりに大きい事を避けなさい。小さい事に喜ぶ事を忘れるな)

日本のことわざを例示すれば「二兎を追うもの一兎をも得ず」というような意味合いになるでしょうか。

大きなことだけに視野が向きがちですが、目の前の些細なことに感謝をしなければ、大きなことをつかむチャンスは失ってしまうというように解釈をしましょう。

どんなことに関しても「ありがとう」「感謝」といった気持ちを忘れなければ、ささやかながらも生活はできます。かっこいいラテン語の名言や格言のなかには、こういった教訓めいた言葉も存在しますよ。

 

生きていることに感謝したいラテン語の名言

Dum spiro, spero(生ある限り希望はある)
古代ローマの詩人テオクリトスと著述家キケロの書簡に登場した名言

今生きていることに感謝すべき言葉ですね。「生ある限り希望がある」という言葉は、落ち込んでいる誰かを励ますこともできるかっこいい格言です。

生きているときは山あり谷ありで、絶望してしまうこともあるでしょう。しかし雨も必ずやみます。雲の晴れ間から必ず光はさしてくるので、あきらめずにいてほしいというような意味があるラテン語の名言です。

短い言葉ながらも、重みがある一言ですね。自分自身の心に刻みたい名言ともいえるでしょう。

 

 

ラテン語の名言《勝利》

ラテン語の名言《勝利》

ラテン語のルーツはローマにあり、ここからイタリア語、スペイン語などさまざまな国の言葉が生まれました。古い歴史のなかで長い戦いが続いた時期もあり、ラテン語には勝利にかかわる名言もたくさんあります。

もちろん、今のご時世では勝ち負けにこだわることはありませんが、自分の気持ちを鼓舞させるほか、仲間内での合言葉にするなどラテン語のかっこいい名言を取り入れてみてはいかがでしょうか。

幸運を招く勝利の言葉もたくさんありますよ。

 

 

勝利を導くための学びを説くラテン語の名言

Abeunt studia in mores.(熱心に学ぶ姿勢はやがて習慣として定着する)
帝政ローマ時代最初期の詩人 オウディウスの言葉

学びはいつの時代にも必要であることを説いている、かっこいいラテン語の名言です。戦いに勝つことはもちろん、今の時代では勉学がそれですね。

熱心に学ぶことを怠らなければ、もはやそれは当たり前の世界となります。年齢を重ねても新しい学びの場に突入しても、これまで取り組んできたことと同様熱心に学べるようになるでしょう。

熱心に学ぶ姿勢は、幼いうちからの定着が必要とは言われますが、何歳からでも熱心になればそれでいいのです。考えてみると単純なことですよね。

 

戦いに勝利すべきかっこいいラテン語の名言

vivere est militare.(生きる事は戦う事だ)

まさにその通りの言葉です。ただし、「戦い」といっても、昔のようにがむしゃらに何かをしなければいけないということはありません。

しかし、一日を生きるために何かに立ち向かっている人は少なからず見られます。仕事で戦っている人、病気と闘っている人などを重ねて思い浮かべられるのではないでしょうか。

勝利を迎えるために、サポートをできることなどがあれば支えたいですね。また、自分自身も生きるために何と戦っているか考えてみるといいですね。

 

短い一言ですべてを物語るラテン語の名言

veni, vidi, vici.(来た、見た、勝った)
共和政ローマ末期の政治家カエサルの名言

古代ローマ最大の野心家であるカエサルが、紀元前47年にあったゼラの戦いにおける勝利をローマにいる腹心の友に伝えるために記した手紙の内容です。

たった3つの言葉ですべてを悟ったといわれています。非常時における国家大権の発動ができる独裁官としての歩みを始めたきっかけとなる戦いでの一言です。

勝利を表す言葉ですが、ここまでシンプルながらも時系列の出来事や、その感情が伝わるかっこいい言葉といえるでしょう。

 

努力が勝利への近道と説くラテン語の名言

Gutta cavat lapidem, non vi sed saepe cadendo.(滴は岩に、力によってではなく、何度も落ちることによって、穴をあける)

日本のことわざにある「雨だれ岩を穿つ」と同様ですね。1滴の水は弱いけれど、絶え間なく同じ場所に滴ることで穴をあけます。

努力するが勝ちというラテン語のかっこいい名言です。コツコツと地道に努力をすることで、すべてのことが報われます。投げ出さずに地道に行きましょう。

「地道に努力」という言葉はかっこいい言葉とはいいがたいのですが、勝利への道は遠回りすることも必要です。少しずつ少しずつ前進していくことも大切だと説いています。

 

幸運の女神は誰に微笑むかを問うラテン語の名言

Aspirat primo Fortuna labori.(幸運は私たちの最初の努力に微笑む)

「幸運の女神は誰に微笑むのか?」というような言葉を耳にしたことがあるでしょう。F1カーレースなどで実況者が口にするお決まりのセリフです。

ラテン語では、勝った人に幸運の女神が微笑むのではなく、「初めの努力」であることを示唆しています。

つまり初めから本気で取り組むことで勝敗が決まるという考え方です。弱気にならず、努力することが成功への近道だということを常に心に刻んでおきましょう。かっこいいラテン語の名言です。

 

 

ラテン語の名言《祝福》

ラテン語の名言《祝福》

ラテン語の名言のなかには、祝福の言葉もたくさんあります。かっこいい言葉をさらりと伝えられると一目置かれるかもしれません。

素敵な祝福を意味するラテン語の名言を集めました。好きな人をお祝いするときや、自分の成功をイメージして手帳に書き留めておくなど使い道はさまざまです。

ポジティブでいるための言葉としてもおすすめできるので、ぜひいくつか自分のお気に入りの言葉をチェックしていきましょう。

発音もチェックして口ずさめるようになると、さらに前向きでいられるかもしれません。

 

 

祝福にふさわしいラテン語の名言

Fortes fortuna adiuvat.(幸運は勇者に味方する)

とてもかっこいい一言です。大切な人がチャンピオンになった時には「幸運は勇者に味方する」という言葉を投げかけてください。

それだけで大きな祝福につながります。前向きな言葉で、その人のこれまでの行いがすべて肯定される一言ですよね。

そして、これからも(研鑽し続けることで)幸運は味方し続けるよという意味にも受け取れます。このラテン語の名言は、自分の幸運を引き寄せたい人にも選ばれていますよ。勇気をもって一歩を踏み出すことが大切だと説いています。

 

祝福と感謝を示すラテン語の名言

ave Maria gracia plena.(めでたきかな、慈愛に満ちたマリア)

アヴェ・マリアは言わずと知れた聖母マリアを指しています。祝福を受けたことや祝福に恵まれたことに関して、マリア様に感謝するための言葉です。

うれしいことや信じられないことが起こったときに発する「ジーザス」という言葉に近い表現だと理解するとよいでしょう。

感謝する言葉もセットになっているため、特別な信仰を持たなくても、うれしいときなどに言葉にできるとかっこいいですよ。単純に「gracia plena!(神の恵みに満ちている)」という言葉もラテン語の名言としておすすめです。

 

祝福を意味するラテン語の名言

Benedictus(祝福があるように)
ローマ教皇の歴代の名前

歴代のローマ教皇は「ベネティクトゥス〇世」を名乗る人が多くみられます。今ではすっかり人名として定着している言葉でもありますが、もともとは祝福を祈る言葉として使われてきました。

また、ミサ(カトリック教会で行われる典礼)において、締めくくりに使われる典礼文としても使われています。「神のご加護がありますように」といった意味合いで解釈するとよいでしょう。

かっこいい名言とは一線を画していますが、ローマ教皇の名前にこのような意味があることを知っておくだけでも勉強になります。

 

一言で祝福と成功を祈るかっこいいラテン語の名言

gloria(栄光あれ)

日本でも何らかのタイミングでこの言葉に振れたことがある人が多いことでしょう。ラテン語で「栄光あれ」というかっこいい言葉です。

もともとはキリストをあがめる言葉として使われてきましたが、今では、誰かの成功を祈ることでも使われます。

1950年代から1999年まで販売された日本車の名称としても使われていました。この車は昭和天皇の成婚を記念して名付けられたおめでたい車としても知られています。

日本での背景も調べてみると面白いですね。

 

祝福も愛情も永遠に続くことを願うラテン語の名言

Esto perpetuo(永遠に続きますように)

永遠に続きますようにというラテン語の名言は、結婚式のお祝いメッセージなどでも使える言葉ではないでしょうか。

この短い一言で「祝福も愛情もずっと」という解釈もついてくることが想像できます。とても素敵な言葉ですよね。

最近では、この言葉を指輪の内側に刻印する人が増えています。人とは違う言葉を残しておきたいというカップルにもおすすめできるかっこいい言葉です。

手帳などにも書き留めておくと、自分自身のモチベーションを高める言葉としても使えますよ。

 

かっこいいラテン語の名言まとめ

かっこいいラテン語には歴史に沿った名言がたくさんあります。また信仰などにも深くかかわる言葉がたくさんありました。

ラテン語だけではなく、派生して生まれたイタリア語やスペイン語などを調べていくとさらに素敵な言葉と出会えるかもしれません。

歴史と情熱の国が紡ぎだす言葉をいくつか探してみましょう。

自分のモチベーションにつながる座右の銘を見つけたり、誰かに元気を与える言葉を見つけられたりすると、前向きに過ごせるようになりますよ。

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