自分軸を見つける方法をご紹介!
仕事やプライベートを全力で頑張っているのに「つい周囲に流されてしまい、自分がしたいようにできない」と悩んでしまうことはありませんか。
そんな女性は、「自分軸」というものを意識してみることがおすすめです。実は、「自分軸」は既にあなたが持っているものであり、少し視点を変えるだけで簡単に見つけられます。
また、周囲から何かを得たり用意したりしなくても手軽に視野が広がる方法です。今回は、そんな「自分軸」の意味や持っている女性の特徴、自分の内面にある「軸」の見つけ方をご紹介します。
自分軸の意味とは
自分軸を簡単に定義すると、「自分の考え方に自信を持ちそれを基準にして行動すること」です。
この方法をうまく使うことで自分が本当にしたい仕事・人生を選ぶことができ、個性を生かしイキイキと活躍する女性になれます。
自分軸の大きなメリットとしては特別な道具や講座も不要で、また決まった機会などに左右されず、思い立ったらすぐに取り入れられることです。
そんな自分軸のより具体的な意味を、まずは大きく4つに分けてご紹介します。
意味①自己肯定の基準が自身にあること
自分軸を考えた時に最も重要視したいのは、「誰でもない自分自身がどう感じるか」です。「女性らしい女性」を例に挙げましょう。
一般的な「女性らしさ」としての「慎ましやか」「容姿がフェミニン」は周囲の評価が高いかもしれませんが、肝心の本人が「それを維持するのが苦しい」と思ってしまう要素であるなら「自分軸」ではあまり重視されません。
誰でもない自分自身がありのままの自分を評価することで、あらゆるものに埋もれていた「自分軸」が見えてきます。
意味②責任や舵を自分でとること
他人軸で生きることは、「判断の責任を全て他人に明け渡していること」と同じ意味です。もちろん、さほど大切でない事柄であればかなり楽な方法で、自分軸がある人も他人に判断を委ねる場面はあります。
しかし、今後の自分自身の人生にも関わってくるような選択肢を前に慌ててしまったり、後悔の残る結果になってしまっては本末転倒です。人生の転機はいつ訪れるかわかりません。
自分軸を意識したライフスタイルに慣れておき、自信を持った生き方の練習をしておくのがおすすめです。
意味③他人を対等な立場で見ることができること
仕事や恋愛・子育てなどのライフステージ…周囲の人の情報がいち早く得られる昨今では、焦りや嫉妬を感じてしまうこともありますよね。
もちろん、その感情も人間として大切なものです。しかし、自分軸を意識することによって「自分は自分がそう思うからこれを大切にしている」と改めて考えることができます。
自分と共に周囲の人の価値観も大事にしたまま、むやみに持ち上げたり軽視したりすることなく対人関係を築くことができます。
意味④世界を見る目がカラフルになること
同じ世界を見るだけでも、自分軸が定まることでより広い視点で見ることが可能です。
ネガティブな感情の時は余裕がなくなって、普段しないようなミスをしたり何気ない言葉に傷ついたりしますよね。「自分の考え方にはどういった特徴があるか」も自分軸の要素のうちです。
視野が狭まりがちな状況でも自分のことを客観的な視点で捉えるスキルが身につき、対応できるようになります。表面的な何かが変わらずとも前とは明らかに違う、メガネのような役割を果たしてくれるのが自分軸です。
自分軸がぶれない人の特徴
自分軸はこれから身につけるのではなく、すでに全ての女性の中にあるものです。しかし、それを自覚しているかは個人ごとに大きな違いがあります。
そのため、「今まで自分軸について考えたことがなかった」という女性は結構たくさんいるのではないでしょうか。自分軸がはっきりとしている人はそれが「ぶれにくい」という特徴があります。
では、「自分軸がぶれない」と具体的にどういったことが起こるのでしょうか。今回は4つの点についてご紹介します。
特徴①後悔しない選択が上手
自分軸がぶれない人はより後悔のない選択肢を選びやすい傾向があります。
なぜなら自分軸が定まっている女性は「私が本当に求めていること」がはっきりとわかっており、あらゆる選択を一定の価値観を基準に選べるからです。
自分軸がないと感情やその時の状況、他人がどう思うかなどの要素に振り回され、悔いの残るルートに絞ってしまうことがあります。
自分軸の構築は、判断に根拠と責任を持つことで「あれでよかったんだ」と自身を納得させる方法のひとつです。
特徴②自己中心的とは異なる性格
自分軸がぶれない人は「自分ルール」が定まっているとも言えます。しかし、そういった人に苦手なイメージがある人も多いかもしれません。
実は「自分軸がぶれない女性」と「自己中心的な女性」には明確な違いがあり、それは「自分の考えで他人を動かそうとするか」どうかです。
自分軸がある人は周囲の人のそれも尊重し、自信に繋がるような方法をとります。周囲の人を巻き込んで価値を得ることではなく、己の考えに基づいた行動をとることが「私らしい」人生を実現していくということです。
特徴③評価だけに左右されないメンタル
周囲の人との競争によって具体的なメリットが得られる場面は、学生はもちろん仕事でも多いですよね。
昇給や昇進がかかったレースは周囲の人からの評価が必要不可欠で、自分軸の観点はあまり役立たないのではと思ってしまうかもしれません。しかし、ここでも「自分がどうしたいか」という自分軸は存分に活用できます。
自分軸がぶれない女性にとって他人とのレースは結果だけでなく、その過程でいかに自分を磨き自信に繋げていくことも重要です。己にとって必要だったと意味付けることができます。
特徴④尊重してくれる人間関係への洗練
自分軸がぶれやすくなる原因として、周囲の人がその人の軸(他人軸)に巻き込んでくるということがしばしば挙げられます。
自分軸に自信がない人ほど他人からの評価を求めるので、「自分を持っていない人に限ってやたらと押しが強い」という経験もあるでしょう。こういった周囲の人の意識を変えるのはなかなか難しく、あきらめてしまうこともありますよね。
しかし、自分軸をキープすることで、そういった他人から距離をとることが可能です。「自分軸を守る」ことは逃げではありません。
自分軸を見つける方法
自分軸がぶれていない人は己の行動・判断に責任感を持ち、確固たる自信のもと周囲の人とスキルを高め合っている人です。
「きっと自分とは根本的な考え方が違うのだろう」と思ってしまいがちですが、そんな人たちも最初は自分軸を見つけるところからスタートしました。
自分軸を見つけ大事にする生き方は、「自分の個性が押しつぶされている」と知覚している女性をはじめ、「なんとなく生きづらい」と息苦しさを感じているような方にも向いた方法です。
ここでは、そのような自分軸を見つけるための方法を4つご紹介します。
見つけ方①リラックスしていない自分も認める
まず、いまここにいる自分を丸ごと受け入れましょう。ここでいう「あるがままの自分」は、脱力したリラックス状態の己にのみ重点を置くということとは異なるものです。
そういったリラックス時の自分に加え「肩に力が入っている自分」や「頑張りすぎてボロボロな自分」にもしっかり価値を与えてあげましょう。
周囲の人の評価から「自分が思う自分の状況」をしっかり切り分けると、どこまでが自分であるのか「自分軸」の外殻がわかってくる方法です。
見つけ方②自分基準による感情の再確認
他人軸で過ごすことに慣れていると、「他の人は不愉快そうだったけど、自分は気にならなかった」などの感情の差異を隠してしまいがちになります。
「私がそう思うのだから、それは尊重されても良い感情だ」と認めるのも自分軸発見のためにおすすめの方法です。自己判断が不安であれば信頼できる人に相談したり、書籍などで似た状況の人を探したりしましょう。
「嬉しいと表現して正解だった」「あのことは怒ってもよかったんだ」と、思い返すことで今後の人間関係にも活かせるでしょう。
見つけ方③自己ブランドの軸を確立
あなたが「こうであるべき」と持っている価値観は、もともと誰のものだったでしょうか。確かにその「べき」へ意味を見出し、活躍している女性も多くいます。
しかし、洋服などと同じようにどんな人にも適用できる価値観ではないことも多いです。他人軸や自分軸は、それぞれオリジナルの個性や味わいを持っています。
自分が自分であることはそれだけで素晴らしいので、他人の考えはその人のオーダーメイドだと思い、自分のそれも楽しく構築する自分軸の見つけ方です。
見つけ方④欲しい「モノ」からのヒント
自分軸は「自分の望みを見つける」ことが基準になります。とはいえ、最初から言葉にするのはなかなか難しいですよね。
また、「欲しいもの」を聞かれると「最新コスメ」などが先に浮かぶかもしれません。しかし、自分軸を見つける時に「欲しいモノ」も貴重なヒントにすることが可能です。
「欲しい理由」を深く考えると、きっと「色がきれいだから」「春らしいから」などときめいたポイントがありますよね。そこから「どういった価値観がベースになっているか」を見つけていくという方法です。
自分軸を見つける方法まとめ
世界が目まぐるしく変わる昨今では、何か不動でしっかりした価値観につかまらないと不安ですよね。実は、全ての人に自分軸という信頼できる価値観がすでにあります。
これまでの人生の中で隠してきた自分軸は視点を変えるだけでその姿を見ることができ、あらゆる女性が「私らしく生きる」ための決定的な方法になり得るのです。
今回ご紹介した方法を参考に、明日からの自分が今日までの自分より色濃く活躍できるよう自分軸を意識してみませんか。
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