海に関する言葉をご紹介!
暖かく過ごしやすい春の季節が過ぎ、暑さが増してくると夏が始まったと感じる方も多いのではないでしょうか。夏といえば、綺麗に輝く海。今年は海に関する言葉を知って、新たな一面から海にふれてみませんか?
ここでは、海に関する言葉を特集します。名前によく使われる綺麗な海に関する言葉から、手紙や日常会話で使える四字熟語、最後には海外で使われている海に関する言葉までご紹介します。ぜひ最後までチェックして、海をもっと楽しんでみてください。
海に関する言葉《単語》
まずは海に関する言葉の中でも、漢字一文字で表現できる単語を詳しくご紹介していきます。いろいろなところで目にする単語も、意味までは詳しくわかっていないという方も多いのではないでしょうか。
海に関する言葉の意味を改めて知ると、いつも見ている海の景色がさらに神秘的に見えることも。海に関する言葉、単語一つひとつに込められた意味をぜひ楽しんでみてください。
ロマンティックな海を想像させる「渚」
渚(なぎさ)
波打ちぎわ。なぎさ。
最初にご紹介する「渚(なぎさ)」は『水際、波打ち際』を意味する単語。海に関する言葉と聞いて、すぐにこちらを思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。渚の単語を使った「渚のシンドバッド」「渚にまつわるエトセトラ」などの有名曲も多数あり、とても身近な海に関する言葉ですよね。
波が静かに浜辺に打ち寄せる様子を連想させる渚という単語は、ロマンティックな雰囲気が漂います。夏生まれの子どもにつける名前としても人気です。
綺麗でかっこいいイメージがある「漣」
漣(さざなみ)
①さざなみ。波立つ。②涙を流すさま。
海面に風が吹き、細かく小さな波が立っている様子は、ずっと見ていたくなるほど綺麗ですよね。『細かく立つ波、小さな波』を表した単語「漣(さざなみ)」は、海に関する言葉の中でもよく使用されるもののひとつ。「小波」「細波」と書いて「さざなみ」と読ませることもあるので、覚えておくと便利ですよ。
「漣」は音読みで「レン」と読むことができ、日本の人名用漢字に定められています。子どもの名づけにも使える単語ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
静けさや綺麗な景色を想像させる「凪」
凪(なぎ)
「凪」とは、風がおさまり海面に波の無い状態のことを意味する表現である。
海に関する言葉の中で人気のある単語「凪(なぎ)」。風が吹いていない状態や水面の波が穏やかになっている状態を示しています。日本には中国から伝わった漢字が多いのですが、「凪」は日本で独自に作られた和製漢字。「風」の漢字から派生したとされています。
「朝凪(あさなぎ)」「夕凪(ゆうなぎ)」「油凪(あぶらなぎ)」など、凪を使ったさまざまな熟語もあり、調べていくと面白いですよ。
海に関する言葉《四字熟語》
ここからは海に関する言葉の中でも、海の情景を表す四字熟語をピックアップして解説していきます。普段の生活ではあまり使う機会のない四字熟語ですが、意味を理解して知っておくとさまざまなシーンで役立つことでしょう。
それぞれの四字熟語が表す海の様子をイメージすると、さらに夏に海へ遊びに行くのが楽しくなりそうです。ぜひ好きな海に関する言葉を探してみてください。
綺麗な青が続いている「水天一碧」
水天一碧(すいてんいっぺき)
水と空とが一続きになって、一様に青々としていること。
「水天一碧(すいてんいっぺき)」は『海の色と空の色が続いていて、境目がわからない綺麗な状態』を意味する熟語です。「水天」は文字通り、海と空を意味しているので、覚えやすい四字熟語と言えるでしょう。海に関する言葉の中でもおしゃれな言葉のひとつで、日本酒やお店の名前に使われています。
晴れて風のない穏やかな海で見られる綺麗な景色は、人々の心を魅了します。どこまでも青が続く綺麗な海を見たら、水天一碧の熟語を思い出してくださいね。
日本の綺麗な海岸を意味する「白砂青松」
白砂青松(はくしゃせいしょう)
白い砂と青い松。海岸などの美しい景色をいう語。
読み方の難しい「白砂青松(はくしゃせいしょう)」は、『綺麗な白い砂浜と青々とした松原のある、美しい海岸の景色』を表した四字熟語。普段あまり使わない海に関する言葉ですが、旅行のガイドブックやパンフレットなどで頻繁に使用されています。
日本には海岸沿いに松が植えられた美しい景観地が多数あり、古くからたくさんの人に愛されてきました。福井県にある気比の松原は日本3大松原として知られていて、国の名勝となっています。松の緑と海の青を堪能したい方におすすめです。
日々の生活でも使える「天空海闊」
天空海闊(てんくうかいかつ)
大空と海が広々としていること。転じて、度量が大きく、こだわりのないこと。また、そのさま。
四字熟語「天空海闊(てんくうかいかつ)」は、『空や海がどこまでも広々としている様子』『広々としている空や海のように包容力があること』などの意味があります。「あの人は天空海闊な人だから、みんなから好かれている」「私の長所は天空海闊なところ」というようによく使われる言葉です。
スピーチで話したり、手紙を書いたりするときに自然に使えるととてもおしゃれ。「天空」と「海闊」と語順が逆になった「海闊天空」でも使われることがあるので、覚えておくとよいですよ。
輝く波の様子を意味する「金波銀波」
金波銀波(きんぱぎんぱ)
日の光や月の光によって金色や銀色に美しく輝く波の様子のこと。
光にあたってキラキラと輝く波はとても美しいですよね。そんな海の波の様子を表現するおしゃれな四字熟語が「金波銀波(きんぱぎんぱ)」です。
「金波」は日の光にあたってキラキラと輝く金色の波、「銀波」は月の光によって輝く銀色の波を意味しています。普段なんとなく海に行く際は、波の様子までじっくり観察することは少ないかもしれません。たまには光にあたってキラキラと輝く海をじっくり眺めて、波の動きを鑑賞するのもおしゃれですね。
海に関する言葉《英語》
最後に海外で使われている海に関する言葉をチェックしていきましょう。今回ピックアップするのは、英語とハワイ語の海に関する言葉。かっこいい単語、響きが可愛い熟語など、日本の海に関する言葉とはまた違った魅力のある言葉を取り上げます。
お気に入りの海に関する言葉があったら、ぜひどこかに書き留めてみてくださいね。
知っておくとかっこいい英語
sea creatures
海の生き物
英語の熟語である「sea creatures」は『海の生き物』という意味。普段あまり英語を使わない方でも、ハワイやグアムなどのリゾート地に行くときに覚えておくとよいでしょう。
また、「marine life」という熟語も『海の生き物』『海洋生物』を意味します。こちらはより学術的なニュアンスが強くなりますので、目上の方やビジネスシーンで話すときに使うのがおすすめ。海外でも海に関する言葉が使えると、かっこいいですよね。
幻想的で可愛い響きの英語
marine snow
海雪(かいせつ)ともいう。潜水艇の照明などで暗黒の海中を照らすと、あたかも降雪中のような物体を観察することができる。
次にご紹介する海に関する言葉「marine snow」は、『海の中で上層から下層へ雪のように降る小さな物体』を意味する言葉。潜水艇などで海の底へ潜ると、雪のような白い粒子を観察できると言われています。深海に住む生物の貴重なエサとされていて、海に欠かせないもの。
海の中で雪が降っているような綺麗な光景を見られるのは、とても神秘的。熟語の響きもおしゃれなので、覚えておきたいところです。
海外で名前によく使われる言葉
kai
海
最後にご紹介する海に関する言葉「kai」は、ハワイ語で『海』を意味する単語。日本語と同じ意味を持っているので、とても覚えやすいですよね。ハワイへ遊びに行った際はぜひ活用してみてください。
「kai」は海外では男の子につける名前として定番となっている他、日本でも海が好きな両親が子どもにつける名前として最近人気を集めています。子どもに名前をつける際に海に関する言葉を使いたい場合は、ぜひ候補に加えてみてくださいね。
海に関する言葉を覚えて夏を満喫しよう
この記事では海に関する言葉を多数ご紹介してきましたが、気になる単語や熟語はありましたか?よく知られている単語から、普段あまり使う機会のない熟語までさまざまなものがありましたね。
意味を知ると、さらに魅力的に感じるかっこいい単語や熟語。おしゃれな海に関する言葉をイメージしながら海に遊びに行くと、いつもの景色がさらに素敵に感じるかもしれませんよ。お気に入りの海に関する言葉があったら、普段の生活でぜひ使ってみてくださいね。
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