なすを美味しく調理する3つのコツ
なすは油と相性がよく、炒めたり揚げたりするとお弁当に合う美味しい作り置きおかずを作れますが、さらにひと工夫すると絶品に。
お弁当用の作り置きレシピを見ていく前に、調理のコツをチェックして絶品料理を目指しましょう。
水にさらしてあく抜きをする
なすを料理するときは、切り分けたらすぐ水に浸すのがコツ。というのも、なすは空気に触れるとあくが出て、変色したり渋みで味が落ちたりするからです。水を張ったボウルに切ったなすを入れ、10分程度さらしましょう。
ただし、 切ってすぐに炒めたり煮たりするときは、あく抜きをしなくても大丈夫。漬物などの加熱しない作り置きや、切ってからすぐ加熱しない料理のときはあく抜きしましょう。
変色防止&味染みのために切り込みを入れる
なすを煮物料理や揚げ浸し料理にするときは、格子状に切り込みを入れましょう。短時間で簡単に味が染みやすくなり、変色を防いで見た目も綺麗に仕上がるからです。やり方は簡単で、なすのヘタを切り落としたら皮目に格子状の切り込みを入れていきます。
ここで注意したいのが、へたの切り方。なすは先端に行くほどうまみが強くなるので、ヘタの部分を切りすぎないように注意しましょう。
皮はできるだけむかないで調理する
なすを料理するときは、できるだけ皮付きで調理します。なすの皮の周りには栄養がたっぷりと含まれ、皮付きで調理した方が栄養を無駄なく摂取できるからです。
なすの皮の紫色の色素に含まれるのは、ナスニンという成分。抗酸化作用があるポリフェノールの1種で、動脈硬化の予防や肝臓を活性化する働きがあるといわれています。
【冷凍OK】なすを使ったお弁当の作り置きレシピ
ここからは、お弁当におすすめのなすの作り置きレシピを紹介していきます。まずは、冷凍庫で日持ちする料理。
作り置きして冷凍庫で保存すれば、お弁当の準備が時短で簡単に済みます。作り方が簡単な作り置きレシピを集めたので、ぜひ試してみてくださいね。
甘辛な味付けが絶品の人気なすのはさみ焼き
こちらの冷凍できる作り置きは、子供のお弁当におすすめのメイン料理。
鶏ひき肉をなすで挟んだふっくら食感が絶品で、醤油やみりんを使った定番の甘辛い味付けに子供が喜びます。子供が口に入れやすいサイズもポイント。
作り方のコツは、なすを切ったら素早く片栗粉をまぶすこと。簡単に変色を防げて、見た目も綺麗なお弁当の作り置きおかずに。
冷凍庫で日持ちする作り置きですが、冷蔵庫の常備菜にするのもおすすめ。
詳しいレシピはこちら
お弁当も冷凍もOK!人気なすのドライカレー
基本のドライカレーに揚げなすをのせたレシピ。実はお弁当にもおすすめの作り置きです。
というのも、しっかりした味付けで冷めても美味しく、汁気が少なくてお弁当に詰めやすいから。カレーは冷蔵庫で日持ちし、冷凍もできますので、お弁当の時短調理が叶うのも魅力。トッピングのなすも、作り置きして冷凍用保存袋に入れると冷凍できます。
フライパン調理だから作り方も簡単。常備菜にしておうちで食べるのもおすすめです。
詳しいレシピはこちら
お弁当の定番人気なすと春雨のミニ春巻き
お弁当の定番おかずの春巻きを手軽に調理するなら、こちらの作り置きレシピがおすすめ。
揚げる前の状態で冷凍できるので、朝のお弁当の用意が時短になるからです。日持ちする作り置きのため、多めに調理して夕飯の献立に活用するのもよいですね。
食感が絶品の作り置き料理で、なすのおかげで中がとろりとしています。味付けにはオイスターソース・醤油・砂糖・ごま油を使い、コクを出しましょう。
詳しいレシピはこちら
なすとパプリカの簡単さっぱり副菜
こちらの冷凍できる作り置きは、お弁当の彩り副菜にぴったりなレシピ。
なすだけだと地味ですが、パプリカを合わせることで華やかな常備菜になるからです。冷凍庫で日持ちする作り置きなので、お弁当に色味が足りないときにさっと使えて便利。
味付けには酢と醤油を混ぜた合わせ酢を使い、和風のお弁当にはもちろん、洋風や中華にも合うシンプルな絶品料理です。フライパン調理だから作り方も簡単ですよ。
詳しいレシピはこちら
お弁当のお供に人気の簡単なすの甘みそ炒め
なすを使ってどんなシーンでも使える常備菜を調理するなら、こちらの作り置きレシピがおすすめ。
赤だし味噌とみりんのこってりした味付けが絶品で、副菜として単体で食べても、ご飯のお供にしても美味しいからです。日持ちする常備菜なので、お弁当だけでなく、朝食の副菜にもぴったり。冷凍すれば、お弁当作りや献立の用意が時短で済みますね。
作り方のコツは、調味料を予め混ぜておくこと。なすにムラなく味付けできます。
詳しいレシピはこちら
【メインおかず】なすを使ったお弁当の作り置きレシピ
続いて紹介する料理は、お弁当のメインおかずになる作り置きレシピ。白ご飯に合う絶品料理やパンに合う味付けの作り置き、日持ちするヘルシーな常備菜などが登場します。
作り方が簡単なレシピばかりなので、毎日のお弁当に活用してみてくださいね。
簡単で絶品な鶏唐揚げとなすの甘辛梅肉和え
子供のお弁当で定番の唐揚げをなすでアレンジするなら、こちらの作り置きレシピがおすすめ。
なすと作り置きの唐揚げを炒め、梅干しベースの簡単甘辛だれを絡めれば、いつもと違う味付けの絶品おかずに。
前日の夕飯で残った唐揚げでもOKで、リメイクすれば作り方も簡単です。味付けの甘辛だれは、梅干し・醤油・砂糖・みりんなどで作れます。
たれも事前に作り置きしておけば、翌朝はお弁当を時短調理できて便利。
お弁当に人気の鶏むね肉となすの甘酢炒め
なすを使ってお弁当用のヘルシーなメインおかずを調理するなら、こちらの作り置きレシピはいかが?
ヘルシーで高たんぱくな鶏胸肉を使い、酢・醤油・みりんでさっぱりと味付けします。パサつく胸肉に砂糖と塩を揉み込むとプリッとした食感に。ダイエット中の大人だけでなく、子供も満足できる絶品の常備菜です。
作り方は、準備した材料を順番に炒めていくだけ。日持ちする作り置きなので、お弁当や夕飯など複数の献立に使えます。
詳しいレシピはこちら
15分で簡単に作れる人気なすのカレー炒め
こちらの絶品作り置きレシピは、暑い季節のお弁当のメイン料理にぴったり。
お弁当の白ご飯に合うスパイシーな味付けが食欲をそそり、夏バテ予防に役立つ豚肉も入っています。なすとカレーは定番の組み合わせで、材料の相性もぴったりな作り置きです。
作り方は簡単で、なすを乱切りして豚肉と炒めるだけ。日持ちする常備菜として冷蔵庫に入れておくと、暑くて調理する気にならないときに便利です。
詳しいレシピはこちら
パンのお弁当に合う鶏となすの簡単オイル焼き
お弁当の主食をパンにするなら、こちらの絶品作り置きレシピがおすすめ。
鶏もも肉となすに醤油のコクを効かせたオイルが絡み、パンが進む味付けです。和洋折衷な味の作り置きなので、子供でも食べやすくなっています。
見た目がおしゃれな料理ですが、作り方は材料をただ焼くだけ。朝のお弁当作りの負担にならないのが嬉しいですね。
鶏肉は片栗粉や小麦粉を振ってあり、作り置きしてもしっとりとして美味しくいただけます。
詳しいレシピはこちら
なすを巻くだけ簡単な人気のピリ辛豚巻き
なすを使ってお弁当用にちょっと変わった中華風料理を作るなら、こちらの作り置きレシピにしてみませんか?
なすをお肉で巻いたユニークな料理で、豆板醤を使ったピリ辛の絶品味付けはやみつきになります、お弁当に入れるとご飯が進み、日持ちする常備菜としても便利です。
作り方のコツは、肉を巻くときにキツめにすること。なすは焼くと水分が出て張りがなくなるので、しっかり巻いておくと焼き上がりのだぶつきが解消できます。
詳しいレシピはこちら
簡単で美味しい人気なすと鶏肉の回鍋肉風炒め
なすでお弁当用のやみつき系中華料理を作るなら、こちらの作り置きレシピもおすすめ。
定番の回鍋肉をなすと鶏むね肉でアレンジし、オイスターソースや甜麵醬・豆板醬などを使ってご飯が進む味付けにします。
冷めても絶品で、お弁当にぴったりな作り置きです。
調理のコツは、鶏肉をそぎ切りにすること。繊維を断ち切ると、簡単に柔らかく仕上がります。
【副菜】なすを使ったお弁当の作り置きレシピ
なすの作り置きには、お弁当の副菜にぴったりなレシピもあります。作り方が簡単な絶品レシピや日持ちする常備菜を活用し、お弁当作りの負担を軽くしましょう。
お弁当の副菜に便利な簡単なすの香味だれ
こちらの作り置きレシピは、お弁当の箸休めにぴったりな常備菜。
酢・砂糖・醤油の甘酸っぱいたれに大葉・にんにく・生姜を加え、風味豊かなさっぱり味に仕上げます。和食のお弁当にも中華のお弁当にも合う作り置きです。
香味だれの作り方は簡単で、レンジで調理できるから便利。冷蔵庫で日持ちする常備菜なので、お弁当だけでなくおつまみにも活用してみましょう。
詳しいレシピはこちら
野菜を補える簡単なすと夏野菜の焼きびたし
暑い日のお弁当を作り置きレシピで華やかにしたいなら、こちらの常備菜レシピはいかが?
なす・オクラ・パプリカといった旬の色鮮やかな野菜が、お弁当を綺麗に彩ります。白だしを使って旨みのあるさっぱり味に仕上げるので、夏バテのときも食べやすい作り置きです。
作り方は、下処理した野菜をフライパンで焼いてひたすだけ。冷蔵庫で4日ほど日持ちする作り置きなので、お弁当以外の献立にもおすすめです。
詳しいレシピはこちら
人気レンジ調理でなすとベーコンの簡単味噌煮
日持ちする作り置きを時短で調理するなら、こちらの常備菜レシピがぴったり。
火もお鍋も使わずに、電子レンジで気軽に作れます。作り方が簡単で、忙しい朝でも負担なく調理できるのが嬉しいですね。
乱切りにしたなすとベーコンの脂が、味噌と相まって白いご飯が進む味付けです。お弁当に入れて冷めてから食べるときも、十分美味しくいただけますよ。
詳しいレシピはこちら
酸味とコクが人気のなすのバターポン酢炒め
冷蔵庫になすと調味料しかないときは、こちらの作り置きにトライしてみましょう。
なす・バター・ポン酢のみで作る常備菜レシピで、爽やかなポン酢とコクのあるバターで味がちゃんと決まります。シンプルですが、食べごたえもバッチリ。
冷蔵庫で4日ほど日持ちし、長く楽しめるのもポイント。お弁当だけでなく、おつまみにもおすすめしたい作り置きです。
詳しいレシピはこちら
なすを長持ちさせる正しい保存方法
なすがたくさん手に入ったとき、お弁当用の日持ちレシピや常備菜レシピで作り置きしても余ることがあります。そんなときは、上手に保存して長持ちさせましょう。
冷蔵庫と冷凍庫での保存方法やコツをまとめたので、活用してみてくださいね。
冷蔵庫での保存方法とコツ
なすをまるごと保存するときは、以下の手順とコツを踏まえて冷蔵保存しましょう。
【冷蔵庫での保存方法】
- 水気を拭き取る
- ラップで1本ずつ包む
- ジップ付き保存袋に入れて野菜室へ
【冷蔵庫での保存のコツ】
密閉するのは、なすの水分を逃さないようにするためです。ただ、表面に水分がついていると傷む原因になるため、予め水分を拭き取ります。また、なすは暑さに強く寒さに弱い野菜なので、野菜室で保管しましょう。
冷蔵庫での保存期間の目安は1週間程度です。
冷凍庫での保存方法とコツ
なすは次のような方法とコツで冷凍保存できます。
【冷凍庫での保存方法】
- 好みの形にカットする
- 水にさらす
- 水気を拭き取る
- 冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ
【冷凍庫での保存のコツ】
カットして冷凍するのは、凍ったままフライパンや鍋に入れて調理できるようにするためです。ただ、カットすると変色が始まるので、水にさらしてから冷凍します。
冷凍庫での保存期間の目安は1ヶ月程度です。
お弁当を作り置きするときの注意点
お弁当用のおかずを作り置きするときは、次のことに気をつけましょう。これはなすの作り置きだけでなく、他のレシピにもあてはまることです。
【お弁当を作るとき】
- 素手で食材を触らない
- 濃いめの味付けで十分に加熱する
- 保存容器を消毒する
- しっかりと冷ましてから冷蔵庫に入れる
【お弁当に詰めるとき】
- 再加熱&冷ましてからお弁当に詰める
- 水分をしっかりと切る
特に気をつけたいのが調理後。加熱によって殺菌されても、熱いままだと蒸気で水分が発生して傷む原因に。冷蔵庫に入れる前やお弁当に詰める前に、作り置きをしっかりと冷ましましょう。
なすを使った作り置きレシピでお弁当を時短しよう
なすの日持ちレシピや常備菜レシピを活用すれば、お弁当の用意が楽になります。
というのも、なすはお弁当に合う濃い味の料理や油でコクが増す料理にぴったりで、レシピの種類が豊富だからです。作り置きをいくつか用意してローテーションすれば、調理の負担を軽くしながら味の違いも楽しめます。
まずは気になるレシピから試し、ちょっとずつレシピのバリエーションを増やしてみてくださいね。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物