【意味付き】おしゃれな四字熟語まとめ!響きや漢字が美しい&かっこいい言葉一覧

日本にはたくさんの美しい四字熟語があります。中にはおしゃれで華やかなものから、和風で素敵なものなど色々。今回は、言葉の響きが美しい四字熟語を集めました。漢字の並びが綺麗で華やかなもの・かっこよく素敵な響きのものなど、厳選した16個をご紹介。

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【意味付き】おしゃれな四字熟語まとめ!響きや漢字が美しい&かっこいい言葉一覧
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ライター

海沿いの町で夫と子ども達と暮らしながら、英語を使った仕事をしています。映画・キャンプ・海・手作り・本・エクササイズ、色んな事が大好きです。Let’s try anyway!とにかく何でもやってみよう。

綺麗な響きのおしゃれな四字熟語

言葉の響きが美しい四字熟語《綺麗》

最初にご紹介するのは、綺麗な響きのおしゃれな四字熟語。漢字の並びや意味などが華やかな四字熟語を4つピックアップしました。綺麗な響きの四字熟語には、日本の素敵な景色を表現するものがたくさん。言葉の持つ美しい趣を感じとってください。

目をつぶり美しい景色を思い、四字熟語の世界に浸ってみると、華やかな気分になれそうです。

  • 山紫水明(さんしすいめい)
  • 清風明月(せいふうめいげつ)
  • 火樹銀花(かじゅぎんか)
  • 鏡花水月(きょうかすいげつ)

山紫水明(さんしすいめい)

「山紫水明(さんしすいめい)」は、美しい自然の景色を表す四字熟語。

陽の光によって紫色に見える山並みや、澄んだ美しい川の様子です。「山紫水明な場所」や「山紫水明を味わう」と使います。

また、そんな自然の素敵な景色を美しいと感じられる「心」を表現することも。

綺麗な音の流れは、口に出して言いたい美しい響きがありますね。日本の四季の華やかさを表現するのにもぴったりの、おしゃれな四字熟語です。

 

清風明月(せいふうめいげつ)

月が綺麗で美しい夜は、気分が穏やかになります。そんな夜を表した日本風のおしゃれな四字熟語が「清風明月(せいふうめいげつ)」。

「清風」とはすがすがしく爽やかな風、「明月」は明るく澄んだ月を意味しています。

気候が心地よいこの季節。たまにはテレビやスマホをオフにして、綺麗な月を眺めながら素敵な夜を楽しむのもおしゃれですね。

言葉に出して言いたくなる、おしゃれで美しい四字熟語です。

 

火樹銀花(かじゅぎんか)

漢字が華やかで美しいおしゃれな四字熟語「火樹銀花(かじゅぎんか)」。綺麗な夜景や、光り輝く日本の花火の様子を表す言葉です。

「火樹」は灯りによって樹が燃えるように見える様を、「銀花」はきらめく銀白色の光を意味しています。

目を閉じて想像してみると、華やかできらびやかな景色が浮かびあがり、ワクワクしてきませんか?おしゃれで美しい四字熟語は、日本の夏の夜を思わせます。

 

鏡花水月(きょうかすいげつ)

鏡に映る花や、水に映る月の様子を意味する「鏡花水月(きょうかすいげつ)」。目で見えていても手には取れないものを例える際に使われます。

小説や詩などの文学において、味わい深さを表現する際に使われることも。奥ゆかしい日本人ならではの、おしゃれな表現方法です。

手に触れられない儚さを表した、素敵な四字熟語。おしゃれで美しい言葉の響きを、ぜひ言葉に出して楽しんでみてください。

 

漢字や意味がかっこいいおしゃれな四字熟語

言葉の響きが美しい四字熟語《かっこいい》

次にご紹介するのはおしゃれでかっこいい四字熟語。力強い漢字が並んだものが多く、中には初めて聞く四字熟語もあるのではないでしょうか?

今回は、かっこいい人の様子を表す言葉やかっこいい考え方など、4つの四字熟語をピックアップ。かっこよく生きていくための座右の銘にしたいような言葉もあります。

気に入った言葉があれば、書き留めて毎日思い出してみてください。

  • 明鏡止水(めいきょうしすい)
  • 徹頭徹尾(てっとうてつび)
  • 荘厳華麗(そうごんかれい)
  • 疾風勁草(しっぷうけいそう)

 

明鏡止水(めいきょうしすい)

邪念のない澄んで落ち着いた心を表す四字熟語「明鏡止水(めいきょうしすい)」。

「明鏡」とはチリひとつ付いていないピカピカの鏡を、「止水」とは揺れがまったくない止まっている水を意味しています。

剣道の場面でも使われているというこの四字熟語。「明鏡止水の心」や「明鏡止水の境地」という風に使われます。

雑念や偏見にとらわれず平穏に物事を考える心は、忙しい大人にこそ大切なものですね。

 

徹頭徹尾(てっとうてつび)

「徹頭徹尾(てっとうてつび)」は、最初から最後まで一つの考えをブレずに貫くというかっこいい四字熟語。

よく耳にする「首尾一貫(しゅびいっかん)」と同じような意味を持ちます。音の響きからも、ブレない様子がイメージできますね。

あらゆる情報が簡単に手に入る現代は、便利な反面、情報に惑わされ本当の自分の気持ちが揺らいでしまうことも。

自分が決めた道を、徹頭徹尾の精神で貫く強さを持っていたいですね。

 

荘厳華麗(そうごんかれい)

漢字の響きや見た目からもかっこよさが滲み出ている「荘厳華麗(そうごんかれい)」という四字熟語。

威厳ある気高さと、きらびやかな華やかさを兼ね備えていることを意味しています。大人の女性なら憧れてしまう様子は、座右の銘にもぴったり。

人に対して使うほか、自然の景観や芸術の様子を表現するときにも使える言葉です。ほとんど同じ意味を持つ四字熟語として「荘厳美麗(そうごんびれい)」という言葉もあります。

 

疾風勁草(しっぷうけいそう)

トラブルが起こった時にこそ、その人の本当の強さがわかるという意味の「疾風勁草(しっぷうけいそう)」。

もともとは「疾風に勁草を知る」という言葉だったのが略され、四字熟語となったものです。

「勁草」とは風雪にも強い草のこと。激しく強い風が吹いた時に初めて、どの草が一番強いのかがわかるということです。

逆境にも耐える強さを持つ、そんなたくましく美しい女性はいつの時代も素敵ですね。

 

 

前向きな意味を持つおしゃれな四字熟語

言葉の響きが美しい四字熟語《希望》

ここでは前向きな意味を持つおしゃれな四字熟語をご紹介します。

日々のストレスや困難、自然災害など不安なことも多い今の時代。明るい未来を願い、前向きになれる四字熟語を集めました。どの言葉にもさまざまな希望がつまっています。

心に響いた四字熟語があれば、ノートなどに書き留めておくのもよいですね!座右の銘にしたくなる4つの四字熟語を集めました。

  • 一陽来復(いちようらいふく)
  • 重見天日(ちょうけんてんじつ)
  • 勇気凛々(ゆうきりんりん)
  • 四海兄弟(しかいけいてい)

 

 

一陽来復(いちようらいふく)

「一陽来復(いちようらいふく)」とは、困難が長く続いた後には必ずよいことがやってくる、という意味の四字熟語です。

暦の上で春の到来とされる、12月の冬至。昔の日本ではこの日を「一陽来復」と表現し、冬至を境にしてよい運が訪れると考えられてきました。冬至の日に柚子湯に入るのは「一陽来復」の幸運が来る前に、香りが強い柚子で厄払いをする意味があるそう。

今も続く日本の素敵な伝統ですね。

 

重見天日(ちょうけんてんじつ)

今の困難な状況を抜け、再びよい方向へ行くことを意味する「重見天日(ちょうけんてんじつ)」。悩んでいるときにも前向きになれる、希望に満ちた四字熟語です。

「重見」は再び見ること、「天日」は太陽という意味。輝く太陽がまた見られる日を願う気持ちが込められています。

同じような意味の四字熟語で「撥雲見天(はつうんけんてん)」という言葉も。暗い雲が晴れ、太陽の光がさす様子を表しています。

 

勇気凛々(ゆうきりんりん)

「勇気凛々(ゆうきりんりん)」とは勇ましく困難に立ち向かう様子。耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか?

4文字の漢字からも勇敢でりりしい様子がみなぎり、努力したくなる素敵な言葉です。

「勇気」という言葉や「凛々」という響きが心地よいこの言葉。声に出して言ってみると、それだけでパワーがあふれてくる感じがしませんか?

子どもから大人まで、いつも心にとめておきたい、前向きになれる四字熟語です。

 

四海兄弟(しかいけいてい)

最後は、世界中が手を取り合えるようなピースフルな言葉。

「四海兄弟(しかいけいてい)」の四海とは4つの海=世界中を意味しています。世界中がみんな兄弟ということですね。

四海兄弟の気持ちを持つことは、身近な人間関係でも大切。困難なときも周りの人と協力し、手を取り合って努力したくなる素敵な四字熟語です。

世界中が仲よくなったら…なんて考えていると、なんだか華やかで幸せな気分になってきます。

 

可愛い響きのおしゃれな四字熟語

言葉の響きが美しい四字熟語《可愛い》

続いては、可愛い響きのおしゃれな四字熟語をご紹介。

日本女性の生き方を表現するような、おしゃれで素敵な四字熟語を4つ集めました。自分の心にハマるものがあれば、人生の目標や座右の銘とするのもよいでしょう。

あなたの考え方を変え悩みを吹き飛ばし、生きていくのが少しラクになる、そんな言葉を見つけてみてください。おしゃれで可愛い四字熟語をさっそく見ていきましょう。

  • 桜梅桃李(おうばいとうり)
  • 天真爛漫(てんしんらんまん)
  • 洒々落々(しゃしゃらくらく)
  • 黄花晩節(こうかばんせつ)

 

桜梅桃李(おうばいとうり)

「桜梅桃李(おうばいとうり)」とは、漢字のごとく、桜・梅・桃・李(すもも)の花のこと。どれも違った美しさや個性があってよいという意味を表現しています。

日々暮らしていると、つい他人と比べてしまいがち。そんなときにはこの言葉を思い出しましょう。どんな花が咲いても、そこにはその花にしか出せない魅力があります。

漢字の並びも華やかで美しいですね。座右の銘にしたくなるおしゃれな四字熟語です。

 

天真爛漫(てんしんらんまん)

よく耳にする「天真爛漫(てんしんらんまん)」も、響きが可愛いおしゃれな四字熟語。明るくて無邪気な様子を表現しています。

「天真」とは純粋で飾らない様子を、「爛漫」とは咲き乱れる花や光輝くさまを意味する言葉。男女問わず、天真爛漫な人には他人を惹きつける魅力があります。

大人になればなるほど、かっこつけずにありのままの自分を出すのはなかなか難しいもの。天真爛漫な魅力が自然とあふれる人になりたいですね。

 

洒々落々(しゃしゃらくらく)

響きがおしゃれで可愛らしい「洒々落々(しゃしゃらくらく)」。さっぱりとした気質を表す四字熟語です。「さいさいらくらく」と読む場合もあります。

何かとストレスの溜まりやすい現代の日本。地道な努力も大事ですが、時には「洒々落々」のスタイルでやり過ごすことも大切です。

些細なことでイライラしそうな時には「しゃしゃらくらく」と、おしゃれな呪文のように呟いてみましょう。気持ちが軽くなるかもしれませんよ。

 

黄花晩節(こうかばんせつ)

長寿のお祝いにも使われるのが「黄花晩節(こうかばんせつ)」です。極寒の冬でも華やかに花を咲かせる菊を思わせるところから、気高い信念を守って生きる様子や、歳を重ねても健康でいる様子を表現。

背筋を伸ばして元気に生きる、可愛い日本のおばあちゃんが浮かびます。

同じく長寿をお祝いする言葉としては「千秋万歳(せんしゅうばんざい)」が使われることも。

年齢を重ねても凛とした花を咲かせる、おしゃれで黄花晩節な女性になりたいものです。

 

 

人生の座右の銘にしたいおしゃれな四字熟語

人生の座右の銘にしたいおしゃれな四字熟語

ここでは、座右の銘にしたいおしゃれな四字熟語をピックアップ。人生の目標にしたくなる言葉や、綺麗な漢字の四字熟語などをご紹介します。

スマホの待ち受け画面にしたり、手帳に書いたりと、いつも目にとまる場所に置いておくのがおすすめ。座右の銘にぴったりな綺麗でおしゃれな四字熟語をさっそく見てみましょう。

  • 活発婉麗(かっぱつえんれい)
  • 優美高妙(ゆうびこうみょう)
  • 水滴石穿(すいてきせきせん)

 

 

活発婉麗(かっぱつえんれい)

「活発婉麗(かっぱつえんれい)」とは、元気でいきいきとしながらもしなやかで美しい様子を表現した四字熟語。「婉麗」とは、しなやか・しとやかで美しく、落ち着いたさまを意味する言葉です。

活発ではつらつとした中にも女性らしさを忘れない様子は、多くの方が目標としたくなる女性像ではないでしょうか。日々の言葉遣いや所作に気を配り、活発婉麗な人でありたいですね。座右の銘におすすめの四字熟語です。

 

優美高妙(ゆうびこうみょう)

美しく品がありとても優れているさまを表現する「優美高妙(ゆうびこうみょう」)。「優美」には落ち着いて控えめな美しさのような意味があり、「優美なふるまい」「優美な姿勢」などと使われます。

「高妙」とは飛び抜けて優れている様子。日常ではあまり耳にしない言葉ですが、「極めて・この上なく」といったイメージがあります。漢字や音の響きが綺麗な、座右の銘にしたくなる美しい四字熟語です。

 

水滴石穿(すいてきせきせん)

「努力が報われない」とくじけそうなときは、こんな四字熟語を座右の銘にしましょう。「水滴石穿(すいてきせきせん)」の「石穿」とは石に穴があくこと。

水滴もずっと同じところに落ちていれば、いずれは石に穴をあけられるところから、小さな努力でも継続していればいつかは結果が出る、という意味を表しています。

大きな目標に向かって努力している人にぴったりの座右の銘。漢字や音の響きがおしゃれなので、ぜひ口に出して言ってみてください。

 

書き初め&書道におすすめのおしゃれな四字熟語

書き初め&書道におすすめのおしゃれな四字熟語

ここでは書き初めや書道におすすめしたいおしゃれな四字熟語を集めました。書道には文字全体のバランスがよいものや、漢字そのものの形が美しい言葉がおすすめ。

1年の初めに座右の銘を書き初めすれば、その年の目標がはっきりと立てられます。人生のスローガンとなるような四字熟語を書いて、部屋に貼っておくのもよいですね。

  • 夢幻泡影(むげんほうよう)
  • 花鳥風月(かちょうふうげつ)
  • 流星光底(りゅうせいこうてい)

 

夢幻泡影(むげんほうよう)

「夢幻泡影(むげんほうよう)」とは、形がなくとても儚いことを例えた四字熟語。儚い人生などを表現する際に用いられます。「夢」「幻」「泡」「影」が、どれももろくて儚いことが語源。

漢字の並びが綺麗で文字数が比較的少ないため、書き初めや書道におすすめです。当たり前に感じる日常も、失って初めて夢幻泡影だと気づくもの。目につく場所にとめておけば、小さな幸せを大切にしたくなりますね。文字の並びや響きが綺麗な四字熟語です。

 

花鳥風月(かちょうふうげつ)

綺麗で美しい自然のものや風景を意味する「花鳥風月(かちょうふうげつ)」。また、高尚で優雅な趣(おもむき)やものを楽しむことを表現する際にも使われます。

簡単な文字ながら綺麗な印象の漢字を使い、画数も少ないため書き初めや書道にぴったり。「花鳥風月を感じる景色」「花鳥風月を感じる絵画」などの使い方ができます。大きく書いて部屋に貼っておけば、華やかな気分でいられそうですね。

 

流星光底(りゅうせいこうてい)

「流星光底(りゅうせいこうてい)」とは、刀を強く振り下ろした際に一瞬だけ光り輝く様子を、流れ星のきらめきに例えた四字熟語。「一瞬の流れ星の光のように」という意味合いから「流星光底に相手を倒す」などと使われます。

文字の一つひとつは簡単で書きやすいため、書き初めや書道におすすめ。響きも綺麗でかっこいい四字熟語です。この言葉を使ったことわざが「流星光底長蛇を逸す」。「せっかくのチャンスを逃してしまう」という意味で使われます。

 

響きや漢字がおしゃれな四字熟語を活用しよう

響きや漢字がおしゃれな四字熟語をたくさんご紹介しました。座右の銘にしたくなる言葉はありましたか?

海外の人にとって、漢字はとてもおしゃれで魅力的に見えるそう。せっかく日本人に生まれたのなら、美しい四字熟語の世界を存分に楽しみましょう。

四字熟語には、昔から受け継がれてきた日本人の心がつまっています。自分だけのお気に入りを見つけたら、座右の銘としていつも心に置いておきたいですね。

 

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