家族で暮らす。ミニマリストのお部屋片付けのコツ
お部屋が常に散らかっていると見た目に悪いばかりでなく、行動も制限され家事効率も悪くなりますね。とはいえ家族で暮らしているとどうしても物が増えてしまいがちで片付けにくくなるという現実も。
そこでミニマリスト家族のお部屋をリサーチして、片付け方のコツや断捨離の方法などを探ってみました。団地や賃貸マンション暮らしでも使える方法ですよ。ぜひご覧ください。
【家族暮らし】ミニマリスト的お部屋の管理|リビング編
使う物は使う部屋で収納する
ミニマリスト的家族部屋の片付けのコツの1つめは、使う場所に使う物を置くという効率を考えた収納方法です。片付けが嫌になる大きな要因の1つは面倒臭さ。
人間は面倒なことはおろそかになりがちです。こちらのミニマリストさんは、リビングの引き出しの一段には子供の翌日の着替えやヘアゴムを収納。
子供の物は子供部屋にではなく、家族全員が無駄なく活動できる方法を優先しています。
片付けは習慣化がマスト
ミニマリスト的家族部屋の片付けのコツの2つめは、片付ける時間やタイミングの習慣化。
何事においてもやった方がいいと思うことを即行動できれば暮らしがぐんと向上。とはいえ、分かっていても後回しにしがちなのが人間です。
そこでお部屋の片づけを習慣化。ミニマリストでなくても、寝る前にリビングを片付けるという習慣にすれば自分も家族も毎朝気分爽快です。
習慣化は自分のみならず家族全員で!
自分の物は自分で管理する
ミニマリスト的家族部屋の片付けのコツの3つめは、基本的に家族各人が自分で自分の物を管理するという意識を持つこと。
家族の誰かが自分の持ち物の面倒をみてくれるという気持ちは、自分でやらないから生まれます。また、リビングは家族みんなの公共の部屋という認識も大切。
自分の持ち物を散らかすことで、他の家族がくつろげなくなるという思いを共有することも、ミニマリストを始める第一歩です。
価値観をすり合わせる
ミニマリスト的家族部屋の片付けのコツの4つめは、自分や家族の生活、価値観、性格で持ち物を決めるということ。
「リビングにはこれがあるのが普通だから」「トレンドだから」「頂き物だから」などの様々な理由で自分の生活や価値観、性格と合わない物を置いていることがありがちです。
リビングや共有部屋に置く物は、自分と家族が納得する物を納得する状態で置くことが大切。
片付けは無理のない方法が◎
ミニマリスト的家族部屋の片付けのコツの5つめは、家族各人が無理なく片付けられるリビングにすること。
例えば、よく使う物なのにいちいち脚立を使って出し入れしなくてはならない物はだんだん億劫になって片付けなくなりますよね。
それと同様に子供の物は、子供が片付け易いお部屋や家具でなければ片付けなくなります。
ミニマリストさんも子供の身長や能力に合わせて収納を考えることが大切。
【家族暮らし】ミニマリスト的お部屋の管理|キッチン編
都合に合わせた収納を活用
ミニマリストは「とにかく持ち物を減らす人」という認識は間違い。また、見た目がすっきりした部屋や収納にするというのも違います。
ミニマリストは「物を活かす」「使いやすい」という基準で物を選んだり収納したりする人です。
家族の状況や都合に合った使う物を使いやすい場所に置くのがミニマリスト的キッチンルール。子供に触られたくない物は高いところに片付けています。
定番の位置を決める
収納スペースがコンパクトであれば、ついつい物を詰め込みがちになります。でもミニマリストは使いやすさ優先。
収納にゆとりを持たせて入れる物を決め、そこを定番の席にするのが片付けのコツ。
こちらのキッチンでは夏のみ常備するコーンフレークの収納場所を冬でも確保。
そうすれば、季節が移っても慌てて物を移動したり入れ替えたりする必要がありません。キッチン以外のお部屋でも同じです。
合理的に贅沢をして効率UP
ミニマリストはケチとは違います。ひたすら節約したり、買わないようにしたり、値段の安さで選んだりするわけではありません。
身の回りの物を選ぶ時、自分が1番やりたいことや生活のパフォーマンスを最も向上させる物を選択するというのがミニマリスト的「片付けのコツ」の考え。
こちらのキッチンでは家族みんなが使いやすい、ケユカのゴミ箱を導入してキッチンワークの能率をアップしています。
ゆとりと余白を意識する
ゆとりがないと人はイライラしますよね。ゆとりは気分を上げる大切な要素。
ミニマリスト的「片付けのコツ」では、家族みんながご機嫌に暮らすためにお部屋や収納にもゆとりを取り入れます。
収納する場所があるからと、たくさん物を詰め込み過ぎず、余白を残した収納を心掛けるのがミニマリストです。
物をよけなくても出し入れできるゆとりのあるキッチン収納はキッチンワークが捗り、さらにゆとりを生むでしょう。
多機能アイテムを最大限活かす
団地や賃貸マンションなど、お部屋の間取りの中でキッチンがコンパクトなお家もありますよね。そんな場合、重宝するのが多機能アイテム。
1つのアイテムでいろいろなことができるから少ない収納でも置き場所に困りません。
食器なども兼用できる器を選べば省スペースに収納できます。注意点はアイテムを増やしたら断捨離してアイテム数を抑えること。
ミニマリスト的「片付けのコツ」は、買い足しではなく買い替え。
【家族暮らし】ミニマリスト的お部屋の管理|寝室編
布団生活を始める
家族が一緒に寝る寝室はリビング同様、家族との共有部屋ということになります。
寝室のベッドの上に子供のおもちゃや脱いだ服などが散らかっていませんか。そんな時には布団生活に切り替えるのも「片付けのコツ」の一案。
お部屋からベッドを断捨離して、布団を上げ下ろしする生活にすると強制的に片付けタイムができあがります。
ただし健康上の理由からベッドがいいという方は、ミニマリストを目標にしていても無理をしないで。
プライオリティを意識する
ミニマリストは自分の中のプライオリティを意識します。
何が自分の中で重要か、自分や家族をよりイライラさせることはどっちなのかということを見つめ直すと、どういう収納やインテリアが自分に合っているか見えてきます。
こちらの寝室実例ではティッシュカバーを着けるのをやめて、シンプルな箱のティッシュを購入するように変更したそうです。寝室以外のお部屋でも同じです。
ベース状態を常にキープする
片付けにはエネルギーが必要です。特にまったく片付いていない状態からきれいな状態にするにはモチベーションやパッションが無ければ困難。
でもある程度きれいな状態になったなら車のトップギアと同じように少ない力できれいを保てます。
寝室は成果が分かりやすいのでお片付けの着手にもってこいのお部屋。ミニマリストの家族部屋実例を参考に整理してみるといいですよ。
防災用品は玄関収納がおすすめ
ミニマリストに限らず今はどこのご家庭でも防災用品を備えていると思われます。ただ、防災用品はあればいいというわけではありません。
置き場所も重要です。部屋のどこかにしまい込んでしまって、いざという時に使えないのでは備えておく意味がありません。
玄関は防災用品置き場に最適な場所。こちらの実例では玄関に家族全員分の防災ヘルメットを見つけやすく備えています。
洗練された「美」のある玄関
ミニマリストだからといって、一切の装飾品を持たないという考え方ではありません。装飾品イコール無駄という意識ではないのです。
その物の良さや魅力を一番引き出す活用方法や置き方を考えるのがミニマリスト的「片付けのコツ」。
家族やお客様が家に入る時、気持ちよく迎えたいという気持ちで玄関を整えるといいですよ。
玄関やお部屋に季節の花やオブジェを飾ると暮らしの素敵なアクセントに。
家族みんなが気持ち良く暮らせるミニマルなお部屋
ミニマリストの家族部屋から、片付けのコツや断捨離方法などをご紹介しました。賃貸マンションや団地などで限られた間取りだったり、子供が居たりすると、なかなか理想通りに片付けられないことがありますよね。
ミニマリストにならなくても、ミニマリストの片付け方のコツを学べば、すっきり暮らすいいアイデアがきっと浮かんできますよ。ぜひ、お片付けの参考にしてください。
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