たっぷり夏野菜とツナのカレー風味レシピ
まだまだ厳しい暑さが続く夏後半。夏バテ気味で食欲が落ちてしまうこともありますよね。そんな時は鍋ひとつで作れる野菜たっぷりメニューがあると重宝します。
ラタトゥイユ感覚で冷やして食べてもOK。カレー風味にすることで食欲を刺激し、夏バテ気味の体にしっかり栄養補給を!
栄養を摂って夏バテを吹き飛ばそう♪
今回ご紹介するレシピには夏野菜をはじめ、食物繊維豊富な野菜を数種類使います。
食物繊維で腸活をサポート!
真夏の疲れが出てきやすいこの時期は、腸内環境など体のリズムも乱れがち。
つい手軽で食べやすい冷たい麺類などに手が伸びがちですが、食物繊維が豊富な野菜類もしっかり摂ることが大切。
腸内環境を整えることで肌荒れや便秘を防ぎ、健やかな体作りを心がけましょう。
夏野菜でエイジングケア!
なすやパプリカなどの夏野菜には、細胞老化を防ぐ抗酸化作用の高い栄養素が豊富です。真夏は強い紫外線ダメージや猛暑によるストレスなどで細胞老化が進みやすいもの。
食事を通して抗酸化力を高め、体の内側からエイジングケアを狙いましょう。
タンパク質もしっかり補給!
手軽なツナ缶は野菜との相性も抜群。旨味も加わる上、大切なエネルギー源となるたんぱく質を補給します。
夏バテ気味で食欲が落ちてくるとつい不足しがちな食物繊維やたんぱく質は意識してしっかり補給しましょう。
手軽に作れてアレンジ自在なレシピで料理をラクに!
暑い日は料理も億劫になりますが、鍋任せなら簡単。材料を切って煮るだけ、しかも冷やしてもおいしいレシピなら夏バテ気味の時でも食が進むもの。
ご紹介するレシピは、そのまま副菜として食べるのはもちろん、パスタソースにしたり、トーストの具材にしたり、そうめんにのせたりとアレンジ自在。
保存について
冷蔵庫で2~3日保存可能なので多めに作ってストックしておくのもおすすめです。手軽に作れて栄養豊富、アレンジ自在なひと品で、真夏の食事作りも気軽に楽しく!
それでは今月のインナービューティーレシピをご紹介しましょう。
【今月のレシピ】「たっぷり野菜とツナのカレー風味」
完成してすぐの温かい状態で食べるのはもちろん、冷やしてラタトゥイユ感覚で食べてもおいしい、残暑にぴったりのひと品です。
【材料】約4人分
ーAー
- なす 2本
- パプリカまたはピーマン 1個
- ズッキーニ 1本
- 人参 1本
- キャベツ 約100g
- ミニトマト 3~5個
- ツナフレーク 約140g
ーBー
- 水 150ml
- カレー粉 小さじ2(お好みで調整)
- 塩 ひとつまみ
- ローリエの葉(あれば) 2枚
※他にも、玉ねぎ・カボチャ・トマト・オクラ・冬瓜などお好みのお野菜があれば加えてみましょう。野菜の甘みでよりおいしく、栄養価もアップします!
使用するお鍋について
直径約20cm前後が作りやすいのでおすすめです。深めのフライパンでもOK!
【作り方】
- まず野菜を切る。芯・ヘタ・種などを除き、一口サイズほどにざく切りにする。
- フライパンにオリーブオイルをひき、Aの材料を上から順に加え中火でまぜ炒める。
- 全体に油が回ってしんなりしてきたらBを加え弱火にし、ふたをして約15分煮込めば完成!
海を連想させる涼やかなブルーの器やガラスの器に盛り付ければ季節感も楽しめます。あればパセリの粉末やローズマリーの葉などを飾って召し上がれ。
今月も旬食材を使って気軽に作れる簡単レシピで、体の内側から美しく健やかに!
4月からお届けしてきたインナービューティーレシピも今月が最終回となりました。
今までご覧頂いた皆様、ありがとうございました!これまでの連載コラムでお伝えしてきた内容が、少しでも食生活を考え直したり、料理を楽しいと感じる小さなきっかけになったのなら嬉しいです。
これからも旬食材を、食事×美容を、一緒に楽しんでまいりましょう。心身ともに健やかで美しい女性がもっともっと増えますように!
國塩亜矢子
【参考文献】
・「旬の野菜の栄養辞典」(エクスナレッジ)
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(上西一弘)
國塩亜矢子さんの連載一覧
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